午前中の行動がメインなのでいつもの糧食を。今回はおにぎりメーカーじゃなくて手で握ってみました。おにぎりメーカーだとボロボロ崩れて食べにくいのです。手で加圧したらどうなんでしょう。 　最近の早朝はまだ気温が安定しなくて、最低気温が２桁の朝もあればひと桁の朝も。今日はひと桁。さすが日頃の行いが悪いです。
　４時半スタート。今日のお供はPieni M。低性能なのでなんにも写ってないです。 　４時半だとまだ真っ暗。今日の行き先は毎年恒例になっている大井川方面。東進です。浜松の北、天竜エリアを抜けるのでまずは新城方面へ。 　天竜エリアを超えると大井川までなにもない山間を延々と行くことになります。帰りは南下してR1号エリアに出る予定なのでガソリンの心配はありません。早朝行動分を補充するため、出てきたGSで家から使った分を給油。
　お釣りを財布に入れていた時、チャリーンという音。うっ、コイン落ちた？？地面を見ても近くにコインは見当たらず。気のせい？ということにして出発。幸先悪い。少しずつ夜が明けてきました。 　新城市あたりで朝日が昇ってきました。 　1回目のトイレ休憩スポット、道の駅鳳来三河三石へ。R257は気持ちのいいコーナーが続きますが気温は4,5℃付近。交通量はないけど路面温度は低いというトレードオフ。このマスツーグループ早いな。 　道の駅を出た瞬間に、お腹がゴロゴロ。微妙な腹痛。道の駅に戻る？次のスポットまで我慢？
　朝ご飯のなにかなのか、低温でお腹が冷えたのか。
　だけど、引佐に抜けるころ、コーナーが続きだすと走ることに専念するせいか腹痛も消えました。引佐に抜ける道も桜が多いルートに感じます。仄暗い中の白い桜もきれい。 　天竜まで南下することを良し、とすればまだマシなルートがあるんですが、なるべく最短で東進したいので酷道パートを行きます。まずは渋川方面へ。この県道47号は後半があまりよくない道です。 　今回ショートカットに使えないかな、と見つけた道が県道295。酷道パートではあまりみないちゃんとした交差点。そこそこ利用者がいて、整備されてる道だといいですが。 　県道295に入ってしばらく進んでいくと、道の真ん中に何かが。
　はじめ華奢な脚がみえたので、てっきりカメラの三脚に見えました。こんな早朝に交通量がないのを見越してのカメラ愛好家なのか、仕事熱心な測量技師さんなのか。どっちにしてもターゲットなんてなさそうですがー、 　近づくと、動き出したので野生の動物とわかりました。
　このお尻は鹿っぽい。両方崖なので、どうしても追いかける格好になってしまうのは許してください。この鹿の走りが本気かどうか不明ですが、メーター読みで時速30kmくらいの走力でした。 　ほかにもカメラは回してなかったですが、目の前を尾の長い鳥が滑空して横切ったときは思わず轢いちゃうかと。ルックスは始祖鳥です。あの尾の長さはキジ？調べると飛行力はあまりないようなので、キジです。
　あと、左の藪の中に複数等の鹿も隠れていたり。藪の中に複数の眼を見つけた時はぎょっとしました。この道は野生の宝庫。そんな道を東進したので天竜の街区はパスできました。
　順調に流してたんですが、なんか変な電光標識が。よく見えないな、みると・・・、この先のどこかで崩落が発生していて通行止めらしい。
　どこまでいけるのか。チャレンジするか・・・。いや、狭い酷道でUターンとかしないといけなくなったら嫌だな。右には赤い吊り橋が。そっちに抜けろ、ってことかな。 　結局、標識に従って迂回。ナビで経由地を入力してもどうしてもつなげてくれなかったのはこの通行止め情報のせいかな。狭くておすすめしない、ってくらいだろうから強行突破してリルートしようと思ってたのであまりほかのルートのイメージがなく。
　う回路を走っていくと、以前使った道の駅が出てきたのでひとまずルートチェックのために寄ります。 　道の駅天竜相津花桃の里。花、っていうだけあって奥の桜も満開。
　お金持ちさんだな。貧乏をうつしちゃ悪いんで放尿して先を急ぎます。
　ナビ通りに来たら結局天竜街区を走ることに。くー、意味ないです。だけど桜はきれい。気を取り直して天竜から北上再開です。 　結局いつもの赤いルートになってしまいました。本当は青いルートを試したかったんですが。この辺もよく来るので早く復旧してほしいです。 　R362を北上します。春野、川根本という見慣れた地名が出てきました。 　このR362の川根本手前の15kmくらいの区間？が険しくてクラッチ左手パンクルートです。数年前にクラッチワイヤーに徹底的に注油して以降、左手がパンクすることはなくなりましたが、とにかく長いルート。マップルにもそう書かれてますが、今回ここもショートカットしてみます。 　見つけたのが青いルート。いつもは赤いルート。R362も渓流沿いを行くので要所要所の雰囲気は嫌いじゃないですが、マンネリ防止で新ルートを試します。 　とは言っても同じようなエリアを抜ける道。基本は同じ雰囲気かと思ったら、前半はなかなかの快走区間。中央線まである。桜もあって開放的です。 　こういう快走区間ができるだけ続くといいな、と走っていると、やっぱりいつもの半林道みたいな趣に。 　そりゃ山だからな、と思っているとたまに快走区間も。集落がある付近は整備されてるんでしょうか。まさか、このままこれが続いてくれるのか・・・、と思ったら、 　やっぱり林道っぽく。 　この県道、最終的には左手パンクルートのR362に合流します。この合流ポイントがどんな感じか心配してました。トラウマになってる京都の山奥のR477の分岐が急坂のUターンばりの合流。ストリートビューから拝借。上り、一時停止。UというかVターン・・・。 　そんなんだったら・・・、と心配してたら拍子抜けするほどのイージー合流でした。まあ、流れに沿ってるからで、逆に向かうなら京都と同じえぐさです。 　だけど、ここは左手パンクエリアの手前での合流です。そこもショートカットできたら使い勝手のいい抜け道には感じました。
　ということで左手パンクゾーンに侵入です。ここは余裕パート、どこから険しくなってくるかな、と様子をみていると、 　道のど真ん中にコーンが。なんか嫌な文字が見えますが・・・。 　うわ、やっぱり通行止め案内。真ん中に置かれてるのは、これでUターンしろということか。確かにこの先こんな広い道幅があるとは思えないので、引き返すしかないとは。 　ここまで走ってきて、大井川はもうすぐ。まさかの敗退決定？
　Uターンし終わると、目の前の細い脇道からクルマが降りてきました。 　近づいて見ると川根本方面への抜け道案内。マジか、まだあきらめなくていいのか。行ってみる？ 　ハイエースみたいなクルマが出てきたくらいだから、そこまで狭くないんじゃないの、って気もするけど、こんな酷道しかないエリア。R362はそんな中でもメインの幹線なんだろうから、その支流が快適とは思えない。思えないけど、回り道に指定するくらいだから、最低限の技量があるドライバーも視野に入れてる、ってことでOK？ 　侵入してみると、嫌な感じのする道です。うまく言えないけど、陰！もう歓迎されてないオーラというか。
　ほんと変な感じなんですが、坂も急というのはありつつもなんか登らない。ローギア1本で登っていく感じです。しかも後ろにゴムロープでもつながっていて、下に引かれている感じというのか。これ、先は本当に走れるのか？ 　視界が開けたら、毎度の心細くなる景色。目の前の山より高いんじゃないのか。グイグイ登ってきたということ？登らない感じ、ってのも納得。 　致命的なパートは出てこないけど、初見の酷道なので不安です。早く終わってほしい。ナビ的には合流出口が近いはず。どこにどう出るのか読めません。 　で、いきなり街区に。よかった、予定では今日の酷道は終わり。ほっとひといき。 　今日の目的地はこの合流の右折なんですが、あまりにUターンといのもあるし、ちょいとした事情から直進。結局寸又峡方面にしばし北上します。 　で、出てきたいつもの休憩スポット、道の駅に寄ります。 　道の駅フォーレなかかわね茶茗館です。 　自分が立ち寄る時間は何時も早いので園内でひとをみたことがあまりないという。昼頃はにぎわってるんでしょうか。 　桜も満開です。 　だけど自分が立ち寄った理由が、朝から続くお腹の急降下。ここは大きくてきれいなトイレで安心。安心っていうのはウォッシュレットというのもあるけど、トイレットペーパー。これ、なかったら爆死案件です。なので、ここまで引っ張ってきました。
　ふぅ・・・。だいぶ落ち着きました。気持ちに余裕が出たところで、去年もあったようなゆるキャン△。さてPieniでパチり。 　ホルガだとどうだったかというと、こんな感じか。Pieniは今魔改造中なので、出来上がりをNマシ知見取り中です。 　9時、道の駅をスタート。目的地に向かって南下します。毎度の塩郷の吊橋。ひとの大きさと比べると結構巨大な吊橋です。 　南下して、家山に到着。数年前に偶然通過して知った、桜のトンネル。9時半くらい。まだ近づいてもそれほど渋滞はしてませんが、どんな感じでしょうか。 　お、今年はちょうど満開でした。まだ葉っぱも見えないくらい。だけど、数年前の散り始めの花吹雪はそれはそれでよかったです。渋滞を予想していて、逆にゆっくり見れるかな、と思ったんですが、流れがスムーズであっという間に目的地終了になってしまいました。 　通行止めの酷道をつないできたのにあっという間に終了です。
　さらに南下を続けます。大井川沿いは桜がそれなりにあるので要所要所で桜を見ながら島田市街方面に下がっていきます。時間があったら大井川の河原に降りておにぎりでも食べたかったんですが、開けた視界に驚き。
　川が近い割に標高高い！何かの間違いのような光景。ほぼ急峻な崖上を走ってる道なんでしょうか。これは河原に降りるのは無理です。反対の県道のほうがそういう意味では降りやすかったかもです。 　島田市街にきて、R1号のバイパスに乗って浜松方面を目指します。 　静岡を走っているとバイパスがよくありますが、スキップされる菊川、掛川、袋井あたりのの立ち位置が不明。移動の際は便利ですが。 　そろそろお腹が空いてきたので、出てきた道の駅に入ってみます。国道沿いの道の駅といってもバイパス沿いなので高速のSAとかそんな趣。うわ、バイク専用駐輪スペースがある。混じるの嫌い。針、いなぶ臭せぇ。 　遠くにこっそり停めたいんですがマナーもあるので仕方ないです。幸い、まだバイクは多くないのが救い。建屋の前にもバイクスペースが。そっちは談義系にみえました。GPZオーナークラブみたいな感じで並んでました。 　トイレの近くに休憩室が。ボッチの自分はこんな場所でenoughです。早めの昼食、というかおやつタイム。今日の具材は和歌山紀州の梅。おにぎりにぴったり。塩気もちょうどいいし、おにぎりメーカーじゃないのでボロボロ崩れません。 　だけど、

　これ、去年の11月のツーリングでも書いてたやつ。あのときは気温０℃近くを走ってました。今日はそれより暖かいし、おにぎりケースに入れてきたけどダメか。お昼過ぎまで走れば暖かくなったのか。
　お腹もほどよく満たされたので家路に着きます。静岡南部は走りどころがないので高速でジャンプ。ETCアンテナ移設後の感度再確認と、とあるもののテストを兼ねて乗ります。
　掛川から乗って、 　三ケ日で降りました。 　ETCアンテナの感度問題なし、とあるアイテムも多分問題なさそう。問題あれば改良しようと思ってたけど、これでツーリングでも安心して使えます。
　帰りはR23号を走ってみたいので浜名湖を南下します。 　そして豊橋に。ここはさすがに流れが悪いです。お、路面電車。こっちに引っ越してきて豊橋を走ったとき路面電車用の信号とか不安になったというか。情報量多くて苦手な街の印象です。混んでるし。 　そこから名四に。3月に名豊道路が開通、とか蒲郡バイパスが開通とか案内が出てくるので、どの程度つながったか実際に確認です。バイクではあまり走らないけど、クルマだと使えるので。
　案内にも出てたけど渋滞。上りも下りも名四を走っていると渋滞とか出るのでバイパス化されても、利便性から交通集中しちゃうのか。乗るとやっぱりノロノロ。1車線は厳しいか。 　蒲郡付近の路面が黒々として新しそうです。ここが3月に開通した区間と思います。 　R23号をついつい名四って言っちゃうけど、三河側は名古屋豊橋で名豊が正しいんでしょう。R23に乗る前から給油警告灯が点灯。R1号で帰ったほうが距離は少ないけど、岡崎城近辺の花見渋滞が危険なので、こっちに乗りました。こっちもノロノロ。なんとか無給油で帰りたいです。
　流れが回復。渋滞がなければガソリンは大丈夫そう。朝早かったし、流れもノロノロ。疲労も蓄積。さすがに眠い。生あくびが止まらない。家まで一気に行った方がいいのか・・・、なんて悩んでいたら事故を目撃。 　やっぱり休もう。
　出てきた道の駅で休憩です。なんだ、ここもバイク多いのか。 　今日、いろいろ道の駅に停めてみて感じたのが、当たり前だけどみんな新しいバイク乗ってるんだな、ってこと。自分のバイクも4半世紀。いろいろ問題はあるけど、今日感じたのが、今までも感じ始めてたけどリアがふわふわ。そろそろショックもオーバーホールしたいです。中古でノーマルショックの美品をゲットしてますが、ついついショップにも依頼できてないという。VTRのときは4万弱だったかな。そんなお金ちょっとないし、ショックをばらすのも面倒で手がついてません。今年のオフの時期とかにやれたらいいな、とは思います。 　そんなことを考えつつ、ホットブラック。ふぅ・・・。うまい。ぽかぽか陽気、ってほどじゃないけど風もないし、シーズン始まった感じです。 　そして帰宅前に給油。 　朝給油してから330km。ここまで走って給油したのは初めてかもです。給油タイミングの見定めにひとつの知見です。 　そして無事到着。 　帰って遅めの昼食でひと息です。酷道の新規ルート開拓をしようと思いましたが、各所の通行止めで走破できた感じは微妙です。まあ、酷道なんで期待する方が無理とは思います。
　春の酷道でドロドロ。次の本格的始動はGW。それまでに洗車して、荷物の積載ももう少し詰めて完成度を向上させたいと思います。25年のシーズンが始まりました。