南包の風呂敷

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柳居子 @ Re:『神々のたそがれ(アレクセイ・ゲルマン)』(06/01)  よく分からない映画を、面白と感得され…
南包 @ Re:周囲が評価は己の評価に非ず(07/19) 柳居子さん >穿った見方では無く、正鵠を…
柳居子 @ 周囲が評価は己の評価に非ず 穿った見方では無く、正鵠を突いていると…
南包 @ Re[1]:●アナ雪 DVD115万枚予約。(07/19) KUMA0504さん コメント有難うございませ…
KUMA0504 @ Re:●アナ雪 DVD115万枚予約。(07/19) 私は観ない作品は一切評価しないことにし…

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南包

南包

2012.07.09
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カテゴリ: 映画


【人生において「ライバル」はいた方がよいのだろうか。それともいない方がよいのだろうか・・・。 TBSテレビで放送され、好評を博した「ライバル伝説・・・光と影」と「スポーツ人間交差点・・・光と影」をテレビ放送時には入りきらなかった未公開シーンを加え、大幅に再構成・再編集。日本のスポーツ史に名を刻んだ選手達。あの時何を思い、いかにしてその後の人生を歩んできたのか。当事者が語る戦いの真実と、積年の思いを、それぞれの視点から描いていく。ナレーション=堤真一】【】内はチラシから。
これらのドキュメンタリーはいずれもTV局の手になるもの。『ライバル伝説 光と影』は[劇場版]と敢えていうのは、劇場で公開するためにTV放送したものを再編集したもの。よくあるパターンだ。
ボクはそもそもドキュメンタリーは劇場ではなくTVでより多くの人に見せるのがよいと考えているので、このように劇場でみることは若干気になるのですね。
民間放送局のドキュメンタリーは、その作り手によほどの思い入れや根性がないと作れないように思う。放送局も営利企業であり現場は相当大変であろう。でも、そういうことの好きな人が作るドキュメンタリーの面白さは格別である。今回の二本も大変面白く見た。
ライバルそれぞれが会うラスト。江川卓と西本聖のそれ、有森裕子と松野明美のそれはまさにドキュメンタリーのドキュメンタリーと言えるもの。互いに憎悪に近い感情を持っていた時期があり、番組とは言え積年の思いを持ちながらの面会。複雑であろう。そして、その思いの嵩の微妙な違いが面会の場面に現れる。江川より西本、有森より松野、その嵩の差をカメラは映像と音声で捕らえる。それが映画(=TV)だ。そして、面会の中でその嵩の差が無くなってゆく。相手のことを態度、表情、言葉で知るからだ。直接会って話すことの大切さが見て取れる。こういう価値が副産物として出てくる。矢張り、面白い。松野よりも嵩の少なかった有森が会って後に嵩が増えてゆく過程も見事に映像は捉えていた。

●『死刑弁護人(齊藤潤一)』
【光市母子殺害事件、オウム真理教事件、和歌山毒カレー事件……数々の重大事件で被告の弁護人を務めてきた安田は“鬼畜”“悪魔”と呼ばれ、社会の嫌悪と批判を一身に浴びてきた。「マスコミは人を傷つけることが多い。特に弱者を」と語る彼はほとんどの取材を拒否しているため、その生き方や心情を知る機会も少ない。本作は、そんな安田に密着、なぜリスクが多い“死刑弁護人”という道を選んだのかを、手がけた事件を追いながら描いていく。また、不動産会社に所得隠しを指示したとして安田自身が逮捕された、通称「安田事件」の真相にせまる部分も見逃せない。多くの問いを投げかけ、見る者の心を揺さぶる、スリリングな97分。ナレーション=山本太郎。】
【】内はチラシから。







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Last updated  2012.07.09 22:40:20
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