皆さんは日頃、自分が周囲に与える影響を意識しながら行動していますか?
バタフライエフェクトという言葉があります。
「一羽の蝶の羽ばたきが嵐を起こす」
バタフライエフェクトとは、小さなことが大きな変化を引き起こすことを意味します。
バタフライ・エフェクトによる影響力
例えば、あなたが家族や友人に笑顔で挨拶すると、
その方たちも笑顔で挨拶するようになるかもしれません。
そして、その人が元気になって他の人に笑顔で挨拶するようになります。
そうすると、たくさんの人たちが笑顔で挨拶するようになるかもしれません。
このように、あなたの小さな行動が周りに影響を与え、
周りの方の行動が他の人に影響を与えることで、大きな変化が起こるのです。
バタフライエフェクトとは、
小さなきっかけが連鎖的に広がり、
結果的に大きな変化をもたらすことを教えてくれる概念です。
自己意識の変化
バタフライエフェクトは現実の世界で起こる現象を説明するための理論ですが、
これはヨガの哲学でも言えることがあります。
ヨガの哲学には「アハンカーラ」という概念があります。
アハンカーラは「自我」や「自己意識」と訳され、
「私は日本人」「この考えが自分だ」といった、
自分はこういう人だと認識している状態です。
「エゴ」と表現されることもあります。
心の構成するひとつとされていて
瞑想では「アハンカーラ」を手放すことが重要視されていますが、
最初から自分を苦しめるアハンカーラを作り出さないようにするのも
いいのではないでしょうか。
バタフライ・エフェクトとヨガのつながり
バタフライエフェクトとの関係で考えてみると、
私たちのアハンカーラは、私たちの行動や思考に小さな変化をもたらします。
ヨガの実践は、小さな変化の連続です。
深呼吸をすることや瞑想を行うことなど、身体や心に僅かな変化をもたらす習慣です。
これらの小さな変化は、私たちの内側のバランスを整え、ストレスを軽減し、
自己肯定感を高める効果があります。
そして、このようなポジティブな変化が徐々に連鎖的に広がり、
私たちの日常生活全体に大きな変化をもたらすのです。
ヨガでの気づきが小さな変化となり、自己意識のパターンや反応に影響を与えます。
変化が連鎖的に広がり、私たちの行動や態度、人間関係に大きな変化をもたらすと思いませんか?
自分自身が内なる平和や喜びを感じることで、周りの人にも影響を与え、
より良いコミュニケーションや穏やかな雰囲気を作り出すことができるかもしれません。
ヨガを通じて、小さな変化が私たちの心と身体にもたらす大きな影響を実感し、
日常生活をより豊かにすることができるのです。
小さな変化がどのように自己肯定感を高め、
周りに良い影響を与えることに繋がるのかを考えるきっかけとなれば幸いです。
大げさになりますが
自分自身が変化することで世界が変わるというパワフルな!!(笑)
メッセージを心に留めて、
積極的な変化を引き起こす一歩を踏み出してください。
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