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danke3 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) やはり熱帯の生物、生命力がすごいのです…
ケビン大杉 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 凄すぎます。 そのうち、熱川バナナワニ…
いちろん92 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 本当に熱帯みたいですね!そういえば、パ…
ナタ55 @ わ~~い♪♪ おちゃのこさいの様、こんばんはです。 …
おちゃのこさいの @ 温室・・・実はあるんです ケビン大杉さん  おちゃのこ(父)の趣味…
2005/03/27
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本やマンガなど、昔は、手当たり次第楽しめたものですが、最近、とみに我が儘になって、好みの本を自力で探すのが難しくなっちゃいまして・・・。その意味で、人様のサイト等で紹介されている本などには、興味をそそられます。

で、つい、買っちゃうのですけども。昨日も、ネットをぐるぐるしておりましたら、本居宣長の「玉勝間」の一節を引用していらっしゃる方がいて、「大変読みやすく面白い」って書いてありました。歴史(ともしかして国語の文学史?)では習いましたけど、情けなくも、今まで読んでみようと思ったこともなく、そーかー、と思って、さっそく探しに行ったんですが、「絶版」だって! 岩波なのに、岩波文庫なのに!(←若干偏見がはいっている模様)

こういう風に、欲しいと思って探したら、絶版という憂き目によく合うものだから、つい、「次にも出会えるとは限らない」という気になって、どんどん本を買っちゃうんですよー(と、自分が本を買ってしまう言い訳をしてみたりする)。もうねー、私の感覚だと、絶版サイクルもどんどん早くなってるような気がするし(って、「玉勝間」みたいな古典つかまえて絶版サイクルとか言ってる場合じゃないけどさ)。

いや、最初に、すっごく読みたいけど、「入手不可」という憂き目に合ったのは、 Tanith Lee (ホント、ウィキペディアって、いろんな語の説明があるなー)のファンタジー小説、 「平たい地球」シリーズ で(がーん、既に絶版なのか)、小説自体も麗しい(という形容もなんだかなんだけどな)のですけども、浅羽莢子氏をはじめとする翻訳の日本語も流麗で(その証拠に、英語版で何度かトライしたけど、何度読んでも途中で挫折してるし←自分の英語力のなさを翻訳がすばらしい根拠にするのはどうか、と思います)、一冊貸してもらった後に、自分で欲しくなって、このシリーズを探し回ったですよ。

当時、ハヤカワSF文庫で出ていたのですけども、もう、神保町やら池袋やら、主立った新刊、古書店に入ると必ずこのシリーズを探す、という努力を続けていたら、何とか全巻そろってですね、わーい、と喜んでたら、その後すぐに、早川書房がファンタジー系の小説をSFから独立させたFT文庫を発刊させて(って、そんな話すると年がばれるぞー)、そこから全部新装版で発行されたという(いや、いいんだけどさ、昔からこの手の妙な間の悪さには慣れっこなんで。でも、それも絶版なのね)。でも、全部探すのすっごく苦労したんだけどなー、今はもうそんな気力も時間もないですね(って、今はネットというのものがあるから、そんな苦労をする必要もないですけど)。

ちなみに、玉勝間も、古本(という言い方もなんだかだけど)の出品なら見つかりまして(ホント便利になったものだ)。どっちみち、本居宣長の著作権なんて今や存在しないから、古本で買えばいいんですけども(ちなみに、1冊8900円とかいう素晴らしいお値段の本なら古本でなくてもあったけども、それはちょっとばかり・・・うーみゅ)。でも、「絶版」って言葉のインパクトがありすぎるって。

というわけで、つい、「あー、あのときに買っておけば」という後悔に襲われないよう、つん読になることはある程度承知の上でも、本買っちゃうんですよね・・・(まぁ、そうやって本をためこまれる親達こそいい迷惑かもしれませんが)。






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Last updated  2005/03/28 03:40:08 PM
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