全15件 (15件中 1-15件目)
1

夜だけあいていたダイニングバー「シーン」が、ランチをはじめたというので、さっそく出向いてみた。ナポリタンは、生麺仕様。もちもちプリプリして、破綻なくおいしい。普通にイメージするこの品とは異なり、ケチャップで炒めたというより、トマトソースでからめて(少しだけ)炒めたように見える。オリープやパプリカなどが入り、ちょっと菜園風を気取っているのか。風変わりといえば風変わりかも知れない。デザートプレートのほうは、自家製バニラアイス、小ミルフィーユ、チーズケーキ、果物という盛合せ。これもごく普通においしい。ボリュームの点でどうなのかと少しだけ思う。夜は、酒や雰囲気の補助があって、そこはカバーできるのだが。昼となると、そうはいかない。ある意味、夜よりシビアな眼をもった顧客が待ちかえている。値段、味、量。バリュー面をとことん重視する人が多い。とりあえず、今後どう展開していくのか。注目してみていきたいと思う。カジュアルダイニング「SeeN」(しーん)住 所: 市原市五井中央東2-17-9アクセス:五井駅東側 地図参照 P(4台) 電話番号:0436-25-4370営業時間:11:30-15:00(LO14:30)/ 17:30-23:00/(LO22:30)/定 休:日曜日/祝日/客 席:7卓(可変)利用種別:個人向き/女性向き/カップル向き/グループ向き/メニュー:【ランチ】(料理ものはライスorパン付) SEENのナポリタン800/鶏そぼろとなすの坦々風950/ チキンのカチャトーラ980/海の幸タラコのスパ1030/ オムライス980/ビーフカツレツ1300/ ビーフシチュー1480/ 【ランチセット】 サラダ+ドリンク300/ドリンク+デザート500/ サラダ+ドリンク+デザート600/ 【ディナー】(日により可変) ぶりのカルパッチョ750/かき酢580/オードブル900/ シーフード唐揚ピザ1000/シーフードスパ950/ 白子ポワレ850/牛タンシチュー1480/チーズ盛1000/ デザートプレート680(女性は半額)/評 価:☆☆☆☆ (味4/量3/サービス3.5/雰囲気4/CP3.5/駐車場3)
2009.01.24
コメント(0)

夜の8時近く。緑道状になっている新宿公園を中央駅のほうに向かって歩いていると、そのあたりで一軒だけ明かりが灯っているスポットがあった。「フランス料理」と読める。どうやら新しいレストランができたらしい。照明の入ったその全景がとてもクリスタルでクリア。人に向って親しげに開かれていて、それはどこかルネ・マグリットの「光の帝国」を連想させた。どんなお店かうかがおうと近寄っていくと、ちょうどドア口がひらき、中から56人の女性グループが出てきた。スタッフらしき人があとから続き、一人ひとりていねいに頭を下げている。どの顔も、満ちたりたような笑顔で輝いていた。それははたから見ていても、その場の人々のハートウォーミングが伝わるような、明るさあふれる見送りの点景に思われた。さまざまな飲食店をのぞいているが、これほどぬくもりが感得できる供応は、なかなかお目にかかれない。かなり期待できそうだが。このあとの予定が決まっていた。数日置いてから、ランチタイムに入ってみる。内装は白基調にダーク系の木目を配し、小ざっぱりした清潔感に満ちていた。シンプルなカウンターで仕切られたその向こうは、厨房が丸見えとなっており、シェフの顔をしじゅう拝むことができる仕様。逆にシェフからも客席の全貌がうかがえる。その場の掌握、空気の解読にはうってつけの造りといえるだろう。仏料理店というより、もっとプライベート感が強く、一軒家レストランのリビングにお邪魔しているような気分になってくる。コースはシンプルに1種のみ。これはディナーも同じで、アラカルトは取り扱ってない。シェフ一人、給仕一人だけでもてなそうというのだから、これはこれで立派な割りきりといえるだろう。最初に苦手な食材を訊いてくれるのは、親切心があふれていてとてもいい。自分から言いだしにくい人もいるので、アプローチしてもらったほうがベターに違いない。固定メニューだが、選ぶことができるのは、魚or肉、コーヒーor紅茶の部分。エコノミークラスの食事をちょっと連想してしまう。魚と珈琲に決めた。パンがやってくる。ペーストとして、豚のリエットがつく。しっかりシンプルなバケットが配される。前菜は「ノルウェーサーモンのスモーク」。鮭が苦手な人も、スモークが苦手な人でも、素直に完食してしまうに違いない。湿潤の加減がちょうどよい。その下にたっぷり敷かれた野菜が、どれも旬鮮で(ある意味)甘い。シャキッとしてキレがある。スープは「レンコンとごぼう仕立て」。色はまさにカフェラテ色。表面は泡が一面に立ち、そこだけすくうとジェントルな泡そのもの。上品かつさらりとした淡いポタージュで、変なくせや臭みは一切感じられない。食感のため、わざと微細な粒つぶを湖底に沈めている。佳品といってよかった。メインは「すずきのポワレ」。断層がサックリと割れる。その一片を、あっさり至極のブールブランソースで、さっぱりといただく。これに配された温野菜も、やはり甘旨い。しんなりした保湿性を感じてしまう。スープにしても、メインにしても、おいしくいただけるだけのしっかりした温製になっていた。一品の動線として、ほぼ最短距離で客の目の前に届けることができる。このメリットは計りしれないだろう。デザートは、バニラアイスとガトーショコラの2種盛りだった。これにもう一皿「焼ガレット」がやってくる。退店するとき、女性スタッフが見送ってくれた。あの夜、傍観者としてながめたその情景を、今度は自分がその立場になってしかと体感している。(たぶん)自分も、あのときの女性たちと同じく、満足感にあふれた笑顔になっていたことだろう。コンパクトなお店の良さを存分に生かしている。あまねく生かし切っている。おのれに出来ることを、無理なく、気負いなく、普通の日常のように淡々とこなしている。ここにしか出来ないことを、1ミリの背伸びもせずに実行している。その姿勢と確かなる実践がすばらしい。館山の「一五鮨」の頁で、そういう人のことを「真のHERO」として称賛したことがある。同様のことばを、このお店にも献呈したいと思う。「前菜=ノルウェーサーモンのスモーク」「魚料理=すずきのポワレ」「デザート=ガトーショコラ&バニラアイス」フランス料理「ル・クール」(2008年12月12日OPEN)住 所:千葉市中央区新宿1-2-10 アクセス:新宿公園わき IMIビル1F P(無/周辺に時間貸駐車場あり)電話番号:043-246-2387営業時間:11:30-15:00(LO14:00)/ 17:30-22:00/(LO21:00)定 休:水曜日・第3火曜/客 席:カウンター3席/テーブル6卓(可変)/利用種別:個人向き/少人数向き/カップル向き/グループ向き/料金支払:あと払い/メニュー:ランチコース2100/ディナーコース5250/ ワイン多数/ 評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量3.5/サービス4.5/雰囲気4.5/CP4/駐車場1)
2009.01.22
コメント(6)

味噌チャーシューを頼んだ。スープは中濃。麺は中太。具としては、もやし、ねぎ、焼豚。しかし、肝心要のメインであるチャーシューが、あり得ないくらいに極薄。オブラートまではいかないが、ワンタン皮のレベルには間違いなく達している。せっかくの期待の焼豚なのだから。食べる側にもっとガツンとやってこなければ、嘘だろう。食欲中枢の真ん中に鎮座している「神」が、どうにも納得しない。「麺道場」四街道店(めんどうじょう)住 所:四街道市中台617-7アクセス:国道51号線 吉岡交差点先(地図参照) P(約23台) 電話番号:043-433-1003営業時間:11:00-24:00/(土以外) 11:00-1:00(土)定 休:無休座 席:カウンター4席/テーブル7卓/喫煙自由/利用種別:個人向け/仲間向け/家族向け/料金支払:あと払い/メニュー:【ラーメン】【味噌】 味噌ラーメン630/ねぎ味噌780/チャーシュー味噌880/ 道場麺980/ 【醤油ラーメン】 醤油ラーメン580/ねぎ醤油730/チャーシュー830/ 【塩ラーメン】 塩ラーメン580/ねぎ塩730/塩チャーシュー830/ 【とんこつラーメン】 とんこつラーメン630/ねぎとんこつ780/ とんこつチャーシュー880/ 【トッピング】 もやし50/チャーシュー250/キムチ250/ コーン100/海苔100/ バター50/煮玉子100/メンマ100/野菜100/ねぎ150/ 【ご飯もの】 炒飯500/半炒飯300/餃子ライス500/ 肉野菜炒め定食730/ミニねぎチャーシュー丼200/ ライス100/激辛炒飯500(15時以降)/ もつ煮定食680/鯖味噌煮定食680/ 【単品】 もつ煮350/キムチ380/メンマ350/枝豆200/ つまみセット800/ チャーシュー皿550/ねぎチャーシュー500/アイスクリーム60/ 【飲物】 チューハイ各種380/生ビール480/スーパークリア300/ びんビール450/コーラ100/ジュース100/ 【評価】☆☆☆ (味3.5/量4/サービス3.5/雰囲気3.5/CP3.5/駐車場5)
2009.01.19
コメント(0)

市役所近くの「高龍」に入り、ランチの「かに玉」をいただいた。目の前にやってきたそれは、みごとなくらいふわとろの円形玉子焼に仕上がっていた。この「ふわとろ」というディテールこそ、現代における「かに玉」の生命線といってよいだろう。食べている最中、突然口ヒゲが繁茂してきたかのような感覚を持ったり。あるいは、口の周りにシェービングフォームが塗布されたかのような錯覚を持つほど、猛烈にふんわりしてとろけるような食感を感じられたなら、それはすばらしい成功例といえる。かなりあっさり目のしょう油あんがかかっていた。このへんのこの一品はケチャップベースが多いので、この点はけっこう貴重なのかも知れない。付いてくるスープも、ごくあっさり目の本中華仕様。醤油よりも塩よりも、ガラだしが前面に立つほんのりほのか系。今ではもはや「懐かしい」とさえ思えてくる。何を頼んでも、何を食べても、庶民中華の保守本流・堂々の王道のようなスタンダード品がやってくる。外れの少ない店、外れのない店として、自分のDBには常時インプットされている。中華料理「高龍」(こうりゅう)住 所:市原市南国分寺台1-5-21アクセス:国分寺中央通り沿い 地図参照 P(11台) 電話番号:0436-25-1036営業時間:11:00-14:00/17:00-20:00位/定 休:水曜日座 席:カウンター3席/小上がり2卓/テーブル3卓/利用種別:個人向け/仲間向け/家族向け/宴会向け/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【ランチ】(可変) レバニラ定食700/エビチリ定食850/かに玉定食850/ 肉野菜炒め定食700/ラーメン・半炒飯セット700/ 【単品】【料理】 海老チリ(小)1100/麻婆豆腐600/酢豚2000/ 麻婆なす600/豚肉とにんにくの芽炒め650/ 海老のマヨネーズ炒め850/レバニラ炒め600/ 【ご飯もの】 五目炒飯700/五目中華丼700/細切り牛肉丼900/ 天津丼850/ライス150/半ライス100/ 【スープ】 カニ入り玉子スープ900/コーン入りスープ750/ 【麺類】 つけ麺700/ワンタン500/ラーメン500/焼豚麺800/ 海老そば800/五目そば700/ジャージャー麺800/ 【点心】 餃子350/春巻450/揚げわんたん700/桃まん250/ 【飲物】 紹興酒750/日本酒500/冷酒700/ウーロンハイ350/ ビール中びん550/コーラ200/ジュース200/ 【評価】☆☆☆☆ (味4/量4/サービス3.5/雰囲気3.5/CP3.5/駐車場3.5)
2009.01.18
コメント(0)

リフォームの段階からマークしていて、ようやく開店したインド料理のお店に行ってみた。元居酒屋を手直ししたはずなのだが。中はほとんど、どこかのオフィス風情。カウンターが設えてあるので、どうやら飲食店とわかる程度。それがなければ本当に期間限定の選挙事務所だといわれてもおかしくない。音楽ひとつ流れてない。あらゆる意味において殺風景のひとことで、レストラン的色気は皆無に近い。スタッフは、全員向こうの方だった。その方たちの笑顔の応対を見ていると、これはこれでいいような気になってくるから不思議。ランチは3種用意されていた。どれを選んでもカレーは選択制。4つのリストから選ぶことができる。最もスタンダードなAセット(シーフード)を注文した。ここのランチの特徴のひとつは、穀類のほう。ナンとライスはORではなく、AND仕様となっていた。すなわち両方が並立で出てくる。もう一つ大きなポイントは、サイドに辛味オニオンがついてくることか。容赦ないすばらしい辛さのトッピング種なので、使用法を誤ると悲惨な目にあってしまう。そのおかげなのか。本家のカレーのほうは日本人向けにマイルドに調製してあった。ヨーグルトかバター系を思わせるようなコクとまろやかさとキレの良さを同時に実現している。そこをオニオンと絡めながらやると、これがすばらしく絶品。セルフでいくので、おおよその辛みは予想できる。そこに現物の実際の(そのときの匙加減により毎度異なるであろう)辛さが覆いかぶさってくる。予想と現実との微細な差異を、口に運ぶたびに楽しむことができる。それが、某カレーハウスにあるような「辛みパウダー」という実用一点張りの品物ではなく。スライスオニオンという、視覚にも食感にもきちんと訴えかけられる添物系で出ているのが、かなり効果的。やっていて楽しいし、食べていて飽きない。ゴロついた具がたっぷりと入る。全体のボリュームとして、惜しげなくじゅうぶん。パフォーマンス面も優れている。この店独自の仕様がゆるされるなら、リピートする価値は大いにあるだろう。インド料理「JJ」(2009年1月10日OPEN)【閉店】住 所:袖ヶ浦市蔵波台6-13-19アクセス:いちょう通り 「わくわく市場」裏側 P(約3台)電話番号:0438-64-0066営業時間:11:00-15:00/17:00-22:30/客 席:カウンター9席/テーブル5卓/定 休:不定休/利用種別:個人向き/グループ向き/家族向き/料金支払:あと払い/メニュー:【ランチ】(ナンとライス、サラダ付は共通) A680(カレー1種)/B950(カレー2種、飲物)/ C1100(カレー1種、タンドリーチキン、シークカバブ、飲物)/ 【ランチタンドリー】 タンドリーチキン(1P)200/シークカバブ(1P)200/ 海老ティッカ(2P)300/フィッシュティッカ(2P)300/ 【ランチ飲物】 ラッシー120/マンゴラッシー200/ホットティー200/ アイスティー200/アイスコーヒー200/ビール(大)480/ 【グランドメニュー】【セット】 Aセット1250/Bセット1580/お子様セット700/ 【カレー】 チキンカレー700/チキンスープカレー850/サグチキン750/ マトンカレー800/マサラマトン830/マトンドピアイザー830/ ミックスベジタブルカレー650/ナスカレー650/ ビンディマサラ700/シーフードカレー900/海老カレー900/ フィッシュカレー850/ 【タンドール料理】 タンドールチキン(2P)600/シークカバブ(2P)600/ 海老のタンドリー(2P)400/ タンドリーミックスグリル1300/ 【ナン・ライス】 ナン250/カブリナン400/チーズナン450/ライス250/ サフランライス330/ 【サラダ】 グリーンサラダ400/シーフードサラダ450/ 【スープ】 スイートコーンチキンスープ400/トマトスープ400/ 【飲物】 生ビール480/瓶ビール500/グラスワイン300/ マハラジャ630/ラッシー250/マンゴラッシー300/ アイスコーヒー250/ホットティー250/マンゴジュース400/評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量4/サービス3.5/雰囲気3/CP4/駐車場3)
2009.01.17
コメント(3)

去年の夏ごろからマークしていた店なのだが。タイミングが合わず、これまで延びのびになっていた。フレンチかイタリアンを思わせるオシャレな外観は、このロケーションの中でもかなり人目をひく。通りすがりの観光客をつかむのにも、じゅうぶんな威光を発していた。店内のほうも、なかなか興味深い造りになっていた。ことにパーテーションの使いかたがちょっと変わっている。半身を石貼り仕立てにした白基調の仕切り壁は、近在の稜線を模すように小さく波打っている。これを見て、ガウディのグエル公園(バルセロナ)の一画を連想するのは少し大げさすぎるか。大きな額縁状に切り取られた窓からは、のんびりあくびでもしていそうなこのあたりの里山の全景を眺めおろすことができる。食事をしに来たことを、うっかり忘れそうになるくらい。あきらかに空気感がちがう。基本の「吟せいろそば」を、コースにて注文した。前菜orスープ、蕎麦、甘み、飲物とついてくる。肝心の蕎麦は二八で、極細一歩手前の細打ち。ひきぐるみ少々といった感じで、わりと白い印象。それを淡麗中辛のつけ汁で静々といただく。この小コースで供される品すべてに共通していえることだが。しごく淡白で上品な仕様。「濃厚」「べったり」「くっきり」という表現から、最も遠い地平にたたずんでいる。もう少しその言葉が使えるような味覚のほうが自分的には好みだが。それは個別の趣向によるものなので。あえて注文はつけない。どの器も、優美かつおしゃれ系でまとめられている。給仕スタイルはほぼ仏料理のイメージ。スタッフは女性ばかりなので、自然、雰囲気がまろやかに落ち着いている。うるおいを感じる。従来の蕎麦屋のイメージからは(いい意味で)完全に逸脱していた。麺類のコース、麺類を(締めの)中心の据えての宴席をいつも夢に見ている自分には、ここは地上に降りた極上のワンダーランドにほかならない。非日常のゆったりした時空間で、蕎麦のコースをいただく。もしかするとそれは、簡単に手に入れられそうで、けっこう手に入れにくい代物なのかも知れない。ありがたいお店が登場してくれたものだと思う。(2階の窓からのながめ)「前菜」(鴨スモーク、スモークサーモン、帆立、生ハムパインという4点盛り+レタス。蕎麦屋の余技だと思っているとえらい目にあう。イタ飯屋で出てきても不思議ではない。遜色がない。粒ペッパーが上質で辛みは控えめ。菜物のほうには、自家製だというザクロのドレッシングがかかっている。微細で繊細なソースで、素材の持ち味をきちんと活かしていた。淡麗)「せいろ」(メインの蕎麦。温もりと冷せいろの2種から選ぶことができる。醤油の濃さが伸しているわけではない。だしが強力に押してくるわけではない。近頃のものにしては珍しく自己主張してこないつけ汁)「デザート」(柚子のシャーベット。蕎麦の実と小豆をトッピングしている。甘み控え目。蕎麦屋のスイーツレベルを大きく超越していた)店 名:石臼挽き・あら挽き蕎麦「凛」(りん)住 所:勝浦市杉戸1459-1アクセス:国道297号沿い P(約12台)電話番号:0470-77-1898営業時間:11:30-14:30/17:00-21:00/(平日) 11:30-21:00/(土日)定 休:月曜日(祝の場合翌日が休)客 席:テーブル2卓/カウンター8席/半個室3部屋/利用種別:個人向き/家族向き/グループ向き/観光客向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【蕎麦】()内はコース仕立て料金 みぞれたっぷり粗挽きそば1200(1500)/ 鹿児島産黒豚の冷やしおろしそば1500(1800)/ あら挽き吟せいろ1000(1300)/ 鴨つみれとうじ鍋仕立てそば1600(1800)/ お子様そば1000/ 【コース】(要予約) ちょこっとセレブコース2800/マダムコース3500/ 【おつまみ】 熱々そばがき800/水鴨のロース煮1700/ 本日のおまかせおつまみ1500/ 【デザート】 シフォンケーキのバニラアイス添え600/柚子シャーベット350/ バニラアイス350/ 【飲物】 スーパードライ700/日本酒700/腰古井1300/シードル700/ ざくろジュ-ス500/ゆずジュース500/コーヒー300/紅茶300/ コーラ350/オレンジ350/評 価:☆☆☆☆☆ (味4/量3.5/サービス4/雰囲気4.5/CP4/駐車場3)
2009.01.14
コメント(6)
スパイシーかつ濃密。舌の先のもっともセンシティブな部分が、それをまともに受けとめて喜んでいる。知らぬ間に汗がにじみ出てきていた。ナンの形が変わったり、ダウンサイジングされたり、じゃっかんの値上げがされたりしているが。市原で本場のカレーというと、この店の一品はどうしても外せない。「デュワン」市原店住 所: 市原市君塚2-17-8 ジョイプラザ内アクセス:平成通り フェミリーマート君塚店の隣 P(2台) 電話番号:0436-24-1158営業時間:11:30-14:30/17:00-22:00/定 休:無休(不定休)客 席:10卓(可変)利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【ランチ】 日替りランチ650/ランチセット900/ カリーセット(カレー2種)950/タンドリーセット1000/ (各々スープ・サラダ・ライスorナン付) タンドリーチキン(1P)250/チキンティッカ(3P)400/ シュリンプティッカ(4P)450/ フィッシュティッカ(3P)500/シークカバブ400/ ラッシー200/マンゴラッシー250/マンゴジュース300/ マサラティ250/コーラ200/ 【単品】【マトン系カリー】 マトンカリー950/マトンドビアイザー1050/ サグマトン1050/ダールマトン1050/ 【野菜系カリー】 ベジタブルカリー950/ダールフライ(インド豆)950/ ストックトマト1250/ダールパラク1000/ 【魚介類カリー】 プロウンチリ(海老と野菜の団子カレー)1250/ シュリンプコフタ(海老と野菜の団子カレー・あっさり系)1150/ 【チキン系】 チキンカリー950/バターチキン1150/ キーママタールカリー1000/ チキンドピアイザー1150/サグチキン(ほうれん草)1050/ 【グリル】 ミックスグリル1350/タンドリーチキン750/シークカバブ850/ シュリンプティッカ950/フィッシュティッカ950/ 【ナン・ライス・他】 ナン300/半ナン130/サフランライス330/ 白ライス250/ガブリナン450/オニオンクルチャ550/ グリーンサラダ550/トマトスープ400/ 【デザート】 マンゴアイス400/ 【ソフトドリンク】 ラッシー350/マンゴジュース450/マンゴラッシー400/ マサラティ(冷・温)400/ 【ビール】 キングフィッシャー550/ゴールデンイーグル630/ マハラジャ650/コロナ600/生ビール420/ 【セット】 デュワンセット(カレー2種/半ナンorライスorサフランライス/ サラダ/ラッシーorマサラティ)1800/ ポピュラーセット(カレー1皿/半ナンorライスorサフランライス/ サラダ/ラッシーorマサラティ)カレー価格+550/ スペシャルセット(カレー1皿/半ナンorライスorサフランライス/ サラダ/シークカバブ/デザート/ラッシー)カレー価格+850/ タンドリーディナーセット2300/評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量4/サービス4/雰囲気3.5/CP4/駐車場3)
2009.01.13
コメント(2)
オープンから1年半余。仕事にも余裕がでてきたのだろう。見るからに美味しそうなラーメンが目の前にやってきた。整然と配置されたそのビジュアルは、ほぼ満点に近い。スープは、やや濃い目。お約束の刻み玉ねぎがパラパラと浮いている。白鬚ねぎと青いわけぎが、オシャレっぽく細かく散っていた。きれいに揃え、ゆるく折りたたまれた中細麺が、スープの内に沈んでいる。このあたりでは珍しく、麺がしっかりアルデンテに上がってくるのは、とても好ましい限り。チャーシューは、以前と同じ。しっかり炙りが入っており、香ばしい上に食感が良い。食べる側がそのビジュアルに対して、たぶんこういう味だろうと予想したそのままのものを、ストレスなく受け取ることができる。安定感がある。安心感に満ちている。醤油黒い匂いはまったく感じないまま、心おだやかに食べおおせることができる。これは、洗練の一極まで達しながら、今なお進化をつづける「最上質の竹岡系」と断言してよいのではないか。満足いった。「らぁめん しゅう平」【閉店】住 所:袖ヶ浦市蔵波台4-12-5アクセス:いちょう通り パチンコイーグルの先 左側 P(約4台) 電話番号:0438-62-2090営業時間:11:00-21:00/定 休:水曜日客 席:カウンター5席/テーブル3卓/座敷あり/利用種別:個人向き/少人数向き/グループ向き/家族向き/宴会向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【ラーメン】【醤油味】 ラーメン600/ワンタンメン700/チャーシュー麺750/ チャーシューワンタン麺850/ 【味噌味】 味噌ラーメン700/味噌バター750/味噌バターコーン830/ 味噌チャーシュー麺850/味噌バターチャーシュー麺900/ 【塩味】 塩ラーメン700/塩バター750/塩バターコーン830/ 塩チャーシュー850/塩バターチャーシュー麺900/ 【豚骨醤油】 豚骨醤油ラーメン700/豚骨醤油チャーシュー麺850/ ※各大盛り+100/ 【ご飯もの】 ライス200/ライス大盛250/炙り半チャーシュー丼380/ 炙りチャーシュー丼800/ 【つまみ単品】 ゆで玉子50/枝豆250/餃子(5個)280/ゆでもやし350/ キムチ350/チャーシューメンマ盛合せ750/ 【料理単品】 炒飯650/麻婆豆腐650/豚キムチ炒め650/肉野菜炒め650/ 豚バラ生姜焼650/ニラ玉600/肉ニラ炒め700/ 【飲物】 生ビール(小)380/生ビール(大)550/びんビール500/ サワー各種350/コーラ200/オレンジ200/カルピス200/ ウーロン茶200/緑茶200/評 価:☆☆☆☆☆ (味4/量3.5/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場3.5)
2009.01.11
コメント(3)

このお店。茂原街道の鼠坂に昔からあるレストランだったが。最近そのコンテンツをガラリと変え、本格的なインド料理のお店となっていた。けっこう陽あたりが良い。経営のほうは知らないが。スタッフは向こうの方のみ。とりあえず、メニューの言葉はふつうに通じる。肝心の味のほうだが。正味、かなりイケる口だった。日本人向けにすこし洗練され、マイルド化された感じもあるが。家族連れには、かえってこのほうがありがたいことだろう。もちろん辛味フェチには、相応の激辛仕様も用意できる。最近、この手の店があちこちに増殖しつつあるのはうれしい限り。どこも似たような味にみえながら、その実どこも自店なりの特徴(特にスパイス系)を出そうとしているのが分かるというのも、また一興ではないか。「ランチのBセット)(サラダ、2種類のカレーとナン、ドリンクのセット。ほうれん草&シーフードカリー。辛味度数は5~9の辛口。ピリピリ来るが品格があり、変な感じでヒリヒリはこない)レストラン「ZELLO」(ぜろ)住 所:長生郡長柄町六地蔵205-18アクセス:茂原街道 ねずみ坂の途中 P(12台以上)電話番号:0475-35-4561営業時間:10:00-15:00/15:00-21:00定 休:木曜日客 席:テーブル8卓(可変)/喫煙自由/利用種別:個人向き/少人数向き/女性向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【ランチ】(各々サラダ、ナンorライス、飲物付) Aセット800(カレー1種)/Bセット1040(カレー2種)/ Cセット1240(カレー2種、タンドリーチキン/ Dセット920(本日のお勧めカレー1種)/ 【単品】【チキンカレー】 チキンマサラ740/サーグチキン790/チキンキーマ810/ チキンバター810/ 【野菜カレー】 ミックスベジタブル810/サーグアル790/ 【マトンカレー】 マトン860/マトンサグ890/マトンマサラ910/ マトンと玉ネギ900/ 【海鮮カレー】 ミックスシーフード890/シュリンプ870/ シュリンプサーブ900/ブラウンドピャジャ910/ 【ナン】 ナン330/ガーリックナン460/チーズナン510/ カスミリ580/アルナン480/ 【ライス】 ライス320/印度風焼き飯760/ 【セット】 スペシャルセット1820/マハラジャセット1550/ タンドリーセット1430/レディスセット1320/ 【飲物】 アサヒ中びん600/マハラジャ520/キングフィッシャー520/ グラスワイン360/ボトルワイン1850/コーヒー320/ アメリカン360/アイスコーヒー340/ラッシー310/ チャイ300/マンゴジュース460/オレンジ200/ マンゴラッシー410/ウーロン200/コーラ200/評 価:☆☆☆☆ (味4/量4/サービス3.5/雰囲気3.5/CP4/駐車場4.5)
2009.01.08
コメント(4)

ホテルグリーンタワーの中華「楼蘭」で、期間限定のテーブルバイキングをやるという。たしか、11月頃にも実施したはずだが。そのときは普通にスルーしていた。制限時間は120分で、30分前にオーダーストップの声がかかる。品数としては全66種。内訳は、前菜6、スープ3、海鮮もの12、豚肉7、牛肉3、鶏肉4、玉子3、野菜6、豆腐3、麺・ご飯8、点心6、甘み5となっていた。なかなかバランスよくセレクトされたメニューで、幅広い年齢層に受けいれられることだろう。どれを頼んでもきわめて上品な味わいで、華麗に満足できる。食べ放題だからといって、スケールダウンした様子もなく、レギュラーのメニューがきちっとやってくる。一度の注文は5品という制限が付けられる。しかし、すべて食べ終えてからでないと次の注文が受けられない縛りはない。食べている途中でも快く応じてくれるので、その方面でのストレスはまったく感じない。価格としては、庶民的なテーブルバイキングから一段上にいってしまうが。ホテルならではのクオリティやサービスを受けられると思えば、決して高くはないだろう。財布と機会が許せば、また利用したと思わせてくれるに十分の内容を持っていた。「シューマイ」(見たことがないほど大柄。恰幅が大変よろしい。たっぷり詰めこまれた肉あんが軟質で、すばらしく美味。ジャンボ焼売の低力を見せてくれていた)「海老の天ぷら」「かに玉」(THE ホワホワ。カニの身も予想以上に入っている。久しぶりに、オーセンティックかつきちっとした「カニ玉」をいただいた気になれた)「春巻」「胡麻アイスクリーム」(あり得ないくらい素晴らしく濃厚。世にゴマンとあふれる(黒胡麻)製品のなかで、濃厚さ・緻密さでいうと、これは間違いなくトップの一品に上げられる。さすがにこれはお替りした。せざる得なかった)チャイニーズ・キュイジーヌ「楼蘭」(ろうらん)住 所:千葉市中央区問屋町1-45 アクセス:ホテルグリーンタワー千葉 2F P(多数/利用により2時間無料) 電話番号:043-248-1122(代表)営業時間:11:30-14:00/17:30-22:00/(最終入店20:30)定 休:無休客 席:16卓以上/個室あり/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード可/メニュー:【1月ディナー限定】 テーブルバイキング3900/4~11歳1500/3歳以下無料/ ※2名から 評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量5/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場4)
2009.01.07
コメント(0)

元グリル&カフェ「ギラレ」のところが、新たなお店に変わっていた。「雑炊専門店」というふれこみなので、やや腰が引けた格好だったが。もしかするとお昼どきなら、それ以外の気の利いたメニューも用意しているのではないか。とりあえず入ってみた。その看板に偽りはなかった。たしかに専門中の専門。それオンリーしか扱っていない。ランチだからといって容赦はなかった。徹底してそれだけを揃えている。店の名を冠した「こころ雑炊」というのを注文した。中の具材は、玉ねぎ、油揚、わかめ、こんにゃくというヘルシー指向。それを玉子でとじてあるという。トッピングに餅を追加した。待つことしばし。一人前の鉄鍋に入ったそれが目の前にやってくる。木のふたをとると、湯気がふんわりゆるく立ちのぼった。木杓子でトンスイにすくい、さっそく食してみる。…何ともジェントルな味わい。いかにも胃に優しそうな、胃腸に負担がかからなそうな低インパクトな薄味。塩だけでもない。白醤油だけでもない。だしだけでもない。それらを微細に駆使しながら、味覚中枢にはじゅうぶん満足がいくような、あっさりしながらまろやかで、滋味深く、しっとりした汁で程よく調製してある。汁気を十分に残しながらちょうどよくホンワリしつらえた雑炊の炊き上がり方は、もう絶品としか言いようがない。それがあるのと無いのとは雲泥の差がつくような、最高の仕上げタイミングで完成したカルボナーラや玉子丼も真っ青になるような、極上のフワフワ状態で浮いているかき玉子が、それらと渾然一体となりながら、口の中で嬉しくほどけ、おどけ、ゆるみ、なだれ、流れ、ゆがみ散る。意外なくらいボリュームがある。下手なラーメンよりよほど満足がいく。再度来てみたい、また食べたいと思わせるだけの内実を持っている。この土地で、こういう店がどうなるのか。なかなか難しいところだが。とりあえず強力に1押しだけはしておこう。雑炊専門店「こころ」【閉店】(2008年12月22日OPEN)住 所:市原市八幡1128-1アクセス:白金通りと飯岡通りとの交差点近く 地図参照 P(2台)電話番号:0436-98-5567営業時間:12:00-14:00頃/17:00-0:00頃/定 休:日曜日/不定休/客 席:カウンター6席/テーブル3卓/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【雑炊】 こころ雑炊600/ニラ雑炊600/わかめ雑炊700/ 豆腐雑炊700/とり雑炊800/あさり雑炊800/ カレー風味雑炊800/北海雑炊900/かに雑炊1000/ かき雑炊1000(冬季限定)/ 【トッピング他】 おもち100/大盛り100/ 【おつまみ】(夜のみ) 新香200/塩辛200/梅干200/もろきゅう300/ 月見大豆300/冷奴300/焼なす300/厚揚げ300/ じゃが芋の素揚げ500/鶏の竜田揚げ700/サラダ500/ カニサラダ900/評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量4/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場3)
2009.01.06
コメント(5)

食べ物屋としての色気も洒落っ気もない。おまけに駐車場さえ用意されてない。ただの普通の食堂だったが、その廉価さは並外れたものだった。とんかつ定食420円、かつ丼500円、カレーライス370円、かつカレー460円という前時代的サプライズ的プライス。これは多少無理をしても利用しない手はない。すこし気張ってカツカレーの(上)をいただくことにする。ルーの味は実にまろやか至極。チャツネがけっこう効いている。「激辛」とか「スパイシー」とか「エスニック」とかいう時勢の流れをまったく意に介さず、あくまで昔風のカレーをとことん追求していた。一方カツのほうも、なかなか堂にいっていた。やや強め・深めの揚げ上がりで、それがカレーと絡むと、ちょうどよいカリカリ感&シンナリ感に落ち着いていく。けっこうボリュームがある。自分の地元にあったらさぞや嬉しいだろうと、心底思わせてくれる佳店の一つだった。カレー・とんかつ「一心」(いっしん)住 所:銚子市新生町2-3-6アクセス:地図参照 P(無) 電話番号:0479-23-2035営業時間:10:30-19:30/定 休:木曜日/客 席:カウンター12席/テーブル3卓/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【とんかつ】 とんかつ定食420/並かつライス570/上かつライス760/ ひれかつライス860/かつ丼500/上かつ丼720/ 【カレー】 カレーライス370/大盛カレーライス440/かつカレー460/ 上かつカレー710/ひれかつカレー1000/ 海老カレーライス520/ハンバーグカレーライス500/ 【その他・ライス付】 並焼肉ライス610/上焼肉ライス840/玉子丼420/ 海老フライライス860/ 【単品】 並ロースかつ480/上ロースかつ680/ひれかつ760/ 並焼肉520/上焼肉740/とん汁200/味噌汁50/ ポテトサラダ60/キャベツ70/新香90/ ※ご飯大盛り90円増し/評 価:☆☆☆☆ (味4/量4/サービス3.5/雰囲気3/CP4.5/駐車場1)
2009.01.05
コメント(0)

以前「ガキ大将」だったところに新たなラーメン店がオープンしていた。さっそく味わってみることにする。店の内外は前店とほぼ同じ。居抜きに最小限の手を加えて、とりあえず開店したような具合か。今の時代ならこういうやりかたも「有り」だろう。すべての店が「オシャレ」である必要は、どこにもない。基本の「醤油ラーメン」とおすすめメニューの「坦々麺」を注文する。どちらも麺は、かなり黄みがかった中細麺。もう少しアルデンテのほうが良いような気がするが。これは個人の好みの問題もあるので、これ以上は突っこまない。醤油は「ごく普通」としか言えないような最高に普通の醤油ラーメンだった。どこにも破綻がないかわりに、どこといって特徴もない。濃厚でもなければ淡白でもない。坦々麺のほうは、さすがに店が1押ししてくるだけのことはあった。マイルドさとピリ辛さとがちょうどいいバランスで、うまくせめぎあっている。濃淡のパラメータでいうと「やや濃厚」あたりを指し示しているか。チンゲン菜ではなくほうれん草を使っているのが少々不満だが。それが特徴というならそれでいいかも知れない。辛さの調節にも気軽に応じてくれる。あらためてメニューを見かえしてみると。トッピングの用意がない。餃子がない。炒飯がない。セットメニューがない。ミニの品物が見当たらない。そのかわりといっては何だが。中華の一品ものが充実していて、けっこうそれなりの値段で並んでいる。この土地のラーメン事情、外食事情などまったく念頭に置かず、とりあえずカジュアルにオープンしてしまったように見えた。どういうコンセプトでやろうとしているのか、皆目見当がつかない。「坦々麺」をみるに、それなりの底力はあるようなので、おいおい軌道修正しながらやっていくに違いない。今後の成りゆきに期待して、あたたかく見守っていこう。「かずさラーメン」(2008年12月28日OPEN)住 所:市原市海保1997-8 アクセス:県道13号線沿い P(約9台)電話番号:0436-61-9955営業時間:11:00-20:00頃/定 休:月曜日/その他不定休/客 席:カウンター5席/テーブル3卓/小上がり3卓/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/料金支払:あと払い/カード不可/メニュー:【ラーメン】【醤油】 ラーメン500/チャーシュー麺750/豚肉そば800/ 天津麺850/ 【塩味】 塩ラーメン500/鶏肉そば700/タンメン700/ 【味噌味】 味噌ラーメン750/味噌チャーシュー麺1000/ 【香辛味】 かずさ坦々麺800/白坦々麺800/黒坦々麺800/ ラージャン麺800/麻婆めん750/ねぎラーメン750/ ねぎ味噌ラーメン1000/ 【飯類】 豚肉かけご飯800/天津丼850/ライス180/半ライス100/ 【単品】 チンジャオロース1000/麻婆豆腐800/かに玉1000/ ニラ玉800/酢豚1000/豚肉焼きそば850/ 【飲物】 ビール500/ジュース200/コーラ200/サイダー200/
2009.01.04
コメント(3)

恒例となっているオークラ千葉「セブンシーズ」のオーダーバイキングに出向いてみた。前回食べたときとは、少し様相が変わっていた。100以上そろっていたメニューは86種まで絞られている。内訳としては、前菜14、スープ6、魚料理12、肉料理13、主食物17、点心その他10、デザート14。減ってはいても「ing of ~」の称号は、そのまま戴冠させておいてもよい。それくらいの内容はキープしていた。何より、自由を謳歌できるそのシステムが素晴らしい。時間制限なし、品数制限なし。和・洋・中。好きなものを縦横無尽に頼み、それをゆっくりと味わうことができる。以前この場所には、市町村職員ご用達の「千葉共済会館」が建っていた。それを全面的にリニューアルし、ホテルのソフト面をオークラ関連に業務委託し、現在のオークラ千葉が存立している。公共の宿の一つに数えられている。全80余室と、系列のよそのホテルにくらべて極端にキャパシティが小さい。これでは和・洋・中それぞれに独立したレストランを配することは不可能に近い。3人のチーフシェフをそろえながら、一つのメインダイニングでの供応としたのは、苦肉の策的な意味合いがつよい。しかし、それによって客側の受けるメリットは少なくない。アラカルトのとき、いろいろなものを食べることができる。オーダーバイキングとなると、いよいよその利点が真価を発揮する。結婚披露宴のときの和洋中MIX料理は、参列者の年齢幅などを勘案して、仕方なくプレゼンされた安全第一メニューの羅列にすぎない。それがこのオーダーになると、はちきれんばかりに能動的で躍動的な意味合いを自動的に付与される。食べる者のリアルな欲望に沿い、きわめて多彩かつ攻勢的なコースをその場の即興で組みあげていく。それはこの三位一体・渾然一体となったコミューン系ダイニングでしか成し得ない至高の境地のものだ。これに対して私は、無条件に賛美するしか術がない。「釜焼チャーシュー」「生ハムと山芋のマセレ」「黒豚の酢豚」「かんぱちの刺身」「ビーフシチュー」「海老の天ぷら」「シューマイ」「バニラアイスクリーム」「杏仁豆腐」レストラン「セブンシーズ」住 所:千葉市中央区中央港1-13-3 アクセス:千葉ポートタワー通り ホテルオークラ千葉1F P(多数) 電話番号:043-248-1128営業時間:9:00-22:00(LO21:30)イベント:和洋中フリーオーダーバイキング (2008年12月31日~2009年1月4日)定 休:無休客 席:約20卓以上(可変)利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:和洋中フリーオーダーバイキング(開催時間は17:00~21:30) 大人5775/小学生2625/4、5歳1575/(サービス料別途) 【前菜】 鮪造り/いか造り/かんぱち造り/甘海老造り/シーフードマリネ/ ロースハムのムース/小海老のカクテル/スモークサーモン/ 生ハムと山芋のマセレ/貝のハーブバターグラタン/蒸し鶏/ 釜焼チャーシュー/ピータン/中華くらげサラダ/ 【スープ】 すっぽんスープ/茶碗蒸し/芳醇ダブルコンソメ、タラゴン風味/ 芝海老のビスク、カプチーノ仕立て/蟹の卵入りふかひれスープ/ 【点心】 春巻/焼売/海老入り蒸し餃子/花捲き/ 【お好み料理】 揚げ出し豆腐/海老天ぷら/野菜天ぷら/北京ダック/蟹の手揚物/ 八宝菜/ 【魚料理】 焼魚/牡蠣南蛮漬/鯛あら煮/金目鯛ムニエル、グルノーブル風/ たらのクリームグラタン、カレー風味/海老の唐揚/海老チリソース/ 海老のオーロラソース/海老の甘酢炒め/帆立貝のチリソース/ 帆立貝の甘酢炒め/するめいかの湯引き/ 【肉料理】 焼鳥(ねぎまorつくね)/豚のしょうが焼/鴨棟肉のロースト/ 豚バラ肉のローストグリビッシュソース/ビーフシチュー/ ロースステーキ、グリーンペッパーソース/地鶏の唐揚/ 牛トロ肉のオイスターソース/牛肉とブロッコリーの炒め/ 牛肉と冬筍の炒め/沖縄長寿豚の角煮/黒豚の酢豚/ とんそくの醤油煮込み/ 【主食もの】 お好み寿司/合鴨雑煮/いくら丼/海老天丼/ざるそば(温も可)/ ざるうどん(温も可)/ガーリックバケット/バケット/プチパン/ バターロール/胡麻パン/葱チャーシュー麺/あんかけ焼きそば/ 香港粥/香の物/ザーサイ/ 【デザート】 きな粉餅/あんこもち/磯部餅/白玉あんみつ/クラシックショコラ/ ベイクドチーズケーキ/チョコレートム-ス/プリン/シャーベット/ バニラアイスクリーム/ストロベリーアイスクリーム/杏仁豆腐/ 杏仁アイスクリーム/胡麻団子/評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量5/サービス4.5/雰囲気4.5/CP4.5/駐車場5)
2009.01.03
コメント(0)

値段からして当たり前なのだが。百均とは異なるクオリティーの寿司が回っている。オープンして2週間余経過していた。ここまで来ても、オペレーションの悪さは際立っていた。口頭で何皿か頼んだのだが。いつまで経っても出てこない。タッチパネルの「くら」や「はま寿司」、インターフォン式の「スシロー」のことを恋しく思い出してしまう。品質のことはさて置いて、とりあえずあのシステムはやはり優れている。いちいち言い直すのが面倒になる。こちらの言葉が通じない人に対して、人はそれ以上あれこれ言わなくなる。お店に対するときも、同じような心持ちになるらしい。結局それだけでフィニッシュにした。食べ終えたものは、すべてレーンからピックアップしたものだった。回転すし「Q衛門」【閉店】(2008年12月16日OPEN)住 所:市原市八幡3-6アクセス:白金通り サイゼリア市原店のとなり P(20台以上/共用)電話番号:0436-43-2219営業時間:11:30-22:00/定 休:無休/客 席:カウンター20席以上/テーブル7卓以上/利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/メニュー:【98円皿】 むらさきイカ/萬鯛/玉子/黒糖いなり/ちくわ明太マヨ/ きゅうり浅漬/梅和え鮪コラーゲン/真いかの塩辛/ サーモンサラダ/ツナサラダ/かっぱ巻/納豆巻/ 【158円皿】 こはだ/蒸し帆立/酢〆さんま/白とり貝/たこ/生海老/真いか/ 〆さば/萬鯛の照焼風/チキン胡麻カルパッチョ/しゃこ/甘海老/ 帆立わさび/とびっこ/明太子/甘海老サラダ/かんぴょう巻/ 【189円皿】 生あじ/鮪/海老/やりいか/びんとろ/帆立明太子/ サーモンたたき/ねぎとろ/いかくらべ(3貫)/ サラダトリオ(3貫)/ 輝きトリオ(鯖、小肌、秋刀魚/3貫)/鉄火巻/とろたく巻/ 【252円皿】 煮穴子/ローストビーフ/アボガド生ハム/活〆真鯛/つぶ貝/ サーモン/岩塩あぶりサーモン/サーモンぶっかけ/しそえんがわ/ 【294円皿】 数の子/生帆立/鰻白醤油焼/えんがわ/真鯛パッチョ/大とろ/ 竜宮合戦(鯛/ひらめ)/いくら/海鮮巻/ 【399円皿】 活〆ひらめ/ぼたん海老/活あわび/紅ずわい蟹/生うに/ 貝握りトリオ(白とり/つぶ貝/生帆立/3貫)/ 海老くらべ(ぼたん/生海老/甘海老/3貫)/ 【サイドメニュー】 サーモンはらす揚げ252/鶏唐揚189/海鮮サラダ399/ あさり汁189/ 【デザート】 モンブラン252/ガトーショコラ252/レアチーズ252/ カフェドゼリー189/メロン252/ 【飲物】 一番しぼり生525/一番しぼり瓶525/冷酒525/ バクラー399/日本酒525/キリンレモン189/ コーラ189/ウーロン茶189/ 評 価:☆☆☆ (味3.5/量3.5/サービス2/雰囲気3.5/CP3.5/駐車場3.5)
2009.01.01
コメント(2)
全15件 (15件中 1-15件目)
1