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2014.09.26
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カテゴリ: お酒

 いろいろタイミングが悪くて飲めてませんでした。9月下旬に去られる方々の送別会をやろうと思ってましたが、引導を渡す感もありの人もいて、やれない雰囲気です。

 じゃあ、久しぶりにプライベートで飲みますか・・・、ということで10時から都合のつく後輩君とご飯を食べに行きました。彼は食べたようですが、自分は食べてないのでまずは米物でも。なら、あそこだな・・・。

 お店に続く階段を登っていると、見覚えのあるおっさんが出てきてばったりです。オーナー?

「2名空いてます?」

「えぇ、こちらへどうぞ。」

 この姉妹店は基本、バーですが、このおっさんだけ腰が低くて接客がしっかりしています。なので気分よくカウンターに着けました。いい気分・・・。金曜の夜くらいゆっくりしたいです。

「お飲み物は?」

「ビールで。あと、お寿司を・・・。」

 今日はー、一番最初に来たときについてくれためちゃくちゃかわいい、乙葉ギャルバージョンっ子がついてくれました。ナイス。ナーイスーー!!

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  で、店内でお寿司を待っていると、酔っぱらった女性客が入ってきました。カウンターの女の子達が、

「姉さん、出勤前ですか?もういい感じで酔っぱらってますねー。あ、マイクですか?はい、どうぞ。」

(マイク?あれ、カラオケセットが入ってる?)

 出勤前、って言ってましたが30近そうなので、このお店に出勤じゃなくて、スナックに行くホステスさんじゃないでしょうーか。

「カラオケ入ったの?」

「ええ、最近。お客さんからのリクエストで。」

(そういえば前に来たときに、カラオケ歌いたいですねーって、俺もいってたな・・・。)

 で、曲が始まって・・・、イントロで吹いたのが、

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 イントロから、ぐいぐいきますねー店内が一気に盛り上がりました。

「やっぱりカラオケ、いいね。」

「いいですよねー。」

 なんて、乙葉っ子とお話してましたが、商業大学の3年生で、来年から就活らしいですね。

「商業だと、簿記の資格とかもってるの?」

「今3級ですねー。来週2級の試験受けるですよー。難しくって。」

 嫁さんも、簿記3級をもっていて、2級は独学では難しいって言ってました。ちょっとだけ勉強しましたが、??です。

「もう、仕分けれなくて・・・。右とか左とか。」

「あー、慣れですよねー。収支が合うと、快感ですよ!内心ガッツポーズです!」

 あー、嬉しそうですね。まったくおんなじことを嫁さんも言ってたな・・・。理系の私にはよく分りません?

 楽しかったところで、お時間・・・。

「延長しますか?」

「いつものお店に行ってみるよ。」

「さっき、ボーイさんが外に立っていたので空いてると思いますよ。」

 最近行ってなかったので、矢口っ子とか辞めてるんでしょうか。ドアを開けると、矢口っ子です。

「あー、久しぶりー!お誕生日おめでとう!」

「あ・・・、どうも!」

「ビール?」

「ビールで。」

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 「最近、全然来なかったね。忙しかった?」

「超・・・。」

「そっかー。メモ帳の誕生日過ぎても来ないからさー。9月中には来るかと思ったよ。なんか、あげれるものはー・・・、あっ!ちょうどいいのがある!」

 ロッカーに戻ってガサガサやって持ってきてくれたのは、

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 (赤ちゃんマン!)

 赤ちゃんなのに、マン・・・。アンマンパンはよく見ないので分りませんが、なにか超人的要素があるのでしょうか・・・。

「もらったんだ、コレ。もらい物で悪いけど!」

「ありがとう!」

 メインの接客は仮免子でした。実技は取れたのに、週何回かしかない講義のほうを時間切れで受けれなくて時間切れになったということですが、相変わらず、通えてないみたいです。

 そんな話をしていたら、あっという間に1時間。

「どうする?延長する?」

「今日、前回できなかった姉妹店全店クリアをしたいので、缶詰バーに行きます!」

「えー、ちょっと待って。あそこ席数少ないから今、電話して2名入れるか聞いてみる。」

 仮免子が電話してくれたら、

「ちょうど2席空いてるって。そうだ、姉妹店めぐりするなら、あっちで安くなるクーポンを持っていって!」

「ありがとう!」

「熟女キャバクラの入っているビルが目印だから!」

 接客中の矢口っ子、

「帰る?あ、あそこ行くの?席数少ないから、座れなかったら戻っておいで。」

「イエース・・・。」

 2人で、ちょっと歩きます。姉妹店の中では一番離れてます。目立つ熟女キャバクラのビルは・・・、なんとも小汚いビルです。細い通路を通っていくと、業務用っぽいドアが・・・。ほんとにこんな中にあるの?

 ガチャリとあけると・・・。

 あ、缶詰バー。面白そう!

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  席について、

「これ使える?」

 クーポンを出すと、

「飲み放題なんで、これらしか出ないですけどいいですか?」

 ビールと焼酎があるので、なんでもいいです。本当はここ、ワインバーです。でもワインは嫌いなので問題ありません。

 奥から出てきたボーイさんは、いつもいくお店によくいた方。店長にでも出世したのでしょうか。

「缶詰、いろいろありますねー。好きなの選んでいいんですか?」

「えぇ、どうぞ。温めますので。」

 後輩と陳列棚を物色です。500円、1000円、1500円。500円はスーパーであるようなやつなので、キワモノを探すと、1500円クラスにたくさんです・・・。

 イナゴの佃煮、ハチの子なんかに最後まで後ろ髪を引かれますが、1500円も払ってハズレも嫌なので焼酎に合いそうな物をチョイスです。ボーイさんが奥に行って温めてきてくれました。

 で、コレ。

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  ボーイさん、曰く、

「それ、全然美味しいですよ。自分も札幌出身なので、ま、珍しくはないですね。どうぞ。」

 では・・・、ひと口。

 お?全然美味しい!癖もなくて、よく煮込まれていて味もしみこんでます。もっとケモノの臭みがあるかと思いました。コレは、

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  エゾシカの大和煮。全然、鹿なんて思いません。こりゃー猟師さんが取るわけです。

 じゃあ、次は・・・、イナゴは次回のお楽しみに取っておいて・・・、

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  何かの魚のピリ辛煮です。これもまあまあ出るようです。ホクホクやわらかくて、ちょっとピリッとして美味しいです。

「このお店、面白いですねー。今日、姉妹店めぐりやってるんですよ。まずは寿司バーから来て。」

 女の子が、

「寿司バー、初めここだったんですよ。こんな狭いですけど、ネタ並べてやってました。今は、あっちに移って大きくなりましたけど。」

「へー・・・。ひとりで来るにもいいね。」

「えぇ、お店狭いんでおひとり様が多いですよ。でも、ひとりでイナゴの佃煮ひと缶とかはお勧めしないですよ!」

 なんてところで、ここは視察完了。

「次は、ラスト姉妹店行くか!」

「すみません、明日8時から用事があるので、自分は帰ります。」

「そう・・・。」

 ラスト姉妹店の前で別れました。コンプリートのために店内をのぞいたら・・・、満席?

 だめだ・・・。また今度にしよう。終電をギリギリ逃したところなので、今が一番タクシー乗り場が混みます。なので、時間つぶしにまたいつものお店に戻りました。

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  もう、かなり酔ってよく覚えてませんが、矢口っ子と話していると、

「11月で辞めるんだ。そして、○っちゃんと東京に行くんだ。」

 正式に辞めるんだー。眠り姫も一緒に辞めるんだー。仲いいからなー。2人で何をするかは聞いてませんが、ひとりよりは心強いんでしょう。おじさんは、どこか安心しました。

 帰りは、矢口っ子が、

「久しぶりだから、外まで見送るよ!」

「ありがとう!」

 あー、辞めちゃうんですねー。ちょうど働き出しと、自分の通い出しが同じころかららしく、よく覚えてもらいました。なんか、しんみりです・・・。

 結構ハシゴしましたが、タクシーは待つこともなく、すぐに乗れました。久しぶりに車中で爆睡でした。車内にメガネは忘れそうになるしで、危ない危ない。

 家まで酔い醒ましで歩きましたが、

 歩きながらのウォーキングゲロ・・・。靴とかスラックスがとんでもないことに・・・。朝起きたら、トイレの前でした。うーん、久しぶりのフライデーナイツ!最高でした!

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最終更新日  2021.01.03 09:16:46
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