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danke3 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) やはり熱帯の生物、生命力がすごいのです…
ケビン大杉 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 凄すぎます。 そのうち、熱川バナナワニ…
いちろん92 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 本当に熱帯みたいですね!そういえば、パ…
ナタ55 @ わ~~い♪♪ おちゃのこさいの様、こんばんはです。 …
おちゃのこさいの @ 温室・・・実はあるんです ケビン大杉さん  おちゃのこ(父)の趣味…
2005/03/14
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最近、真剣にアメリカで何やってるんだろうと自問自答してしまうわけですが。だって、なんで、ここで日本の小説を、しかも時代小説を3冊一気読みなんてしてるんだろうって。

いや、「飯嶋和一を読め」っつう妹からのメールが来たですよ。妹と私は、本や映画等の好みが微妙にずれているのですが、微妙にずれてるが故に、奴からのリファレンスは大変役に立つんです(でも、妹は、私の読んでるようなのは、読まないと思うけど、私の好みの方が、阿呆度がストレートなので・笑)。で、検索してみたら、発売のとき、新聞の書評欄で見かけた「 始祖鳥記 」がヒット。書評欄で見たときは、タイトルしか見なかったので、素直に、化石か進化論の話だと思っていたうつけ者の私ですが。それはさておき、素直な私は、すかさずぷちっとして、買った本を父親にこっちに送ってもらいまして。

で、読んだらねー、むちゃむちゃ面白いんですよ、これが(だから、君の感想はなぜ、こうワンパターンなのかね)。妹が、この人の本は新刊で買わないと申し訳ないと思う、と言ってきたのも分かるなぁ、という骨太なお話で。結構厚かったのに一気に読んでしまった・・・。出てくる男の人がみんな、若いのからじいちゃん(失礼)まで、また、かっくいいんです。船と凧と塩が好きな人なら(って、どういう組み合わせなんだ、それは)、余計楽しめるんじゃないかなー。同じ人の作品を横断的に読む傾向のある私は、別の作品も、ぷちっとするべく探したのですけれども、今文庫版が品切れなのね。単行本なら在庫あるみたいなんですけども、単行本、価格もさることながら、読みにくいから文庫の方が好きなんですよねぇ。保存には、(紙質などの関係から)単行本の方に分があるって聞きましたけども。どうするかなぁ(って、その前に、いい加減に本を買うのやめないと、母親が切れると思います)。

で、後の2冊は、 司馬遼太郎著の「風神の門」(上・下) です。これを元にしたドラマについて、 こちらで熱く語っていらっしゃるのを拝見しまして (ピンポイントリンクの許可ありがとうございます)、くうー、何で見てなかったんだろう、と悔しがっておりましたところ、先月末に出かけた品揃えが豊富とは言えない日系本屋さんに、この「風神の門」(上・下)はしっかりあったのですね。こういうのは縁ですから、早速買って来ていたのですが。

ちょっと色々でたがが外れちゃってますからねー、「始祖鳥記」終わってそのまま、「風神の門」に突入したわけで。こっちもこっちで、ちょっといい意味でびっくりした、というか。私、あまり時代小説をよく読んでる方ではなく、その私の浅薄な感覚によると、真田十勇士って、もっと、こう悲劇のヒーローというか、薄幸の影が漂うというか(どこぞのお姫様じゃないんだから、その形容はやめなさいって)、まぁ、とにかく、そういう先入観があったわけで(ちょこっととだけ見た NHK人形劇 の「真田十勇士」(って、それはかなーり自分の身が危険だと思うよ)なんかは、もそっと暗かったようなイメージだったのです)。(へぇぇ、今知ったけど、こっちの原作は、柴田錬三郎だったんだ)。



というわけで、アカデミー賞アメリカ映画の敵は、日本の時代小説でとるがよろしい、という、全然、一般化できないお話でした。 いじょ。





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Last updated  2005/03/15 02:41:32 PM
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