発達障がいな息子たちとの日常

発達障がいな息子たちとの日常

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2008.03.14
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テーマ: 癌(3566)
カテゴリ: 悪性リンパ腫の話
先月27日に始まった、父の抗がん剤治療。

18日まで休薬期間です。

高齢と体力を考えて
抗がん剤の量を75%ほどに抑えているためか
副作用はそれほど重くなく
先々週、先週と、外泊許可が下りて
帰宅していましたが、
今週になって

さすがにこの週末の外泊は許可されませんでした。

そして今日は
抜け始めた髪を看護士さんにバリカンで刈ってもらったらしく
サッパリした頭にバンダナを巻いていました。

副作用があまり出ない父に心配なことは
担当の医師との信頼関係が築けていないことです。

もともと、
治療に入る前からこの医師の
無神経な言い方や人をバカにしたような態度が気になっていたのですが
治療についての説明や相談に対する答えなど
ひとつひとつの言動が父の心に突き刺さり


そして先日は
「○○さんは自分で病気を作ってるところがあるようだから、精神的なものを何とかした方がいいんじゃないですか。精神科の先生を紹介しましょうか」
と言われたとのこと。

せ、精神科?!
一体どういうつもり?!


実際に昨日、その先生が病室に訪ねて来られたところ、
ガン病棟で心のケアをしている、カウンセラーだったようなのです。

それならそうと、
担当の医師がきちんと説明してくれればいいものを…

もちろん父にも問題はあるのです。

父は元来、読む、書く、調べる、が大好きで几帳面。
四角四面で融通が利かない頑固者。
人付き合いが嫌いで、人の意見を聞かない人。

だからこのリンパ腫に関しても、
たくさんの書籍や資料を読んで頭でっかちになり、
医師の説明にないことも質問していました。
人付き合いが嫌いなため個室に入院していて
人の集まるロビーなどにも近寄らないために
ヒマと時間を持て余しては
せっせと質問事項や闘病日記を書いています。

そして
まだ治療も始まる前から、
入院から通院に切り替えられるはずだが、と
医師に何度も頼んでいたのです。

おそらくは
こんな患者は医師としては扱いにくいと思います。
きっと疎ましく思っているはずです。
でもだからといって
1クール目の投薬中に通院施設を見学させたり
「精神科に診てもらったら」などと不安をあおるような言葉を投げかけるなんて
あまりに大人げないことだと思うのです。

医師にすれば
何十人、何百人と診てきたうちの1人に過ぎず、
父1人がどう思っていたって関係ないのかもしれません。
父にすれば
「もう高齢だから…」と諦めの言葉を発する反面、
やっぱり生に対しての執着があるからこそ
あれこれと調べては知りたがっているのだと思うのです。

せっかくカウンセラーの先生を紹介されたのだから
思いのたけをぶつけてしまった方がラクになるのに
それもできない厄介な性分です。

なんとか気を病むことなく
治療に専念できるようになってもらいたいものですが。

私の意見にもほとんど耳を貸さない困った頑固者です…





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Last updated  2008.03.14 22:48:04
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まりこ@ ブログを読ませていただいて お母さま・お義母さまが相次いで旅立たれ …
どんどこ母さん @ kazuyorちゃん >認めたくなくて子供に向き合わない親御…
どんどこ母さん @ haruharu318さん >おつかれさまでした。ついこの間、前の…
どんどこ母さん @ Re[1]:学童最後の日(09/29) 温かいメッセージありがとうございます。 …
kazuyo@ よいことだネ すごくいいことだよ。私達家族の救いの神…

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