2006年06月13日
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東京都港区のマンションのエレベーター死亡事故で、メーカーのシンドラー

会見した。保守会社に事故機の点検マニュアルを渡していないことを明らか
にした上で、保守会社との連携不足を陳謝。その一方、自社製品については
「設計や構造に起因する事故は今まで一件もない」と強調した。事故原因と
責任の所在はあいまいなままだ。
         ~日経新聞 2006/06/13 3 面から

●● 東京都港区で起ったマンションのエレベータ死亡事故に関して、
   エレベータの保守に関する新たな側面が浮かび上がってきました。





   事故が起ったマンションでは、エレベーターの管理会社をここ
   3年間、毎年変更していました。

   当初、施行会社であるシンドラーエレベータが保守を行ってい
   ました。
   期間は、該当マンションの建設後6年間に相当します。
   その当時の保守管理費用は年間およそ360万円でした。

   2005年に、シンドラーエレベータから日本電力サービスに保守
   業務委託先を変更。
   そのときの保守管理費用は年間およそ170万円。
   シンドラーの時の半分の数字です。

   2006年には、さらに別の保守企業である、SECエレベータに保守

   そのときの保守管理費用は、年間およそ120万円。
   シンドラーの時の、実に1/3という金額になっています。


   事故発生当時、シンドラー社が発表した
   「14ヶ月当社で保守をしていないエレベータで起きた事故」
   というコメントは、このような保守管理の委託企業先の変更を


   今回の事故は、SECエレベータが保守を開始して2ヶ月後に発生した
   事故になります。


   関係3社は、WEBサイト上に今回の事故に関してコメントを掲載して
   います。


   シンドラーエレベータ http://www.schindler.co.jp/


   日本電力サービス http://www.jeps.jp/


   SECエレベータ http://www.secev.co.jp/


   シンドラーエレベータは、マスコミなどでも度々報道されている
   とおり、保守管理会社の責任が重いという内容のコメントとなって
   います。

   日本電力サービスは、哀悼の意を表しているのみです。

   SECエレベータは、全面的に非を認め、謝罪していますが、
   保守を行って「わずか2ヶ月」という内容の記載があります。


   今回の会見により、シンドラーエレベータから、保守管理会社に、
   点検マニュアルの提示や、講習会の実施など、一切の連携が無かった
   ことが明らかになりました。


   また、入札などにより、エレベータの販売・施行のみでは利益が
   出にくく、保守管理で利益を上げていくというエレベータ製造企業の
   構造も明らかになりました。


   今回の事件は、氷山の一角である危険性が高いといえます。

   事故の大きな原因として、エレベータの保守業務に関する構造的な
   問題が浮き彫りにされてきています。


《関連Webサイト》 財団法人港区住宅公社 シティハイツ竹芝
http://www.minato-smile.or.jp/jutaku/chtakesiba.html





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最終更新日  2006年06月13日 21時24分44秒


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