Laub🍃

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2012.09.01
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カテゴリ: .1次題
PRRRRR…

親衛隊A「もしもし、親衛隊長!王道転校生が生徒会長にキスをされて生徒会長を殴りました!いかが致しましょう!」
会長親衛隊長「分かりました、すぐ現場に向かいます。取り押さえて粛清の準備を」
親衛隊A「分かりました!」
親衛隊長「頼みましたよ」

ガチャ

カッカッカッ

親衛隊A「隊長!」
親衛隊長「お待たせしました。二人はまだ食堂の中に?」

取り巻きに庇われるからって全く調子に乗って、許せません!」
親衛隊長「そうですね。以後は少々放っておいた方がいいのでしょうか。いや…それでは余計に暴走するかもしれません……考えておかねば……」
親衛隊A「え?」

カッカッカッカッ

生徒会長「ん?」
親衛隊長「まずは一発」

バキッ

生徒会長「ぐあっ…やめっ、やめろ、親衛隊長!」
親衛隊長「親衛隊!何故生徒会長を縛っていないのですか!」

ガッミシッ

親衛隊A「え?えっ、転校生を縛るという話だったのでは…?」

生徒会長「ちょっ、待っ」

ゴスッドカッ

生徒会長「やめっ、やめろ、お前こんな強かったか!?いて、いてて、裏拳は、裏拳はやめろ!」
親衛隊長「生徒会長……許しません…絶対に許しませんよ……」
生徒会長「ちょっと待て、おま、今まで俺に逆らった事一度もなかったろ…!」

生徒会長「はっ、なんだよ、もしかしてお前も転校生のこと・・・ガッ」

バキィィィィィッ

ずぅぅぅぅん…

親衛隊A(重低音)
親衛隊長「……なんだよ、ですって?」
生徒会長「お、おう」
親衛隊長「あなたが!そういう意味で触っていいのは!私だけだからに決まっているでしょう!!!」
生徒会長「は?」
親衛隊長「何がはですか!あなたはいつもいつもそうやって私を振り回すんですから!そういうまっすぐでおばかな所も好きですけど!」
生徒会長「いや、あの」
親衛隊長「でも流石に限度っていうものがあるでしょう!?」
生徒会長「ちょ、待て、俺達別にそういう仲じゃな、」
親衛隊長「そういう仲じゃない転校生にはキスする癖に!いつも一緒で尽くしている私には何もなしなんですか!これだからバ会長は!!!」
生徒会長「バ会長だと!?おま、」

バキィィィッ

生徒会長「ぐっ」
親衛隊長「生意気言ってすみませんでした、って言ってください」
生徒会長「は!?なんでお前にそんなこと言わな、」
親衛隊長「浮気してすみませんでした、って言わないと今日から私は貴方の親衛隊を抜けます!」

王道転校生(置き去り)

生徒会長「えっ、す、すみませんでした…」
親衛隊長「そう!それでいいのです!!!」

腐男子「普段傲慢に反り返ってる癖にズタボロにされても目を白黒させてる会長やばい、親衛隊長しか心から頼る相手居ないから殴られた憎しみよりも許される嬉しさが勝ってる生徒会長可愛い!以上親衛隊長の心の声でした」
親衛隊A「待て、お前そのメモを何に使う気だ」

~HappyEnd~





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最終更新日  2017.03.20 22:27:41
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