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能登の手染め日記

Feb 28, 2008

良い加減

(10)

テーマ：絵が好きな人！？(4067)

カテゴリ：染色

墨色の濃淡と淡彩。

布の上に描く墨の濃淡の具合を思うようにコントロールするために、私の場合は４色の濃度に調節して使っている。白い紙の上ならばそのままの色で描き上がるが、紬や生成りの麻布に、ちょうどの加減で墨の濃淡を出すのは、ちょっと微妙だ。布の色と生地の強さに薄墨の色が負けてしまう場合がる。

麻布の上に山吹の花

山吹の葉は特徴があって一筆では描けない、いったん描いた上に葉脈に沿って何度か重ね描いて感じを出そうとする。しかし、葉が分厚く見えるとビワやクリの葉のようになってしまう（^^ゞ

画像は墨で描いた写真にＰＣ上で花と葉の色の淡彩を重ねている。生地の上で練習するわけにいかないのでＰＣ上というのが都合よい･･･どの程度の色具合が丁度良いのか探しているところ。（^^

なかなか「丁度良い具合」というのが見つからない。これをあきらめて手抜きをすると「いいかげん」なものになる（^^;

「おぉ～、いいかげんになった～」

はて？「いいかげん」という言葉が「良い加減」ではなく「デタラメな具合」という風に使われるのはなぜだろう？
これって、能登弁かな？（笑

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Last updated Feb 28, 2008 07:45:25 PM
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■コメント

アクセントも関係するでしょう

moegi さん

「いい・かげん」と発音するか
「いいかげん」と平板に発音するか。 (Feb 28, 2008 09:30:11 PM)

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Re:良い加減(02/28)

ひろろdec さん

goodのかげんになっているような気がしますが(笑
葉の表現も厚さを感じると栗やビワの葉に？なるほど大きさの違いはあるけれどカタチが似てますね。
(傍にビワの鉢植があるので見比べてながら打っています)
強弱が効果的で野の奥行きが感じられます♪ (Feb 28, 2008 10:13:07 PM)

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Re:アクセントも関係するでしょう(02/28)

notonote さん

それもありまりすね。
だいたいは前後の文脈で判断つきますが（^^
「いいかげんやな～」と平板に発音しましょう（^^ゞ
(Feb 29, 2008 12:14:27 AM)

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Re[1]:良い加減(02/28)

notonote さん

ひろろdecさん
goodですか（笑
ビワは分厚くて硬く、長くふくらみがありますね。この葉も描くのは手ごわいです。
ヤマブキの葉はバラかなので、鋸歯がはっきりしていて薄いのですが、麻の生地に負けないように描くと、ちょっと硬くなってしまいました（^^;
(Feb 29, 2008 12:15:01 AM)

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Re:良い加減(02/28)

koubou-m さん

「お風呂の加減は？」「あ～いいあんべ（塩梅）だ」
その加減がよいかげんなのでしょうね。

それにしても匠の技とでも云うのでしょうか。
PCで私も描いてみますが、とてもとても！
これでもかと突きつけられるとジレンマを感じます。
(Feb 29, 2008 11:04:38 AM)

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適当もそうですね。

M-Crimson さん

山吹の花の色づけは勿論ですが、葉の彩色に、
緑と薄青で強弱が出ている点、面白いと思いました。
加減と言えば、「体の加減」とも言いますね。何でだろう？

(Feb 29, 2008 02:09:17 PM)

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Re:良い加減(02/28)

幸達さん

布地に墨の濃淡のみで絵付けをするのはたいへんなことでしょうね。しかも誰かがそれを召すとなれば、
デタラメは有り得ないし、良い加減でなければ。
テキトウも適当でなければ。深いですね。 (Feb 29, 2008 06:15:13 PM)