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アフターコロニーのオリジナルなテクノロジーとしては、モビルスーツの無人化とパイロット特性を引き出すシステム、及びその関連技術に終始している。
アフターコロニーの世界では、モビルスーツの開発自体が、20年前の開発ベースとなっている機体、トールギスの時点で、パイロットの適正を考慮しないと乗りこなせない性能であったため、量産化された機体が、ダウンスペックされているという状況であった。
なおかつ、世界の統一化という情勢で、モビルスーツの運用が、治安維持を主体としたものだったために、ガンダムの出現までは、開発競争が行われていなかったと思われる。
ガンダムの出現により、モビルスーツの運用も実戦を配慮したものへと移行する中で、モビルスーツをベースとした無人兵器モビルドールの運用が、本格化されることとなる。
モビルドールの運用プログラムは、単調な行動パターンで、エース級のパイロットに通用しないと言う欠点を持ち合わせている。しかし、OZに拘束されたガンダム技術者が、新開発したシールドシステム「プラネイトディフェンサー」とガンダリューム合金を採用したモビルドールを投入することで補っている。
5機のガンダムの開発素体となったウイングゼロに搭載されているゼロシステムは、パイロットの戦闘をサポートするシステムとして、有効なシステムであるが、パイロットの戦闘能力が低い、精神的に不安定であるなどの要因で、システムに翻弄され、一般兵には使いこなせるシステムとは言い難いものがあった。しかし、部隊長の機体に搭載した場合、有効な戦術サポートを行うという評価を受け、モビルドールのコントロールシステムとしても採用されている。
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