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カテゴリ: ドラマ・映画感想
い~ねぇ…いや~これほんとに面白かった!

…と、最後まで見たあと思わず家族で呟いてました。

伏線回収も見事で、これまでのモヤモヤがスッキリ。
いい最終回でした。


最終話ざっくり感想。セリフは全部うろ覚えなので適当。

・母が取り出した離婚届を破って食べてしまう次男。(ふぁ?)
 だが母はバッグからもう一枚の離婚届を取り出す。
 再び破って口に入れむしゃむしゃゴックンと食べる次男。(ヤギかww)
 でもまた母のバッグから新しい離婚届……


・呼ばれてないのにジャジャジャジャーン!…と登場する吉本荒野。
 大切な忘れ物を取りに来たらしいのだが、それはなんと家中にこっそり設置してあったレンタル盗聴器。両親の寝室以外にはびっしり設置されてたと知って沼田家ボーゼン。

・家族一人一人の欠点を辛辣にあげつらい、「この家には絆なんてない」と断じ、沼田家は自分がこれまで受け持ってきた家族の中でも最低だったと罵る吉本。貸した金100万円の振込先を書いた紙を渡してその場を去る。

・いじめられっ子からいじめる側に回った次男は吉本に「自分がまたいじめられる立場に回るのが怖い」と自分の正当性を主張するが「そんな友達とつるんでいて楽しいのか」と失笑される。

・「高校を辞めればなんでも言うことを聞く」と約束していた長男に対しては「沼田家をお前が再生させてみろ」と真顔で言い残して立ち去る。

・いつものいじめ現場に沼田家全員を呼び出す次男。
 彼はそこでクラスメイトから集団暴行を受ける昔のいじめっ子の少年を、体を張って庇う。勇気をふるっていじめの連鎖を断ち切った次男のたくましい姿に驚き心を打たれる沼田家の人々。


・田子がなぜ教え子・真田を死に追いやった憎い吉本荒野の名前を名乗って家庭教師をするのかを真希から聞き出す長男。
真田の死後、田子は紛争地帯などの危険な国を渡り歩き、この世から悪がなくなることはないこと、悪に打ち勝つ強さを備えた人間にしてやらなければ真田のような少年を救うことは出来ないことを悟る。
悪に打ち勝つ強さを身につけさせるためには、教師という立場での教育では限界があるため、家庭教師という道を選んだ田子。
さらに「吉本荒野」と名乗ったのは、自らが「悪の体現者」となって悪になりきって生徒に接するためだった。



だが真希は「先生が8年前殺したのは真田ではなく、本当は田子雄大…つまり自分自身を殺した」と感じていたと語る。それを聞き長男は涙を流す。

真希は長男にニセ吉本(田子)の残したノートを渡す。
それは沼田家の家庭教師をしてきた彼が記した詳細な観察記録だった。

長男はその記録を家族の前で朗読する。
そこには家庭教師として沼田家に来て彼が感じた事実が赤裸々に綴られていた。



次男をいじめていた少年たちを煽って暴力をエスカレートさせたのも、あえて無意味な誕生パーティーを開かせて友達がいない事と家族から見放されている事を自覚させたのも、次男を生きるか死ぬかの絶望の限界まで追い詰めて悪に屈しない強さを身につけさせるための計略だった。

次男が徹底的にいじめられている現場に長男を呼び出したのは、長男が「いじめる側の人間」である事を自覚させるため。

長男が高校を辞めるまで追い詰めたのは、彼に挫折を味合わせるため。

(ほとんどの事件が吉本の計画通りだったが、母親が株で1000万円の借金を背負ってしまったのは計算外だったらしい)

これまでの家庭教師の怪しげな言動がここですべて明かされて色々スッキリ。


・父は就職活動に。母は荒れ果てた1階を掃除し始め、長男もその掃除に付き合う。その時、万引きした本を書店に返しに行って一緒に謝ろうと長男に声をかける母。長男は素直に頷く。

・久々に家族揃って母の作った料理を囲む沼田家。
父が「今日は家族記念日だ」と告げ、全員で乾杯をする。
少しずつ家族の絆を感じさせる空気に。

・車も家も売り払い、マンションに移り住んだ沼田一家。
だが家族の表情は不思議と明るい。
父は弁当販売店で店長として働いていた。
長男は次男と同じ部屋で過ごし、口喧嘩しながらも受験勉強をみてやっている。
その甲斐あって志望校に合格する次男。
合格発表の場で親友とともに合格を喜び、電話でそれを聞いた母も家で父や長男とともにハイタッチで喜び合う。
長男も合格通知を手にする。
(これが一瞬だったので何に合格したのかがよくわからなかった…大学ってことかな?)
元カノにも改めて告白し、再び付き合う事となる。

・すべてが前進し始めたように思われたが、真田少年の命日に吉本荒野があの山小屋に花束を持って現れると真希から聞いた長男は、その日カッターナイフを持って山小屋に向かう。
(え…なんでここで凶器出てくるんだよ…と家族総ツッコミ)

・吉本に会った長男はカッターを振り上げるが、結局彼を傷つける事は出来ず木の幹にカッターを突き刺す。
お前のせいでうちの家族は壊れた…お前のせいで家を失った…お前のせいで高校を辞めねばならなかった…お前のせいで…と拳を振り上げて吉本に向かっていく長男。しかし圧倒的な体力差のある吉本を殴ることはできず、逆に放り投げられてしまう。

だがここで、お前が殺してしまったのは、田子雄大…お前自身だ…と長男から指摘された吉本はその後抵抗せずに彼の拳を受ける。

そんな吉本に「ありがとうございました!」と礼を言う長男。
長男を見て微かに笑う吉本は、本当に久しぶりに田子雄大として笑っていた。

ED曲のあと。

山小屋からの帰り道。

退去した吉本のマンションに真希の所属する劇団のチラシがあったのは真希への誘導だったのでは…?と感じていた長男。
真希から告げられた8年前の事件というのも、もしかして作り話だったのか?という疑問を吉本にぶつけてみるのだが、その返答は意味深な薄笑いとともにつぶやくいつもの「い~ねぇ~…」。


ちょっとドキっとさせるラストの妖しい微笑みでしたね。

でもさすがに壮絶な過去編やフラッシュバックをあれだけやっといて「実は全部作り話でした~」っていうのはないんじゃないかなーと個人的には思ってますが…

どうなんだろう?

山小屋でのおにいちゃんの激しい感情の爆発から一転お礼のシーンはちょっと意表つかれてうっかり笑っちゃいましたが、様々な伏線もきれいに回収してくれた上に、一度ぶっ壊れた沼田家の再生してゆく様子がなかなか感動的で、視聴後とても清々しい気持ちになれました。
前回まで全く目が離せないドロドロ展開でしたが、最終話これほど見事にまとめてくるとは…感心しました。非常に面白かったです。


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最終更新日  2013.06.20 02:37:28
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