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2012年06月08日

リフォーム(2)-1 物置の引越し

カテゴリ：その他

今回の小改造リフォーム

ビニトップNW型特長

東洋鋼鈑という会社が製造販売していた「ビニトップ」という鋼板に塩化ビニルを貼り合わせた特殊な鋼板を使っているのが売りの物置があった。

18年ほど前に、3/4坪サイズの、割と大きめでしっかりした構造の物置を購入し、自宅に設置し、ずっと使っていた。
当時は、イナバ物置やヨド物置の次ぐらいに人気のある商品で、安くはないが、錆びにくく、作りもしっかりしていて、気に入って購入した。値段も8万円ぐらいしたと思う。

実際、今もほとんど錆びが出ておらず、ゆがみも少なく、しっかり使える。

ただし、その後、都合で、すぐ近くの家に引越しをしたのだが、そのとき、引越し業者に頼まず、自分で少しずつ荷物を運んだため、物置は、とりあえず前の家に放置される形になった。

今回、重い腰を上げ、物置の引越しをしようと決心し、物置を解体せずに運搬する実績があった業者を見つけ、引越し業者に見積もりを依頼してみた。
しかし、残念ながら、サイズが大きく回りの家の状況から、その業者でも、解体せずに運搬するのは不可能とのこと。
いったん解体して、再度引っ越し先で組み立てるには、専門業者じゃないと無理だろうとのことだ。

樹脂化粧鋼板（ビニトップ） - 東洋鋼鈑株式会社 TOYO KOHAN

東洋鋼鈑のサイトを見てみたら、何と、ビニトップ物置って、とっくの昔に撤退してしまったらしい。道理で、最近ホームセンターで見ないはずだ。

仕方ないので、物置の移設を請け負ってくれる業者を探したが、神奈川県下では、意外に少なく2社ほどしかない。

ただ、どちらも、ビニトップ物置の解体、設置の経験はないとのことで、「詳しい見積もりは現物を見てから」ということに。

そして、結果的には、物置の移設は断念という結論になった。

まず、基本的に、物置としての性能保証というのは5年程度であり、10年以上使った物置は耐用年数は過ぎているので、移設は難しいとのこと。

その前提で、我が家の物置を見てもらったのだが、確かに、思ったより構造はしっかりしているし、古い割に錆も少ないが、一部の構造的なボルトで錆も出ており、たとえボルトを抜くことはできても、再度、組み立てるときに元通りに戻せる自信はないとのこと。
必ず組み立てられるという保証はない前提で、請け負ってもいいが、料金は頂くということになるそうだ。

今回、面と向かって具体的なアドバイスをもらい、古い物置の移設という行為が、一般的に見て、かなり無謀であることが分かった。
最終的には奥さんにも相談し、今回、物置の移設は断念し、今の家の物置は新規で購入する方針に変更する。

ということで、2番目のリフォーム目標であった「物置の引っ越し」は、「物置の購入」に変更し、ただし、優先度は下げて引き続き検討することにする。

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