女子ボクシング小説 0
ホスト小説 0
全8件 (8件中 1-8件目)
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金曜日の仕事が終わってから、職場の仲間と居酒屋で飲んだくれていたまでは覚えているけど、気がついたら自分の部屋で寝ちまっていた。時計は11時を回っていた。「もう昼か。喉乾いたな」ボクシングジムを休んだことも後悔していた。微かに目が覚めたころ、玄関のチャイムが鳴った。低血圧の俺は、気だるい体とボーッとしたままの頭でドアまで歩いていったが、インターホンで呼び掛けても応答は無かった。ドアの窓から外を覗いても、誰もいない。「ん、帰ったのかな?」ドアを開けたら、小さい箱が置いてあった。箱の中から子猫の鳴き声が聞こえてきた。「捨て猫か・・誰が置いていったんだ?まったく迷惑だな」と、箱を開けた。「う゛えっ!」箱を下に落として、思わず顔を背けた。鳴いていたはずの猫は死んでいた。両目が飛び出ていた。急いで箱のふたを閉めエレベーターで1Fまで降りて、ゴミ捨て場に夢中で投げ捨てた。「はぁ~っ」と、安堵感から思わずため息が出た。「ったく誰だよ!? 悪戯しやがって」と、ゴミ捨て場を後にした。エレベーターの扉が開くと、薄気味悪い老婆(ババア)が立っていた。地の底からこみ上げてくるような声を出して、怒鳴ってきた。「駄目じゃないかっ、可愛い猫を捨てたりしちゃ」「だってアレは死んでたし、だいいち何でそのことを知ってるんだ!? ああーっ、アンタだろう箱(あれ)を置いたのは」「いいから、もう一度拾ってきなさい」と上目使いで睨まれたら、今度はその老婆から逃げるようにゴミ捨て場に戻った。「あれ?」箱の中は空っぽだった。周りを捜してもどこにもいない。そして、エレベーターの中にいた老婆もいなかった。「俺はまだ酔っ払ってんだ。昨日、結構飲んだからな」と自分に言い聞かせて部屋に戻ると、ドアの前に女が立っていた。とても可愛いらしい顔をしていた。ショートヘアがよく似合っていた。ウルウルした大きい目で、こっちを見ている。「どうしたの?」と訊ねると、少し恥ずかしそうな顔をした。「私、前からあなたのことが好きだったんです。いつも気付かれないように、離れたところから見ていました」こんな若くて可愛い子に告白されて悪い気がするわけがない。嬉しいけど、不思議な気分だった。下心を抑えつつ、部屋の中に入ってもらうことにした。缶ビールと缶酎ハイを飲みながら打ち解けた話をしていると、若い男女が体を求め合うのは自然の成り行きだった。彼女の抱き心地はとてもしなやかだった。柔らかい姿態が、俺の体に絡み付いてきた。セックスが終わった後に、彼女を腕枕で抱擁した。俺の脇で佇(たたず)んでいる彼女の顔が、不気味な猫顔に見えた。長い爪と牙が生えていた。もう一度よく確かめてみると、元の可愛い顔に戻っていた。安心したのも束の間、女の呟きが聞こえたような気がした。「一生離れないわよ」俺は呆然としたまま、思った。(この子は、あの猫の化身じゃないのか)しばらく経ったら、横に寝ていたはずの女が猫に変わっていた。俺はそれに気づかず寝ていた。猫が大きな声で鳴き始めた。その瞳が異様な光を放った。呪われたような顔の猫は、牙を出して泣き叫んだ。「ギャオオーッ!!」びっくりして起きた俺は猫に睨まれると、怯えるように壁まで後ずさりした。そして猫は、俺に襲い掛かってきた。そこで目が覚めた俺は、脂汗を流しながら夢だったことに気づいた。女は可愛い顔をして寝ていた。安心した俺は、薄暗い部屋の電気を点けた。すると、女の影は猫のそれに見えた。不気味な感じがしたが、女は起きると料理を作ってくれた。俺は彼女に背を向けながら、寝そべってお笑い番組を見て笑い転げていた。「何で私を見てくれないの?」しかし俺は、そのままテレビを見続けた。何気に振り返ると、女はまな板の上の生きた魚を、包丁で上から勢いよく突き刺した。彼女は包丁を握り締めて、俺を向いて睨みつけていた。「何で私を見てくれないの!?」俺は、ただ愛想笑いを浮かべるしかなかった。「いや、ご免・・なさい・・・」すると彼女は、少しずつ迫ってきた。俺は固唾を呑んで後ずさった。彼女は、壁を背にした俺に対して包丁を振りかざした。刃はこっちを向いていた。俺は恐怖におののき悲鳴を上げた。「助けてくれーっ!!」しかし彼女は、自らの腹を何度も突き刺した。彼女は俺を睨んだまま倒れて息絶えた。死んだ彼女の死体は、なぜか猫の死骸になっていた。その後で、悪酔いと悪夢からやっと目が覚めた。敷布団は、アルコール臭い汗でビッショリ濡れていた。「何だ、やっぱり夢だったのか」翌日、俺は何事も無かったと思い込んで、笑顔でマンションを出た。(実はそのゴミ捨て場には、箱の中に死んだ猫が捨ててあった。夢の中で見たはずのあの猫だが、もちろん彼は気づかない。彼の人生はその後も、この猫に呪われることになろうとは・・・) 完。
2013年08月08日
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世の中には霊感が強い人がいるらしいが、俺も摩訶不思議な夢を見たり体験をしたりしたことがある。その一端を紹介してみよう。 実は人間が知らないところでこの世には魔界が存在し、そこに魔物が潜んでいるのか。表の世界に人間がいるとしたら、それは裏の生き物なのだろうか。 第1鬼・ダークマターと赤い鳥居 この宇宙を支配しているのは、見えない暗黒物質「ダークマター」である。正体は不明で、目に見えない大量の物質が宇宙に存在し、その重力が星や銀河に多大な影響を与えていると言われている。その領域は、宇宙全体の90%に及ぶ。人間界にも同じことが当てはまるのではないか。魂や霊は目に見えない。しかし、この世に何かしらの影響を与えているとすれば、どう解釈すればいいのか。少なくとも現代科学では説明できない。実際それが不可解な現象として、得体の知れない恐ろしさを生み出すことがある。その一例を紹介しよう。羽田空港の脇に赤い大きな鳥居がある。滑走路を延長したり新設したりするたびにそれが邪魔で取り壊そうとした。すると工事担当者が次々と変死したり、事故が起きたり、突風が吹いたりして不測の事態が起きた。その都度、これは何かの崇りでは?と結局は、空港の片隅に移転するにとどまった。 近代的な建物と並ぶ、昭和四年に建てられた鳥居は異様な景色を生み出している。
2013年08月03日
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~第3鬼・ゴミ屋敷~友達の話をしよう。そいつは居酒屋の店長をしていたが、一年前から無職(ニート)になった。本人の話によると、「日々同じことの繰り返しで、ただいたずらに時間を浪費する毎日。それも会社のため。働いた分の対価なんて全然もらえてないし、社長は毎日飲み歩いて、愛人を何人も抱えてる。何のために生きているのか分からなくなってきて、全てが嫌になった。仕事ってただ生活するための金を稼ぐ手段だろ。だったらそんなの必要最小限に抑えればいいじゃないか。それで空いた時間で自分がやりたいことをやる。そのときが一番充実しているし。所詮は人間なんて、立って半畳・寝て一畳さ」その気持ち、俺も分からないじゃないけど。三ヶ月前に、そいつの部屋に一度だけ遊びに行ったことがある。六畳のワンルームは臭いし異様な雰囲気で、食い物やゴミが散乱していて床が見えない状態だった。奴はニートになって人格も変わったのか、普段は居酒屋の部下だった奴から店の食い物や残飯を貰うようになっていた。最近はそれもままならず、いよいよ腹が減ったら部屋中にいるゴキブリやネズミの肉をさばいてフライパンで焼いて食うようになった。実際俺も部屋の中に入っていけず、ただ呆然と玄関から見ていたよ。ちゃんと加熱すれば菌は死ぬし、調味料を使えば結構いけるとか言っていた。それに日本は外国から、食用ねずみを大量に輸入しているって嘯(うそぶ)いていたな。そんな生活だからだんだん痩せて顔色も悪くなってくると、以前の風貌とはだいぶ変わってきた。外で会っても、髪や髭も伸び放題だったし。店長だった頃は結構ナルシストで、女の客や従業員からも人気あるような奴だったんだけど。「もう煩悩から開放されて、達観した」なんて言っていたが、それからゴキブリやねずみに襲われる夢を見るようになったって、悩んでいた。動物や虫にも霊がいて、それらに呪われているのか。闇に生きる彼らの霊は、性質が悪そうだし。そんな奴が突然死んだ。遺体を解剖した結果、完全に死んでいなかったゴキブリが胃や腸に卵を産んで散乱していたらしい。生きたゴキブリが、口の中を徘徊していたんだと。そして腐乱した死体には、蛆虫(うじむし)や色んな寄生虫がうごめいていたんだと。悪夢が正夢になった。いわゆる孤独死ってやつだが、俺もそれからだな、年金や健康保険料を払うようになったのは。 完。
2010年08月17日
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~第7鬼・生きたサンドバッグ~俺は仕事が終わると、ボクシングジムへ向かった。仕事中はコックだが、ジムに入ったらプロボクサーだ。もちろん目標は世界チャンピオン。プロに成り立てで、夢を叶えるために俺は燃えていた。だから誰よりも練習するし、朝のロードワーク(ランニング)も欠かさない。サンドバッグも10Rは叩く。ジムメイト達の練習が終わってからの方が、バッグを叩くのにはいい。一人でひたすら叩けるからだ。先輩が同じバッグを叩き始めたら気を使うし、後輩だと邪魔な感じがする。どちらも自分の練習が出来ない。今は一人だから、心置きなく叩けた。最近パンチ力がついてきたから、音も派手になってきた。「サンドバッグにぃ浮かんでぇ消える~憎いぃあん畜生の、顔を目掛けぇ・・・」なんて歌もあったよな。黒い大きな皮の塊を睨みつけながら、必死で叩いた。1R,2R,そして3Rに突入した。何か異変を感じた俺は突然叩くのを止めた。ジムの中は静かだ。再び叩き始めた。自分の声でもパンチの音でもない、誰かのうめき声がする。それは確かに黒い塊から聞こえてきた。でもそれは空耳というモンだろう。「まッサンドバッグが悲鳴を上げるくらい、俺のパンチは強いってことさ」そう自分に言い聞かせて、ひたすら叩いた。今度はサンドバッグが腫れてきた。と思ったら、そこから血が出てきた。呆然と立ち尽くすと、目の前に立っているのはボクサーの亡霊のように見えた。それがパンチを出してきた。連打をもろに顎(あご)に浴びた俺は、床に尻餅をついた。何が起こったか分からなかった。意識が飛んだ俺だが、上から眩しい光が当っているのが分かった。リングの照明だ。歓声が聞こえてきた。ゴングの音も聞こえてきた。試合が終わっていた。しばらく経って、俺は試合に負けたことを知らされた。3R・逆転KO負け。これは夢かと疑ったが、紛れもない事実だった。俺はこの時だけは、魔界とこの世の区別が分からなくなっていた。 完。
2009年08月30日
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~第6鬼・心の鏡~容姿端麗な女がいた。外を歩いただけで男を惑わす魔性の女。俺なんて口も訊いてくんない。仕事をするわけでもないが、色んな大企業の社長と知り合いで、食事に付き合うだけで百万ぐらいの金をくれるんだとか。宝石やブランドが大好きで、一度袖を通した洋服はどんな高価なものでも二度と着ないそうだ。政財界・芸能界では、その女と食事することが一つのステイタスとなっていた。イベントや映画の試写会があると、セレブとして招待される。その美しさを豪華な装飾品や、ドレスがさらに引き立たせた。どんな女優よりも誇らしげに、堂々として見えた。当然のことながら他の女達からは嫉妬の目で見られたが、そんなことは気にしないしする必要も無かった。さらにその女はたち居振る舞いも華麗で、それがさらに優雅な雰囲気を演出していた。気配りも上手で、男達はその気遣いにも心が癒された。名前は美香という。イタリア製の宝石やインテリアを買い漁っていた時に、ある鏡が女の目に留まった。額には宝石が鏤(ちりば)められていて、鏡に映るその顔をさらに美しく幻想的に見せていた。部屋に戻っても、女は飽きずにその鏡を見て、念じ続けた。自分に見惚れながら、「私は綺麗、誰よりも綺麗。もっと綺麗になれよ私、もっと綺麗になぁれ」すると鏡に映った顔が勝手に動き出した。唇は腫れ、肌は荒れ、頬は膨れ、目は飛び出して、悪魔のような醜い顔に変貌していった。念じ続けた鏡には、心が乗り移っていたのだ。この鏡のタイトルはイタリア語で書いてあった。日本語で「心の鏡」という意味であった。気が狂った女は、シャンデリアの紐で首を吊った。死んだ女の顔は元に戻っていた。 完。
2009年07月23日
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第5鬼・スナックのカウンター俺は酒が好きでよく飲みに行っては、仕事の鬱憤(うっぷん)や憂(う)さを晴らす。部屋(うち)の近くのスナック『念』で飲んでいた時のこと。その店は少し変わっていて、カウンターの奥の壁に無数の釘が刺してあった。その釘は藁(わら)人形を貫いていた。面白くないことがあると釘を金槌(かなづち)で叩きながら、ストレスを発散するんだ。決して褒められた行為ではないが、それがこの店の売りのひとつになっていて、入ってくるなり千円で買った藁人形に嫌いな奴の写真や名前を貼り付け、怨念をぶつけるのが恒例になっていた。「この野郎ッ死にやがれー!!」お決まりの愚行を働いた後、店で知り合った常連達と駄弁(だべ)りながら飲んでいた。一番奥のカウンターに座っていた奴が、さっきから耳を澄ましていたのに気付いた。俺はそいつの隣だったから気になって聞いてみると、カウンターの裏側から何か変な音がするという。でも俺には何も聞こえない。そいつの気色が変わった。「シーッ、みんな静かにしてくれ」店の中でカラオケやドンちゃん騒ぎをしていた奴らが静かになると、確かに何か聞こえてきた。金槌で、小まめに釘を打ち込む時の音に似ていた。カウンターの中にいたママが、その奥の中を覗いても何も見えないらしい。そこの空間には何も置いてなくて、真っ暗闇なんだと。でも音は少しずつ大きくなってきた。静まり返った店内に、その音が響く。まるで心臓に突き刺さるような、嫌な音だ。ママが何気にその闇に左手を伸ばすと、突然悲鳴を上げた。手が何者かに引っ張られていたのだ。「誰か助けてー!!」しかし、ママは自力で踏み止まり事なきを得た。「はぁーっ」安心したのも束の間、ママの左手は肘から先が紫色に変色していた。俺は、カウンターを思い切り蹴飛ばした。それは、自分の中で芽生えた恐怖心を追っ払うためでもあった。「コラーッ誰かいるのか、出て来い!!」すると電気が放電する音がして、地鳴りがしたと思ったら店が大きく揺れだした。棚からボトルやカラオケのモニターTVも落ちて、店の中は大混乱になった。しばらくすると揺れが無くなったから、怖くなって外へ出た。しかし店の外は普段と何も変わらない光景で、人々も普通に歩いていた。あの音は店の中に溜まった怨念の警鐘(けいしょう)で、地震は崇(たた)りであろうか。カウンターの奥に何かがいるとしたら、それは人間の念が生み出したものかもしれない。完。
2009年07月19日
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~第4鬼・もう一人の俺~世の中に多重人格者がいるとしたら、俺もそうじゃないかと思う。飲食店の調理場で客の料理を作っている俺は、コックコートに着替えてエプロンと帽子をつけるまでは普通だが、包丁を持った瞬間に緊張感が走る。それは仕事に対してのものとは明らかに違った。顔は笑顔で10人ぐらいのスタッフと仕事の段取りを確認していてもその裏に潜む、違う俺の意識が目を覚ます。「こいつら全員を刺し殺すには、まず誰から襲えば簡単に済むか」「一人でも出口から逃がしちゃ駄目だ」「向かってくる奴もいるかもしれないけど、その前にやるんだ」「もしやり遂げたらマスコミは騒ぎ立てるに違いないし、世間は大騒ぎするだろう」「例え死刑になっても、こいつら全員の命と俺一人の命を引き換えにするんだからいいんじゃないか」包丁を振り回し、次から次に惨殺していく自分と錯覚したことだってある。ハッと我に返ると膝が震え、心臓の鼓動が激しくなっていた。そんな葛藤の毎日が続いたある日突然、親父が交通事故で死んだ。御通夜が終わってその夜は、親父が入っている棺おけの横で過ごすことにした。親父との色んな思いが駆け巡っているうちに、周りが明るくなってきた。その朝方、金縛りにかかったと思ったら全身が痺れるように震えてきた。そして、影が身体の中から上に抜けて消えていった。身体が軽くなったような気がした。人の気配がしたので横を見たら、足の影が歩いて棺おけの中に消えていった。畳をこするような足音が聞こえたのは確かだ。数日たって職場に復帰したら、もう一人の俺がいなくなっていたことに気付いた。包丁を持っても、自分の中では何も変わらなかった。もう葛藤する必要も無くなった。今にして思えば、親父が引き連れて行ってくれたような気がしてならない。 完。
2009年04月21日
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~第9鬼・笑いの館~ボクシングのデビュー戦から数日、試合で負ける絶望を知った俺は落ち込んでいた。その憂鬱を晴らそうとスナック「念」に来たが、看板が変わっていた。「あれ、店が変わってるじゃねぇか」スナックの名前は「念」から「笑いの館」になっていた。中に入ると店の雰囲気が変わっていた。前は薄暗くて不気味さを演出していたが、今は一変して明るく清潔感を強調していた。壁の色も白で統一してある。カウンターの場所も変わっていた。変わらないのはママだけだった。訊けば除霊の意味で、神社から神主を呼んでお払いをしてもらったと言う。笑いは景気の験担(げんかつ)ぎにもなるらしい。それに他人を恨んでストレスを解消するというのは、人としてどうかとも思うし、確かに笑うということは身体にも精神衛生上にも良いに違いない。それにしてもママや客達は、止め処(とめど)なくよく笑っている。飲めば飲むほど笑い声は大きくなるし、それはもう甲高い奇声に近かった。口元だけでなく、目じりも吊り上がっていた。何かにとりつかれているようにも見える。一人だけ浮いていた俺は辺りを見回すと、神棚があるのに気がついた。お稲荷さんが祭られてあるという。そういえば皆、狐の顔に似ていた。 完。
2009年01月21日
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