能登の方言を楽しむのが講じて、いつのまにか700語ほど集まりましたが、言葉に関しては門外漢なので専門的な説明はできません(^^;
また、意味なども一応は書きますが能登でも地域によってニュアンスが違うようです。と、はじめに言い訳しておきます(笑
先日の方言の意味、参考です。
●「あごかき」(あごを動かしている人→常に食べている人・おしゃべりが過ぎる人)「あご」の付く他の言葉「あごをたたく(小言や余計なことを言う・反論する)」
●「ごうさらし」(業、性をさらす:悪い本性を晒す人)
●「ごうつくばり」(業をつくばる:強情さに居座る人)「ごう」を使う言葉に「業がわく(本心から怒りが沸いてくる)」
●「ずんべこき」(ごまをする人)似た言葉に「べらすこき」「べらす」(おせじ)を言う人
●「のどかき」(食いしん坊・いじきたない人)
●「らっぱこき」(ホラを吹く人)
●「だらぶち」と同じ使い方をする「だらぼち」には、民話に登場する「だいだらぼっち」「でぇだらぼっち」のように「○○法師」が「ぼっち」→「ぼち」になったという説があります
●「ぼち」←→「ぶち」、どちらかが転じたという説もあり、いずれも真偽のほどは判りません(^^;)
能登の方言の中には「そぅやさかい」が変化して「ほぅやさかい」となったものや、「だら」という言葉は関西の「あほんだら」から来たという説もあり、文字で書くと関西系の表記のものも多くありますが、アクセントは関東系のものや地域独自のものもあり、船によって人や文化が移動伝播した時代、北前船や朝鮮半島からの影響もあったといわれています。
また、能登には古語や都ことばが残っているとも言われますが、その時その時代の文化が流行る限界地点で言葉が止まり、それ以上奥の地域まで新たな言葉が伝わらなかったので古語が残っているという説明や、輪島塗の行商人が都市部の文化を持ち帰り伝えたもの、富山の薬売りが伝えた言葉もあるといわれます。
※色々な人の説や推測、伝聞を基に書いていますので、全て参考程度にして下さい(^^;
※方言に詳しい方のご指導ご指摘歓迎致しますm(__)m