う・・・ん、金曜日です。なんか・・・、身体がムズムズします。アル中です。きっと・・・。家じゃゆっくりする時間もないしで飲まないんですけど、体質改善が進んで？アルコールを欲しがってしまいます。暖かくなってきたので余計です。

　下の子たちがあがるので、自分も１０時で退社です。飲む前にご飯を食べないとお酒を十分楽しめないので、職場と駅の間にあるココイチでカレーにします。

　俗に言う、野菜たっぷり、ジャガイモごろり、なんていう家カレーは、大嫌いです。商業カレーは大好きです。でもレトルトもダメ？自宅で炊くお米がまずいんでしょうか？

　ココイチは２４時までやっているので助かります。では、いただきます・・・。 

 　これが・・・、デリシャス・・・。ほんと、ココイチのカレーは旨い。ベリークイックにお腹に流し込んで出ます。ここは通過点に過ぎませんので。で、向かいのコンビニに入ってウコンを購入。肝機能オーバーレブ！

　これで、万全です。３駅目で下車です。ちょっと大きな企業さんが集まっている地方都市の駅なので最低限の繁華街がありますが、予想に反して、新入社員の歓迎会帰り、みたいな感じの一団は全然いませんでした。まだ配属も先なんでしょうね。

　なんか、４月っぽい街の賑わいを期待してがっかりしたのですが、駅の構内にゲロ袋を握り締めて胡坐をかいて撃沈している新人ぽい社会人を発見。周りには介抱してくれるようなひとも誰もおらず、哀愁です・・・。まー、周りに迷惑をかけない最低限の失敗でひとは大きくなっていくのよ、きっと。

　と、思いながらいつものお店に向かっていく途中に、姉妹店があって、多分矢口っ子はいるんでしょうけど・・・、一見さんのお店なんでちょっと敷居が高くてスルーしちゃいます。いつか複数人で行こうかと思いながらお店に着くと、ボーイさんが立ってます。

（？）

　向こうはこちらに気づき、

「あっ、申し訳ありません、今満席で・・・。」

「あー、そうなんですか。」

「ちょっとお待ちください。今４名チェックしてますので、それが終わりましたら入れますので。」

「へー、忙しそうですね。初めて待ちました。賑わってますね。」

　ボーイさん、

「いや、基本、いつも暇ですよ・・・。」

　まぁ、確かに平日行くと貸切だったな。最近いけないけど。と、話し込んでいると、

「○っちゃん！おはよう！」

（はぁ？）

　おっと、仮免子です。

「今、前のバイト終わって、こっち来たんだ。間に合わない！また！」

　店内に消えていきました。と、中からスーツ組みが出てきて、入れ替えで案内してもらいました。

　さすが金曜。２次会帰りくらいでしょうか。まずまず盛況です。今日は・・・、久しぶりの子とかも結構いたりでなんか、通い始めたころの懐かしい感じです。

　初めは、仮免子でした。ホモの話をして大笑いしていたのですが、違うお客さんに流れていきました。飲ませてあげるドリンクがソフトドリンクってのが笑えます。私生活ではどうか知りませんが、ここの未成年の子達は少なくてもお店では飲みません。えらいです。

　未成年といえば、ビッグレディーが回ってきました。去年の今頃来たときに、「今日、入学式でした！」なんて言っていたので覚えてます。あまり合わないし、そんなに話したこともないですが、先週少しあったこともあって、

「こんばんは。」

「こんばんは。」

「先週も来てましたよね。」

「あー、来た。」

「私、なんか変わってません？」

（いや、変わったも何も・・・、言っていいものかどうか。）

「髪？でしょ？」

「そーー、黒くしたんスよー。どースか、この感じ！痛いっスよーー！」

「・・・。なんでなんだっけ？先週はまだ金色だったよね・・・。」

「就活っス・・・。誠意、誠意を見せることが重要なんスよ・・・。」

　いや・・・。なんか・・・、大変です。

「いいじゃん、黒髪も復権してきたようだし。」

「まーた、そういうこと言うけど、ああいうのは、清楚な清純っぽいひとがやるから似合うんで、わたしなんて、これだから、ただのイモっ子でしょ、これじゃあ・・・、もー・・・。」

　そうですか・・・。なんて騒いでいると、となりのお客との会話が聞こえてきます。

（あっ、この声はおっとり美人姉さんだ・・・。）美人さんなので、いろいろお客にいじられてます。

「私、今フリーなんですよ。」

「姉さんみたいな美人さんがもったいない。どんな男が好みなの？」

「えー、すっごく男らしいひと！」

　聞きながら、ちょっとしょんぼりです。

（まー、そうですよねー、普通そうですよねー。縁がない属性です。世の中、ニーズはそんなもんよ。）

「んじゃー、体臭きついような男のひとがいいんだ？」

」

（！！）

　もー、１２００点満点くらいです。会社の寮で３傑に入る部屋の汚さでした。ブラックリストの常連でした。

（なんだよー、そんな理想のひと、オレじゃん！！）なんて酔ってきていると、さっと、そのお姉さんが流れてきました。

「こんばんは。相変わらず、ビールですね。私も、ビールに目覚めましたよ。」

「こんばん・・・、」ちょっとゴミ屋敷トークでもするかね・・・、と見ると、

　んーーー。

　んーーーーーー。

　どう見ても、今日は

　化ける、と書いて化粧・・・。よく言ったものです。今日は花粉症とかアレルギーでしょうか。お化粧が上手いんでしょうけど、上手すぎるのも男女双方にとって不幸なんじゃないでしょうか・・・、なんて哲学に入り込みました。

　女の人は怖い？

　そんなところでチェックの時間になりましたが、また３０分だけ延長。うまくいけばギリギリ終電に間に合うかもです。

　ラストは、２６歳の年長ムードメーカー姉さん。初めて、

「お酒、いただいてもいいですか？」って、商売っ気がない、飲まない人なのかと思ってました。

 　この姉さんとも話してると、お化粧の話になって、

「私の友達が、彼氏から言われた一番の衝撃的な言葉が・・・、」

「言葉が？」

「－オマエはずっと化粧落とすな！－、だって。キツいね・・・。」

「そりゃ、きつい。」

　なんて、思いながらさっきの化粧マジックの衝撃を思い出して、なんとも・・・。

　あと、すごく久しぶりの女子大生レス？っ子ともちょっとだけお話できて、

「最近、飲みに来る回数増えたよね。お店としては嬉しいけど。」

（ハイ！養分なんで！）

　そんなところで、土曜日も午前中は働くので、あまり遅くなる前に撤収です。会計時に眠り姫が出勤してきましたが、お話できず。眠そうな不遜さがキャット系です。

　早足で急ぎましたが、わずかの差で終電に乗り損ねました。タクシー乗り場は、

 　なかなか長蛇の列です。でも酔ってるので時間の感覚もないし、タクシーも高回転なので２０分くらいで無事乗れました。家の近くの最寄駅で降ろしてもらいます。ここからだとちょっと歩きですがコンビニに寄れるので夜食を買い込みました。

　ローソンなんですが、結構買い込んだら、くじを引かせてくれました。

　なんと、当り！いただいたのが、最近ＣＭでやってる、

 　この缶コーヒー。この缶は金が掛かってる。さー、美味しいんでしょうか。それはまた今度です。

　明日は出勤とテスト。嫌ですねー。まぁ飲んだことだし、頑張ります。