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2016.08.18
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 それだと距離も短いし、面白スポットを全力でスルーします。距離も稼げてバイク的に面白い走りどころをつないでいくためには数々の経由地をインプットする必要があります。バイク的に面白いルート、イコール、山間とかなのでマップルを見ていると辺鄙なスポットをみつけることがあります。

 次のスポットもそんな場所で、隣県に住んでるけどまったく聞いたこともない遺物です。ナビに従い最終コーナーを曲がると見えてきました。

(デカイ!)

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 デカイ!って思うってことは想像以上の大きさってことです。駐車場も曖昧なスポットですが、広めの場所に停めます。

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 場所は、遺跡です。謎の巨石群!だそうです。ツーリングマップルには「謎の縄文巨石遺跡」とありました。

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 今では神社にもなってるんでしょうか?鳥居があります。ナビの検索には出てこなかったので神社名で検索しました。さすが古代のパワースポット?家に帰って取り込んでみてびっくり、光の世界!?

 ただ、ホルガがチープ性能なだけでしょうか。

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 岩に近づいて撮った写真も光の世界!なんか放ってる?

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 少し鳥居から離れた場所にも石組みがあって、中央のスペースは悠々ひとが歩ける広さがあります。

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 こんな仰角の石もセットされてますが・・・、

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 たて看板の説明をみると、E石の傾斜は春分、秋分の太陽光を観測できるようになっているみたいです。E石と台座の石のあわせ面がぴったりあっていて、なんか人為的作業のあとを感じます?

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 日本のストーンヘンジみたいなものだったんでしょうか。大まかな暦でも有用?確かにぼーっとすごしていたら、5月6月とか区別がつかないかもです。

 それはそうと、この遺跡には先客の家族連れが来てました。4人?こんなスポット、すっげー、ってみてひと通り見学したらクルマに乗り込んで帰る場所だと思うんです。確かにベンチがひとつありますがそれにしても長居しすぎ?解説かなんかの地元ボランティア?それにしては構成はファミリーです。

 ファミリーでこの遺跡について議論している感じ?両親と二十歳くらいの娘さん、それにおばあさん。ちょっと変った雰囲気の父親と老婆?自分がうろうろしていると、嫌な視線を感じます。なんつーか、こんなところにカメラ片手にバイクで観光気取りで来て、不謹慎なやつだー、みたいな感じがひしひし伝わってきます。守人でもあるまいし、まー、観光でもいいじゃないの。聞こえてきた会話。娘さんが、

「なんかねー、こっちのほうが嫌な感じがする・・・、出てきちゃいけないものが出てきちゃったのかな・・・。」

(そっち系の方々ですか?)

 確かに石の前には柵があって、何か封印しているようにも見えますが・・・。ベンチに越し腰掛けて、下を向いたままの老婆がぽつり、

「出てきたのは・・・、あっちからだよ・・・。」

(なんすかー?神代からの一族とか?雰囲気ありすぎ・・・。)

 自分はそこそこ学術的興味を満たせたので帰ろうとバイクに近寄ったんですが、

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 なんすかー!この羽虫びっしりー!それもヘルメットにだけ特に!色?使われている接着剤とかの溶剤の香りとか?まー、昆虫は多分エイリアンなのでロボットです。彼らの嗜好はまったく分かりませんが、この分かりやすい反応、なんかあります。

 ・・・。実は、あのファミリーからの呪詛攻撃?もー、触ることもできません。羽虫エリアから離れるため歩きながらふーふー、息で飛ばします。それでも付きまとう羽虫群。で、隙をみてなんとかさっと被ります。

(さっすが、ロボット。俺を座標系にしちゃって、後悔するのに!)

 バイクに戻っても、スクリーンとかに数匹止まってます。走行風でブローです。かまわずスタート。バイクの巡航速度くらいじゃあ落ちません。かわいそうに、仲間のもとからはるか彼方に運ばれてしまいます。彼らの飛翔能力じゃあもう帰れない?だから後悔するのに?いや、単純ロボットだから無心に帰るかも?

 そんなことを考えながら、高山への北上ルート、せせらぎ街道に出るために郡上市内をR256で目指します。どんどんウェットになって来ました。雨は行ったばかりなのか、これからくるのか?もしかすると雨雲に追いついてしまったのかー。先の山の雲はいやな感じです。前から来るライダーはレインを着ています。

 それにしても自分の会社の夏休みがずれているのか、全然ライダーに会いません。レインでも着たほうがいいかなー、と路側の退避スペースを探しながら走っていると、反対車線に広いスペースが。そこには1台のバイクが止まっていて、ヘルメットを脱ごうとしていました。

(レインでも脱ぐのかな・・・。)

 メットを脱いだ瞬間、

(女性!)

 目と目があってにっこり?向こうから走ってきた自分がレインを着ていないので、もう脱いでも大丈夫、とかの安堵感からでしょうが、明るいブラウンのショートヘアーが無敵のかわいさ!

 5秒間の恋でした。

 経由地だけの入力でしたが、確認したいことがあったので道の駅和良によりました。

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 それは雨雲レーダー。これから向かう、高山、白川の辺りはなーんか、雨雲が断続的に流れていそうです。前線でも通過中でしょうか。断続的なので通過時点で降っていない可能性もあるわけです。ロシアンルーレット。とりあえずレインは着ずに行けるところまで行きます。

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 ここに来る途中で立派なお寺を通過しました。もし、日時が合えばよってみたかったスポットが、鬼の首のミイラがあるという念興時。土日しかみれないようです。道の駅には写真だけありました。

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 せせらぎ街道に出るためにR256を行きますが、郡上市内までがウェット下りの九十九坂。GSXではナーバスです・・・。市内を抜けて、せせらぎ街道R472に出ました。ここから高山まで天気がよければすばらしいビューイングのルートですが、先の山々は山頂に雲を被ってどんよりです。ちょっとため息。

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 前から来るクルマは濡れていないので、雨は通過後だと思います。でもウェット路面で霧雨くらいのエリアが断続的に来ます。せっかくの白樺エリアも萎え萎えです。でも、基本、平日のせいか交通量はほぼ皆無。一気に高山市内まで来れました。

 高山なら、古い街並みを観光するのが普通なんでしょうが、今回寄ったスポットはめっちゃ広い駐車場をもつ施設です。

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 クルマも停まってはいますが平日のためかまばらです。ひろい!入り口は遠そうです。少し歩いていくと、いいねー、こんなオブジェがお出迎え。マヤっぽいアーモンドアイな石像です。

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 アプローチを過ぎると、バーンっと正面に出ます。どんなスポットか読めませんが、記念撮影しようとしている家族から声をかけられました。

「シャッターを押してもらえますか?」

 ノープロブレム。言葉からして関西圏からの旅行客のようです。家族写真を撮ろうとするくらいだから、それなりの知名度のあるスポットなんでしょうか・・・。

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 入り口を入ると、

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 なんだぁー?ひじょーにアーバン!間接照明バリバリの雰囲気マックス施設です。総合受付にきれいなお姉さん。

「大人1枚。」

 チケットを買って、ゲートの係員に渡すと、

「当館は初めてですか。」

「ハイ。」

 って答えたら、館内の説明をしてくれました。それでようやく納得。ここは美術館でした。聞くと、洋画から特別企画展、日本画、モダンアートなんかも展示してるようです。他に、南米の古代文明もフィーチャーしてるのが特徴のようです。

 これが大失敗。1時間弱の時間しか予定してなかったんですが、見所いっぱい!正直絵画は詳しくないのでアレですが、2階の博物館ゾーンが面白くて。古代エジプト、ギリシャから始まる陶器、青銅器、マヤ文明のマスク類とか、アンデス文明の展示ゾーン、縄文土器、土偶なんかもあって、こりゃー、半日は潰せそうです。

 当然館内は撮影禁止。何ヶ所か撮影スポットがあって、それは恐竜。福井は恐竜で有名ですが、岐阜も近いので、地質学的には恐竜ゾーンなんでしょうか。そんな地質学的説明もありましたが、時間もなくて説明まで読めません。

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 屋外にも恐竜のオブジェ。なんでもこの辺りで見つかった恐竜の復元だとか。結構大きな恐竜が日本にもいたんですね。

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 でー、撮影スポットがもうひとつあって、これが目的でした。中庭に出るとー、

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 おー、マヤのピラミッド!でけぇぇぇーー!よくできてるなー。

 蛇のシルエットが浮かび上がる階段でしたか?本家は4面階段で、最上階を加えると365段とか、そんなんでしたか?

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 いつか行ってみたいマヤ!いいねぇー・・・。雰囲気マックスでテンションあがります。

 ここは高山の光ミュージアム。大人900円の入館料でこれは楽しめます。なんでここの館が南米文化に傾倒しているかは分かりませんが。見上げると、マヤー!日射しが神々しい。ほんと失敗です。もう少し見て回れるプランにすればよかったです。次はミレー展とのこと。いいけど、ちょっと愛知から高山は遠いです。

(ピラミッドがある、ってことだけで下調べをあまりしなかったのが失敗。)

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 後ろ髪引かれる思いで、ミュージアムをスタートです。予定より長居しちゃったので、もう1っ箇所のスポットはパスすることに。あとは宿を目指します。南砺市に入りたいので左に1本国道をジャンプしてR156にシフトしたいです。ちょっとだけ東海北陸自動車道を使ってワープです。

 飛騨清見ICから白川郷ICまで飛んで下道R156に合流です。ここの高速がまたウェットでした。ただ後半の11kmのトンネルと言い、すっげートンネルが多い区間だったので路面が乾く暇はないのかもです。涼しいのは助かりました。

 R156を北上。ここから合掌造りの集落がたくさん続きます。4時台ですが谷筋の道で両脇を山に囲まれているせいか、もう陽が山の背に隠れて陰ってきてます。そうそう、自分の田舎も山間だったから暗くなるのが早かった気がします。

 キャンプ、とかではないのであせる必要はまったくないんですが、やっぱり日が沈んでくるとどこか心細くなってきます。この郷愁感がジャパンです。

 これで幹線国道は街に合流して終わりかと思ったんですが、宿方向へのアプローチ国道304号がなかなかいい・・・。ヘアピンカーブでぐんぐん標高をあげて尾根筋を快走です。しばらく走ると眼下に街が見えてきました。

 名阪国道から奈良盆地がみえる感じ?こりゃーいい眺めだわー、って思っていたところにやっぱり展望台パーキングが現れたので入ってみました。

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 闇が迫るなぁ・・・、って嘘です。ホルガのせいです。せいなんですが、実際の明るさはもっとありますが、気持ちはこんな感じ。よく画にしてくれてます。

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 峠を下ると目的地付近です。夜食を買い込みたいのでコンビニを探します。で、図らずも目的地の宿を素通りしました。

(今日はここかぁ。)

 もっと和風かと思ってましたが、ルックスはビジネスホテルに近い感じです。コンビニで少し夜食を買い込んでホテルにチェックインです。まずまず時間通りです。

 オーナーが言うには、今日の宿泊客で夕食、朝食をつけているのは自分だけらしく、夕食は何時でもいいですよ、とのこと。お風呂は前回の宿もそうでしたが、予約制の貸切風呂のようです。

「お風呂は部屋にもありますが、バイクで来られたとのことなので浴場に行かれますよね?今の時間ならまだ和室の家族連れのお客さまも入らないでしょうから、夕食の前にゆっくりお入りください。」

 ってことで、荷物を部屋に放り込んで浴室へ。

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 ふたりくらいしか入れない浴槽ですが今回はいろいろ寄ったので、疲労はそんなでもなく。木曽見茶屋に行ったときはほとんど休んでないので腰が砕けそうでしたが、熱めのお湯で身体がほぐれます・・・。

 しばしオリンピックを見ながら夕食の時間を待ちます。食事どころは、カウンターと座敷もある小料理屋みたいな雰囲気でした。昼とかはランチもやってそうです。

 気づけば五平餅だけでここまできました。お腹も空腹マックスなのでいただきます!

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 大将には悪いかもですが、味わうというより飲み込むようにスピード完食!チゲ豆腐、夏に効く!レンゲでスープまでいただきました。

 ふぅ・・・。食った食った・・・。またしても部屋の前にビールとかの自販機。買いこんで部屋に戻ります。

 オリンピック、ゆっくり見れてませんでしたが、女子レスリングが最後の逆転劇で金メダルラッシュ。登坂選手がたまたま泊まっている富山県出身とのことでフィーチャーされてました。

 ビールを飲みながら洗濯も・・・。明日に備えて、グローブとハンカチを水洗いですがウォッシュです。エアコン前に干しておきます。朝には乾いているでしょう。

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 テレビで明日の天気予報も見ながら、ルート配分を考えます。明日の午後は、富山、石川県は雨のようです。午後には岐阜に入る予定なので、逃げ切ります。存外楽しめたスポット群に感謝。300km走ってまだ燃料警告灯が点かないGSXの燃費のよさにも感謝。ハイオクですが財布に激やさしいいいバイクです。次の日は北陸随一のスポットを目指します。

 その3に続く。

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最終更新日  2023.09.16 23:02:04
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