先日新聞を見ていると、近隣の市立博物館に、大戦中の帝国海軍の艦上偵察機「彩雲」のカウリングが展示されているという記事が載っていました。

　大和ミュージアムもまた行きたいです。今度は家族旅行を名目に行きたいです。

　そう言えば、知人の女性が友達と２人で広島旅行したときに、「てつのくじら館行ってきました。」とか言っていたので、「大和ミュージアムも（当然）行きました？」って聞いたら、「どこにあるんですか？」っておかしなことを言っていました。道路を挟んで向かいです・・・。確かにてつのくじら館は

 　こんな感じで、海上自衛隊の退役潜水艦が鎮座していて、中も見学できるので、それはそれで楽しいですが、ここに来る人のターゲットは間違いなく、

 　向かいの大和ミュージアムのはずですが・・・。主観？でもその２人は横須賀のアメリカ海軍基地の一般公開デーにも出かけていくとか言っていたので、ミリ女なんでしょう・・・。自分なんかのかなり先を行ってます。お酒でも入ればカミングアウトしてくれるんでしょうか・・・。写真を見ているとまた行きたくなってきました。

　話が脱線しました。

 　これが今日見てきた「彩雲」のカウリングです。

 　結構複雑です。これをほとんど手作業で作って、組んでいたのでしょうか。中島飛行機、現富士重ですが、その西の拠点の製造工場が近くにあったとは知りませんでした。この街は古いレンガ造りの建物をたくさん残しているのですが、今日の博物館で勉強したところによると、壁には空襲時の機銃掃射の弾痕がたくさん残っているようです。まるで呉の街です。

　彩雲と言えばその快速を活かした強行偵察がやはり有名です。米艦隊の寄港する泊地を偵察、迎撃に上がって来たグラマンを振り切り打電した電文、「我に追いつくグラマンなし」言ってみたいですねぇこんな言葉。

　アメリカがいろいろな機体を持ち帰って、上質な燃料、油脂類で性能試験を行っていますが、この「彩雲」が日本機としての最高速度を記録したようです。

　近隣にも埋もれた歴史があると思いました。遠州灘にもトーチカ跡とかたくさんあるようです。今年はそういった史跡をツーリングでも巡るのも面白いかもしれません。