2007年05月10日
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□□□□□         ~日経新聞 2007/05/10 7 面から
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フランスの次期大統領ニコラ・サルコジ氏(52)が選挙の疲れを癒やす
ためにとった「休暇」が豪華すぎると波紋を広げている。六日夜、パリの

プライベートジェット機で飛び、プール付き豪華ヨットで一晩を過ごした。


●● 先日、仏大統領選で勝利したニコラ・サルコジ氏ですが、早くも
   国民から非難を集めてしまいました。


   ここ数年間、経済発展よりも手厚い社会保障を優先してきたフランス
   は、先進国随一の出生率を誇るなど新しい国づくりを他の国に示して
   来ました。

   しかし、経済発展を二の次にしたために、そのしわ寄せが表面化して
   きています。

   現在の政策のまま進んでいくことを多くの国民が拒んだ結果、改革派
   のサルコジ氏が当選することになったといえます。


   現在フランスでは、週35時間労働制となっています。

   極めて困難になっています。

   これは、ひとりあたりの労働時間を短縮することによって、雇用できる
   労働者数を増やすというワークシェアリング的な考え方と、家庭生活を
   重視した子育て優遇策から制定された政策です。

   この政策は功を奏し、失業率は改善され、出生率は増加しました。



   負担が発生しました。

   ひとりあたりの労働時間が短くなったため、その分を補充する社員を
   雇う必要が生じてきますが、一度社員として雇うと、ほとんど解雇
   できないというジレンマに陥ってしまったのです。

   社員側にしてみると、解雇という危機感が薄くなり、労働時間が短く
   なったことにより、労働生産性が低下してしまいました。

   企業側にしてみると、容易に雇用することが難しくなり、正社員と
   しての雇用を縮小する傾向が進みました。

   その結果が、若年層の失業率が20%超という数字に表れてきています。
   雇用年数の長い若年層を雇用することが難しくなってしまったのです。


   サルコジ氏が訴えたスローガンは、「もっと働き、もっと稼ごう」
   というものでした。

   政策としては、週35時間労働制の緩和や解雇制度の確立などです。


   その結果、80%超という極めて高い投票率の中、既定路線派に
   大差をつけてサルコジ氏が当選したのです。

   国民は、痛みを伴う改革を自ら選択したといえます。

   サルコジ氏の手腕に期待が集まっています。



《関連Webサイト》 France Guide.com
http://www.franceguide.com/








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最終更新日  2007年05月10日 12時10分29秒


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