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2015.09.28
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 人工衛星は源家3代目の実朝が作らせた唐船であり、

 体は無理としても、

 意識だけは宇宙に飛ばしたい、

 そういう切羽詰まった思いがあるのではないか。

  本体が人工衛星かどうかはともかく、

  北朝鮮以外の世界が失敗と見た先年の大型ロケットの発射実験を、

  人工衛星の打ち上げ成功と強弁したことはまずおいて、

  有頂天に喜ぶ金正恩氏の姿は思い浮かばない。

  国内メディアの大騒ぎを脇目に、

  彼は虚しい表情をしていたのではなかろうか。


  それにしても金正恩氏はほんとうに、

  全権力を掌握しているのだろうか、

  事実は軍にも党にも、

  鎌倉の有力御家人のような、

  実力者が多数いるのではないか、

  先の人工衛星打ち上げ成功騒ぎのときでさえ、

  彼の体重は100キロ前後あったという。

  身長はあって175センチ程度らしいから、

  そのときでかなりの肥満体だった。

  それが今は130キロと伝えられる。

  お父さんの故金正日氏も相当の肥満体だったが、

  金正恩氏は異常な肥り方と言っていい。

  韓国の消息筋はストレス肥りだろう、

  と見ている。

  義理の叔父である張成沢氏を粛清してから、

  有力幹部の粛清が止まらない。



  鎌倉時代初期に有力御家人が潰しあいを演じ、

  玉である源家将軍を己の掌中の玉にしたがった。

  2大将軍頼家の有力な外戚を構成していた比企氏は、

  同じく有力外戚の北条氏とのサバイバル戦に敗れて滅んだ。

  現代の北朝鮮は党、軍の有力者たちが、

  それぞれの権力を確率するために、

  金正恩という実権なき征夷大将軍を戴きながら、

 覇権を争っている最中なのではではないか。

 長距離弾道ミサイルの発射実験は、

 人工衛星の打ち上げであってもなくてもいい、

 権力に関係のない玩具として与えた、

 そのように思えて仕方がない、

 源家の初代頼朝は、

 流人の身から兵を挙げ、

 ゲリラ的小合戦を積んで力を蓄え、

 攻め寄せた平家の大軍を、

 富士川で破り、

 京へ敗走させた、

 金家初代の金日成も、

 朝鮮半島最北部の、

 厳寒の山岳地帯で、

 パルチザン闘争を継続し、

 最後に勝利を掴んだ、

 初代はともに偉大だったと言える、

 2代目は初代の存在が大きすぎて比較は難しい。

 頼家は一時外戚比企氏の力を利用し、

 鎌倉の実権を握りつつあったが、

 北条氏の権謀術数の犠牲になり、

 満年齢21歳の若さで、

 修善寺の露と消えている、

 金正日氏は長期にわたって、

 全権を掌握していたかに見える、

 しかし、この人の時代に、

 国は疲弊し民は飢え、

 恐怖政治の極みが行われた、

 2代目が北条氏の強盛という状況はあるにせよ、

 なおもまだ侮りがたい、

 有力御家人群という負の遺産を、

 3代目に引き継がざるをえなかったように、

 金正日氏もまた負の遺産を、

 正恩氏に残さざるを得なかったのではないか、

 実朝が造らせた唐船は完成したものの、

 海に浮かべることはできず、

 砂浜に朽ち埋もれた、

 実朝自身は甥で頼家の子の公暁の凶刃に倒れた、

 正恩氏は外戚の張成沢氏を粛清したが、

 本当に彼の意思だったのか。

 まだベールでその存在を包んでいる北条氏に当たる勢力が仕組んだ、

 ことではなかったのか。

 有力な手足をもがれながら、

 残虐な若き独裁者を演じなければならなかった、

 正恩氏の鬱勃たる思いは、

 過食に向かわざるを得なかったのではないか。

  彼は新たな唐船を打ち上げようとしているらしい。

 実朝が作らせた唐船は朽ち果てたが、

 彼の執念の結晶は軌道に乗るのだろうか。

 どっちに転んでも、

 正恩氏には悲劇の翳りが滲む、

 と見るのは読み過ぎだろうか。









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最終更新日  2015.10.02 11:40:57
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