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2012.01.05

『リエゾンナースと考える「困りごと」にどうかかわるか』を読んだ。

(4)

テーマ：自分にごほうびあげますか？(4)

カテゴリ：ノンジャンル

昨年いただいた、

【送料無料】リエゾンナースと考える「困りごと」にどうかかわるか
価格：2,415円（税込、送料別）

『リエゾンナースと考える「困りごと」にどうかかわるか』という本をようやく読破した。

この本は、一般のナースが現場で出会ってしまうココロや気持ちの問題…例えば、私のパート先でままある、身体の病気でやってきた、認知症と思しき患者さんにどうかかわるか、や、やたら心配症に思える患者さんにどうかかわるか…などに対応するための、心得や知識を得るための本。

それなのに。
本のオビには、
『この本に「答え」はありません』
とある。(^-^;

そう、結局「これさえやっていれば、オールＯＫ」という、万能な患者さんへの関わり方はない…ということなのだが。

正直あまり精神科に近い領域に詳しいといえないフツーのナースに、患者さんのココロのとらえ方の基礎を、実例を通してくれる本なんである。

文章と余白のバランスが固さを感じさせなくて取っつきやすいし、ところどころに挿入されているイラストが、過不足なく情報を伝えていて、スッと頭に入りやすいのだ。

おまけとして。
『現役のがん患者』として、この本に書かれている゛喪失に注目″してのがん患者さんへの関わり方に注文を１つ。

確かにがんになって「なくしたものてんこ盛り」ではあるのだが、「得たもの」もゼロじゃあないので、本文中にも書かれているが、とにかく患者さんの生活をよく観察していただきたい…ですハイ。

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