Laub🍃

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2017.12.14
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カテゴリ: ◎2次裏漫
数百年後の神話

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遅い目覚め










夏の神様の片割れは永い眠りから目を覚ましました。
一番最後に人として眠りに着いた為、起きる事が遅くなったのです。
彼女が目を覚まして初めに見たものは、荒れ果てた大地と、かつて築かれた栄華が壊れていくさまでした。
その根源に彼が居ました。
彼女と対の存在である彼は、彼女を見て少しだけ落ち着きました。

けれど彼をどうにか静かに休ませてあげたいという想いが、力を活かす力となり、その目からは清水が、その指からは彼を鎮める為の岩が放たれました。

そうして
清水とご神体の岩の周りには鎮守の森が出来ました。

二柱の神様は、今日も静かに眠っています。






次>人民の秋
(現人神)





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最終更新日  2018.12.07 15:08:41
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