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Oct 26, 2008
テーマ： 絵が好きな人！？(4067)
カテゴリ： 絵・美術について
先入観や思い込み、擦り込まれた意識、既成概念というものは、実にヤッカイなものだと思う。
昨日の絵画教室で子どもたちの絵を見て
「影は黒い色じゃないんだよ」と言うのだが、殆どの子が影の部分に黒い色を塗る。思い込みや、摺り込みがなされている状態だ。
茶色の机の上に器を置いてあると、その影は黒に近い茶色になる。だが、絵の中には机の色のような茶色を塗ってないのに、紙の上には黒い陰の色を塗る。
「影は黒い色じゃないんだよ」とみんなを集めて言う。
黄色い紙やピンクの紙の上に同じ器を置きなおして、
「影は黒くないよね」と説明する・・・分かってもらえたような感じだったが、今度は濃いグレーを塗る。
・・・う～～ん（^^ゞ
写真は大人の描いたソフトクリームの形。この絵の場合は、ある程度のリアルさが必要だ。
観念にとらわれるのは子どもだけじゃないが、説明すると大人の方が直しやすい場合もある。図案化されたイメージとしては、左の絵の方がソフトクリームだろうね(^^ゞ
ものの形のイメージは概念として固定するし、色の先入観というのはシッカリ植えつけられてしまう。木の葉の色は緑・・・それもビリジャンとか。空はスカイブルー・・・木の色は茶色、肌の色は肌色・・・。
ま、しようがない。じっくり観察してもらって、現実の色や形を見つけてもらうしかない（^^ゞ
昨日の絵画教室で子どもたちの絵を見て
「影は黒い色じゃないんだよ」と言うのだが、殆どの子が影の部分に黒い色を塗る。思い込みや、摺り込みがなされている状態だ。
茶色の机の上に器を置いてあると、その影は黒に近い茶色になる。だが、絵の中には机の色のような茶色を塗ってないのに、紙の上には黒い陰の色を塗る。
「影は黒い色じゃないんだよ」とみんなを集めて言う。
黄色い紙やピンクの紙の上に同じ器を置きなおして、
「影は黒くないよね」と説明する・・・分かってもらえたような感じだったが、今度は濃いグレーを塗る。
・・・う～～ん（^^ゞ
写真は大人の描いたソフトクリームの形。この絵の場合は、ある程度のリアルさが必要だ。
観念にとらわれるのは子どもだけじゃないが、説明すると大人の方が直しやすい場合もある。図案化されたイメージとしては、左の絵の方がソフトクリームだろうね(^^ゞ
ものの形のイメージは概念として固定するし、色の先入観というのはシッカリ植えつけられてしまう。木の葉の色は緑・・・それもビリジャンとか。空はスカイブルー・・・木の色は茶色、肌の色は肌色・・・。
ま、しようがない。じっくり観察してもらって、現実の色や形を見つけてもらうしかない（^^ゞ
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[絵・美術について] カテゴリの最新記事
Re:既成概念からの脱出(10/26)
M-Crimson
さん
上の絵は右が修正後ですね。
色の見極めは今も悩んでいるところです。
現実に近い色を作ることだけに集中するとつまらない絵になるし・・
既成観念といえば、明暗だけでなく遠近の関係もありますね。
絵には理数系の知識も必要かと往々にしてい思います。
(Oct 27, 2008 09:46:50 AM)
色の見極めは今も悩んでいるところです。
現実に近い色を作ることだけに集中するとつまらない絵になるし・・
既成観念といえば、明暗だけでなく遠近の関係もありますね。
絵には理数系の知識も必要かと往々にしてい思います。
(Oct 27, 2008 09:46:50 AM)
Re[1]:既成概念からの脱出(10/26)
notonote
さん
M-Crimsonさん
ですね。右が修正後（^^)
段階としては現実の色とか、目的とする色を的確に出せる能力を身に付けることがありますね。
色が見えるようになると、１箇所の色の中に何色も見つけることが出来るようになりますし
捕色を有効に使えてくるようになったり、とか色を操作できるようになりますね（^^
遠近法や構成、構図などは理数系という感じもありますし、
バランス感覚（バランスを壊すことも含めて）も重要だと思ったりします。
(Oct 28, 2008 12:21:29 AM)
ですね。右が修正後（^^)
段階としては現実の色とか、目的とする色を的確に出せる能力を身に付けることがありますね。
色が見えるようになると、１箇所の色の中に何色も見つけることが出来るようになりますし
捕色を有効に使えてくるようになったり、とか色を操作できるようになりますね（^^
遠近法や構成、構図などは理数系という感じもありますし、
バランス感覚（バランスを壊すことも含めて）も重要だと思ったりします。
(Oct 28, 2008 12:21:29 AM)
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