能登の手染め日記

能登の手染め日記

Jul 7, 2007
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カテゴリ: 日々
あばれ祭りに雨が降らなかったのは何年ぶりだろうか?
花火もキリコも順調に行われて良かったようだ。と言うのは、私は友人の家の座敷で「よばれ(=ご馳走に呼ばれること)」て酒を飲み、花火もキリコの運行も見ていないのだった(笑

この宇出津の「あばれまつり」から9月下旬頃まで能登の各地で殆ど毎日のようにキリコ祭りが行われる。

たいまつの中、大型の行灯(こういう表現しか思いつかない)が何本も走りまわる姿は壮観でカメラマンにとっても絶好のモチーフだ。その一方で座敷では「よばれ」が行われている。今回、春先に知り合った新聞記者が能登のキリコ祭りも関心を持っていたので「女たちの祭り」の取材を薦めた。

祭りの夜に多くの家の座敷では「よばれ」で友人知人が集まり宴会を行う。今はテーブルで市販のオードブルや家庭料理でもてなすが、私が幼い頃はお客さん一人ひとりが御膳に座り家によっては輪島塗の御膳やお椀で二の膳までついた祭り料理を頂いた。私も6歳か7歳ころ、それまで親の傍で食べていたのが一人分の膳に座らせられて不安気と気恥ずかしさの中で一人前の扱いを受けたものだった。

そうした風習も簡略化されてきたのだが、奥能登の旧家などでは今でも座敷に御膳を仕立てる家が残っている。これも失われていくのだが、だからこそ、そこで行われた祭りの日の女の人の仕事を取材して欲しいと思ったのだった。

よばれ」に来た男たちは口々に「一年ぶりですね」「七夕の牽牛と彦星のようだ」などと話すのだが、実際には増えた腹周りと減った髪の毛の話になったりするものだった(^^;

さて、宴も終わり知人宅に妻と息子が迎えに来て、お礼を言って友人宅をあとにし、コンビニで買い物をした。色とりどりの浴衣を着た子や法被姿など、店内外に若者が溢れている。この光景も珍しい(笑

深夜なのでタバコなどを買うためにレジに並んだのだが、混雑していて順番が分からない。

眉毛を剃った子と金髪の子が顔を見合わせて「いいです」と言ってくれた。
「ありがとう」と言ってそこに並んだのだが。

・・・なんだか、割り込んだような気になったが、今の若者も礼儀をわきまえているもんだと思った。・・・(^m^)

「まだまだ若い子もすてたもんじゃないな~」と帰りの車中でレジの話をしたら、息子が、
「単に、ガラの悪い酔っ払いオヤジと関わりたくなかっただけだろう」と言ったもんだ(^^;





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Last updated  Jul 7, 2007 01:46:34 PM
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