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さて、ウェットで非常に怖い思いをしたGSXですが、走行中の挙動はなにもタイヤだけじゃなく、ショックの働き、影響も非常に大きいです。特にこの車両は前オーナーがショックをオーリンズに変えているので一度セッティングを確認する必要があります。
現状、アクセル操作が荒いときにリアがヌルヌルすることと、ウェットではとにかくペースが上げられないってのはありますが、コーナー進入時から立ち上がりまでの前後の挙動のつながりなんかは、ベストかどうかは追求の余地は全然あると思いますが、違和感とか怖い思いはしないので、そんな変じゃないとは思います。
リアが跳ねたりはしないのでプリもそんなかかってない印象です。
なので、大きくは好みのテイストから外れてないので、味付けを変えるくらいかもです。そうすると減衰力を調整してみるか、です。
ただ、中古車なのでオーリンズのマニュアルは手元にありません。今の減衰力のポジションがどこなのかだけ、日曜日調べました。
伸び側のアジャスターはロッド下部の黒いやつです。時計回りに回すと減衰力が高くなります。

右に止まるまで回していってみます。カチ、カチ、っとクリック感をカウントしていきます。まるで金庫破り?で、止まるまで行ってから反対方向に回していきます。全部で40クリックありました。40段階の調整が可能のようです。結果は、忘備録で残しておきますが、現在位置は、

こんな感じでした。
同様に、縮み側です。これはリザーバータンク側にあります。これも同様に右に止まるまで回して、戻していきます。全部で24クリック。24段階の調整が出来そうです。

で、現在位置は、

こんな位置です。全体に弱めでしょうか。乗った感じゴツゴツしなかったので、ハードがかっこいい!なんていう単純オーナーさんではなかったようです。装備重量75kgの人を想定した設定と聞きました。初期設定は日本人には固いって聞きます。自分も装備重量75kgは行かないので弱めにしようと思ってましたが、あんまりおかしくはないようです。
そうは言っても気になるのは標準設定位置です。オーリンズのサイトに行くとマニュアルがダウンロードできます。それにはショックの型番が必要です。ネットでGSX-R1000 01 オーリンズ、とか入力すると型番は、SU148というやつみたいです。
それを入力して、マニュアルをみると・・・、なんか違う!
現行のカタログによると縮み側はさらにハイスピード、ロースピード用の調整ができるようです。写真のようなデカイ、黒いノブじゃありません。
・・・。
でたよ、こういう罠・・・。まさかー、他車種流用とかじゃないだろーなー。オーリンズには細かな種類がたくさんありますが、形式上同じなのは、GSX-R750 '97あたり。R1000はR750がベースのようなのでまさか使えてしまう?
安かったからとかで流用してる?プリ、減衰力は調整すれば許容内かもですが、全長とかストロークとかのディメンジョンが異なると嫌です。念のため調べると、


こういうの、萎えます。でも、まー、SS乗る人がつけばなんでもいいやー、ってことはないと信じます。時代が進んで調整機構が増えたバージョンを古い車種にもラインナップしなおしたー、そんな感じでしょうか??そんな感じであってほしい・・・。
なーんか、


知らなきゃ良かった?そんな感じです・・・。
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