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* 暇さえあれば横になる人
75年も生きているので、ずいぶんといろんな人を見てきました。
その経験で、しかも我流で言わせていただきますと、
暇さえあれば横になる人は次の4通りに分けることができます。
1 寝不足の人
2 体調の悪い人
3 何か常に不満がある人
4 完全にナマケモノの人
1はごろりとやってOKの人です。
僕も前夜が2時間程度の睡眠の日は、
2もごろりとやってOKですが、
いつもいつもだと病気が隠れている場合があるので、
医者に診て貰ったほうがいいでしょう。
3はごろりとやっては不満がますばかりでしょうね。
家族、周囲、仕事、世の中などに絶えず不満があって、
そのくせ解決しようという気がなく、口にも出せず、
ふて寝するしかない。
気が小さい人に多いですね。
ふて寝してもただの逃避に過ぎず、
起きれば元の木阿弥ですから、
不満は慢性的に残ったままです。
ふて寝と書きましたが、普通のふて寝は周りの人に
なぜそうしたのか理由が大体解ります。
しかし、このタイプの人のふて寝は、
周りの人にその理由がつかめない。
それどころか、ふて寝だということすら解らない。
本人が不満を独りで抱えてごろりですから、
何だろう、よほど具合でも悪いのかと思うぐらいが関の山です。
不満は長期間継続し、一生抱えている人も多いです。
サラリーマンで昼休みに会社からかなり離れた
公園のベンチで横になっている人に、このタイプがいますね。
通りがかりの人は寛いでいていいなあ、と思うかもしれませんが、
当人の胸の内は鬱々なのです。
休日に家庭でごろごろしている人にも、
このタイプの人が多いと思います。
小心であると同時に、不満の多くは、
自分が職場などで正当に認められていないというものです。
それが昂じて自信喪失に陥っている人もいます。
例えば会社で報われないという不満があっても、
余暇に趣味、スポーツ、芸術などに興味を持ち活動を起こせば、
気持ちをいい方へ昇華させることができます。
上達して自信を持てば仕事にも好影響を及ぼすでしょう。
4は誰が見てもどこから見てもナマケモノ(怠け者)です。
三年寝太郎ほどでないにしろ、朝寝朝酒朝湯が大好きなタイプは、
昼間も暇さえあればすぐ横になります。
家は大体裕福です。財産分けをしてもらった人は、
あっという間に無一文になります。
これではいけない、と思うことは多いのですが、
汗水垂らして働こうという気には毛頭ならず、
楽で稼ぎがいい仕事はないか、という発想しかしませんから、
投資とか、儲け話に走る。
結果はお決まりのように無一文です。
以前、50人ほどの100歳以上の健康長寿の人を取材しましたが、
それで解ったことは若いときから身を粉にして働いてきた人ばかりでした。
ナマケモノは長生きできません。
さて結論です。3と4のタイプの人は大いに問題ありで、
先行きが案じられます。
もしこのブログをお読みの方で、自分には3か4の傾向がある、
とお思いの方は改善できる余地が大いにありますから、
改善に取りかかりましょう。
改善の余地のない人はこの種の文章には目を通しません。
自分をこのままではいけないという意識と、なるようになれ、
という意識の狭間に追い込んで矛盾の自縄自縛状態にして、、
先行きを更に暗くしてしまうのです。