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2023.09.02
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カテゴリ: バイク・ブレーキ

 ピストンの固着した汚れは爪でこすったら取れてくれる程度でした。薄い周方向の線はうっすらみえますが、大きな傷はなさそうです。
 さて問題はキャリパー。どこまで味噌が落ちるか。
 味噌は親油性はないみたいで、溶けることもなく落ちて漂います。ピストンのリングシールも外して、柔らかい刷毛でできるだけ汚れを落とします。
 4つのキャリパーを洗ってパーツを引き上げたらこんな状況。うげー、砂だらけ。パッドの鉄粉かな。
 変な味噌はこびりつくこともなく取れてくれたけど、なんというか、変質、変性の恐怖? 味噌状になっていたフルードが残っていた部屋にはなにやら焦げ跡のような汚れが。刷毛ぐらいのこする力じゃ落ちなかったか。
 洗剤でひとまずきれいに洗って乾かします。その間に洗油として使った灯油をリサイクル。チェーン洗浄用の灯油に濾して注ぎ足します。
 バットの底に残った汚物。すげー汚い。でもこれだけ付着してたんだな。
 英語から戻って、気になる焦げ跡みたいな汚れを落としてみます。フェルトバフと液体クレンザーで勝負です。

 指で触ってみると変に凸凹はしていなくて、滑らか。なら新しいフルードに溶け出てきても、知れたコンタミ量かな、ということでやめておきます。
 ブリーダー穴、バンジョー穴、Oリング面、銅ワッシャー面、リングシール溝も綿棒でごしごし。できる限りの手を加えて洗浄終了です。
 ここからは比較的楽なパートです。ただ、本締めは車載状態でやりたいので、コンプリートするには屋外作業が必須。それはもう少し涼しくなってから。
 洗ってみて感じたけど、ブレーキダスト、結構な量。思えば、ブレーキクリーナーとかでメンテをした記憶がないという。9R、VTRのときはまだやってました。やったほうがよさげ、というのを実感できるバットに残った鉄粉量でした。

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最終更新日  2023.09.02 22:00:00
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