Laub🍃

Laub🍃

2016.03.06
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カテゴリ: ●映
平穏→不穏→平穏→殺伐→なんとか脱出、と「人間が怖い」系スリラーと、
死によって救われる系宗教をかけた感じ。

死神になりましょうキャンペーンに近いかも。

個人的には前半の引き延ばし感が強くて、結末に行くまでに待ち疲れてしまったかも。
主人公が不穏さに苛立つ理由がもう少し多かったりとかするとよかったのかも。
それだと主人公が疑念を抱いていっぺん切れた時にもう少し賛同者多かったのかもしれないけど…。

あとは喪った息子を主人公(父親)と母親キャラがどれだけ大事にしていたのかとか、喪った直後どれだけ荒れて絶望したのかとかを見たかった。

ストーリーや展開として何かのはスリラー映画・ホラー映画で見た感じだったから、もう少し捻りがほしかったかな…
嘆きや罪悪感といった人としての大事な倫理観を失って、完全にやばい方向に行ってしまった7年刑務所おじさんとか、仕掛ける側が主人公な話でもよかったかもしれない。




『私達信者は世界中に居る』

のフラグが生きてきたのは良かった。

今回の世界同時多発集団自殺の波で信者が全滅しているとも限らないし、下手するとあのビデオによって更に信者が増えてしまうのかもしれない。

主人公かパートナーが相手を喪った時に、死にたいとか、死が楽への道であるとか考えるのかもしれない。

もし今回の惨劇でどちらかが殺されていたなら、残された方は、善意によって人を殺す側になっていたのかもしれない。





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最終更新日  2018.03.16 16:07:31
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