2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全7件 (7件中 1-7件目)
1

連続更新!とこっそり頑張っていたけど、あっさり途切れてしまいました。 今日は始業式でした。今年も無事、一人も欠けることなく始業式を迎えることができました。もっとも、一人、絶対今日が始業式だってことを忘れてるな!という欠席者がいましたけど(笑)。彼は二学期の始業式を、「忘れていた」人なのだ! 仲良しの先生の川柳をひとつ♪「『おめでとう』 言うより前に生活指導」 どこかで聞いたような気もしないでもないですが、もう本当にぴったり。「そのヘンテコなアタマ何?」「ボタンとめな」と生徒を威圧してから付け足すように「あ、おめでと」(笑)。おめでとう、と口を開きかけたところで何かしら気がついてしまうんですよねぇ。誤解のないように敢えて書くと、中にはホメている子も勿論いるわけです。新年くらい素直にほめさせておくれよ…。 さて、大幸薬品のまわしもののようにクレベリンSについて語ってまいりましたが、今日はグリコの回し者になっちゃうもんね! 今日は始業式なので、生徒も早く下校し、給食もありません。なので私達はお昼を自分で調達しなくてはなりません。そこで私が今日のおやつに選んだものがコレ!携帯画像なので、感動をお伝えしきれないのが残念ですが、これ、ただのプッチンプリンではないのです!生きてます!あ、直径測るの忘れた(涙)!たぶん16cmくらいはあったと・・・。(ちなみに、下にあるのはA4サイズのノートパソコンです。 お皿とマグカップでいっぱいいっぱい。 狭いところところで無理矢理お昼を食べるお行儀の悪い養護教諭… じゃなくて、お皿の大きさにご注目下さい!)今、期間限定で、Bigプッチンプリン(内容量170g)ではなく、Happyプッチンプリン(内容量400g)が売られているんです♪Happyプッチンプリンは、容器が通常のものよりタテに長くなっているのですが、『プッチン』すると、お皿の上で正しい(?)プリンのカタチに早変わり。でかした、グリコ! なんと緻密な計算でしょうそして最大の見所は、プッチンした瞬間です。『生きてる!?』なんと、プッチンすると、自ら容器からうにゅ~っと出てくるのです。理科を感じます。そして、とっても大きいので、いつもより更にぷるぷるとふるえます。 プッチンプリンをこよなく愛する弟にお年玉であげて、家族みんなで「まさかこの大きさは立たないだろ」と言いつつプッチンしたのですが、見事に立ちました! そして、生きているプリンの感動を今、とにかく誰かと分かち合いたい私…。 というわけで、給食のない今日、お昼ご飯として職場へ持参して、プッチンしてみました♪「理科を感じるから、理科の先生は見なきゃだめ!」とか我ながら訳分からないことをいいながら、みんなで囲んでプッチンしました。 3個買っておいたので、残り2個は、お子さんのいる仲良しの先生へプレゼント。でもこれ、けっして小食ではないねこのあでも、これ1個でおなかいっぱい。お子さまは2,3人いないと食べきれない大きさ。二人で山崩しの用に2方向から食べていくのがよいのではないでしょうか。 プッチンプリン好きにはたまらない逸品。のみならず、特にお好きじゃない方も一見の価値ありです。どうもコンビニにはおいてないようです。どうぞご賞味下さいませ♪
2007.01.09
コメント(1)
![]()
あぶない…危うく連続更新を途切れさせてしまうところでした。 さて今日は何書こう…?書くか、書いちゃうか、ノロウィルス!誰も読みたくないだろ、と思いつつも、いいんだ、書きたいんだもーん。 それにしても自分がこんなにノロウィルスをスキだとは全く気がつきませんでした。 さて、エッちゃんが吐いてしまったとき、クレベリンSともう一つ、いやむしろ、より使ってみたい!とアタマの中で輝いたのが、こちら! サットクリーンです。これ、中身は砂状のサラサラの粒です。何かとゆーと、液体にこれをふりかけると、液体を吸い込んでゼリー状に固める、というもの。量にも勿論よりますけど、コップ半分くらいのお水は1分もかからず固まります。その性質を利用して、吐瀉物などを片づけやすくしてくれるという製品。 もともと、カラオケBOXなどでは以前から使われていたそうですが、高齢者施設などでも使われるようになったというもの。これが何故ノロウィルス新兵器か? ノロウィルスは、感染者の吐物を片づける際に飛沫が他の人の手につく、口に入る以外にも、吐物が残って乾燥すると、それが空気中に舞うことで空気感染をするわけです。 これを使うと、片づけが簡単になるだけでなく、ゼリー状に固めてくれるので、飛沫がとびにくくなる。ということは、感染防止にもつながる、ということ。ある意味効果が目に見えないクレベリンSよりも、即戦力!飛ばないっていうのは大事なことなんですよ! とまぁ、出入りの薬屋さんがクレベリンSとセットで営業してまわってた、というだけのことなんですが(笑)。今年はこのセットを抱えて全国の営業さんが活躍されたことでしょう。気づけば私も大幸薬品とコレの回し者のように(笑)・・・。 エッちゃんの件で早速使ってみました。これ、売り文句の一つが、「臭いも吸収する!」ということなんですが、言われてみれば、処理の際の臭いは和らいでいたかも。片づけも短時間でですみますね。かたまると、紙おむつの中身のような感じのゼリー状になります。 これとクレベリンを合わせて使う場合は、クレベリンSをまず吐物にスプレーしてから、サットクリーンをまんべんなくふりかけます。固まった吐物を片づけて、再びクレベリンSをスプレー、という感じ。 私はエッちゃんの件では、このあと床を次亜塩素酸湿布しています。何故かというと、うちの保健室の床は比較的目の細かめの木製タイルだから。どうしても隙間があるので、そこにゼリーがつまっちゃったんです(汗)。使う場所選んだ方がいいかもねーと思いました。でもこれ、絨毯とかでも使えるんだって!こちらのサットクリーンは2種類あって、こちらは『業務用』。こちらは、サットクリーンに砂のような成分を混ぜてあるんだそうです。何故かというと、もともとのサットクリーンのウリは「少量で!かたまる」ということだったのですが、いざ発売してみると、吐物をとにかく見えなくしたい!という要望が大きかったとか。というわけで、ちょっと砂のような(やはり吸水性の成分)をまぜることにしたそうです。私が使っているのは、こちらの業務用タイプ。出入りの薬屋さんに、「中学生だと吐物の量も大人並に多くなるから、こちらがお勧め」と言われたから。乳幼児さんなどの場合には、少量タイプを、大人むけには業務用をお勧めしているそうです。 これは、絶対必要な者ではないけど、あると便利なグッズ。 そして養護教諭的にもう一ついいな、と思うポイントは、やはり片づけの時間が短縮され、簡単になること。 学校で吐いちゃうっていうのは、けっこう社会的で神的なダメージがあると思うのです。その片づけがモタモタしてると、そのダメージは大きくなっちゃうと思う。だから、感染防止とか、他の子どものためというだけじゃなく、本人のためにも迅速に片づけてあげたいと思うのです。それに簡単に片づけらることで、「汚いこと、大変なことを人にやらせちゃった」という気持ちも楽になるんじゃないかなと思う。実際問題、私が片づけるとは限らないので、片づける人も楽だしね。生理的に、どうしても嘔吐物がダメという方もいらっしゃいますしね。 ペットのお粗相のお片づけにも使えるし、ご家庭でも活用できる一品だと思います。注意!これで固めた吐物などは、絶対にトイレに流してはいけません!!どんどん水吸って、大変なことに…。
2007.01.06
コメント(0)
やった!5日連続更新(笑)! そろそろ限界か? でもまだ書きたいノロウィルス…。 さて昨日にひきつづき、ゴン太のエピソード。 ゴン太はノロウィルス騒動(?)の際、「もう『ノロ』いない?」と言った子です。やんちゃ(という言葉をいくつまで使ってよいものやら)で時に怖がられている子ですが、そんなかわいい一面もある。人間て立体的で多面的な存在だと私は思うのですが、ゴン太のこんな一面を見られるのはうれしいものです。 さて、12月に入った頃、2時間目が始まってしばらくしてから、ゴン太が一人で保健室に来ました。勿論授業中です。ちょうど、担任の先生の数学。ゴン太は数学はキライだけど、担任の先生は好きなので、数学の授業はそんなにイヤじゃないはずなんだけどな。 もしかして『数学病』か!? と一瞬思ったりもしたけれど、すぐに考えを改めました。だってもー真っ青なんだもーん。 処置台の上に丸まって、「気持ち悪い」とつぶやくゴン太。今どき珍し、く多少の傷では保健室にもやってこない、いつも元気なゴン太にしては大変珍しいことです。具合が悪いと、やはり心細くなるのか、たいていのやんちゃ坊主はいつもの虚勢をはる力もなく、二言目くらいまでは素直です。もっともその当たりの言葉かけ次第では、スネて出ていってしまうのですが(^^;)…。 ゴン太は素直に、昨夜は寝付けず、今朝方ようやくちょっとだけ眠ったと話しました。夜遊びしちゃったかぁ? と思わないでもないけど、それをただすのものかわいそうなほどぐったりしているので、ゴン太をベッドに入れました。「お布団入って寝な?」と言うと素直についてきます。 学ランを脱がせると、何故かYシャツは半袖。毛布をかけてやってしばらくすると、ゴン太がベッドカーテンから出てきて、「寒いからコレ着て寝てもいい?」と学ランをとろうとします。そんな固いエリのもの着てたらよく寝られないよ、ともう一枚毛布をかけてあげると、おとなしく丸まります。寒い、というので、足下に湯たんぽを入れてあげました。 保健室では一人の生徒を長時間休ませることはできないため、原則として一時間というきまりがあります。それ以上の休息が必要なら帰宅する、というスタンスです。このときは他の来室もなかったこともあり、何より、ぐったりとよく眠っていたので、担任の先生にお願いして、給食まで寝かせておきました。私がしたのは、たったこれだけ。 給食の時間に起こすと、顔色もよくなっていたので、「ご飯食べないともっと具合悪くなるよ。食べたら元気になっちゃうよ」と給食に行かせました。 変化があったのは、次の日からです。 翌日、他の生徒の来室にくっついて保健室にきた時には特に何もなし。職員室前ですれ違ったときです。「ねこのあ先生、キノウハドウモアリガトウゴザイマシタ」 ちょっと照れくさそうに、一言。 あぁこの子、ありがとうが言える子なんだな、と思いました。でもそれって、すごく大切なことじゃないかな。担任の先生がそうご指導下さったのかな、と思ったりもするのですが、そうだとしても、ちゃんとそれを伝えてくれたんだもんね。 変化その二。いつもはだらしなくYシャツの裾をずるっと出し、学ランのボタンを3つも4つも開けていて、そのたびそれをとめてやったり、注意をするのです。玄関掃除は何故かいつも、二年生の雰囲気の悪い男子のたまり場。毎日何人もボタンをとめたり小言いったり大忙し。その時も、他の生徒のボタンをとめていたのですが、視界の端に、珍しくボタンをきちんととめたゴン太の姿。すかさず(?)、「ゴン太はエライねー。○○君達にも、ちゃんとやりなって教えてあげなねー」と何気なく一言。うんうん、と素直にゴン太はうなずきました。いつもなら、注意される一人なのにね! 放課後、職員室前ですれ違ったときもゴン太の服装はちゃんとしていました。そして、ボタンをきちんととめた胸元を、「ん、ん!」と私に突き出して見せたのです。勿論、「ゴン太ちゃんとしててエライね!」と声をかけました。 このあたりで、何か違うなーとは感じていたのです。もしかして、とは思っていたのですが、更に翌日、決定的なことが。 1年生と2年生は同じ玄関なので、下校時は両学年のだらしない男子がたまってしまうことがしばしば。その時もやはり、1年生2名と2年生2名が雰囲気悪くたまっています。その側に行って、とっととお帰りと指導したときのことでした。 1年生の男子が、何か失礼なことを私に言ったのです。(何言われたかは日常茶飯事なので忘れちゃった。)すると… 「ねこのあ先生ヲ イジメルナー」とゴン太が、1年の男子をこづいたのです。 あれ??「ねこのあ先生は、オレを看病してくれたんだぞ!」 だって。うわぁ、やっぱりそうだったんだ!? その場は、ゴン太がもう帰る、と言ったのであっさり終わったのですが、びっくりしてしまいました。(実はそのときゴン太たちは他の1年生にちょっかいをだしているところだったが、それも「自分が悪い」とあっさり認めて去って行った…まぁもともと嘘つく子じゃないんだけど。) あの子、嬉しかったんだなー…。そう、どうも、嬉しかったみたいなんです。 私がしたのは、お布団に入れて、毛布かけて、湯たんぽいれて、寝かしておいた。ただそれだけ。それだけのことを、ゴン太は『看病』と言うのです。たったそれだけのことが、そんなに嬉しいなんて…。私にとっては、静かな衝撃でした。 たったそれだけで、「ちゃんとやっている自分」を見せて、認めてほしい、褒めてほしいという姿勢を見せたゴン太を、素直に私はかわいいと感じました。そして、大袈裟に言うなら、ここに彼の望みがある、と感じました。ここを、伸ばしたい。 それにしても、毛布かけて湯たんぽいれて寝かしておく…それで看病と言われてしまうと、何やらいたたまれません。電子レンジでチン!しただけの料理を、手の込んだ料理と褒められたようないたたまれなさ…? 三学期には、もうこのときの魔法はとけちゃって、いつものゴン太になっていることでしょう。でも、彼がほめてほしいと思う相手になって、素直な気持ちを伸ばしてあげられたらいいなと思っています。
2007.01.05
コメント(4)
昨日にひきつづき、まだまだ書きたいノロウィルス。そうか、そんなにスキだったのか。 スキといえば、昨日テレビをみていて、自分がエジプト好きだったことにも気づいた。実家で家族とテレビをみていて、話を広げるつもりで言った一言が、番組の中で次に語られたりするので、怒られる怒られる…。そうか、私ってエジプト好きだったのか。 今日もスキなノロウィルスについて語っちゃいたい気もするけど、本人がちょっと飽きてきたので閑話休題。今日はいまちょっと気になっている男の子について書いておきたいと思います。彼の名前を、仮にゴン太君としよう。 ゴン太は2年生の男の子。背は小さめで割と筋肉質。彼が入学してきたときから、私の目には何故か、恐竜の着ぐるみを着ているようにみえてしまう、いかにもやんちゃそうなかわいい顔立ちの男の子です。 (たぶん、昔どこかで見たイラストに似ているんだと思う。) 1年生の時から、生活指導部会での報告数は常に学年トップ3に入ります。2年生になって、報告の頻度は確実にあがった。彼の周りでは「チョコチョコ」と言いたくなるくらい日常的に暴力があるのです。一言で言うなら、『乱暴な子』。勿論、その都度指導が入ります。一時は、彼に暴力をふるわれても、怖くて先生方には訴えない子が多かったのですが、二学期になって子ども同士の人間関係の変化もあり、先生方へ訴えられるようになってきました。1年生の担任の先生には、お父さん(いや、おじいちゃんか?)のようになつき、2年生の担任の先生にも、一目おきつつお兄さんのようになついています。怒られるとまずいなと感じるけど、すぐそれを忘れてしまうという子。体は小さいけど、2年生の雰囲気の悪い男子の集団の中では、ボス的存在です。 彼の暴力の背景は、生育歴にあるなというのが1・2年時担任と私の共通した認識。というのも、彼のお母さんがとても暴力的な方だからです。面談の際などに、担任の目の前でも、彼を叩くし、蹴る。色々悪さをして保護者を学校に呼ぶことも多い子ですが、お母さんが来ると彼は石のように固まってしまうのだそうです。日常的に暴力のある中で育った子は、それをコミュニケーションとして学習してしまうと言われていますが、彼はまさに、そういうケースだと思います。 すごい子を想像されちゃうかもしれないけど、根は素直な子です。怒られれば(怒られるとようやく、ともいう)悪かったと思う。ただし、それを忘れてしまうけど。 顔立ちはかわいいし、体も小さい今はまだ問題も大きくならずにすむけれど、この先大きくなったら…と心配になります。お母さんは女性としてはとても大柄な方なので、彼もおそらく大きくなると思うのです。今はお母さんの方が20cm以上背も高いし力もあるけど、これが逆転する日は遠くはないわけで、その時どうなってしまうのだろうと思うこともあります。 場合によっては今後、別室指導をしなくてはいけない、と言われつつ二学期が終わりました。スクールカウンセラーも気にかけてくれていて、別室指導になるようなら自分も関わりたいと言ってくれています。 2年生は今、一部の生徒がやさしい先生や自分たちが気に入らない先生の指導に反抗的な態度をみせることがあり、ゴン太もその一人。ただし私は、(何せ威圧系なので)一応「言うことをきかなきゃいけない先生」として認識されているようです。話はそれるけど、養護教諭って、子どもから見ると、いつ世話になるかわからない、という弱みを握られている存在なんじゃないかなと思います。言い方は悪いけど、そういう部分を冷静に見ておかないと、自己評価を誤ることになるとも思う。 話を戻して、こいつの言うことは一応きかなきゃな、という彼の態度を見ていると、ある程度子どもと教師の間には、独特の力関係が必要で、時にそれをわかりやすく示してあげることも必要だなと肌身で感じます。それを濫用してはならないと思うし、その濫用を恐れて過敏になる人も少なくないと思うけど、私はやっぱり、その力関係がなくては指導はなりたたないと感じます。 私にとってゴン太は、こんなふうに色々考えさせてくれる子でもあります。卒業まであと一年半、どういうふうに彼と関わっていこうかなと思案中です。その関わりの方向を示す、かわいらしいエピソードがあったので、今日はゴン太について書いて、おしまい(笑)。だってもうこれだkで文が長いんですものー(^-^;)
2007.01.04
コメント(0)
![]()
もういいだろう、と思いつつも、まだ書きたい、書いちゃう『ノロウィルス』。そんなにスキだったのか、私…。誰も読まなくてもいいんだもーん。後で自分で読み返すからいいんだもーん。というわけで、今日も書いちゃう『ノロウィルス』。これ!いま一押し(!?)な消毒薬。二酸化塩素ガス溶存液という塩素系の新しい消毒剤です。といっても、まだ消毒薬としては認可がおりていないということで、消毒補助剤としてしか販売できないのだそうです。ノロウィルスにも有効!かつ、人体への安全性が高い!ということで今養護教諭会では話題の一品です。(うちの地区だけ?)ラッパのマークの大幸薬品、エライ。 そう、エッちゃんが吐いたときに『チャーンス!』とココロ秘かに思った新兵器とは、これなのです。正確に言うと、二つのうちの一つ。 ノロウィルスに有効な消毒薬は今まで次亜塩素酸(つまりハイターなどの塩素系漂白剤)と言われていたのですが、次亜塩素酸はトリハロメタンの発生が問題視されつつあったのです。クレベリンSは次亜塩素酸に比べてトリハロメタン発生が抑えられ、人体に安全かつ消毒能力は高いというのがセールスポイント。使用方法は、付属のスプレーノズルをつけてしゅっしゅっと霧吹くだけ、という手軽さ。濃度の希釈も不要なので、素人さんにもすぐ使える点がgoodだと思います。 これ、まだ使ったことがない人が多いと思うので、使用感を。 まず開けると、ハイターやピューラックスほど強くはないけど、やはり独特の塩素臭はあります。若干の漂白力があるということですが、嘔吐した生徒の靴裏、足下、自分が着用していたウールのスカートにもかけちゃったのですが、脱色はありませんでした。ヨカッタ…。 効果については、目に見えるものではないので何とも言えないのですが、少なくとも、エッちゃんの嘔吐後、二次感染は起こしていないと思います。(まぁでも、従来通り次亜塩素酸湿布もしたからなー。) これ、何がいいって、素人さんがすぐ使える、ということだと思います。安全精が高いのも有り難いけど、学校現場としては、一般の先生方が吐物処理をしなければいけないので、その際さっと使えるというのは大きなメリット。使い方は、1.吐物そのものにまんべんなくスプレー。2.吐物をかたづける。※3.片づけた後にスプレー。※マスク・手袋着用。手袋はなければビニールなどを手にかぶせて代用。 吐物はビニールに入れて、処理にはペーパー、捨てられるタオルを用いて 全てビニールに入れて捨てる。 実際に学校現場で嘔吐があると、養護教諭は嘔吐した生徒の対応をメインにしつつ、片づけの指揮をとらなければなりません。私はもともと、『嘔吐お片づけセット』を用意してあるのですが、これにクレベリンSが加わると、処理がぐっと簡単になるのです。 最大の問題は、コスト。例えばスプレーして効果があると色がかわるとかしてくれればよいのですが、効果は目に見えない。私はうっかり、エッちゃんが吐いた時に一本使っちゃったんですよね(^-^;) すぐに2本追加購入し、『嘔吐お片づけセット』に入れてあります。ハイコストでも、学校現場では使うだけのメリットがあると考えます。 勿論、ノロウィルス以外の消毒にも使えるので、小さいお子さんやお年寄りがいらっしゃる家庭は一本もっていてもよいのではないかと思います。でもこれ、不思議と普通のドラッグストアでは見ないんですよねー。楽天市場さんでみる限り、ケンコーコムさんが一番お安いと思います。大幸薬品さんのHPにも「クレベリンはケンコーコムでもご購入いただけます」と書いてあるし(笑)。
2007.01.03
コメント(0)
冬休みの間くらい毎日書くぞ!と思い、今日もまだ書くノロウィルスの話。そんなの誰も読まないだろーと思いつつ…。 12月に入り、いわゆるお腹の風邪が校内でもはやり気味。例によって中学生はかかってもよし!と秘かに思いつつ、早く冬休みにならないかなーとつぶやいておりました。よほど養護教諭の行いが良いのか、はたまた養護教諭が威圧系なためおちおち病気にもなれないのかはさておき、2学期は結局生徒のノロウィルス感染の報告は2例ですみました。ヨカッタ。 ノロウィルスの1例目の報告が入ったのは、冬休みまで2週間を切った頃。逃げ切るぞー!という思いで毎日意味もなく気合いを入れて過ごしたものです。そのうち、最後の一週間は軽ーく保健室を閉鎖。何故かというと、保健室で思い切り嘔吐されてしまったからです(^-^;)。 最後の一週間のはじまりの月曜日、昼休。よく保健室に来る2年生男子が、何やら調子が悪そうにウダウダ転がっていました。そこに、可愛らしい1年生男子が3人手に手を取るようにして仲良く来室。(つまり、一人で来るにはオソロシイ場所ってこと??)あまり保健室に来ない顔ぶれです。「誰がご用なのかなー?」と聞く私に、左右の二人は誇らしげに「エッちゃん(仮名)を連れてきたんでーす」と応えます。まー何だか幼稚園的かわいらしさ。「エッちゃんはどうしたのかなー?」と威圧系養護教諭だというのに幼稚園モード。エッちゃんは、お腹が痛いんだそうです。「帰れば?」ここでうっかり威圧系の素が出てしまいます。「えっ」とおどろくエッちゃん。感染性胃腸炎が流行り気味だから、いつもに輪をかけて体調不良者は早退させたいんだもーん。ついでに言うなら、我が校は学区外から通学する生徒が異常に多いため、早退に必要な体力が余所様よりも余計に必要だったりするのです。 「授業出られないなら帰ったほうがいいよ」。ここまで言っても真面目なエッちゃんは帰りたくなさそうです。ここでらしくもなく情けをかけた私が悪かったのか。そうこうするうちに、エッちゃんが言いました。「先生、トイレに行ってきてもいいですか?」この言葉でカンづかなかった私が悪かった。「いいよ。でもあんまり長くいるともっとお腹いたくなっちゃうから、早めに帰っておいでね」と言った私の台詞がまるで合図だったかのように、エッちゃん突然その場で嘔吐!顔を前に突き出して上手に(?)吐いたので、制服は概ねセーフ!第一波が落ち着いたところで、私お気に入りの嘔吐用の容器(?)を渡して、第二波はそこに無事収まりました。 おーやられてしまった…と呑気に思いつつ、実はその時威圧系養護教諭はココロの中でチャーンス!と叫んでおりました。先日買ったばかりの新しい消毒薬と新しい嘔吐処理グッズを使う初チャンスだったからです。我ながらちょっと酷い。 まず私がしたこと。お付きの1年生二人を保健室から追い出し…もとい、教室へ戻らせました。そしてエッちゃんにうがいをさせて、制服のちょっと汚れちゃったところをふいてあげました。こう書くと優しい先生みたい? でもその間にも、まだ保健室でウダウダしていた2年生の男子にむかって「○○、もらいゲロするなら出て行きな」と一言。どうしても素が隠せません。 エッちゃんは吐いたら楽になったとかで、顔色も良くなったみたい。ヨカッタヨカッタ。 エッちゃんが落ち着いたので、新しいグッズと消毒薬で興味津々にお片づけをいたしました。 その間、保健室に入ろうとしたかわいい2年生数名。はいはい、お外で選択体育してたから、保健室ちょっとのぞきたくなったのね。でも今日はダメ。いつも厳しい養護教諭が、更に厳しく一言「入るな!」と制止。「何でだよ」とムッとする子もいたが、同時に「先生どうしたの?誰が吐いちゃったの?」と事情を察する子もあり。それを聞いて、ムッとした子も、そうなんだ、と納得顔。かわいいぞ。どうして入らせないかというと、勿論、エッちゃんの症状がノロウィルスによるものだった場合、吐物から感染する可能性があるからです。 ついでに、入ってこようとした某担任にも「入らないで!」と一喝。擦り傷や軽い突き指で来室した娘達も念のため、職員室へ行かせて、栄養士さんに手当をしていただきました。 そんなことがあったので、念のため翌日は保健室をこっそり閉鎖。ついでに翌日も閉鎖。さらに三日目も半分くらい閉鎖。新しい嘔吐処理グッズで割とお手軽にお掃除したし、新しい消毒薬も使ったし、それでもタイルの木目に入ったことを考えて、床を次亜塩素酸で湿布もしましたが、やはり保健室が感染源になってはまずいのです。具合が悪くて弱っている生徒がウィルスに触れたら発症しやすいし。 二日目も三日目も床を次亜塩素酸で拭く私。換気のために窓も扉も開け放って床を拭いていると、そこに通りかかったのはエッちゃんが吐いた後でやってきた二年生のやんちゃな男の子達です。閉まっていると思っていた保健室の扉が開いているのをみて、首だけ入れてのぞきこみます。そしてあどけなくこう宣りました。「先生、ここ、『ノロ』いるの?」「もう『ノロ』いない?」………それって妖精? 君達には見えてるの?ココロの美しい子どもにしか見えないってやつ??先生も見たいなー…。見えたらラクなんだけどな(^-^;)ー…。
2007.01.02
コメント(2)
過去のことを書く場合、今日の日付で書くべきか、その日まで遡るか、大いに悩むところ。そして悩んでいるうちにどんどん日にちがすぎてゆくとゆー…。まぁでも、12/31まで放っておいたんだから今更だと、今回は悩むこともなく、二学期思い出話をいくつか書いておこうかな。 二学期思い出ばなし そのいち? 2学期はなんといっても、『ノロウィルス』。12月頃から、『ノロウィルス』という言葉がとびかってましたね。間違いなく、12月のうちの学校の流行語大賞だと思う。とある担任の先生がいやに「ノロ」「ノロ」言ってたら、子どもたちも「ノロ」「ノロ」言うように…。用法としては「お前ノロか?」とか、そんな感じ。今年ほど、「野呂くん」が卒業しててヨカッタと思ったことはありません。全国の野呂さんやいやな思いをしていらっしゃったのではないでしょうか。とまぁ、世間がもりあがった(?)だけではなく、我々養護教諭業界的にもちょっと動きがあったので、ノロウィルスだけで何日か書けちゃうなという感じ。(というか、そうしないとただでさえ長い日記がもっと長くなってしまう。) さて。「ノロノロうるさいよ」というのが正直な私の気持ち。私の勤務しているところはもともと冬の感染性胃腸炎の多発地域。(これだけでどこで働いてるかわかる人もいるかも?)なのでイマイチ、今更という気がして気持ちが盛り上がらない(笑)。いえ、これでも公衆衛生に関わるものとして、集団感染にはかなり厳しい方だと思うのですが。 そもそも、ほんとーに増えたのかぁ!? と疑っていたら、感染症情報センターはちゃんと、Q&Aのなかでその部分に触れていましたね。ノロウィルスによる食中毒自体の増加のほか、検査方法の改善やノロウィルスについての知識の浸透によって報告割合の向上が考えられるとか。そうそう、そうだろうとも。 小学校だと、特に低学年では集団発生のリスクが高いと思うのですが、同じ病気でも中学校だと違ってきます。本音を言うと、感染性胃腸炎くらい、かかったっていいと思う。一般的に考えれば、中学生は感染性胃腸炎では死にませんからね。数日苦しいかもしれないけど。 学校という集団生活の場で怖いのは、集団発生が出てしまうこと。これが何故マズイかというと、授業が成り立たないということと、より多くの子どもが『運び屋』になることで、地域での発生を増長させるということだと私は思います。いえ、そりゃ休むことで勉強がわからなくなるとか、友達関係に微妙な空白を生じるとかいうことはあるかもしれませんが、それはごく個人的なことだと思うので。私は一応集団を相手にしている養護教諭という立場なので、まずは集団の利益優先です。時には持病の関係で免疫が普通より低い生徒を預かっている場合もあるので、その子については要注意!とマークします。でもそういう個別のことを除けば、中学生は別にかかったっていいんですよ。幸い、 「ノロノロ」うるさくなり出した頃には期末テストは終わっていたので、受検問題も関係なし。むしろ、『運び屋』になることの方が心配。だからつい保健だよりでも「幼児とお年寄りにうつすな」ということに力が入ってしまいます。私は保健だよりを定期発行していない(つまりどれも特別号)のですが、「ノロノロ」盛り上がっているので、いい機会だと特集号を出してみました。その名は「とにかく手を洗おう!号」。私がノロウィルスをキライじゃない(?)ところは、罹った者にも多少非があるというところ。私は感染症について、やれうつしたのうつされのたっていうのが大キライなのですが、純然たる空気感染をしてくれちゃうインフルエンザなどと違って、空気感染もするとはいえ、基本は手から口に入る経口感染。「そなたの手洗いが足りぬのじゃ」と言えるわけで、罹った者が一方的に被害者顔できないところは好きです。(こういうところが威圧系?)勿論、院内感染とか、ホテルなどでの集団感染は別です。そこにはプロが介在するわけですから、あってはならないことだからです。(こう言うのと自分に結構プレッシャーがかかかります。(--;) 感染症のいいところは、基本的には原因がはっきりしていて、大なり小なりの困難があっても、論理上予防が可能なところじゃないでしょうか。そうか、だから学生時代から感染症が好きだったのか。 そんなノロウィルスですが、去年までは言われていたことがあまり今年は言われていない気がします。それは、比較的「進行が早い」ということ。去年あたりまでは、他の感染性胃腸炎との違いのポイントだったと思うんだけど、今年は山のような通達の中、その記述はないような。でも子どもたちを見ている限り、やっぱり急にやってくる気がする。それで私はどうしても保健だよりを書きたくなったのです。(珍しく…。)手洗いのよびかけとノロウィルスの特徴、対処方法を書いた中で、私が実は一番書きたかった一言。『「ノロ」というが、活動は素早い!』紙面の片隅に小さく書いたこの一言が、書きたかったんだなー。
2007.01.01
コメント(0)
全7件 (7件中 1-7件目)
1