おいしい　千葉　～ponの食べある記～

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チーズは、大好物の範疇に入るだろう。パルメザンは、カジュアルな調味料のようにして頻繁に使っている。パスタ、グラタン、カレーにふるのは普通として、ときにはピザ（屋上に屋のパターンか）や天ぷらにまでふりかけることがある。

カマンベールやブルーチーズは、それだけで至高のおつまみだと思っている。メニューのデザートの項にこれを掲げている店、食べ放題でこれをデザートコーナーに置いてある店は、１ランク上に見えてしまう。

さっそくブッフェ台に向かう。チーズケーキとして出されていたのは次の７種類。

・ベイクドチーズケーキ
・チョコレートチーズケーキ
・カマンベールチーズムース
・ロックフォールチーズムース
・スフレチーズケーキ
・ティラミス
・フロマージュブランクリーム

チョコレートとフロマージュは、カップ入りになっていた。それ以外はやや小さめなカットケーキである。とりあえずそれらを全種持ってくる。カップの２つはかなり甘い仕立て。それ以外は逆に、甘さ控え目だった。淡さを感じる。

「ロックホールチーズムース」は上面にクラッシュがトッピングされていた。ブルーチーズ仕様の一品だったが、それらしい匂いもクセもなく万人向きの仕上がり。暗闇で食べても、たぶん分からないだろう。これなら、ブルーチーズ嫌いな人でも充分いけるに違いない。

「カマンベールチーズムース」は、逆に素材のクセと香りを最大限に生かしていた。ムースといっても単一のものではなく、スポンジとムースの４層建てになっている。４層の断面をなぞるようにコックリ味わっていると、少しだけ口をすぼめたくなるような、しとやかで高雅な香りが強力にやってくる。

これを、本日の看板にすることにした。スナック類や他のケーキもあわせて、まだほかに３０余種も揃っていたが。こればかりを何度も取りに行く。

チーズ系の総評だが。味は、それぞれ独立して文句のつけようのないレベルに達していると思う。ただムースを中心にソフトな品が多く、食感がやや単調だったのが惜しまれる。

前にも記したことがあるが。自分が理想とするのは、チーズ感が満載で、ソリッド感の強いベイクドタイプなのだった。簡単にはフォークが入っていかないような硬質で、もんにゃりとした粘度があり、極力甘みをおさえた、味も外形もほぼチーズに近いような「特製超濃厚チーズケーキ」とでも言えばいいのか。ただこれは「見果てぬ夢」として、別の次元で泳がせていればよいのだろう。

内容的には、じゅうぶん満喫した。ちなみに来月のテーマは「栗」だそうである。健康のためを思うと「ケーキバイキング」は、なるべく避けて通りたいのだが。１０月の声をきくと、また甘美な誘惑声がささやきかけてくるのかも知れない。

ベイラウンジ　ケーキ3

前掲の「ベイラウンジ」～規範・基調となるべき濃密なる蜜～（２００７年５月１０日）

前々掲の「ベイラウンジ」～アビリティを復元できる居空間～（２００６年１０月１４日）

「ベイラウンジ」
住　　所：浦安市舞浜１－８　
アクセス：ディズニーリゾートライン　ベイサイドステーションそば　
　　　　　　Ｐ（レストラン利用で３時間無料）　
電話番号：０４７－３５５－５０００（代表）
営業時間：１４：３０－１７：００
定　　休：無休
座　　席：多数（約２５０席）
利用種別：個人向き/女性向き/仲間向き/家族向き/甘党向き/
メニュー：（平日）スイーツブッフェ１８００/ドリンクバー付２６００/
　　　　　（土日祝）スイーツブッフェ２２５０/ドリンクバー付２９５０/
　　　　　（子供）スイーツブッフェ１０００/ドリンクバー付１５００/　　　　　
　　　　　　生ビール１２００/ソフトドリンク各７００/紅茶９００/珈琲９００/　　　　
評　　価：☆☆☆☆☆
　　　　　（味４．５/量５/サービス５/雰囲気４．５/ＣＰ４．５/駐車場４）

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