2008年03月14日
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□□□□□         ~日経新聞 2008/03/14 1 面から
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円相場が12年ぶりに1ドル=100円の大台を突破した。13日の欧州外国為替市場
で一時1ドル=99円77銭まで上昇し、1995年10月以来、12年5カ月ぶりの円高・

ばかりだが、米景気の後退懸念は強く、ドル相場は対ユーロなども含めて全面
安の様相を呈している。同日の東京市場では急速な円高を受けて、日経平均
株価が前日より約427円下落、長期金利は2年7カ月ぶりに1.3%を下回った。
米欧、アジアの株価も一斉に下落している。


●● 世界的な基軸通貨として流通してきた米ドルが危機を迎えています。


   サブプライム問題によって露呈された米経済の歪みが、通貨価値の
   大幅な下落に進展してきました。

   世界の投資家が米国の脆さに気づいてきたのかもしれません。


   米国は、実は巨大な対外債務国家です。

   現在、米国が抱える対外債務は250兆円。
   GDP比で20%まで達しています。




   現在、日本が保有している対外債権は215兆円。
   GDP比40%という巨額の資産を保有しているのです。


   米国は、1985年のプラザ合意以降、日米間の貿易赤字はある程度解消
   できたといえますが、現在は、対中貿易などを中心にで多額の貿易赤字
   を抱えており、対外債務は増加する一方となっています。




   これは、日本のバブル崩壊後の企業のように、金融機関に債権放棄を
   してもらうような形になります。


   たとえば、2001年のアルゼンチン金融危機のように、対外債権を
   デフォルト(債務不履行)するような形になります。

   2001年当時、アルゼンチンは14兆円の対外債権を抱えていました。
   これは、GDP比で50%程度の金額でした。

   政府はこの金額を返済不可能と考え、デフォルトを宣言したの
   です。


   現在の米国は、対外債権250兆円。
   GDP比20%。

   アルゼンチンが金融危機を迎えた状態に近づいているといっても
   過言ではありません。

   今、世界は、巨額の対外債権を抱えた国家の通貨を基軸通貨に据えて
   しまっているのです。


   一方で日本は、国内債務は抱えていますが、対外では完全な黒字国家
   であり、国家的な金融危機からはほど遠い場所にいます。


   世界的に有名な米国の投資家であるジム・ロジャース氏は、米ドルの
   危機を訴えており、既にドル建て資産の売却を進めているそうです。


   現在の米ドル一辺倒の通貨体制は、今後徐々に是正されていくことに
   なるのではないでしょうか。



《関連Webサイト》在日米国大使館
http://tokyo.usembassy.gov/tj-main.html





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最終更新日  2008年03月14日 12時31分42秒


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