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2019.07.03
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カテゴリ: 映画

 日本人同士だと、こういう話題はつながりにくいです。それが当たり前だと思っているからー、というのと、英語で話す語学力がない・・・。今のネイティブの講師はブロンドのカナダ人。とってもフレンドリーな女性。今回のレッスンもいろいろ日本について知りたくて、次から次へと質問。彼女の大きな瞳が興味の深さを物語ってました。彼女の口から、SAMURAI、Edo era(江戸時代)なんて言葉が出てきました。ネイティブの人も結構家康の名前は知ってます。じゃあ、ノブナガを知ってますか、って聞いたら、
「ノー。」
 という答え。彼は封建社会を壊そうとした改革者みたいなひとだー、と教えてあげたらとっても興味深そうでした。
 で、ふと思った、日本社会に異文化のひとが放り込まれたらどうなるかー。レッスンから帰って無性に見たくなった映画、ラストサムライ。
 この日のレッスンにぴったり。オールドファッション・ジャパン、たどたどしい語学力でコミュニケーション。まさにこの映画にオールインワン。劇場でみたのはすでに16年前?その当時は、日本を曲解、妄想した安いテイストの映画だと思った節が正直あります。
 でも、見直してみたら、いい・・・。すごくいい・・・。確かに誇大妄想はあるけど、こちらが拡大解釈して拾いに行けば、穢れに対する畏れ、その中にも敬いを忘れない美徳がにじみ出てました。
 海外のひとが、こうあってほしい日本、を具現化したんだと思います。忍者を題材にしなかったのが正解。
 なによりトム・クルーズがかっこよすぎという。今も現役バリバリ俳優さんですが、この頃がひとつのピーク?この武者姿には世界中の女性が卒倒したと思います。

 忠臣蔵だって鎖帷子。新選組も甲冑は着てないし、白虎隊だって衣に見えます。でも、あれか?切り結ぶ時間が短いアサシンみたいな方々だから、スピード重視でいいのかも。相手も軽装だし。まあ、それでもこの映画の甲冑も、西洋のそれに比べたら動きやすそう。
 太陽公園でみた西洋のプレートアーマー。ほんと、思想の違いがはっきり分かります。きれいな映像の映画でしたが、やっぱりDVDは今の時代ではすでに画質は粗い感じがします。ブルーレイでみたら、もっと感動まちがいなし。
 久しぶりのベタ映画でしたが、素直にいい作品でした。

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最終更新日  2019.07.03 22:55:04
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