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昨夜は中島みゆきさんのコンサートの最終日に行ってきました。数日前は台風で新幹線止まらないか…ひやひやしてたけど問題なく東京に着くことができた。終演後は友人と待ち合わせてしてたので急いで六本木へ向かった。東京国際フォーラムから日比谷線まで凄く近いようで意外と遠い。前は有楽町線の地下入り口から地下のまま行こうとして迷ったので余計に時間がかかって、今回は地上で、まず東京宝塚劇場の方を目指して歩くと問題なく早く日比谷線にたどり着けた。東京宝塚劇場は通い慣れてるのでJR有楽町駅の前にさえ行けば勝手に足が劇場に向かう。最近は東京まで宝塚歌劇を観に来る事はなくなったけど、宙組に七帆ひかるさんがいる時や水夏希さんが雪組トップの頃はかなりの回数、東京公演を観にきてた。水夏希さんの退団公演千秋楽も東京宝塚劇場で観劇した。六本木でいつものきんちゃんの店で夜中まできんちゃんも含めて話し込んでいました。6月23日にはきんちゃんのバンドのライブを観るために再び東京に行きます。シグナルの住出さんと滝ともはるさんとサポートメンバーで演奏するバンドです。中島みゆき「歌会VOL.1」1曲目「はじめまして」2曲目「歌うことが許されなければ」3曲目「倶に」4曲目「病院童」5曲目「銀の龍の背に乗って」6曲目「店の名はライフ」7曲目「LADY JANE」8曲目「愛だけを残せ」休憩9曲目「ミラージュ・ホテル」10曲目「百九番目の除夜の鐘」11曲目「紅い河」12曲目「命のリレー」13曲目「リトル・トーキョー」14曲目「慕情」15曲目「体温」16曲目「ひまわり-SUNWARD-」17曲目「心音」18曲目「野ウサギのように」19曲目「地上の星」最終日なのでアンコールがあるかもと思ってたら今回もアンコールなしでした。一応、18曲目からアンコールっぽいけど舞台上はそのままバンドメンバーもいるので本編としか思えないし。さすがにアニメの映像で本編最後とは思えないから…。アニメ嫌いなのでそう思うだけかも知れないけど。まあ、アンコールのお決まり設定をみゆきさんが疑問に思ってアンコールなしのツアーも何度かあったから不思議ではないけど。(1984年〜85年頃)アンコール制度をなくしてからアンコールを復活させたのは「1985年 歌暦page'85」の国技館公演。あの時は本当にカッコよかった!1987年 「Suppin Vol,1 」のアンコールの時は客席の熱が凄かったのを思い出す。「毒をんな」で本編が終わると、MCから始まったアンコール。「さあ!ここから第二部が始まります〜!」って感じのMCをどの会場でもしてて、総立ちの観客の中、凄い歓声が起きていた。メンバー紹介してから「見返り美人」「やまねこ」「白鳥の歌が聴こえる」と強烈な曲の3連続で客席もみんな汗だくだった。「見返り美人」はもちろんカッコいい方のオリジナルバージョンで妙なセルフカバーバージョンではない。あの時はハンドマイクで歌う「不良」の時のみゆきさんのマイクケーブル捌きがめちゃくちゃカッコ良かった。モニターアンプに引っかからないようにビュンビュンとケーブルを投げ上げながらステージ狭しと歌い踊りながらのパフォーマンスは忘れられない。「Suppin Vol,1 」のバックバンドも最高だった!斎藤英夫さんのギター!Keyは重実徹さん!そしてエルトン永田さん!島村英二さんと伊藤広規さんのリズム隊!そして最高のバンマス、斎藤ノブさん!SAXは斎藤晴さん(今はHAL斉藤さん)・・・・1979年からみゆきさんのコンサート観てるけど、やっぱり結局は「Suppin Vol,1 」が一番好きなツアーです。1曲目が「噂」で始まるのも、これまでのどのコンサートのオープニングよりも最高にカッコ良かった。そして「1987年 Suppin Vol,1 TOUR SPECIAL」の国技館4daysはホールツアーの時よりさらにブラッシュアップさせライティングも凄くなってたしアンコールの構成が変わってたのも良かった。音圧も凄かったので観客の熱狂度が強烈でした。いつかまた「36.5℃」「miss.M」からの曲をアレンジをいじらずに聴ける事があればうれしいけど。今回のツアーは「ひまわり-SUNWARD-」を久しぶりに生で聴けたのが良かった。「店の名はライフ」は「 LOVE OR NOTHING TOUR」の時のアレンジが好きだった。やっぱり斎藤ノブさんのコンガは必要だなと思いながら聴いてた。
2024年06月02日
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1950年代から活動を始めてたロックンロールのレジェンド「Gary U.S. Bonds」の1981年発売のシングル。1961年発売の大ヒットアルバム「Dance 'Til Quarter to Three」の後、時代を超えて復活したのが1981年のこの曲が収録されてるアルバム「Dedication」の大ヒット。子供の頃から「Gary U.S. Bonds」の大ファンだった「Bruce Springsteen」がプロデュースそして作詞・作曲までして話題になった事で「Gary U.S. Bonds」は完全復活した。この時の事をよく覚えてる。1980年10月に5枚目のアルバム「The River」を発売して、このアルバムに熱狂してた自分は「Bruce Springsteen」が初来日があるんじゃないかと噂されてたのもあって、ニュースを音楽雑誌やFMなどで必死に探してた。そんな時に「Gary U.S. Bonds」をプロデュースするニュースを知った。自分は「Gary U.S. Bonds」を知らなかった。誰なんだろうと・・・。そのニュースからいろいろと調べるとブルースは「Gary U.S. Bonds」の事を10代の頃からリスペクトしていたと知った。そして発売されてすぐにアルバムを買った。日本盤はアメリカよりも2ヶ月ほど遅れて発売されたんだったと思う。輸入盤屋でアルバム買って聴くと強烈にカッコいいボーカルとまるで「Bruce Springsteen」と思えるような曲の連続。それもそのはずで演奏は「the E Street Band」!!1曲目「Jolé Blon」から1発でハマって聴いてた。この「Jolé Blon」はBruce Springsteenもリードボーカルとっています!そのアルバムからのシングルカット第一弾がこの曲。A面「This Little Girl」(邦題「いかしたあの娘」)作詞・作曲 Bruce Springsteen プロデュース Bruce Springsteenこの曲はブルースが1978年「Darkness on the Edge of Town」のレコーディング時に書いてた曲のようです。もし、このままの曲だったとしたらアルバム「Darkness on the Edge of Town」には合わないとは思う。まだ「The River」になら合うような気もする。SAXは当然!Clarence Clemons!!歳をとったせいかClarence ClemonsのSAXを聴くだけで泣けてしまう。ドストレートなロックンロールナンバーです。アルバムにはE Street BandのギタリストSteven Van Zandtが書いた。名曲「Daddy's Come Home」も超目玉のひとつです!アルバム10曲中、Bruce Springsteenが書いた曲は3曲です。B面「Way Back When」作詞・曲 Gary U.S. Bonds George BrunoアルバムのB面3曲目に収録されている曲。この曲もClarence ClemonsのSAXに感動です。ほとんど曲のサイドギターをBruce Springsteenが弾いています。そしてバッキングコーラスもBruce SpringsteenやSteven Van Zandtが担当。この曲はGary U.S. Bondsが書いた名曲です!この曲も何も考える事なくカッコイイ曲です。このアルバムは1990年にCD化されましたが、ボーナストラックなどは一切なし。自分はすぐに買ったけど、手に入りにくくなってそうです。リマスター紙ジャケなどでそろそろ出そうな気もするけど。
2024年06月02日
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CDの棚に紛れ込んでて存在すら忘れてたDVD。CDサイズのケースだから余計に目立たなかった・・・。銀の帯で目立つ大きさの文字で「巨大生物審議会」って書いてるのに^^;内容もどんなのかまったく覚えてなかったので初見の感じでわくわくしながら見始めました。何だかんだで最後まで観てしまった。ちょっとだけどんな内容か思い出すために観るつもりだったのに。内容を簡単に書くと・・・平成ガメラシリーズ「ガメラ 大怪獣空中決戦」「ガメラ2 レギオン襲来」「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」この3本の映画を「巨大生物審議会」の視点から見て作ったDVD。いろんな分野の専門家が登場してガメラやギャオス、レギオンなどの生態を細かくそれらしく分析していく。至って超真面目に創り上げられています。ガメラなどの映像は映画本編と同じ物しか出て来ません。帯よく見ると、このDVD買うとガメラ3の劇場鑑賞券や劇場用ポスターとか特典も多い。これに付いてた鑑賞券で観たのかな?でも、定価9800円はちょっとぼった・・・いやびっくり。
2013年01月10日
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2011年も歌劇、ミュージカル、LIVE等、100公演ほど観ました。ブログに書かなかった物もいくつかあるけど・・・・・・(゚_゚i)タラー・・・まったく何も感じなかったり、不快に思えたのもやっぱりあるから・・・それは敢えて、なかった事にしてます( ̄▽ ̄) ニヤ2010年から年をまたいでの公演は省いてます。順位を付けるなんて不毛な事だけど…今、現在、頭に浮かんで来たものなので。2011年・宝塚歌劇で強く心に残ったベスト101位 花組公演「ファントム」2位 雪組公演「ロミオとジュリエット」3位 花組公演「愛のプレリュード/Le Paradis!!」4位 星組公演「オーシャンズ11」5位 月組公演「アルジェの男/Dance Romanesque」6位 雪組公演「仮面の男/Royal Straight Flush!!」7位 花組公演「小さな花がひらいた/ル・ポワゾン」全国ツアー 星組公演「ランスロット」バウホール公演8位 専科公演「おかしな二人」バウホール公演9位 星組公演「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」10位 雪組公演「ハウ・トゥ・サクシード」梅田芸術劇場公演10位 雪組公演「灼熱の彼方-オデュセウス編・コモドゥス編」今年のファントムは、かなりはまってしまった。蘭寿とむさんと蘭乃はなさんの新コンビが最高で、もっともっといろんな作品をこの二人で観たいと思わせてくれます。「ロミオとジュリエット」は何と言っても大湖せしるさんの「愛」が美しく哀しく清らかで頭から離れません。「愛のプレリュード」は泣ける良い作品でした。真飛聖さんのサヨナラ公演で芝居、ショーともにサヨナラ仕様の場面がかなり感動でした。「仮面の男/Royal Straight Flush!!」はいろいろあったけど、自分はむしろ気に入ってます。初日に唖然としたのも良い思い出('-'*)フフ舞咲りんさんのミレディが最高すぎた!大湖さんのロシュフォールも好きだった。「ランスロット」では真風涼帆さんの美しさ、カッコ良さ、可愛さにひたすらハマってしまった感じ。作品の内容よりも真風さんの存在感の凄さに圧倒された作品です。宝塚歌劇以外の作品で強く心に残ったベスト101位 「中島みゆき 夜会 Vol.17 2/2」赤坂ACTシアター2位 一路真輝コンサート 2011 Autumn 兵庫県立芸術文化センター3位 「ドラキュラ」和央ようか・花總まり 東京国際フォーラム、梅田芸術劇場4位 水夏希「1st Anniversary special Live」なんばHatch5位 WATAIN LIVE「the DOJO vol,28」 BIGCAT6位 「リタルダンド」 一路真輝出演 シアターBRAVA!7位 「アンナ・カレーニナ」一路真輝 兵庫県立芸術文化センター、ドラマシティ8位 谷村新司コンサート「ハミング2011 今、伝えたい」兵庫県立芸術文化センター9位 ピンク・レディー「Concert Tour 2011 INNOVATION」10位 「シンディ・ローパー Japan Tour2011」 NHK大阪ホール「夜会」は文句なし最高でした。一路真輝さんのコンサート!夢のようでした。こんな形で関西で一路さんのコンサートが開催されるなんて数年前の地獄の日々からは考えられなかった。ドラキュラは花總まりさんの宝塚時代以上に安定した素晴らしいパフォーマンスに圧倒されっぱなし!花總まりさんには舞台の神様が宿ってるとしか思えない。WATAINのLIVEも夢のようでした。まさかの来日!あり得ない事が多く実現した2011年だったかも。その中でも、WATAINの来日が一番あり得ないと思ってた。生で初めて観るWATAINは映像で観てた物よりも数倍も素晴らしかった!ベルフェゴールの活動が難しくなって来日は更に期待出来なくなってしまったけど、WATAINがまた近いうちに来日してくれる事を期待してます。今年はDimmu Borgirも来日して観に行ったけど、WATAINのインパクトで全て消されてしまった感じです。それから2012年はBLACK SABBATHが復活します!まがい物のBLACK SABBATHじゃなしに本物のオリジナルサバスです!これが来日してくれたら狂喜乱舞です!ピンク・レディーも解散やめ!宣言したので2012年もライブがあると思えます。ちんぺいさんもコンスタントにライブ、CD発売の活動をしてくれてるので、毎年、感動のステージを観る事が出来るのはうれしい限り。2012年はべーやんのライブにも何度か行きたい!きんちゃんのユニットもあれから、どうなってるのか分からないけど、何かやってくれると思う。シンディ・ローパーの来日が決まりました!2012年も再びシンディの歌声を生で聴けるなんて最高です!2012年1月は蘭乃はなさんの最近、出してなかった表情や芝居が楽しめそう。黒天使の時の鋭い視線や他の芝居の時にあまり出していない、いくつもの表情が観られるかも知れない。DVDにも映ってないし、黒天使の蘭乃さんをオペラで追いかけてた人になら分かると思う。花組に来てから可愛い役が多かったので月組時代にしか見せていなかった芝居が楽しめそうで期待してます!超ダンサーの蘭寿とむさんとのキメキメのカッコいいダンスも楽しみ!蘭乃さんのバシッ!バシッ!と極まるポーズと視線は最高です。大湖せしるさんの「愛」は柔らかくて温かくて最高でした。2012年、真風さんが更に飛躍するのが楽しみ!スウェーデンのBLACK METAL「WATAIN」のピクチャーEP。早くまた来日して、あの圧倒的な圧迫感のあるLIVEを体感したい。今年は他のバンドもいくつか出たけど、他のバンドはまったく記憶に残ってないほどにWATAINのカリスマ性や衝撃に圧倒された。
2011年12月30日
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雪組公演「ファントム」観劇してきました。今日は13時開演だったので、終演が16時・・・。どこの飲み屋もまだ開いていない。寒い中、小一時間ぶらぶらして時間潰して目的の居酒屋ののれんが出たと同時に入店^^;17時から22時半まで・・・開店から閉店までずっと飲んでた。今日は寒かったので最初から辛丹波の熱燗。何合飲んだか・・多分2人で6合。身体も温まった頃から冷酒に移って、今だけしかないシリーズの生酒や純米吟醸生など飲んで、フォアローゼス水割り挟んで再び冷酒。そこの店、料理メニューも新たになってて、その店で初めて食べるものが多く、どれも満足でした。海外から帰ってきたばかりの友人のお土産話聞きながら、ゆっくり時間かけて飲めた。今日はルサンクと舞台写真をいくつか買った。役替りの事を中心に。今日はアラン・ショレ役が彩凪翔さん、シャンドン伯爵役が朝美絢さんでした。舞咲りんさん演じるカルロッタと彩凪さんのアランショレは息もバッチリ合ってて大爆笑を誘っていました。二人だけの決まり事があるような感じで、この二人から目が離せなかった。朝美絢さんのシャンドン伯爵も気品があって力強い歌声に感動させられましたが、自分は彩凪さんのシャンドン伯爵、朝美さんのアランショレの方が好みでした。二人とも真逆のような役の役替りを見事にこなしてる事に感動でした。団員の花形セルジョ役と若い頃のエリックを演じてる永久輝せあさんが、この前観た時よりも何倍も良くなってて、見栄えもより美しくなっていて驚きでした。ファントムは役が少なすぎるので、そんな役になってしまうけど、少ない出番の中でも存在感の大きさをしっかり見せられてたように思う。舞咲りんさんのカルロッタは最高です!カルロッタが主演になるスピンオフ作品が観たい。カルロッタの人生の方がかなり興味ある。笑いのツボと間を完璧に使いこなせる舞咲さんの実力に今日も圧倒されっぱなしでした。存在感も歌の表現力も完璧です。その上、オペラ座の団員の中で一番可愛いし・・・^^;一番可愛かったらダメなんで、可愛げがあると・・・この前、久しぶりに「ロシアン・ブルー」のDVDを観てたら、舞咲さんのライサ・ネコタナが強烈に可愛かった。「ロシアン・ブルー」は何回観ても楽しめる作品。水夏希さんと彩吹真央さんの毎日のアドリブ合戦も最高だったし、ミハイル・ゲロヴァニ役の汝鳥伶さんの後からじわじわくる笑いも大好きでした。大湖せしるさん、此花いの莉さん、香綾しずるさん、香音有希さん、透水さらささん、未来優希さん、大凪真生さん、緒月遠麻さん、蓮城まことさん、凛城きらさん、大月さゆさん、涼花リサさん・・・水さん筆頭に、観たい思う役者が多すぎた。その頃の雪組にはかなりハマってた。それから彩風咲奈さんが「カラマーゾフの兄弟」でのレオニード役で頭角を現して、「ロシアン・ブルー」の新人公演では2番手の彩吹真央さんの役を演じ、その次の本公演の超名作「ソルフェリーノの夜明け」の新人公演では主演に抜擢。その頃、雪組新人公演は必ず観に行ってたので、彩風咲奈さんの実力がメキメキと伸びて華のある男役になっていく姿をずっと観てたので、今回のジェラルド・キャリエールを演じてる姿を観ると感慨深い。「ロジェ」の本公演のヴィンセント役の時ですでに実力も華もじゅうぶん過ぎるほどに持っていました。「ロジェ」の新人公演主演はかなり難しい役だったので苦戦してたそうですが、自分は良く演じられてると感動して舞台を観ていました。今日のファントム、役替りでかなり印象が違うファントムでまた違った楽しさがあった。ファントムは宝塚歌劇公演以外も含め、初演から何回観たかわからないほど観てる。初演を観た時の衝撃はなかなか大きかった作品でした。ただ、90周年の目玉として2番手特別出演シャッフルがあって、各組何となく落ち着かない感じであれは成功だったのかどうか疑問。ただ、宙組2番手だった水夏希さんは雪組「スサノオ」でアオセトナ様を演じた事は良かった。通常だったらジェラルド・キャリエール役をさせられてたし・・・。「タカラヅカ・グローリー!」の時も雪組の中で息もぴったり合ってた。その時から雪組へ組替えの布石みたいな物があったのかも。「ホテル ステラマリス」で1作だけ宙組に戻って、すぐに雪組に組替えだった。「ホテル ステラマリス」での、花總まりさんと水夏希さん二人の場面が凄く好きだった。宙組時代も多くのはまり役を演じてきてる。「鳳凰伝 」のバラク、「白昼の稲妻」のランブルーズ、「カステル・ミラージュ」のジョー・ガーナー役も良かった!バウ主演の「里見八犬伝」と「フィガロ」も宙組時代に水夏希さんが残した名作。今年は紅ゆずるさんと彩風咲奈さんと柚香光さんのカレンダーを買った。いつ行ってもずっと売り切れてた、このポストカードをやっと手に入れた。
2018年12月08日
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2010年5月26日発売の松任谷由実さんのシングル。この曲は2011年発売のアルバム「Road Show」のラストにもリミックスされ収録されました。アルバムバージョンばかりで聴いてたので、シングルバージョンを久しぶりに聴いた。1曲目「ダンスのように抱き寄せたい」2曲目「CDCM: 映画「RAILWAYS」Begins -父の乗った電車-」3曲目「ダンスのように抱きしめたい (Vocal Less)」4曲目「バトンリレー」5曲目「CDCM: リレーする思い」6曲目「バトンリレー (Vocal Less)」このシングルにはCDCMが入っています。ひとつは「ダンスのように抱き寄せたい」が主題歌になった映画「RAILWAYS」のストーリーが予告編のように簡単にまとめられてるようです。この映画観てないのでよくわからないけど・・・。もう一つのCDCMは第一生命保険CMソングになった「バトンリレー」をモチーフにした何人かの語りが入っています。1曲目「ダンスのように抱き寄せたい」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんシングルが出た時に買って何度か聴いてそのままになってた。約一年後にアルバム「Road Show」に収録されてアルバム通して聴いてるうちにどんどん好きになっていった曲。完全なスルメ曲です。聴けば聞くほどに深さや優しさが伝わってくる。松任谷正隆さんの編曲が天才的で全ての楽器の音が嫌味なく心に入ってくる。ユーミンの作り出す歌詞と曲、そして歌唱は誰も真似できない不思議に胸に響く何げない言葉やメロディーで涙が出そうになる時が何度もある。70年代〜80年代ユーミンの世界にのめり込んで聴いてコンサートにも良く行ってたのが、80年代後半からCDは必ず買うけどそこまでハマらなくなりファンクラブも辞めてた。90年代のユーミンにはその頃、心は震えなかった。それでもCDはずっと買い続けてた。2000年代からまた徐々にアルバムを繰り返し聴くようになってきた。決定打は2016年に出たアルバム「宇宙図書館」の異常な感動。そこからまた遡るように深く聴くようになりファンクラブにも入った。そして昨年出た「深海の街」の凄さにどっぷり再びのめり込んでいる。「深海の街」も「宇宙図書館」もアナログ盤で数え切れないほど何度も何度も聴いた。今のユーミンは凄い!これまでのユーミンの中で今が最強だと思う。こんな凄い曲をまだ書ける凄さにも感動しています。「ダンスのように抱き寄せたい」にしても、発売当時よりも今の方が何倍も感動できる。「CONCERT TOUR 2011 Road Show」のBlu-rayも今日、また観てた。アンコールのラストに歌う「ダンスのように抱き寄せたい」は歌唱もパフォーマンスも素晴らしい!4曲目「バトンリレー」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲も聴けば聴くほどに歌詞やメロディーの凄さがじわじわ来る。特にこの曲はメロディーが凄く好きです。コンサートでは一度も歌っていないみたいですが、いつか生で聴いてみたい。CONCERT TOUR 2011 「Road Show」の舞台セットも素晴らしい!「ダンスのように抱き寄せたい」を歌ってる場面です
2021年09月13日
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ユーミンの2023年アリーナツアーのBlu-rayが発売された!(特典でついてた大型ジャケ写)2023年度のソロアーティスト動員ナンバー1を獲得した松任谷由実さんのライブBlu-ray。5月13日ぴあアリーナから12月28日名古屋ガイシホールまで54本、57万人以上を動員したコンサートツアーでした!69歳だったユーミンが作ったこの記録を超える事が出来るのは、60代以上の女性シンガーではユーミンの記録更新しかないと思う。このツアーはユーミンはまだまだ動員に余力がありそうだった。どうしても行きたかった4回あった日本武道館公演は立ち見すら取れなかった。地元の神戸ワールド記念ホールも4回のうち3回観る事ができたけど、あと1回はどうあがいても取れなかった。8公演観る事ができたけど、東京と横浜はまったく取れずに行けなかった。追加公演で武道館をあと4回やっても即売り切れただろうな・・・。大阪城ホールは6回ありましたが、半分の3回は取れた。10回は観たいと思ってた最高のショーだったけど8回行く事が出来たので良しとする。8回観て飽きるどころか、まだまだ回数増やしたいと最後まで思える内容だった。自分が観た8回のどこの会場もすごい熱量で会場の10000人全員がユーミン愛を物凄いパワーでステージに注いでるのが感じられた。69歳でもあれだけ楽しませてくれて、感動させてくれて汗だくでステージを走ってるユーミンを観ると本物のプロってこんな人なんだと泣きそうになりながらステージを観てた。セットリストも考え抜かれてて曲順の流れが回数観るたびに、その意味や深さを感じられて感動も増していった。(「TYPHOON」のムービングライトの演出も進化していった)最初に見た5月28日大阪城ホールからどんどん進化して行くステージ。10月9日に観た広島辺りからより洗練されていった印象。演出もライティングも曲アレンジも素晴らしくなっていく。レーザーも演出と数を変えるだけで劇的に違っていった。ライティングの美しさも異常なほどに洗練されていった。毎回、こんなに凄くて9900円???って観終わった後に友人とよく話してた。あまりにもセンスが良く何もかも規模が凄すぎて会場に入った瞬間から圧倒されてた。武部聡志さんを筆頭としたバンドも本当に最高だし、パフォーマーの若者達も素晴らしかった!ユーミンの舞台に関わってる人全てが物凄いプロフェッショナルな事に毎回感動した。(「青いエアメール」の時の新緑の季節から桜の季節への四季の移り変わりの映像も毎回鳥肌でした)(ドラゴンに乗って歌うのはユーミンが最初でした。 1981年「水の中のASIAへ」のツアーで、まだ発売される前の「REINCARNATION」を ドラゴンに乗って歌った。)(1981年「水の中のASIAへ」ツアーからちょうど10年後。 宝塚歌劇月組公演ショー「ブレイク・ザ・ボーダー!」の中でトップスター涼風真世さんが ドラゴンに乗って歌った。涼風真世さんはユーミンが楽曲提供した「PUCK」でも主演していて ユーミンとも関わりが強いイメージが当時あった。 涼風真世さんが好きだったので「ブレイク・ザ・ボーダー!」も3回劇場で観てるし、 「PUCK」も劇場で観た作品)(「ブレイク・ザ・ボーダー!」を劇場で観た時は「水の中のASIAへ」ツアーのオマージュのように 感じた。このショーと芝居は「銀の狼」でその作品も凄く好きな作品)自分が観たどこの会場でもWアンコールの時に観客からの物凄いパワーでユーミンは毎回、感情が溢れ出て素晴らしいMCを聞かせてくれた。このBlu-rayが収録された横浜アリーナのWコールのMCも感動的です。1989年4月1日に開業した横浜アリーナのこけら落とし公演はユーミンでした。「Delight Slight Light KISS」のツアーの一環でツアーの最後の4公演が横浜アリーナ公演。4月1日、2日、4日、5日の4日間。日本武道館公演を8公演した後が横浜アリーナでした。翌年の「LOVE WARS ツアー」でも横浜アリーナで4公演開催された。次はホールツアーなのだろうか。ホールツアーだともっと小さな街でも開催してくれるのがうれしい。2022年〜23年の深海の街ツアーは28カ所、63公演もしてくれた。神戸国際会館2daysが最終地点だったのもうれしかった。その前のホールツアーは2016年〜17年「宇宙図書館ツアー」で42カ所81公演!60代のシンガーで1ツアー81公演は驚異的です。それも全てソールドアウトだったのが凄い。最近はホールツアーとアリーナツアーを交互にやってるので、次はホールのつもりでいるんだけど、また大規模なアリーナツアーになるかも知れないし…。実際に会場であの空気感を体感した57万人には、このBlu-rayは炎の熱の伝わりやフリフラの光の波や、幻想的なレーザーや、客席の集中力と熱を思い出しながら感動できる。毎回、ドラゴンが登場した時の凄いどよめきも懐かしい・・・。【プロデュサーの松任谷正隆さん「DIRECTOR’S NOTE」ブックレット】このブックレットもすごく興味深く読みました。松任谷正隆さんはアレンジャーとしてもプロデューサーとしても本物の天才だと思ってるので、そに人が語る言葉は重さと有難さを感じる。ブックレットに掲載されてる写真もめちゃくちゃイイ!【特典ディスク】このBlu-rayは本編と特典ディスクの2枚組です。この特典ディスクが本当に良く出来てて2回通して観ました。リハーサルから千秋楽の名古屋までを収録してあって、時系列にロードムービー的なドキュメントではなく作り込まれた内容でした。ユーミンの丸くなった人柄の良さも凄く伝わってくる作品。丸くなったと書いたのは、1982年PEARL PIERCEツアー辺りから1ツアー何度か観るようになって(それまでは神戸か大阪で一度観るのみでした)、尖ってるユーミンを何度も観てたし、そのカッコ良さにもハマってた。マンモウチェックとかふつうにMCで話してたし、もっと際どい事もいろいろ話してた^^;70分も収録されてるこの特典ディスクだけでも5000円の価値は余裕である。Blu-rayの映像も音質も本当に最高です!廃盤になってる1982年「昨晩お会いしましょう」ツアーのVHSと1981年「水の中のASIAへ」ツアーのVHSを現代のリマスター技術で音も映像もリマスターして、ノーカットでBlu-ray化して発売してくれたら最高なんだけど。特に「昨晩お会いしましょう」ツアーは本当に好きだったので、1曲目の「カンナ8号線」もあのダミーのユーミンを使った演出のオープニング映像で収録してほしい。「夕闇をひとり」と「手のひらの東京タワー」「 A HAPPY NEW YEAR」の3曲の追加収録だけでもいいから。2023年12月28日名古屋での千秋楽から約40日後には、ユーミンはもうまったく違うライブを開催していました。全8公演
2024年05月31日
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感動!マジで泣けた。「劇団鹿殺し」の丸尾丸一郎さんの作、演出作品「山犬」2006年初演の再演です。初演は観てないのでネタバレも何も知らずに観劇しました。オープニングの後、ユキが同窓会に参加するために田舎に帰ってきた所から既に舞台の中に引き込まれていました。10年振りに帰ってきたユキ。テラニシカツヒコからの手紙がユキの他にもイイダとヒロキにも届いていた。同窓会終わりに卒業の時に山に埋めたタイムカプセルを掘り出そうという内容の手紙だった。手紙が届いた3人はタイムカプセルを山に埋めた事は覚えていたもののテラニシカツヒコという同級生が思い出せない。卒業アルバムを見るとユキが写ってる写真に必ず遠くから写り込んでる男がテラニシカツヒコだった。テラニシはユキの事を心密かに絶えず想ってる男だった。1匹の犬がいた。その犬は母犬を保健所に連れて行かれてしまい、孤独に一人で生きている。命の危険に晒された時にテラニシが犬を助けるそれ以来、その犬はテラニシに服従し師弟関係が出来上がる。しかし、テラニシは事あるごとに犬を蹴る殴る。犬は蹴られてる時にテラニシの人への憎悪の気持ちを感じて行く。手紙の送り主は同窓会に現れなかった。3人はタイムカプセルを掘り起こしに山の中の目印にしてた杉の木の下を掘って行く。掘り起こされたタイムカプセルの中には白い石のようなモノ、人形、腐ったチョコレートそしてモデルガン・・・記憶から消し去っていたものをユキは次第に思い出してく。『シヌキデ オモイダセ』ホラー仕立ての舞台だけど、イイダの心の底に消えてはいなかった憎悪の哀しさやテラニシのやり切れない情けなさや犬の哀しいほどに健気な姿などが混ざり合って妙な感動に涙が出た。テラニシを演じたのはあの!鳥肌実さん!友人に鳥肌さんの大ファンがいてCDを聴かせてもらったりよくしてたので昔から凄く知ってます。アーティストというかパフォーマーというか独特でカッコいい世界観を持ってる人です^^;その鳥肌さんが鹿殺しの舞台に立ってるとか凄い。鳥肌さんファンの友人はどんな舞台でも月曜日しか観る事が出来ないので今回、月曜日がなく観られなくて残念がってました。圧倒的な存在感で最高でした!イイダを演じたのはオレノグラフィティさん(劇団鹿殺し)子供時代の心の芯に残ってた憎悪が覚醒しはじめ少しずつ狂って行くイイダの哀しさは誰もが何かしら持ってる物なのかも知れない。ユキを演じたのは森下くるみさん元アダルト女優の豪快な芝居と心の奥底にある繊細な芝居のコントラストも素晴らしかった。ヒロキを演じたのは山岸門人さん(劇団鹿殺し)父親がヤクザで子供の頃からガキ大将的な存在。ユキの事を子供の頃から好きで同窓会を機に思いを打ち明ける。大人になっても人の上に立つ事の意味を未だに分からない哀しさを感じる。この人も間接的に人の心を殺してる事に気づいていない。学校の給食のコックさんを演じるのは丸尾丸一郎さん(劇団鹿殺し)今回も不気味さは壮絶でした。芝居おもしろいし、出てくるだけで変なオーラに惹き付けられる。こんな哀しい話をよく考えつくもんだと・・・・もう書いてしまうけど「犬」を演じたのはISOPPさん。超一流ストリートダンサーですが、ボイスパーカッションも凄かったし芝居もホントに感動しました。自分は少し前に17年一緒にいた犬が死んじゃって、まだ思い出すと悲しいんだけど、犬ってこうなんだよな...って観てるとISOPPさんは犬にしか見えなくなってしまってた^^;芝居心があるからダンスも凄いんだなと妙に納得。明日も宝塚を観に行くけど、宝塚でも芝居心のない歌やダンスはどれだけテクニックがあってもなぜかまったく心が動かない。ISOPPさんの犬は哀しすぎるほど犬でした。犬の気持ちが舞台の中心にあった作品で最初に思い出すのは中島みゆきさんの「夜会 Vol.11とVol.12 ウインターガーデン」特にVol.12のウインターガーデンは泣けました。残念ながら夜会の中でも1989年初演とウインターガーデンだけは映像に残されていません。合わせて10回以上観たけど、Vol.12のウインターガーデンは凄かった。Vol.11はイマイチ心に響かなかった印象ですが・・・Vol.12では本を書き直したのとキャストを変えたのが良かった。中島みゆきさん演じる犬がずっと主人を朽ちた湿原の上に立つ家で待っている。その家は日に日に湿原に沈んでいっている。登場人物は中島みゆきさんが演じる犬、女、柏の木だけです。人間は女しか出てこない。柏の木は有名な能楽師の人が演じた。「山犬」はホラーの要素強めですが、無意味な威しはなく何か心に引っ掛かる物ばかりがもつれ合ってる繊細な舞台でした。次の鹿殺しは「ジルゼの事情」の再演!チケットも取ったし神戸公演だし楽しみ!坂本けこ美さんが出てないのはちょっと残念。前回公演のDVD売ってので即買い!この作品も良かった!チケットとチケット買ったら一緒に送ってきてくれたステッカー^^;
2014年08月21日
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「ロンパールーム」は日本テレビ系で放映されてた幼児向けの教育番組。2歳から6歳を対象に、アメリカで最初に制作され、次第に全世界に広がった番組。その番組の中で多くの楽曲が制作されました。この番組が放映してた1979年9月までに幼児期を過ごした人は、知ってる曲もかなり多いと思う。時代、時代でかなり違ってくると思いますが・・・。番組キャラクターのミツバチのニコちゃんは、初期のはかなり怖い感じでしたが、途中から普通の子供向けのキャラクターになった。童話を読み聞かせしながらのおやつの時間とか30分番組の中で、様々なコーナーがあった。この10周年記念アルバムは、初代先生の並木翠先生はなぜか含まれていません。2代目のうつみみどりさんから4代目先生きしべみどりさんの歌唱で収録されています。A面1曲目「たのしい動物園」 うつみみどりさん 1968年作詞 うつみみどりさん 作・編曲 小谷肇さんフルで聴くと6分以上もある長尺ナンバーです。猿→ゾウ→ペンギン→たぬき→ライオン→カンガルーと、各動物が変わるごとに曲自体もリズムも大幅に変わり、よく出来てる曲です。うつみみどりさんの、張り切りまくりの歌唱も心地いい。2曲目「ママとパパ」 うつみみどりさん 1968年作詞 もとやかおるさん 作・編曲 小谷肇さん3曲目「夜空に坊やのおやすみが」 うつみみどりさん 1969年作詞 もとやかおるさん 作曲 原信夫さん 編曲 中村五郎さん4曲目「ゴーゴーマーチ」 うつみみどりさん 1968年作詞 うつみみどりさん 作・編曲 小谷肇さんこの曲は、先生が変わっても歌い継がれてたような気がする。他の先生の時に聞いてたような印象。「ガッパの歌」と、よく似てる。当時はこんなリズムの曲が多かったから…。5曲目「パン・パン・パンチ」 よしだみどりさん 1970年作詞 小清水順さん 作・編曲 小谷肇さん6曲目「ぷるるんサンボ」 よしだみどりさん 1970年作詞 えやましんさん 作・編曲 小谷肇さんビッグバンドアレンジの軽いラテン曲で、その頃は聴いた事なかった曲だけど、良い曲。7曲目「おはよう太陽」 よしだみどりさん 1971年作詞 小清水順さん 作・編曲 越部信義さんこの曲もアレンジも曲も良い!B面1曲目「お花のアーチ」 よしだみどりさん 1971年作詞 大町兼司さん 作・編曲 若松正司さんこの曲は、当時聴いてた事も覚えてる。後々にも歌い継がれてたように思う。2曲目「不思議な木の実」 よしだみどり 1970年作詞 大町兼司さん 作・編曲 若松正司さん3曲目「ダン・ドン・デン」 よしだみどりさん 1971年作詞 藤公之介さん 作・編曲 越部信義さんこの曲もアレンジが凝っててリズムが心地いい。4曲目「くるくる・ぽん」 よしだみどりさん 1970年作詞 藤公之介さん 作・編曲 小谷肇さん平和な曲^^;5曲目「こどものマランバ」 きしべみどりさん 1973年作詞 小清水順さん 作・編曲 小谷肇さんこの曲が一番意味不明な曲ですが、言葉遊び的な物だと思う。「♪ パラッパ パラッパ ラッパッパ マランバ マランバ パンチでゴー! いっかい よんかい はちかい ごかい おかしくかぞえて グルグルまわそ まわせ まわる まだまわせ それでもやめずに 子供のマランバ」マランバ自体、意味のない言葉なのだと思う。調べてみるとザンビアの南部の都市の名前。6曲目「パールちゃん」 きしべみどりさん 1972年作詞 小清水順さん 作・編曲 小森明宏さんこの曲がこのアルバムで一番有名な曲だと思う。後期までずっと使われてたように思う。「♪ ろん ぱかぱっぱ ろんぱっぱ ろん ぱかぱっぱ ろんぱっぱ パールちゃん ぱっぱっぱ にゃんこ にゃんぱっぱ ちゅうすけ ちゅうぱっぱ あっちへこっちへ にげまわる ついでに くるりとでんぐりこ とんねるくぐって ろんぱっぱ・・・・・・・は〜い ごくろうさん」まあ、この曲も曲だけ聴くと意味不明な曲だけど、動作や遊具のセットが付いてた曲なので観ていた人は普通にわかる曲。7曲目「ワン・ツー・にこちゃん」 きしべみどりさん 1973年作詞 横溝敬三郎さん 作・編曲 小谷肇さんニコちゃんの顔の絵描き歌。8曲目「こんがらがってホイ」 きしべみどりさん 1973年作詞 藤公之介さん 作・編曲 菊池俊輔さん「ロンパールーム」史上、一番の名曲だと自分は思ってる。和太鼓や横笛をイメージするようなオーケストラアレンジも最高だし、歌詞も子供の頃に誰もが一度は思った事のある事を歌っています。「♪ おかあさんのおかあさんは おばあちゃんだってさ おとうさんのおかあさんも おばあちゃんだってさ おかあさんのおかあさんと おとうさんのおとうさんは ちがうんだってさ こんがらがってホイ こんがらってホイ どうなってんのホイホイ こんがらがってホイ こんがらがってホイ」この後、おじいちゃんの事になり、3番はひいばあちゃんの事になっていく。「♪おばあちゃんのおばあちゃんも おじいちゃんのおじいちゃんも ひいひいだってさ〜」wこのアルバムに収録されていない曲に有名な曲が多くある。なみき先生時代の音源はソノシートで持ってる。後で、そっちの事も書こうか・・・。幼い頃、ニコちゃんの手が、ガマ親分の手と同じに見えるので、気持ち悪かった^^
2019年08月11日
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1963年9月1日発売の島倉千代子さんのシングル。A面「星空に両手を」(Duet With 守屋浩)作詞 西沢爽さん 作曲・編曲 神津善行さん島倉千代子さんと守屋浩さんがデュエットした大ヒット曲。守屋浩さんとはA面B面でカップリングシングルも出しています。島倉さんの「花散る下田」のカップリングは守屋さんの「風そよぐ丘」です。この「星空に両手を」は当時70万枚以上を売り上げました。二人の声の相性も凄く良いので気持ちよく聴きやすいデュエットです。守屋浩さんとは音頭調の「まるはち祭」でもデュエットしています。B面「かなしみの歌」作詞 西沢爽さん 作曲・編曲 神津善行さんB面は島倉さんのソロです。楽曲の雰囲気はタイトル通りにA面とは正反対な重く悲しい歌です。
2021年03月22日
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1983年に発売されたIan Gillanがボーカルを担当した唯一のアルバム。Black Sabbathはオジーのボーカル以外はまったく魅力を感じないけど、このアルバムだけは例外で当時もかなり聴き込んだと思う。このアルバムの前の2枚が嫌いだったのもあって余計に良く思えたのかも知れない。で、このDELUXE Edition・・・2枚組で1枚目はオリジナルアルバム。音質は前回のリマスターの方が自分は好き。前回のはシャリシャリだって好まない人もいると思うけど…。音圧は前回のほうがあるし、今回のこもった音の感じは当時のレコードの感じ。ブートで出てた「Born Again Unmixed Demos」の生々しい音が一番好きかも知れないけど^^;2枚目は未発表曲1曲とEPに入ってた1曲と1983年8月27日のレディングフェスティバルでのライブ9曲。この未発表の「The Fallen」って曲はブートで出てた「「Born Again Unmixed Demos」」にも収録されてる。ブートの方が音質良いように思えるんだけど><ただ、ブートの方はテープ回転が少し速い。でも聴き比べないと気にならないように思う。ライブ9曲もブートで既に出てたし・・・これといって特に驚くような物は入ってなかった^^;DISC 11曲目「Trashed」リードトラックでPVも作られたキャッチーなナンバー。2曲目「Stonehenge」インストSE3曲目「Disturbing The Priest」発売当時この曲、嫌いだったけどいつの間にか好きになってた^^;4曲目「The Dark」SE5曲目「Zero The Hero」この曲はいつ聴いてもカッコいい!デモバージョンの方が好きだけど…6曲目「Digital Bitch」この曲も大好きな曲。10代の頃にバンドでコピーよくしてた^^7曲目「Born Again」文句なしの名曲!8曲目「Hot Line」キャッチーなナンバー。サクソンみたいで大好きだった曲。9曲目「Keep It Warm」このラスト曲もシブくて好きな曲。DISC 21曲目「The Fallen [Previously Unreleased]」この曲は絶対にアルバムに入れるべきだったと思う。2曲目「Stonehenge [Extended Version]」この曲は1分58秒のインストなんだけど、このバージョンは4分47秒もある・・・^^;短くて良かった。3曲目「Hot Line」ここからライブ。この曲がオープニングなのはワクワク感を煽る。4曲目「War Pigs」・・・・・5曲目「Black Sabbath」OZZYが歌う以外興味ないけど、ギランが歌うバージョンはそんなにイヤではない。6曲目「The Dark」インスト7曲目「Zero The Hero」この曲と次の曲がこのライブで一番好きで、この2曲ばかり聴いてる。8曲目「Digital Bitch」この曲もライブ映えするカッコいい曲。9曲目「Iron Man」比較的オリジナルを崩さずに歌ってる。10曲目「Smoke On The Water」ディープパープルの曲。11曲目「Paranoid」観客の1コーラス目からの大合唱で盛り上がっている。セットリストに「Born Again」が入ってきてからのライブの方が充実してるように思う。せめてもう1枚アルバム作っていたら、ギランサバスのナンバーだけでもライブ出来たかも知れない…「パラノイド」はやるんだろうけど^^;「Born Again-DELUXE Edition」かなり期待してただけに・・・・もっとアウトトラックとか出回っていないサウンドボード録音ライブとかあると思うんだけどな。ほんとにこれだけなのかも知れないけど。ブックレットはやや豪華。このStonehengeのステージセットで来日して欲しかった。
2011年06月09日
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中島みゆきさんが出演してる映画は必ず映画館で観ようと思ってたんだけどこの作品は凄く近くの映画館で上映されてたのにも関わらず観る機会がなかった。ちょうど忙しい期間だったのもあるけど。DVD発売になってさっそく買ってきて観てみた。今まで中島みゆきさんが映像/映画に出演した作品の中では一番好きな映画だった。この作品こそ映画館で観るべきだったと反省・・・・。独特な唐十朗ワールドでストーリーの重要さよりも感性で観る映画。リアルな物を追求するのではない映画の方がやっぱり好きなんだって自分で再認識した。この映画だったらみゆきさんが出ていなくても同じように感じられたと思う。そもそもこの作品は唐十朗さんが中島みゆきさんの「地上の星」にインスパイアされて創り上げた映画らしい。エンディングテーマ曲も中島みゆきさんの「孤独の肖像1st」が使われている。で、中島みゆきさんの役どころは歌占い師。みゆきさんが歌うのではなく糸電話での震えで占うといった奇妙な設定。出演場面はそんなに多いわけではないけど存在感は凄かった。「孤独の肖像1st」の使われ方も丁寧だったし良かった。映画自体も幻想的で謎めいた唐さんの世界が素晴らしかった。唐さん本人が主役を演じていて演劇と映画の真ん中のような不思議な空気を放っていた。この映画はレンズ職人の話なんだけど、昔に唐さんの「匂いガラス」って作品でも中島みゆきさんの書き下ろしの主題歌を使って作品を作っていた。どちらもガラスを素材にしてる点もおもしろいって思った。中島みゆきさんが出演してる映画自体ではこの映画が一番好きなんだけどみゆきさん単体では「間宮兄弟」が良かったかな。
2006年09月26日
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1975年10月5日発売の堀内孝雄さんの1stソロアルバム「言葉にならない贈り物」の3曲目に収録されてる名曲です。アリスが好きな人なら知らない人はいないと思うほど有名な曲。ソロアルバムの曲なのに?シングルカットもされてないのに?もちろん名曲という事で有名なのもあるんだけど、やっぱり極めつけは1978年の『アリス武道館ライブ 栄光への脱出』のアンコールの1曲目にこの曲を歌った事です。歌う前に堀内さんは、この曲の作者に向かって話してます。「とっても好きな曲なんですけど、これは昔、バンドをやってまして辞めていったその一人の彼の歌です。彼のためにも今日は大きな声で…こんな大きなとこでお前の歌が聴いてもらえるぞ。カリフォルニアにあこがれて」この感動的なMCと共にストーリー仕立てのこの長めの曲を歌い上げました。この武道館ライブのおかげでこの曲はそれ以前よりもさらに有名な名曲になった。この曲の作詞作曲は徳永章さんという方です。それ以降も徳永さんは堀内さんに何曲も歌詞を書いています。基本的に堀内孝雄さんのソロアルバムでの作曲は堀内さん本人がほとんどです。「カリフォルニアにあこがれて」作詞作曲者の徳永章さんとは・・・アリスと同じく3人組のフォークバンド「ザ・ムッシュ」のメンバーでした。山本雄二さん、土橋広市さん、そして徳永章さんの3人。「ザ・ムッシュ」は1975年6月5日に大阪厚生年金会館大ホールで解散しました。堀内孝雄さんが「カリフォルニアにあこがれて」の収録されてるアルバムを発売したのが1975年10月5日。4ヶ月前のザ・ムッシュの解散コンサートのパンフレットにこの曲の事が既に書かれていました。パンフレットに掲載した時点で堀内さん(べーやん)が歌う事になっていたかどうかは定かではありませんが、この曲はザ・ムッシュと言うバンドを解散して、これからの決意のような物も感じられる曲です。パンフレットにはこの曲の細かいストーリーが書かれています。「これはひとりの若いカウボーイの物語です。名前はロッキーといいアメリカのテネシー州というところで正直者でよく働く父とよく気の付くやさしい母と三人で小さな牧場で暮らしていました。」こんな書き出しで始まる物語です。映画の「ロッキー」は1976年11月全米公開。日本公開は1977年、映画よりこっちの方が先です^^;---------------------------------------------------------------------「ある日のこと、父の友達であるサムおじさんが家を訪れました。彼は父と同じ年なのですが、結婚はしておらず家族もなく一人で放浪の旅を続けていて、ある日こうしてふらっと思いついたように家に来るのです。夕食ではサムおじさんを囲んで旅の話題に花が咲き、ロッキーはもうもう楽しくて仕方がありません。サムおじさんは1年間ずっとカリフォルニアに行っていてロッキーがまだ見た事のない海の青さ、そしてどんなにそこの暮らしが素敵かジェスチャーを交えて話をするのです。若いロッキーにとって、それは夢のような話でした。父はパイプに日をつけながらいいました。「なあ、サム。カリフォルニアもいいと思うけど、このテネシー、良い所だよ。広い大地にどこまでも澄んだ青い空があるじゃないか。」・・・・次の朝、サムおじさんは「生きていたらまた寄るよ」といつもの冗談をとばし笑いながら馬にまたがり旅に出て行きました。その夜、ロッキーはカリフォルニアの事が頭に浮かび眠れずに朝までずっと起きていました。考えた末、彼はカリフォルニアへ旅に出る決心をしました。そう思うとじっとしておられず、すぐに荷物をまとめはじめました。その時ふと、父と母になんて云おうかという想いが頭をかすめ悩みました。夕食が終わってから父はいつものようにパイプを片手にテーブルで本を読み、母はロッキングチェアーに揺られながら編み物をしていました。ロッキーは「話があるんだけど」と父の前に座り、そしてカリフォルニアへ行こうと心に決めた事を話し始めました。父は何も言わずパイプの煙を見つめているだけでした。母は驚いて編み物をやめロッキーに言いました。「今の話は本当なの?ロッキー本当なの?」そして父の方をみて泣き崩れました。父はロッキーの目を見て「よく考えたのか、考えたのならお前はお前の人生をその手でつかめ」とだけ言いました。ロッキーはゆっくりうなずき母の肩に手をやり自分の部屋へ入っていきました。次の朝早くロッキーは長い旅へと出発していきました。別れ際に母は「体を大切に」言葉にならない声で云いました。ロッキーはそんな母の顔を見ると思わず「必ず帰ってくるよ。心配しないで」と云ってしまいました。父は窓辺で小さくなって行くロッキーの後ろ姿をじっと見つめ、その目にはいつしか涙が光っていました。「若いカウボーイの物語 青い海と夢をもとめ テネシーを後にした/ カリフォルニア カリフォルニアにあこがれて 旅は続く」あとがきいま人生のはじまりの歌が聞こえています。 AKIRA---------------------------------------------------------解散コンサートのパンフレットに各メンバーが1ページ、メッセージを書いてるのですが、徳永さんだけはこの物語を書いていました。このパンフレットの時点では若い男が旅立つまでの物語が書かれています。べーやんの歌う「カリフォルニアにあこがれて」は旅立ってから、いろんな人と出会い関わって、最後は病いに倒れてしまう物語です。若い男が旅立つまでのいきさつだけを解散コンサートのパンフレットに載せました。その後のストーリーはべーやんのソロアルバム製作が決まった時点で書き上げたのどうかは謎です。ベーやんのソロ曲の中で徳永章さんはかなりの数、作詞しています。その中で自分は特に好きなのは「懐かしい友のうたう歌」2ndアルバム5曲目収録「Day Break」6thアルバム10曲目収録「俳優」5thアルバム6曲目収録「季節の風」5thアルバム」8曲目収録「海を見ていた少年」6thアルバム1曲目収録「Change Your Mind」6thアルバム8曲目収録中でも特に「懐かしい友のうたう歌」はベーやんの全曲の中でベスト3に入るほど好きな曲です。地味な曲なんだけどメロディも歌詞もベーやんの歌唱も最高です。ザ・ムッシュの事をもっと書こうと思ったら「カリフォルニアにあこがれて」の事で凄い文字数になってそうなので・・また今度。「カリフォルニアにあこがれて」はこのアルバムに収録されてます。武道館ライブ栄光への脱出にも収録。解散公演のパンフ徳永章さんの子供の頃。シングル曲のアレンジは、ほとんどの曲が、あの瀬尾一三さんです!
2013年01月29日
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月組バウホール公演の初日観劇してきました!明日海さんの単独初主演作品。もう何度も主演してるかのようなイメージがあるけど、この作品が初主演!チケットもプラチナチケットになってるようで即完売!ポスターのイメージから子供っぽいファンタジー作品なんだろうと、あんまり内容に関しては期待してなかったのだけど・・・良いお話でした。ホロッとする、そして胸が温かくなるような内容でした。明日海りおさん・・・最初の登場シーンは妹を亡くしてしまって抜け殻のようになってしまった芝居で街を歩いている。この時の暗い表情も魅力的で引きつけられるものがある。夢の世界ではキラキラ度が強烈でスターオーラ炸裂状態でした。星条海斗さん・・・めちゃくちゃ美しくカッコ良くて可愛かった!ナイトメアって役なので、もっと悪魔のような残忍な役かと思ってたけど、夢の世界でナイトメアが明日海さん演じるルイスキャロルの妹、赤の女王を想う心にホロッとさせられたり美しい扮装姿にゾクゾクさせられました。ナイトメアのテーマのようなソロ歌もしっかりあって満足!ロック調の激しめなナンバーをクールに歌い上げる姿は宝塚男役のカッコ良さを凝縮したかのようなクオリティ!星条さんが出て来る度にオペラでガン見でした^^;まだまだ星条さんの男役が観たいから、辞めるなんて事がないことを願うよ( ̄人 ̄)オ・ネ・ガ・イ♪紫門ゆりやさん・・・帽子屋の役。これははまり役!この紫門さんを観てファンになる人が多いじゃないかな?立ち姿も美しく、コメディとシリアスをはっきりしたコントラストで演じ、メリハリのある印象を強く持った。珠城りょうさん・・・最近注目株の若手です。最近特にメキメキと頭角を現して来たって感じ。今日も狂言回しの役で初日なのに余裕さえ感じさせる落ち着いた芝居に関心しました。また風貌も可愛らしいのでどんどん人気が出て来るんだろうなぁ。ウサギの耳と尻尾を付けて陽気に動き回る姿は観終わった後も印象に強く残った!瑞羽奏都さん、貴澄隼人さん・・・(o^-')b グッ!プロローグでこの二人が工事現場の作業員の格好で登場するのですが、これは凄かった!マジの作業員に見えてしまうほどの演技に完璧に惹き付けられた。プロローグの現実世界の場面の印象はこの二人が強烈すぎた。最後にも現実世界の場面があるんだけど、もう一度出てきてくれるか凄く期待してしまった。出て来なかったけど・・・・沢希理寿さん・・・今日はたっぷり歌声を聴く事ができました。素直な歌唱で歌詞もはっきり聞き取れ気持ちの良い歌声でした。カゲソロなどでも何度か活躍してたので歌うま要員として、これからも気持ち良い歌声を聴かせてほしいと思いました(゚∇^d) グッ!!愛希れいかさん・・・昨年、男役から娘役に転向したばかりなのに娘役としての芝居も歌も安定しててびっくりです!アリス役も可愛く似合ってて文句なし!素晴らしい娘役さんが誕生したって感じです。明日海さん演じる主役のルイスキャロルの亡くなった妹の話が根底にあるので感動が大きくなったと思う。おとなしくワガママ一つ言わなかった妹を想い、ルイスが描くストーリーの中ではワガママ放題、元気で残酷な赤の女王として妹を登場させる。そして赤の女王にナイトメアが密かに心を寄せている。夢の世界では剣で斬っても誰も死なないってのも宝塚らしいファンタジーな世界でなかなか良い!たまにはこんな心が暖まるファンタジー作品も良いね!キャトルレーブで舞台写真いっぱい買った!花組全国ツアーの蘭乃はなさんの写ってるのはとりあえず全種類買った!後はカナリアのとか雪組東京のとか・・・この写真の四つ切りが欲しい!バウ公演は主演二人以外、スチールすら出ないから驚くわヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!
2011年11月17日
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昨夜というか明け方、本を読みながらいiTunesから小さめな音でシャッフルでランダムに曲を流し続けてた。約50000曲以上入ってる中から、様々なジャンルの楽曲が延々流れてたけど、Laika Came Backの「終電車」って曲が流れ始めると、本を読むのを止めて音量を上げて聴きたくなった。Laika Came Backは、元BAKUの車谷浩司さんが現在やってるプロジェクト。車谷さんはBAKU→Spiral Life→AIR→Laika Came Backと移行してきた。かなり久しぶりに車谷さんの声を聴いたけど、読んでた本の内容とも関係してるのか分からないけどLaika Came Backの空気が完全にハマった。そこから車谷さんの歌を何曲か連続で聴いた。「終電車」→「Last Dance」→「PHOTOGRAPH」→「隣りにいくよ」→「天までとどけ」→「LOVE FLOWER」→「My Pride」と年代バラバラで急に聴きたくなった曲だけを聴いた。最後に聴いたのが、シングル「Rush And Rush」のカップリング曲「My Pride」だった。1曲目「Rush And Rush」作詞・作曲 AIRアカペラから始まるポップなROCK。サビもキャッチーで気持ち良いノリです。少しBAKU時代を彷彿させるような雰囲気もある曲です。車谷さんの歌唱は声を伸ばした時の不思議な声の揺れが魅力的です。「LOVE FLOWER」の歌い方とかめちゃくちゃ良い。今のLaika Came Backはアルファ波出まくりのヒーリングミュージックに近いのですが、BAKUの頃から車谷さんの歌唱はアルファ波出てるような歌唱が多かった。癒し系の車谷さんの歌唱もいいし、この曲のようなPOPな歌唱も聴き飽きない。2曲目「My Pride」作詞・作曲 AIRカップリング曲はHEAVY ROCKです。ライブ盤「MY LIVE AS AIR」でライブバージョンも聴けますが、自分はこのスタジオバージョンの方が好きです。この曲はAIRの楽曲の中でベスト5に入る好きな曲です。Supervisorに細川健さんの名前があります。細川健さんは1970年谷村新司さんと出会い、それがアリスを作るきっかけの一つになり事務所(ヤングジャパン)も作り、そしてアリスの成功でAIRやBAKUが在籍してたポリスターレコードも1980年にアリスと共に設立した。BAKU「Power of Dreams」ツアーパンフよりBAKU TOUR 1992 パンフより
2019年08月17日
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1986年4月発売の水前寺清子さんのシングル。A面「男 三百六十度」作詞 伍路りょうさん 作・編曲 泉みどりさん1986年の紅白歌合戦でも歌われた名曲です。この時が紅白歌合戦の最後の出演になりました。軽快で明るく景気付けになる1曲です。タイトルだけ見ると勇ましい系の歌唱のように想像しますが、柔らかく伸びやかな歌い方をチョイスして水前寺さんは歌っています。B面「がまん酒」作詞 星野哲郎さん 作曲 一代のぼるさん 編曲 竜崎孝路さん自分の好みとしては、A面よりもこっちの「がまん酒」の方が心にぐっと来ます。60年代、水前寺さんの力強い人生の応援歌の作曲した一代のぼるさんと星野哲郎さんのタッグなので良い曲ができるのは当然です。
2019年12月20日
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アメリカのシンガーソングライター「アルバート・ハモンド」の2ndアルバム。(イギリスで生まれてアメリカに移住)ゆったりとした気持ちで柔らかい音に包まれたい時は「アルバート・ハモンド」を聴くのも凄く良い。1st「It Never Rains in Southern California」と2nd「The Free Electric Band」を2枚続けて聴いた。今日は2枚目のアルバムの事を。A面1曲目「Smokey Factory Blues」2曲目「The Peacemaker」3曲目「Woman Of The World」4曲目「Everything I Want To Do」(僕のしたい事)5曲目「Who's For Lunch Today?」(昼食は誰と?)B面1曲目「The Free Electric Band」2曲目「Rebecca」(麗しのレベッカ)3曲目「The Day The British Army Lost The War」(僕と英国軍将校)4曲目「For The Peace Of All Mankind」(落葉のコンチェルト)5曲目「I'll Thing I'll Go That Way」LP裏ジャケこのアルバムからシングルカットされたB面4曲目「落葉のコンチェルト」は日本でも大ヒット。美しく切なく景色が浮かび上がってくるような楽曲です。この曲は子供の頃にシングル盤を買って聴いてた。アルバムを買ったのは10代後半になってからだったと思う。もう1枚シングルカットされたのはアルバムタイトル曲B面1曲目「The Free Electric Band」。この曲はミディアムテンポのロックナンバー。アレンジも演奏も気持ち良くカッコイイ。レコーディングメンバーは1st「It Never Rains In Southern California」とほぼ同じです。ここにストリングスのThe Sid Sharp Stringsが参加。Albert Hammond Vocals, Rhythm GuitarJay Lewis, Larry Carlton GuitarJoe Osborn BassJim Gordon DrumsMichael Omartian Keyboardsアルバム1曲目「Smokey Factory Blues」が物凄く好きで、アルバムを買ってきて初めて聴いた時は鳥肌ものの引き込まれ方だった。アルバート・ハモンドの声の魅力がこの曲で凄くわかりやすいように思う。2曲目「The Peacemaker」はシングル「落葉のコンチェルト」のB面に収録された。国によってはこの曲がA面でリリースした所もあります。アルバムラスト曲B面5曲目「I'll Thing I'll Go That Way」が一番何度も聴きたくなる曲。「落葉のコンチェルト」も当然、物凄く好きな曲ですが一番好きなのはこのラスト曲です。サビの分厚く暖かいコーラスとストリングスの美しさに聴く度に胸が熱くなる。LP見開き中LPライナーノーツシングル盤「落葉のコンチェルト」のジャケット
2021年03月10日
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イギリスのロックバンド「The Magic Lanterns」のCompilation盤「The Magic Lanterns」は1968年メジャデビューして3枚のアルバムを残して1973年まで活動。オジー・オズボーンファンなら誰もが一度は聞いた事があるバンド名だと思う。オジーがブラックサバス作る前にこのバンドに在籍してたと噂が広がった。70年代後半から80年代によく言われてたのですが、本人はこの噂について話した事がなかった。今でもメンバーだったと信じてる人もいるのかも知れない。「The Magic Lanterns」の方もこの噂を否定するのに時間がかかったようです。自分もその噂を信じて80年代前半に輸入盤屋や中古レコード屋を探し回ったけど見つけられなかった。1998年にアメリカでCompilation盤としてCD化されたのですぐに購入!今は廃盤になってて手に入れにくくなってるようです。このアルバムは1stアルバム「Lit Up – With the Magic Lanterns 」から3rd「One Night Stand」の中からチョイスされた曲で構成されています。バンドメンバーBass , Vocals – Mike "Oz" OsborneDrums, Vocals – Harry Paul WardGuitar, Vocals – "Bev" Beveridge, Peter GarnerPiano, Vocals – Jimmy BilsburyこのメンバーのベースボーカルのMike "Oz" Osborneの名前が全ての誤解の元になった。またジャケット写真の中に若いオジーのようにも見えるメンバーが一人いた。この2つが重なると、これは絶対にオジーだと思ってしまう。オジーはブラックサバス結成前の1967年にベースのギーザーバトラーと「Rare Breed」を結成。オジーがまだ18歳の時でした。ライブを数本して半年で解散。オジーとギーザーはトニー・アイオミとビル・ワードとの出会いがあり「Earth」を結成。そしてバンド名を「Black Sabbath」に変えてメジャーレーベルと契約。 1970年2月13日金曜日にアルバム「Black Sabbath」でデビュー。後ろから顔をヒョイと出してる人が何となく若い頃のオジーっぽく見えなくもない。▲1st ★2nd ●3rd1曲目「Shame Shame」★2曲目「Give Me Love」★3曲目「Never Gonna Trust My Heart Again」★4曲目「Impressions Of Linda」★5曲目「Highway Of Dreams」★6曲目「Excuse Me Baby」▲7曲目「One Night Stand」●8曲目「Frisco Annie」●9曲目「Let The Sunshine In」●10曲目「Sad Thing」●11曲目「Why Can't People Be People」●12曲目「Sara's Coming Home」●13曲目「Tell Me Who I Am」14曲目「Melt All Your Troubles Away」15曲目「Country Woman」1972年シングル16曲目「I Don't Wanna Go To Sleep Again」17曲目「Stand For Your Rights」1973年シングル18曲目「You Ring A Bell」1972年「Country Woman」シングルB面ソングライターとしてあのアルバート・ハモンドが何曲も書いています。3rdアルバム以降に参加したようです。7〜9曲目 13曲目16曲目Albert Hammondが書いた中では「One Night Stand」は特に気に入っています。特に2ndアルバムの楽曲はブラスロックとしてブラスセクションを多用しています。1〜5曲目の2nd「Shame, Shame 」の5曲目は特に気に入ってる曲。6曲目「Excuse Me Baby」は1966年リリースのデビューシングル。のんびりと明るいナンバーです。もう一度、書きますがベースボーカルのMike "Oz" Osborneは、Ozzy Osbourneとはまったく別の人物です。長女エイミーとオジーとトミー・リー「So Tired」のMVから
2022年06月13日
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マグマ大使は「ウルトラマン」のように、1話完結ではなく4話で完結させるのが基本でした。(例外よしてウルトラマンは2話完結のものもあった)後半のマグマ大使は、この40話までの4話完結から2話完結に変更。第37話「狂人と水爆 毒ガス怪獣サソギラス登場」第38話「水爆を探せ!さらば!毒ガス怪獣サソギラス」第39話「怪獣グラニヤ たゞ今出現!」第40話「急げ!マグマ大使 くたばれ水爆怪獣グラニヤ」このエピソードは水爆3個を搭載している爆撃機が何者かに奪われる所から始まります。そして、マグマ大使一家の中でも、この事が話題に・・・アース「マグマ!水爆を奪った者の正体が分かったぞ!」マグマ「本当ですか?」モル「アース様、誰なんですか?」アース「きちがいじゃ」マグマ「えっ? きちがい?」アース「名前はハルヒマン。世界征服を企む秘密結社MM団の総督じゃ」モル「秘密結社MM団?」マグマ「きちがいの手に水爆が・・・。アース様、地球は大変な事になりますね」ここは何回観ても笑ってしまう。絶妙なカット割りとテンポ水爆を3個盗んだMM団の前に俺と手を組めとゴアが現れる。一番右がMM団の総督ハルヒマンと真ん中がシュナイダー。ハルヒマンは伊丹空港から日本に入り、女装して新幹線に乗って東京へやってくる。それもモデル体型の凄い美人になって新幹線を降りてきます。ハルヒマンを捕まえようと、マモル(江木俊夫さん)とマモルの父(岡田真澄さん)は東京駅のホームに先回りして待ち伏せするが、女装していたために目の前にいたのに通り過ぎる。が、岡田真澄さんは、その女性の声を少し聞いただけでハルヒマンだと思い出す。すぐに追いかけてアジトを見つける。その時に映し出された当時の東京駅。ひかりは超特急で、こだまは特急でした。値段も違ってたと思う。本数も1時間に多くて5本です。車両はもちろん0系のみ。この「ひかり」にハルヒマンが女装して乗っている。水爆の爆破リモコンを持ってうれしそうなゴア。1分前からの秒読みが始まる。手書き感の強い黒板に書かれた数字でカウントダウン^^あと4秒しかし、結局、このエピソードの最後は当然のことながら、こうなります。「くっそぉ〜」マグマめ!おぼえてろよこの4話でゴアの手下として登場するのがバラモン。貴重なゴアの横顔と、手下バラモン。二人仲良く、宇宙船の小窓から地上を覗くバラモンはモルとガムの触角から出る光線で殺されます。死ぬ時もおもしろい。バラモンを演じたのは田中一さんです。この37〜40話のエピソードではないけど。ゴアとマグマのおもしろい舌戦ゴア「あはははは マグマ!どうだ!俺様の怪獣は。姿を消されては手も足も出まい」マグマ「フハハハハ!ゴア、強がりはよせ!姿を消して荒らし回るのを地球ではコソ泥と言う!」ゴア「何ぃっ!」マグマ「落ちぶれたものだな、ゴア! 地球欲しさにコソ泥にまで成り下がったか!」ゴア「なにぃ〜 くっそぉ〜」ゴア「打ていっ!」やっぱりゴアが最高!ゴアのこんなセリフも好きでした。「マグマめ!とんだやぶへびだと言うもんだ」「オォーホホホホホッ」 たまに、こんな笑い声も出す^^;ゴア「人間ども、だいぶ右往左往しておるな」ゴアの手下で二見忠男さんも出ていました。(第35話で猟師の役)二見さんと言えば、「仮面の忍者 赤影」で、猿彦・犬彦の双子を演じたのを思い出す人も多いと思う。ブルーレイBOXには2冊のブックレットが付いてます。1冊はDVD-BOXの時に作られたものそのままと、新たに作ったブックレット。かなり貴重な写真も多く楽しめます。マグマ大使のブルーレイBOXは超オススメ!
2017年12月20日
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アメリカのブルータルデスメタル「Inherit Disease」の2010年に発売された2枚目フルアルバム。2枚のフルアルバムとDemoを3作作ってるバンドなんだけど、どうしてもDemoが手に入らない・・・特に「Promo 2009」にはこのアルバムに収録されている3曲のデモバージョンなので聴いてみたい^^;1曲目「Vessel of Inhumanity」音質はやや軽めだけど、聴きやすい音質です。ボーカルはグロウルでエグさもそこそこあって最高です。ブルデスの基本のような感じもするナンバーで楽しめます。2曲目「Sentient Horror」この曲も引き続き鳥肌もんです!下水ボイスでボコボコ感のある歌唱が最高!とにかくボーカルがかっこいい!3曲目「Beyond The Tyranny of Entropy」この曲は「Promo 2009」に収録されてる曲。どんなデモバージョンなんだろ。このアルバムで一番好きな曲!イントロの出だしから惹き付けれるフレーズの連続。ボーカルの下水声も内蔵に響くような低音で素晴らしい!4曲目「Hivemind」サビっていうかギターとユニゾンになる部分のアレンジが好き。エグさも強烈です。5曲目「Birth of the Artilect」この曲も「Promo 2009」に収録されてる曲です。派手なアレンジでサビのメロもややキャッチーで聴きやすいかも。極悪ナンバーですけど・・・^^;6曲目「Digital Rapture」この曲のホラーチックなリフとか疾走感は最高です。この曲もこのアルバムの中ではかなりお気に入りです。途中の変態な展開とか強烈です!7曲目「Dark Facets of Self Indulgence」この曲も「Promo 2009」に収録されてる。特にこの曲のデモバージョンが聴いてみたい。曲の長さはほとんど同じなのであまり違いはないのかも知れないけど・・・ブルデス好きな人ならカッコいいと思うんじゃないかな・・・8曲目「Prolific Dominance」iTunesでこのバンドの次に流れる(ブルデスジャンルで聴いてると)Internal Sufferingほどのスリリングさはないかも知れないけど、何度も聴いてると独特なエグさにはまってしまう。9曲目「Nanoscourge」この曲もかなりお気に入りです。ボーカルえぐえぐ!10曲目「Maelstrom of Vindictive Torment」ラスト曲はイントロリフからスリリングでカッコいい!展開でアップテンポになる所とかかなり鳥肌なはず!ゲストボーカルが3人入ってます。「Birth of the Artilect」「Digital Rapture」「Maelstrom of Vindictive Torment」の3曲です。かなり前に書いた1st「Procreating an Apocalypse」の方が音質は好きかも知れない。
2011年08月01日
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フランスのシンガーソングライター「Danyel Gerard」の大ヒットシングル。この曲は小学生の低学年の頃にすでに知ってて日本語歌詞でよく歌ってた。何でフランスのシンガーのこの曲を知ってたかというと・・・^^;天地真理さんがカバーして1stアルバム「水色の恋/涙から明日へ」のアルバムラストに収録されてたから。これがまた子供ながらにドラマチックなアレンジに惹かれて大好きな曲になってた。A面「Butterfly バタフライ」 作曲 D. Gérard 作詞 H. Barnes R. Bernet天地真理さんのバージョンをずっと長い間、聴いて、10代後半の頃にオリジナルを聴きたくなって中古レコード店などを探し回って見つけたレコード。オリジナルのアレンジは天地真理さんの物とはかなり違ってて最初はそれほどハマらなかったけど、何度も聴いてるうちにフランス語の響きや静かに始まるアレンジなどに惹かれていった。Danyel Gerardさんは、この曲を各国の言葉に訳して歌っている。オリジナルはフランス語です。天地真理さんのバージョンはよりフォークソング風にアレンジされています。訳詞は、なかにし礼さん。この日本語の歌詞は完全に頭の中にインプットされててフルコーラスいつでも歌えてしまう^^;天地さんの歌唱も、アレンジも本当に気に入ってるのですが、3コーラス目のサビから入ってくる男性コーラスだけが・・・何とかならなかったのかと子供の頃から感じてた。やる気があるのか、ないのか分からないような感情のかけらもないコーラス^^;オリジナルのDanyel Gerardバージョンにも男性コーラスが入るのですが、声の広がりも温かみも感じられる素人っぽさを前に出してる素晴らしいコーラス。天地真理さんの歌唱が素晴らしいだけにコーラスが出てくるとハァ〜ってなってしまう。B面「Le Petit Ours En Pluche 熊のお人形」この曲はコミカルなアレンジで軽快なナンバーです。70年代フォークの音そのものって感じもするアレンジです。天地真理さんの1stアルバム最初はこの形の帯で顔が少しどうしても隠れてしまう。この帯の裏はハガキになってます。デビューアルバムなのでプロフィールなども掲載されてます。目標とする歌手はNancy Wilson。天地さんはジャズもよく聴いてて好きだったようです。天地さんの歌唱で軽快な「Gentle On My Mind」なんかも聴いてみたかった。「Try A Little Tenderness」「Fly Me To The Moon 」も天地さんの歌唱で聴いてみたかった。
2017年05月20日
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壮一帆さんと愛加あゆさんのトップお披露目公演でもある、この公演の初日を観劇してきました。構成、演出は前回の月組公演と同様に何かすっきりしないモヤモヤした感じで幕が降りました。何か無理に新しい物にしようと付け足した場面や、それによって削られた場面が裏目に出た感じで改悪だと思ってしまった。開演前にプログラムの各場面のキャストを見ながら構成を追ってると・・・この時点で今回のベルサイユのばらも自分の好きな物じゃないと観る前から感じてしまった。幕があいて始まるとプロローグからも惹き付けられるものがなかった。キャストはみんな良い!小公子の永久輝せあさんは特に華があって目を惹いた。前半は全て説明セリフばかりのドラマを一切感じられないような流れ。各メインキャストが自分の持ち歌を歌う前に長い独り言を延々語り、定番のイントロが流れると歌い出す…。「夜のヒットスタジオ」か何かのような構成。ベルばら主題歌コンサートなのかと勘違いしてしまうほど長かった。プロローグの愛加あゆさんはどうしてマリーアントワネットじゃダメなんだろ?わざわざパペットの歌手と役名を付けて壮一帆さん演じるフェルゼンが出て来てもパペットの歌手のまま。「フェルゼン編」であって「フェルゼンとマリーアントワネット編」ではないから、マリー・アントワネットは不要という事なのか?1幕もほとんど出て来ないけど、2幕はもっと酷くて始まって40分近くでて来なかったような気がする。出て来るといきなり牢獄の中。舞台にでている時間を全て足して娘役のトップとは思えない出番の少なさ。とにかく愛加あゆさんは、かわいそうだとしか感想が思い浮かばない。友人たちとも飲みながら、今回の構成の悪さや愛加さんの扱いの悪さについていろいろ話してました。 「青きドナウの岸辺」すら歌わないアントワネットって...何?愛加さんとは関係なく、一番凄く頭に来る事があったのですが、(これも友人も同じように感じてた)これは次回観劇してもまだそんな感じであれば書こうかと思います。月組ベルサイユのばらが構成も演出もガッカリだったので、今回のフェルゼン編はかなりの期待で臨んだんだけど・・・。(月組もキャストは素晴らしく良くない脚本でもキャストの力で感動させてもらえたと思っています)今回も自分の好きなジェンヌさんや照明や舞台装置などを観て、内容はまあ、どうでもいいかと・・・思いながら観てました。大湖せしるさん・・・オスカルの姉、オルタンス役。ドレスも似合ってて可愛かった。オスカルの母との場面があったりして大湖さんファンにとってはすっごくうれしいけど、作品全体にとってはいらなかったかも。まあ、セリフも思ったより多く出番も思ってたより多かったのは凄くうれしい。フィナーレの娘役だけで白いシンプルなドレスで踊る場面では、ほぼ中心にいるので、ここも今回の見所の一つになった。パレードでは上手カーテン内側くらいだったかな。此花いの莉さん・・・貴族の夫人ナタリー役。オレンジの効いたドレスが特に目を惹く色合いですぐに見つけられたし、異様に可愛かった。スチールの衣装も舞台で着てた衣装で撮ってほしかった。それから!2幕の幕開きには花祭りの歌手として透水さらささんと二人で超絶歌ウマの歌唱が聴けて最高でした。とは言っても、そんなに歌い上げるような曲じゃないのでもっと歌い上げる系の軽快なナンバーにしてほしかった。この二人が歌ってるなんて贅沢な空間でした。それからパリ市街での戦闘場面では市民女としても登場!たしか上手セットに隠れるギリギリの所にいるので見えにくかった。戦闘ダンスでは目立つ所にいました。フィナーレのパレードでは下手カーテンの所にいます。今日は凄い上手の席だったのでオペラをずっと真横に向けてたり、正面の大湖さんを観たりと振り幅が大きかったので大変でした^^;舞咲りんさん・・・ブリジットというフランス貴族役。1幕12場で貴族の夫人達が集って談笑している場面があるのですが・・・(この場面が全部の中で一番好きかも^^;)ここには此花さんも透水さん、もちろん舞咲さんも出演。能天気な貴族の会話を繰り広げる場面ですが、みんなそれぞれの表情をオペラグラスで追いかけるだけで大変だった。舞咲さんも市民女として戦闘場面に出演してるのですが!!!何と、口から血を流してるメイクをしての熱演!怪演!目も危なく鋭くヤバくなって踊ってます。数人打たれて負傷する中に入っています。この倒れる所も見逃さずにきっちりと観れました。壮一帆さん・・・トップとしてはこの前に中日劇場で堂々たる姿を観て感動したのですが、やっぱり大劇場でのお披露目は違う。出て来ただけで鳥肌でした。初日だけど芝居も心のある安定した芝居で気持ち良かった!声の伸びも素晴らしく歌唱でも心地よく聴かせてもらえました。やっぱり芝居も歌もハートを感じられるので壮さんには惹き付けられる。構成、演出面では不満だらけ…。マリー・アントワネットと二人の場面なんてほとんどありませんでした。庭園の池で二人ボートに乗ってる場面とかどうして無くすのか意味不明だった。2幕はスウェーデンの花祭りの最高の二人の歌のあとは、フェルゼン邸の庭園。突然、訪ねて来たジェローデルの超長い回想シーンが始まる。出撃前夜のオスカルの居間の事なんかジェローデルは知ってるはずないけど、覗き見をしてたかのようなバスティーユでオスカルが死ぬまでの回想シーンが延々と続く。変なの...と思いながらずっとオスカルが死ぬまでのいつもの場面を観てました。回想シーンにする必要があるのかな。外伝アンドレ編でもマロングラッセおばあちゃんはオスカルとアンドレの事を全て覗き見して何もかも知ってたのと同じような事か^^;透水さらささん・・・2幕の幕開きの事は此花さんの所で書いたので・・・フィナーレの「超絶歌ウマすぎるやろ!」のカゲソロに感動しまくった事を書きます。最近ではこの前のAmour de 99の純矢ちとせさんのカゲソロも素晴らしかったり、そうそう!美穂圭子さんのカゲソロも最高だったけど、それをも凌ぐ超絶な気持ち良いカゲソロでした。このカゲソロをCDシングルにしてキャトルで売ればいいのに。初日から強烈なクオリティーの高さでびっくりでした!早霧せいなさん・・・横顔は安奈淳さんのオスカルを彷彿させる美しさでした。龍さんのオスカルも凄い似合ってて、涼風さんのイメージに近かったのに対して早霧さんは安奈淳さんや汀夏子さんのオスカルの姿にだぶった。中日劇場でも早霧さんのオスカルは何度も観たけど、今回の方がさらにグレードアップして美しく気品に満ち溢れていた。汝鳥伶さん・・・メルシー伯爵役!未沙のえるさんのメルシー伯爵とはぜんぜん違う役作りで懐かしい感じのメルシー伯爵だと思った。普通なら1幕最初に子供の頃のマリーアントワネットがウイーンを出てフランスへ嫁いでいく別れの場面があるのですが、今回はバッサリカットされてるので、フェルゼンの家でその時の事などを語りまくります。あの場面を残していれば、もっとドラマチックに作品が盛り上がったと思うけど・・・。牢獄へ最後に訪ねて来てステファンの人形を返しにくる場面は構成がいくら悪いにせよ汝鳥さんの芝居でウルッときた。今回のベルばらで唯一ウルっときた場面はここ。あと、透水さんのカゲソロもウルっと来たけど。磯野千尋さん・・・ルイ16世役。 この公演で退団されてしまいます。最後にルイ16世をやるとは驚いた。最近の作品ではNever say goodbyeでのコマロフ役が特に凄かったように思う。冷酷で目の奥にある無感情な冷静さにコマロフという人物の怖さを完璧に表現できてたと思う。遼河さん演じるアギラールとの関係なども磯野さんのセリフや表情一つで全てがわかる感じでした。1幕ラストのフェルゼンへの語りかけなど磯野さんの演技の幅の広さを改めて実感させられた。鳳翔大さん・・・1幕なんてプロローグで出てから1幕ラストの場面まで出てなかったと思う。アルマン役だから出番は少ないとは予想出来たけど、ここまでとは。アランとの絡みの場面での軍服姿の美しさは圧巻でした。夢華あみさん・・・フェルゼンの妹、ソフィア役と貴婦人役。そしてエトワール。芝居も上手いし歌にも毎回感動させられる。でも、今日のエトワールはいつものレベルの高さより少し低かったように思う。初日で、それも初めてのエトワールだからかなり緊張してたのだと思う。それでもエトワールとしてのクオリティはかなり高い方だと思いました。顔も子供っぽく幼いイメージから大人のイメージが出来上がってきた感じ。新人公演には行けそうもないけど、夢華さんのアントワネットも観たかった。夢乃聖夏さん・・・ジェローデル役。イメージ的にピッタリすぎるので冒険出来るような役をやってほしかったけど、やっぱり夢乃さんのジェローデルは良かった!心を感じられるセリフで戦場の場面でも際立ってた。彩風咲奈さん・・・アラン役なんだけど、出番はかなり少なかった。扮装は凄く似合ってたし、荒くれだったアランのイメージをうまく創り上げてた。声の通りも良いし芝居も的確なので新人公演も観たかった。まあ、何だかんだ書いたけどベルサイユのばらってだけで感動出来る人も多いと思うので日に日にさらに盛り上がっていく公演だとは思う。とりあえず何度か観るので、どう進化するのか楽しみです。
2013年04月19日
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「夢は夜ひらく」は誰もが知ってる大ヒット曲ですが、この4年後に歌詞を変えてカバーした藤圭子さんのバージョンのイメージが強いのかも知れない。でも、最初はこの緑川アコさんと園まりさん、バーブ佐竹さん、梅宮辰夫さんらが1966年に共作したのが最初です。その後、多くの歌手がいろんな歌詞でカバーしました。その中でも一番インパクトがあるのは何と言っても三上寛さんバージョンですが。A面「夢は夜ひらく」作詞 水島哲さん 採譜・補曲 叶弦大さん 編曲 小杉仁三さん元々は少年鑑別所の中で歌い継がれてた曲で、誰が最初に作ったのかは不明。歌詞は数え切れないほどあります。その中でも緑川さんのバージョンは心に残る歌詞です。6番まであります。「♪恋にこがれるセミよりは 泣かぬ蛍が身を焦がす たった一人のあなたゆえ 夢は夜ひらく」「♪死んでしまえば幸せに 巡り会えないこの世なの 生きていりゃこそ一筋に 夢は夜ひらく」緑川さんの歌唱もオーバーに作り込んでいない無機質な感じが凄く良い。B面「悲しい夜のブルース」作詞 水島哲さん 作曲 叶弦大さん 編曲 小杉仁三さんデビュー曲のA面はこっちでも良かったような気がする。あえて「夢は夜ひらく」をB面にしても話題になったかも知れない。ちょっ短か過ぎる気もするけど。2分15秒ほどです。クラウンレコードの若手を集めて制作したソノシートの企画盤で聴いてました。他に美樹克彦さん、渡哲也さん、美川憲一さんの4人のオムニバスソノシート。
2020年04月03日
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谷村新司さんのリサイタルに行ってきました。このリサイタルは2020年4月に国立劇場3daysと大阪フェスティバルホールで予定されてた公演の延期公演です。東京の3daysは中止になってしまいましたが、大阪公演のみ開催できる事になった。この大阪公演も最初は7月に延期公演が発表されましたが、再び延期になり今回の再延期公演となった。客席は1席飛ばしでキャパの半分のみの観客。そのためファンクラブ会員のみのチケット販売になった。ちんぺいさんの元気な姿が観られて、ハリのある声量豊かな歌唱を再び生で聴くことが出来ただけで胸が熱くなりました。新曲「グレイス」はオープニングとアンコールラストで2回歌われましたが、アンコールでの「グレイス」は未発表の歌詞も追加され曲の構成も変えたロングバージョン!これは最高でした!1曲目「グレイス」2曲目「面影」 3曲目「熱い吐息」4曲目「真夜中のカーニバル」5曲目「この空の下」6曲目「陽はまた昇る」7曲目「ダンディズム」8曲目「忘れないで」9曲目「心花伝」10曲目「サライ」11曲目「悲しみの器」12曲目「いい日旅立ち〜いい日旅立ち・西へ」13曲目「少年の墓」14曲目「浪漫鉄道 -蹉跌篇- 」15曲目「群青」16曲目「昴」17曲目「グレイス」未発表ロングバージョンニューアルバム「谷村文学選2020 ~グレイス~」をほぼアルバム曲順通りに全曲とその間に2曲「忘れないで」と「サライ」を追加して構成されたライブでした。「面影」の1974年オリジナルバージョンでギターを弾いてるのが石間秀機さんだと初めて知った。アルバム「蜩」は曲ごとのミュージシャンのクレジットがないため複数いる楽器は誰が弾いてるのかわからなかった。「面影」も矢島賢さんか石間秀機さんのどちらなのかずっと謎だった。46年経ってやっと謎が解けた^^「蜩」のアルバム全曲編曲している篠原信彦さんと同じバンド「トランザム」のギタリストの石間秀機さんです。「少年の墓」は生で聴くとより感動が深かった。本当に良い歌詞、良いメロディーで発売当時から大好きな曲でした。「悲しみの器」のサンズバンドの演奏は心がこもってて演奏だけで泣けそうでした。「真夜中のカーニバル」「ダンディズム」の演奏もカッコ良かった。今日はMCも少なめで休憩もなく曲をどんどん歌う構成だったので、ちんぺいさんも大変なように思うけど、17曲完璧に歌い上げるカッコ良さに感動でした。あとはライブ配信の視聴チケットを買って、すぐに観ようと思う^^;10月6日まで何度でも観ることができる^^今日のライブ配信チケットはぴあ、ローソンチケットなどで購入できます。3500円。今日はパンフレットもなかったので、今年の新作ハンドタオルの写真を。アリスもそうだけど、ちんぺいさんのグッズのタオルは必ず今治タオルです!アーティストグッズとは思えない品質の良さで毎回必ずタオルは買っています。今回のハンドタオルはかなり大判で34cm×36cmです。日本製綿100%で安心!他にアロマキャンドルのネロリも買った。ネロリの香りは心が落ち着いて緊張や不安を和らげてくれる。好きな香りです。1974年「蜩」広告1972年10月ちんぺいさんのギターケースにはくずれパンダのシールが。1973年ジャンジャンでのライブ
2020年10月01日
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やっぱりもう一度映画館で観たくて「ゴジラ-1.0」を観に行ってきた。この前に観に行った109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXよりも小さいスクリーンでしたが、じゅうぶんに映像も音響も楽しめた。109シネマズ大阪エキスポシティだけは、規格外的な化け物クラスのでかいスクリーン。ゴジラ映画を観る時は一度は109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXで観るようにしてる。公開開始から7週目にも関わらず、思った以上に観客の数は多かった。北米や各国での大ヒットのニュースや海外で賞をいくつも獲ったりノミネートされたりしてるニュースのおかげで「ゴジラはちょっと…」って思ってる人も観に来てるように思う。(映画館で買った「ゴジラ70周年」のカレンダー。日本製作ゴジラだけで30本もある。写真や作品のチョイスも難しいとは思う。みんなそれぞれに自分が観たいゴジラが違うし。さらにアメリカ製作が6本で現在36本も実写ゴジラ映画はあります)今日も鑑賞しててつくづく本当に良く出来てる構成だと思ったし、エフェクトも音楽も回数を観るごとにより完璧に思えて感動はより大きくなった。観るたびに醒めていく映画は多いのですが、久しぶりに観るたび高揚と興奮を強く感じる映画です。気に入ったら何度も観に行くのは子供の頃から変わらない。1990年代までは入替制じゃなかったので、初日にまず2回観て、気に入れば次の週にまた何度か連続で観たりしてた。90年代にはもう閉館してた、神戸東宝でゴジラを観るのが子供の頃の楽しみだった。東宝の邦画を封切る映画館の中で神戸でダントツに一番大きいスクリーンでした。キャパも700〜800人客席の広い館内でした。神戸東宝、神戸シネマ、神戸名画とひとつのビルに3つの映画館が入ってました。今のシネコンみたいな感じ。神戸東宝以外は2番館で2本立て、3本立てで低価格で邦画が観られました。一度だけ神戸東宝で「ゴジラ対ヘドラ」、横の神戸シネマで「ガメラ対ジグラ」が同時に上映された時があった。近くの大映映画を上映してた映画館が閉館したために、神戸東宝の真横の神戸シネマでガメラ。あの時、見上げた映画看板はゴジラとガメラが建物の壁いっぱいに描かれてて、小学生だった自分はものすごく興奮して見上げてた。もちろん両方の映画を観たあとでも1971年の夏休みは何度もこの映画館の前まで行って看板を観に行ってた。ロビーカードも同じなのに何度も何度も観てた。1971年7月17日にガメラ対ジグラが1週早く公開、24日にゴジラ対ヘドラが公開。先に「ガメラ対ジグラ」観て、次の週に「ゴジラ対ヘドラ」を観た。小学2年生だったけど、こう言う事の記憶だけは忘れない。状況もはっきり覚えてる。いつもの通り子供を楽しませてくれるガメラ映画と、これまでとはトーンも違うし、重苦しいイメージの「ゴジラ対ヘドラ」の凄い違いに戸惑ってたと思う。「ゴジラ対ヘドラ」もゴジラに憧れる子供はきっちり出て来てゴジラを正義のヒーローのように思ってるのですが、公害の映像の重暗さとたまに入る不気味なアニメーション。この時、ゴジラとガメラの違いを子供ながらにはっきりと分けた。(12月28日からメキシコとチリで公開されるポスター)(北米用のポスター。MX4Dと4DXはどう違うのだろう)また「ゴジラ-1.0」とまったく関係ない話になったけど、ゴジラの事を書き始めると、どうしても子供の頃に怪獣映画を観に行った思い出が溢れ出てくる。「ゴジラ-1.0」、冒頭の大戸島の凸凹の滑走路に敷島の操縦する零戦が着陸する場面からその夜の呉爾羅(ゴジラ)上陸、そして基地を破壊し尽くしす。物凄い緊張感とVFXの素晴らしさに、瞬きするのを忘れてると思ってしまうほどに今日、3回目なのに冒頭から一気に集中してしまう。その後、エンドロールが流れるまで集中力を途切れさせる事なく完璧な編集で楽しませてくれる。3回目にしても心地良い疲労感を感じられる。知らない間に肩に力が入ってしまってるのかも知れない。(ポストカードも今日買った。なかなか良いシーンの写真満載!10枚組)年末からより多くの国で公開されていくそうです。アメリカも15日から上映館数をさらに拡大させ、日本での全興行収入を超えたとか。さらにまだ動員は伸びてるようなので、どうなっていくのか楽しみです。アメリカの映画評論サイトRotten Tomatoesでも映画評論家のレビューは131人にも達して評価は今だに98%!を維持しています。一般オーディエンスのレビューも2500を超え、それでも今でも98%!北米での「ゴジラ-1.0」の評価はとんでもない事になっています。こんな高評価は早々ありません。それもこんな多くのレビューなのに。書き込んでる人数が少ない映画では高評価もあったりしますが、ここまで多くのプロの評論家やオーディエンスの評価で98%は凄い事です。Rotten Tomatoesは25年前から比較的信用できる評論サイトだったので、日本公開前にこのサイトをのぞいてから観に行くかどうかを決めてた事もあった。その他のアメリカの映画評論サイトでも軒並みに高評価に溢れかえっています。日本の実写映画がここまで多くの人に、それも映画マニアのみじゃなく、子供から老人までに広く感動を与えてるなんて凄い。映画マニアだけが褒めちぎるアートな映画はこれまでにもありましたが。本当は今日、T・ジョイ梅田でDolby Cinema上映を観に行くつもりだったのに、「ゴジラ-1.0」のDolby Cinema上映はもうやってなかった。それでTOHOシネマズ西宮OSでIMAX上映を観ることにした。IMAXで観た方が良かったとは思う。(北米の「Dolby Cinema映画館」用のポスター。これもカッコいい!)(北米でのIMAX上映館用のポスター。これが一番好きかも)(これも北米のポスターだと思うけど、アートな感じでこれはこれで、欲しいと思う)
2023年12月18日
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1978年はアリスにとって激動の年でした。1977年10月5日に発売した「冬の稲妻」が1978年に入ってからレコード売り上げが急激に伸びはじめ、息の長い大ヒット曲になりました。アルバム「ALICE VI」も4月5日に発売されるとオリコン週間1位に。1978年度アルバム年間売り上げ2位になった。(ちなみに1位はピンク・レディ 「ベスト・ヒット・アルバム」)さらにアルバム年間売り上げ4位に「ALICE V」が、10位に2枚組ライブ盤「アリス栄光への脱出」がランクインした。年間ベスト10内に3枚ものアルバムがランクイン。21位には堀内孝雄さんのソロアルバム「あいつが死んだ晩」も入ってる。この年はそれほどに目まぐるしい1年で、それまでのんびりアリスを応援してたファンもまさに右往左往してチケット争奪戦やスケジュールを早く知る事に奔走した。翌年1979年はさらにファンも忙しい1年になった。アルバム「ALICE VI」が4月5日に発売されてから初めてのコンサートは4月7日8日の神戸公演でした。アルバムから多くセットリストに入るのだろうかと期待してましたが、すでに発売してたシングル曲のみがセットリスト入りした。「冬の稲妻」「涙の誓い」「街路樹は知っていた」の3曲。1978年春はコンサートスケジュールやテレビ出演などが詰まっていて、新曲をライブ用に練習する時間がなかったものだと想像できる。そして、この時期、ちんぺいさんの体調が良くなくて、セットリストはべーやんがリードボーカル取る曲を多めに組まれていました。セットリスト 4月8日 (4月7日は曲順が一部違った)1曲目「スナイパー」2曲目「愛の光」3曲目「君がいるから」4曲目「老人」5曲目「熱い吐息」6曲目「帰り道」7曲目「街路樹は知っていた」8曲目「冬の嵐」9曲目「遠くで汽笛を聞きながら」10曲目「今はもうだれも」11曲目「帰らざる日々」12曲目「涙の誓い」13曲目「冬の稲妻」この日、昼2時頃に神戸文化ホールへ向かった。楽屋入りの時間をある人に教えてもらってた。でも、怖くてちんぺいさんに近づけなくて遠巻きに見てました。ちんぺいさんは「楽屋待ちとかあまりされたくない」ってはっきり言ってたのですが、凄く和かにファンの女の子たちからプレゼントを受け取ったり握手したりしてるのを見て、怒られないのか…と中学生の自分はその光景を見てた。その日はたまたま行儀の良いファンが集まってたようで騒ぐようなファンがいる場合はかなりきつく注意されてた事もあったと他の会場で入り待ちをしてた友人に聞いた。遠巻きに見てた自分の方へちんぺいさんが近づいてきて少し焦ってると、軽く手をあげてニコッと笑って楽屋口へ入って行ったのを鮮明に覚えてる。小学4年生の冬からアリスのコンサートに行き始めて、初めて間近かにアリスのメンバーを観た日だった。べーやんは疲れてそうでタクシーから降りるとファンに軽く手をあげてすぐに楽屋へ、きんちゃんはいつも通りにニコニコとファンの肩を抱いて写真を一緒に撮ってたりと今もあの頃もまったく変わらないきんちゃんでした。その時に子供ながらに凄く印象に残ってるのは、ちんぺいさんの顔色が日焼けではない土気色でしんどそうだと感じた。この日の1ヶ月過ぎにちんぺいさんは倒れて入院。6月7月とべーやんときんちゃんの二人でスケジュール通りにツアーを回った。ちんぺいさんの復帰は8月30日の日本武道館公演からだった。ドラマチックだった。3月は2days3公演、大阪厚生年金会館で開催。1日2公演というはその頃まで普通にありました。セットリストの内容は1978年5月5日にNHK-FMで放送されたライブのアレンジと同じ。この頃のツアー内容を1時間弱に凝縮したのがNHK-FMライブ。「走っておいで恋人よ」だけ神戸と3月の大阪ではセットリストに入ってなかった。この時の「愛の光」はピアノがイントロリフを弾くかなりレアなバージョン。ギター2本、ピアノ、コンガという構成。「冬の嵐」はアリさんのハーモニカが大活躍するアレンジ。かなり素朴な演奏での「冬の嵐」で、本当にパリのカフェのテラス席で聞こえてきそうな雰囲気。行った事ないけど^^;「老人」と「君がいるから」は二人のアリスになってもそのままセットリストに入ってました。ちなみに二人のアリスのオープニグ曲は「飛び立てジェットプレーン」です。ここから「君のひとみは10000ボルト」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」「夢去りし街角」「秋止符」とアリスの代表曲を立て続けにリリース。「君のひとみは10000ボルト」はアリスでリリースする予定がちんぺいさんが入院したためにべーやんのソロとして発売されました。「冬の稲妻」ですが、関西では3月18日19日の大阪、4月7日8日の神戸がバンド演奏では初披露でした!3人だけの演奏での「冬の稲妻」は1977年10月22日姫路、23日京都、10月24日神戸国際会館が関西初披露でした。3人だけの演奏の「冬の稲妻」は凄い迫力だった!きんちゃんのタンバは「明日への讃歌」の時の何倍も強烈です。10月24日神戸国際会館の時よりも12月17日の大阪厚生年金会館の時はさらに激しい演奏でテンポアップした。4月は神戸でコンサートする事が多かった。1975年4月20日 この日の6時半公演はザ・ムッシュのさよならコンサート神戸公演だった。1977年はエンドレスロード ツアー神戸文化ホールは一番後ろが1列で最前列が28列。この日は2列目のちんぺいさん側だった。1979年は神戸公演の代わりに滝野ローンステージで3万人以上を集めた野外コンサート。1980年は5月に滝野ローンステージで海援隊とジョイントコンサート
2024年04月09日
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1979年発売の瀬戸龍介さんのアルバム。瀬戸さんは1972年からロックバンド「イースト」を結成して日本とアメリカでデビュー。「イースト」のライブ音源は、1973年「ラブ・ジェネレーション 武道館ライブ」で2曲聴けます。「デフ・アイド・ジュリー」「ブラック・ハーテッド・ウーマン」の2曲です。この時から和テイストを多く入れたロックで、めちゃカッコ良かった。1979年のこのソロアルバムでは、さらに和の世界を追求した美しく強い音楽が楽しめます。「デフ・アイド・ジュリー」が大好きだったので、このアルバムもすぐに引き込まれて聴き込んでた。このアルバムのバージョンではCD化はされていないようです。新たに作ったバージョンでこのアルバムが発売されてるようです。知らなかった。作詞・作曲・編曲・演奏・歌 瀬戸龍介さん ストリングアレンジ 小野崎孝輔さん日の面 (A面)1曲目「問答」このアルバムが発売された頃に感じた物と、久しぶりに聴いて感じた物がかなり違ってるように思う。大きな波が打ち寄せる岩の上に、翁と若者の二人の男がいて、問答をしている。この曲は7分近い楽曲です。途中、静かな波音だけになり、ほぼ無音になったりします。かなり久しぶりに聴いたので、凄い鳥肌です。2曲目「天女の森」この曲は女性のスキャットのみで歌詞はありませんが、いろんな言葉が聞こえてきそうになる自然の世界。柔らかい気持ちになれる。解説には、宇宙の五大父音アオウエイを天女が森の中の木から木へ飛び移りながら歌っている情景を歌っているそうです。3曲目「葉月の雨」この曲は物凄く好きだった曲。和フォーク好きでも、プログレ好きでも、聴くと惹かれる所は多いと思う。尺八の美しい響きと、キラキラしてるギターのアルペジオの音に身体が前のめりになっていく。この曲のアレンジや尺八の使い方は、多くの日本のアーティストが影響されてるように思う。4曲目「桃源郷」この曲も美しいメロディーと音色が溢れています。キラキラしてる感じは3曲目とはまた違う輝き方です。月の面 (B面)1曲目「火水」(ひみつ)このアルバムの序曲として書いたそうです。重厚で美しいストリングスと琵琶の音色の不思議な世界に引き込まれていきます。2曲目「五六七」(みろく)壮大な感じもするし、小さいものが動きだすような感じもするし・・・5拍子と6拍子と7拍子で作られてます。この曲も本当に凄いです。3曲目「スサノオノミコト」この曲は13分超えの大作。とにかく凄いので、聴いてほしいと思ってしまう。LPででも再発してほしい。当時、聴きすぎて針飛びはしないけど、音が悪くなってしまってる。CD化じゃなく、このアルバムはもう一度、レコードで発売してほしい。須佐之男命は見る側によって大きく印象が変わる神様です。4曲目「三六九」(みろく)「アオウエイ」が、どの曲にも出てきますが、最後はこの合唱で始まる。宇宙や自然を感じさせる部分は、ニナハーゲンに近いような気もします。シングル「ビューティフルモーニング」A面「ビューティフルモーニング」作詞・作曲 瀬戸龍介さん 編曲 松任谷正隆さんこのシングルも1979年発売ですが、先行シングルってわけでもなく、アルバムには収録されてません。英語の歌詞です。曲調はアルバム「五六七」に収録されてる楽曲よりも、誰もが馴染める美しくキャッチーな楽曲です。普通にFMから流れると、日本のアーティストだとは思わないと思う。この曲も凄く好きな曲。 B面「日の光・月の光」作詞・作曲 瀬戸龍介さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲のアレンジを聴くと、この、翌年発売の松任谷由実さんのアルバム「時のないホテル」で使ってるアレンジをいろいろ感じることができる。松任谷正隆さんのアレンジらしさ満載です。この曲は、アルバム「五六七」のテーマと同じです。
2017年11月11日
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最近の藤正樹さんの事と一緒にこのシングルも書こうと思ったけど、長くなりすぎるので・・・1974年発売の4枚目のシングル。A面「あの娘がつくった塩むすび」作詞 西沢爽さん 作曲 遠藤実さん 編曲 斉藤恒夫さん子供の頃に印象に強く残ってる曲。デビュー曲の「忍ぶ雨」や次の「恋やつれ」などよりも、この曲の印象が強い。ジャケットは「どっこい大作」の世界。曲のド頭にも蒸気機関車の汽笛と走り出す音が入ってます。「どっこい どっこい どっこい」って感じ。このシングル、久しぶりに聴いてたけど、今の藤正樹さんと声質も歌唱力もそのままでちょっと怖い^^;まったく声質も変わらずに落ちていない事は凄い事だと思う。ほのぼのと柔らかい世界と、都会へと出て行く若者の寂しさを感じて感動できます。B面「ちくま川」作詞 西沢爽さん 作曲 遠藤実さん 編曲 斉藤恒夫さんゆったりとした3連ナンバー。五木ひろしさんの「千曲川」の1年前にすでに藤正樹さんが「ちくま川」を歌っていた^^;藤正樹の初期の楽曲はCDとして発売されていないようです。ベスト盤もオリジナルアルバムも出ていないようなので、アバログ盤で聴くしかないか・・・。「恋やつれ」のB面の「那津子」とか良い曲だったと思う。完全に蒸気機関車が主役のようなジャケット^^;「塩むすび」のフォントって言うかエフェクト処理が微妙に違ってて凝ってる。この曲はたぶん、「忍ぶ雨」の次に売れた曲なんじゃないかな?
2017年02月08日
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笹潤子さんの歌をまとめて聴きたい時はこのアルバムを聴きます。この時の花組トップスターは甲にしきさんですが、この公演のLPに甲さんのソロは1曲しか入ってません。小林一三生誕百年記念という事で出演者も超豪華です。専科から天津乙女さん、春日野八千代さん、梓真弓さん、そして笹潤子さん!雪組からは松本悠里さんも出演しています。さらに2部の「パレード・タカラヅカ」にはゲストコーナーが設けてあって、日替わりで各組のトップやOGたちが多く出演。葦原邦子さん、越路吹雪さん、朝丘雪路さん、淀かほるさん、那智わたるさん、内重のぼるさん、加茂さくらさん他、現役スター甲にしきさんは「パレード・タカラヅカ」では大活躍です。1部の「宝塚名曲選」では天津さん、春日野さんと3人で踊る場面が多く、歌わないけど舞踊で活躍しています。この時の開演アナウンスは甲にしきさんです。1曲目「宝塚心のふるさと」 笹潤子さんオーヴァーチュアの後で笹潤子さんの強烈な歌声が「♪いつか〜夢に見し 美わしのパラダイス 今 その夢を思いぬ〜」この1曲でざわ〜って鳥肌です。2曲目「宝寿舞」 謡 春日野八千代さん 歌 笹潤子さん能の囃子と共に春日野さんの謡(うたい)で一瞬で世界が変わる。荘厳で大きなナンバーです。笹さんは途中からソロで歌い上げます。「♪宝うららや 花のごと 月の光の照り映えて 雪白じろと 星の輝き「月雪花星」花乙女」この後の展開はテンポアップで派手なアレンジになっていきます。松の青々とした舞台からレインボウ宝塚で満開の桜の舞台になるらしい。観たかった。3曲目「レインボウ宝塚」 水はやみさん水はやみさんは歌要員としてよく使われてる印象。この時代の作品でもよく水さんのソロ歌が多い。4曲目「宝塚音頭」5曲目「花の踊り」ご陽気ナンバー^^;娘役のかげコーラスで盛り上がってます。6曲目「ワルツ宝塚」 笹潤子さんここで再び笹さんのソロ歌が聴けます!この場面では甲さんは春日野さんと若衆として踊ってるようです。7曲目「花の宝塚」またまたご陽気ナンバー。途中で凄い拍手が起こってるのでスターが銀橋に出て来たような感じ。8曲目「おお宝塚」 淡路通子さん、水穂葉子さん、美吉野一也さんコミカルな感じで軽快に歌う場面。9曲目「鶏鳴集」 謡 銀あけみさんここでは銀あけみさんの謡が聴けます。銀さんの声も存在感のあるすばらしい声で気持ち良い。そういえば最近の宝塚では謡なんて歌う人がいないなぁ。こんなのも凄く宝塚っぽいと思うから謡なども復活させるべきだと思う。特に今は100周年なんだし。10曲目「お夏笠物狂」 麻月鞠緒さん、三井魔呼さんお夏清十郎の物語をこの二人の歌に合わせて演じてるそうです。お夏を天津乙女さん、清十郎を春日野八千代さん。11曲目「横町の長屋の娘」 淡路通子さん、水穂葉子さん、美吉野一也さん場面転換のコミカルナンバー。12曲目「筏流し」 水はやみさん 銀あけみさん宝塚ファンなら知らない人はいないと思う超有名曲!1コーラス目を水さん、2コーラス目を銀さん。この二人の歌は凄い。特に銀さん凄すぎる。バックの演奏もフリーに弾きまくるピアノがカッコいい!!!こんなアレンジが最近まったくなくなったように思う。13曲目「モン・パリ」 淡路通子さん、水穂葉子さん、美吉野一也さん再びコミカルなメンバーのうた。ここでレコードはA面終わり。14曲目「源氏物語(夕顔の巻)」 銀あけみさん美しい声で銀さんがカゲソロで歌い上げ、舞台では光源氏を春日野さん夕顔を梓さん、夕顔の精を松本さん。この場面、特に観たかった。15曲目「赤いけし」 甲にしきさんここでやっと花組トップスターのソロ歌です。レコードは何場面かカットされてますが、この次に「花詩集」のインストに合わせて花売り娘は二人で踊る場面があったようです。16曲目「清く正しく美しく」 笹潤子さん約5分30秒間、笹さんの熱唱が楽しめる場面です。笹さんの歌に合わせ天津さんが踊っていたようです。17曲目「すみれの花咲く頃」 銀あけみさん、水はやみさん舞台の上のピアノを明日香みやこさんが弾き、それにあわせ歌い出す構成。いろんなアレンジで6分45秒にわたり歌われていきます。18曲目「宝塚心のふるさと」 笹潤子さん、銀あけみさん完全にボレロにアレンジされ笹さんと銀さんが歌い上げます!ボレロを天津さん、春日野さん、甲さんの3人は踊ります。男性コーラスも加わって厚みのある場面になっています。最後の笹潤子さんの歌い上げは鳥肌ものです。「すみれの花咲く頃」に関しては1968年3月にコロンビアから八汐路まりさんがシングルで発売したバージョンが一番気に入ってます。この曲はいろんな人がレコーディングしてるけど、八汐路さんのバージョンを超えたのはまだありません。あまりにオペラオペラしてなく、それでも完璧な歌唱で声質に可愛さがある!この八汐路まりさんのレコーディングバージョンは、もうかなり前にCDに焼いてからiTunes、Ipodに入れてるので結構聴いてます^^;B面の「明日あなたに」は哀しげな歌です。宝塚名曲選笹潤子さんとコミカル3人組縦長の東京公演のチラシ 表縦長の東京公演のチラシ 裏八汐路まりさん八汐路まりさん 1967年2月号のグラフより八汐路まりさん 1967年6月号のグラフより
2014年02月18日
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いしだあゆみさんの1971年5月リリースの34枚目のシングル。「ブルー・ライト・ヨコハマ 」がデビュー曲だと思ってる人が意外と多くいます。「ブルー・ライト・ヨコハマ 」は1968年発売の26枚目のシングルです。デビュー曲から大ヒット曲は「ブルー・ライト・ヨコハマ 」までなかったし、「ブルー・ライト・ヨコハマ 」のインパクトが凄く大きかったので仕方ない事かも知れない。A面「砂漠のような東京で」作詞 橋本淳さん 作曲 中村泰士さん 編曲 森岡賢一郎さんこの曲は「ブルー・ライト・ヨコハマ 」以降の多くのヒット曲のうちの1曲です。自分は「ブルー・ライト・ヨコハマ 」よりも、この曲の方が好きです。浅田美代子さんの最後のシングル曲「この胸にこの髪に」のイントロを初めて聴いた時にこの曲のパクリだと思った人も多いかも。あのオカリナのフレーズです。「この胸にこの髪に」の作詞・作曲・編曲が、この曲とまったく同じ3人で作られています。きっと、浅田美代子さんの最後のシングルを大ヒットさせようと、3人で「砂漠のような東京で」をモチーフにして作ろうと相談したのかも。「この胸にこの髪に」は大ヒットする事はなかったけど、自分は浅田美代子さんの全シングルの中で一番好きな曲かも知れない。浅田美代子さんのシングルなら「この胸に この髪に」「想い出のカフェテラス」「わたしの宵待草」の3曲を選んでしまう。他には「少女恋唄」もなかなか良い曲です。B面「24時間の恋」作詞 橋本淳さん 作曲 中村泰士さん 編曲 森岡賢一郎さんこの曲は「ブルー・ライト・ヨコハマ」を少し意識してるように感じるオブリが多い^^;歌前のフレーズは「♪街の灯りがとてもきれいね」って歌いそうになるフレーズ。このタイトルは完全にA面向きとして作られたような気がする。最後までどっちをA面にするのか揉めたような想像もできる。でも、自分は「砂漠のような東京で」と比べるとかなり落ちる。31枚目のシングル「昨日のおんな」の歌メロの中にも「ブルー・ライト・ヨコハマ」を思い出させるメロディーがあったり・・・^^;あまりにも「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒットしたので、そうなるのは仕方ないかも。いしだあゆみさんの曲の事を書くのは初めてかも。いしださんの楽曲にも好きな曲は山ほどあるので、またいつか。
2018年10月12日
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谷村新司さんが作詞、作曲したテレビまんが「大草原の小さな天使ブッシュベイビー」の主題歌。1曲目「APOLLO」作詞・作曲 谷村新司さん 編曲 佐孝康夫さん 歌唱 沢靖英さんこの曲は「谷村新司 CONCERT TOUR 2016 ~ アルシラの星 ~」の時に初めて本人が歌いました。このCDのアレンジよりも更にHEAVYな演奏になっていました。主題歌アレンジはちんぺいさんの曲をずっと聴いてきた人なら、ちょっとニヤッと笑ってしまう物。アルバム「獅子と薔薇」の1曲目「獅子の時代」のイントロと似過ぎている^^;このマンガは観た事ないけど、アレンジがちょっと勇ましすぎるような感じ。ロボットが出て来るマンガのような雰囲気がするアレンジ。2曲目「鳥になる」作詞・作曲 谷村新司さん 編曲 佐孝康夫さん 歌唱 岡本麻弥さんエンディングテーマだった曲。ちんぺいさんらしい優しいメロディのバラードです。今年の国立劇場でのリサイタルは「CORAZON」とタイトルが付いたので、名曲「CORAZON」を歌ってくれるのかも知れない。
2019年02月24日
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武田鉄矢さん率いる「海援隊」がテイチクからポリドールに移籍した第一弾シングル。A面「思い出が手を振る」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん・堀内孝雄さん 編曲 椎名和夫さん海援隊の全シングルの中でベスト5に入るほど好きな曲です。あまり知られていない曲かも知れないけど、歌詞もメロディーもアレンジも素晴らしい。武田さんの素直な歌唱も凄くイイ!作曲にべーやんも参加して、レコード会社移籍で勢いつけようとヤングジャパン一丸となってヒットを作ろうとしていたように感じる。B面「菜見子」作詞 武田鉄矢さん 作曲 中牟田俊男さん・千葉和臣さん 編曲 椎名和夫さんこの曲は武田鉄矢さんの長女「菜見子」が産まれた時の事を語りと歌でドキュメント風に作られた感動的な楽曲です。実際は、この歌のようなドラマではなく全く違う1976年4月22日でした。この日、海援隊はヤングフォーク主催の埼玉の大宮で開催される野球大会にアリス率いるヤングジャパンチームとして参加。海援隊は仕事の都合で遅れての参加。武田さんはまだ子供が生まれた事を知らない・・・しかし、ヤングジャパンチームのみんなはマネージャーからの連絡ですで知っていた。遅れて到着した武田鉄矢さんにみんなで祝福。「そのまま恵比寿の産婦人科に早く行ってあげなよ」の声をよそに武田さんは試合に参加。試合も終わり武田鉄矢さんは、谷村新司さんと二人で大宮から電車に乗って恵比寿へ。産婦人科にはヤングジャパンの社長夫人が世話をしていた。その時の話を詳しくちんぺいさんは本に書いています。この「菜見子」と名付けた瞬間にもちんぺいさんは立ち会っていました。その日の野球場の土手にいっぱい咲いてた菜の花から名付けたそうです。少し落ち着いた二人は産室の長椅子で社長夫人が買って来たお寿司を一緒に食べたそうです。これがこの1976年4月22日金曜日の出来事。曲は作品として書かれているので、そのままを作品にするよりはドラマチックで感動的です。でも、その時の感情や想いはそのまま書かれているのだと思う。
2020年06月29日
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堀内孝雄さんの50周年アコースティックライブに行ってきました。ビルボードライブ大阪にはいろんなアーティストを観に行ってますが、今日は異例の2時間のライブ・・・。17時オープン、18時スタートで終演が20時過ぎていました。大阪、地元だという事でべーやんも最初からリラックスムードで話が止まらないwべーやんの歌声は当然の事ながら今日も最高に素晴らしかった!少し前に霧矢大夢さんのライブを観にビルボードライブ大阪に行きましたが、その時とまったく同じ料理を注文。グリーンサラダ、マルゲリータピザ、チーズ&トリュフかけフライドポテトお酒はスコッチのソーダ割りとジャックダニエルのソーダ割りを飲んだ。【ここからネタバレ】この50周年ベストアルバム「愛しき日々」の事は発売日に書きましたが、物販を見るとジャケット写真のサイン色紙がもらえるので、また50周年ベストアルバムを買った^^;セットリスト1曲目「帰り道」 1973年6/5発売「アリスII」A面2曲目・1973年7/5発売 アリス3rdシングルB面2曲目「惜春会」 2010年アルバム「Thank You ~愛すべき男たち~」8曲目3曲目「青春の日々」 2007年アルバム「いつまでも ラブソング」4曲目4曲目「聖橋の夕陽」 2017年シングル「空蝉の家」カップリング曲5曲目「デラシネ」 1980年9月5日シングル (今日はシングルバージョンで演奏)6曲目「君のひとみは10000ボルト」 1978年8月5日1stソロシングル7曲目「チャンピオン」 1978年12月5日 アリスシングル8曲目「冬の稲妻」 1977年10月5日 アリスシングル9曲目「ジョニーの子守唄」1979年6月20日 アリスシングル10曲目「憧れ遊び」 1985年12月1日 10thソロシングル11曲目「空のほとりで逢えたなら」2022年「堀内孝雄50周年ベストアルバム~愛しき日々~」12曲目「遠くで汽笛を聞きながら」1976年7月5日「ALICE V」・1976年9月20日アリス9thシングル13曲目「愛しき日々」 1986年10月26日 12thソロシングル14曲目「坂道」 1997年11月6日 33rdシングル べーやんは話し始めると、急に思い出した事などを挟んで話すので、話題がいつの間にか変わってたりして・・・これがべーやんらしくて良い。そのおかげで今回もこれまで聞いた事もなかったような話題がいくつも登場。ちんぺいさんの実家に行った時にちんぺいさんと一緒に配達した事。帝塚山の家の話。べーやんの実家の食堂は灘の酒「金露」を置いてた事。(金露は1995年阪神淡路大震災で廃業しました)島倉千代子さんがべーやんのおかあさんに会いに来て食事を食べさせてあげた話。(ちょうど昨日、島倉さんの事を書いたところだった)阿久悠さん作詞の「秋の匂い」の制作秘話。などなど「秋の匂い」の話を長々してるので、「秋の匂い」が聴ける!と楽しみにしてたら歌う曲は全く違ってたり・・・。ナッシュビルレコーディングの話をしたから、「忘れな詩」でも歌ってくれるのか・・と期待したらまったく違う話題に変わったり。アリス結成前のバンド「フーリッシュ・ブラザー・フット」時代のべーやん。ジャッケルズ時代のヒゲ生やしたバンバンとまだヒゲのないべーやん。間に挟まれてる白人の美人さんは誰なんだろう。バンバンのその頃の彼女なのかも。この写真は「フーリッシュ・ブラザー・フット」名義で唯一、レコードとして残ってるオムニバス盤です。アリスでもレコーディングした「そこにいる貴方」を収録しています。今日もいい歌をたっぷり聴かせてもらえて、終演後に行った和会席の店でコース料理食べながら飲んだお酒も美味しかった。(和食個室「うおまん」西梅田店)前菜も見た目も美しく夏らしくさっぱりした味でお酒によく合った。今日は日本酒じゃなく純米吟醸焼酎「 仙頭」を飲んだ。この米焼酎、この前ここで飲んでからお気に入りです。鰆の酒蒸し 陶板仕立て他にも料理はいろいろ出ました。お造り三種盛り、鯛御飯など。安いコースでもしっかり量があります。ビルボードでピサとか食べた後だからこのコースぐらいがちょうど良い。個室でゆっくりしたい時はこんな店がやっぱり落ち着く。
2022年07月18日
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フレディ・マーキュリーの1stソロアルバム「Mr. Bad Guy」からの第三弾シングルカット曲。本人のQUEENとして活動が行き詰った感と大手レーベルからの誘いもあってソロアルバムを製作する事にしたフレディ。QUEENファンの中ではいろいろ賛否両論だったこのソロアルバム「Mr. Bad Guy」ですが、自分はLP買ってきて初めて聴いた瞬間からハマってしまったアルバム。全曲フレディの歌ってのも魅力のひとつ。(QUEENの他のメンバーの歌唱も好きだけど、どうしてもフレディの歌ってる物ばかり 小学生の頃から偏って聴いてしまってた)A面「MADE IN HEAVEN」 Extended Remixこの曲が発売された10年後にQUEENの曲として再構築されて発表されました。アルバムタイトルも「Made in Heaven」を付けられた。当時はQUEENバージョンもよく聴いてたけど、結局はオリジナルのフレディのオリジナルしか聴かなくなった。1985年に聴きまくったバージョンがやっぱり耳に馴染んでるし、しっくりとくる。フレディの弾くピアノとリズム隊、ストリングスが中心になってる方がこの曲には合う。QUEENの方はギターがちょっとやかまし過ぎる感をどうしても感じてしまう。フレディはこのソロアルバムを作る時にギターの音は極力無くして、ピアノ、シンセ、打ち込みを前に出した音楽を作りたかったって話してたので、どの曲もほとんどギターが前に出る事はない。QUEENで言うなら「Don't Stop Me Now」。「Don't Stop Me Now」はアップテンポのロックナンバーなのにほとんどギターが入っていません。ピアノとリズム隊とボーカル。フレディはこんな曲もやりたかったんだと思う。ギターがほとんど入ってなくても今ではQUEENの代表曲のひとつになってる。ギターが入ってくるのが2コーラス目終わってからのGソロのみ。フレディはここもピアノソロにしかたったんじゃないかと思う。ライブではかなりギターが入ってくるようにアレンジし直されていますが・・・。「I Was Born To Love You」にしても自分は絶対的にフレディのソロオリジナルの方が好きです。「MADE IN HEAVEN」[Extended Remix]はヴォコーダーと生コーラスを合わせたような、神聖な感じで始まるバージョン。フレディが弾くピアノがしっかり聞こえるのが気持ち良い。このソロアルバム、全てのフレディの弾くピアノに鳥肌が立つ。どんなアクションで弾いてるのかも頭の中に浮かんでくる。Extended Remixはもちろん、アルバムオリジナルバージョンも最高です。この曲のPVも不思議な世界でQUEENの「It's A Hard Life」以上に強烈な世界。マエストロがタクトを振るとオペラハウスの幕が開き、そこには混沌としか言いようのない世界。このPVはMTVで録画してから数え切れないほど観た。フレディやQUEENのPVは誰も真似できないような独特な世界が広がるものが多い。ブリューゲルの絵画の世界のようにも感じる構図舞台上が豪雨に。みんなズブ濡れ。このPVにかけた制作費はとんでもない額らしい。B面1曲目「Made In Heaven」 [7” Remix version]イントロの低音を少しカットした感じで始まりますが、大幅に変わった感じはしません。PVで流れる音はたしかこっちの方だったと思う。2曲目「She Blows Hot And Cold」この曲はアルバム未収録の曲。QUEENの曲としてこのままのアレンジで収録しても何の違和感もない感じの曲。アルバムに収録された曲にエレキギターをここまでフィーチャーした曲はない。ボーナストラック用だったのか、ギターが全面に出たのでアルバムに入れなかったのかはわからない。これが良い曲なのでもったいない。Gソロも明らかにブライアンを意識したような音色とフレーズ。QUEENの次に出たアルバム「カインド・オブ・マジック」用にレコーディングしてもよかったと思える曲。レコーディングメンバーFreddie Mercury - Lead vocals, Piano, SynthesiserFred Mandel - Synthesiser, GuitarPaul Vincent - Lead GuitarCurt Cress - DrumsStephan Wissnet - Bass guitar, Fairlight CMI
2022年09月16日
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人気投票で収録曲が選曲された最新ベスト盤。2024年1月31日発売QUEENのベスト盤はうんざりするほど出ていますが、このベスト盤は初のライブ音源のみで編集。それもクイーンのサイトで人気投票形式でライブからの曲を決めるのは初めて。自分ももちろん投票した。13曲目に収録された「ステイング・パワー」に。1982年6月5日Milton Keynesでのライブ音源です。1曲目「Somebody To Love」2曲目「'39」3曲目「Don't Stop Me Now」4曲目「Bohemian Rhapsody」5曲目「Spread Your Wings」6曲目「Radio Ga Ga」7曲目「We Will Rock You」8曲目「We Are The Champions」9曲目「Killer Queen」10曲目「One Vision」11曲目「Love Of My Life」12曲目「Hammer To Fall」13曲目「Staying Power」14曲目「A Kind Of Magic」15曲目「Friends Will Be Friends」16曲目「Save Me」選ばれた曲を見て、意外と言うかこれが世界的には妥当な感じなんだけど、日本なのでもっと初期の曲が多く入ってくるかと思った。この中から1〜3曲は入ると思ってた「Ogre Battle」「Liar」「The March Of The Black Queen」「White Queen (As It Began)」「The March of the Black Queen」「Now I'm Here」「Stone Cold Crazy」「Father To Son」「In The Lap Of The Gods...Revisited」「Flick Of The Wrist」などの初期のライブでの大人気曲が1曲も入っていないのは寂しすぎる。自分は「Hot Space」が一番好きなアルバムだけど次は「QUEEN II」と「Sheer Heart Attack」の2枚。「Flick Of The Wrist」のライブヴァージョンなんて最高にカッコいいのに。「オデオン座の夜~ハマースミス1975」と「ライヴ・アット・ザ・レインボー '74」からは1曲も選曲されなかった。1曲目「Somebody To Love」は1982年「オン・ファイアー/クイーン1982」からの音で1982年「Hot Space Tour」の時の「Somebody To Love」は特に良かったと思う。27公演分のブート音源持ってるけど、ほとんど最高のパフォーマンスです。冒頭のヴァース部分だけでも聴き比べて感動しています。1982年6/1と6/2のスコットランド2daysの「Somebody To Love」はいつ聴いても感動です。7月以降のUSツアーでは「Somebody To Love」がセットリストから外れてるが何日かありますがほとんどの公演でセットリスト入りしています。10月24日西宮球場での「Somebody To Love」も鳥肌もんの感動でした。日本公演は「Somebody To Love」の代わりに「Play the Game」が演奏される日が多かった。3曲目「Don't Stop Me Now」は「Live Killers」から。この日だけヴァース部分を歌っているのが珍しい。ほとんどの日はヴァース部分はピアノとギターの演奏のみで最後の「♪Don't Stop Me」だけ歌って「♪I'm a shooting star leaping through the sky〜」と歌い始める事が多かった。1回のツアーでしか歌っていない曲なので、良い音源はあまり残ってないのが残念。5曲目「Spread Your Wings」もめちゃくちゃ好きな曲。これも「Live Killers」からの音です。この日の「Spread Your Wings」も最高ですが、イントロのピアノ演奏を長めに演奏した1979年12月26日 Hammersmith Odeonのヴァージョンが好きすぎてあのライブの音ばかり聴いてる。1978年11月14日 Providenceでのメロディ崩しまくりのヴァージョンもかなり良いと思う。9曲目「Killer Queen」はいつもメドレーに組み込まれているので、この曲を選んでも、オリジナルスタジオヴァージョンが3分、どれだけ長い時でもライブでは2分10秒ほど。フルヴァージョンがスタジオヴァージョン以外ないのは不思議。BBCでライブヴァージョン録音してたら良かったのに。ヒットシングルだけどBBCでは歌ってない。でもBBCでは「Nevermore」のライブヴァージョンを残してくれただけで…それだけで満足。「Spread Your Wings」にしてもBBCのライブヴァージョン最高です。「Tenement Funster」もライブでほとんどやってないのにフルヴァージョンでBBCで残っててうれしい。13曲目「Staying Power」は本当にいつ聴いてもカッコいい!スタジオヴァージョンとライブヴァージョンの違いがかなりハッキリする曲。落ち着いたスタジオヴァージョンも何百回聴いても飽きないし、このテンポめちゃ速のハードファンクヴァージョンも最高すぎる。この曲は日本のみでシングルカットされた。この曲もファンの投票で次のシングルを決める企画で投票数1位になってシングルカットされました。あの時も自分は「Staying Power」に投票した。16曲目「Save Me」も「Hot Space Tour 」からの音源で正解。1981年に武道館で聴いた時よりも演奏も歌唱も熟れて1982年ヴァージョンは物凄く良くなってた。「Save Me」も大好きな曲でいろんなライブヴァージョンを集めて聴いてる。1976年9月18日「Hyde Park」の野外ライブと1977年6月7日 の「Earls Court 」でのライブは映像も音もリマスターしてBOXで出さないのだろうか。1974年レインボー、1975年ハマースミスオデオンと続けてBOX発売されたからまだかまだかと待ってるんだけど。2月になってすぐに来日公演があるけど、行かない事にした。以前、ポール・ロジャースがボーカルとして来日した時に観に行って、やたらと寂しく感じてフレディが本当にいないって実感してしまって重い気分で最後までずっとライブ楽しめなかった。今回もきっと同じ感じになりそうなので最初は行くつもりだったけどやめた。せめてジョンがいるのなら…。昔の音源と映像だけでQUEENは満足してる。
2024年02月01日
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松任谷由実さんの2024年5月29日発売のシングル。この曲は能登半島地震災害義援金のためのチャリティシングル。1曲目「acacia[アカシア]」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこれまでユーミンはチャリティという事には腑に落ちないものを感じて参加することがなかったそうです。なぜ、今回チャリティをする事になった想いが歌詞カードに掲載されています。この曲はデビュー間もない頃に能登の海岸で見た群生してるアカシアの花に感動して作った曲。2001年発売の31枚目のアルバム『acacia (アケイシャ)』のタイトルナンバー。アルバム「acacia (アケイシャ)」はカッコいい曲が詰まっています。特に好きな曲は2曲目「哀しみを下さい」、3曲目「110°F」、4曲目「リアリティ」、5曲目「MIDNIGHT RUN」、6曲目「acacia [アカシア]」7曲目「Summer Junction」、10曲目「Lundi」、12曲目「幸せになるために」、14曲目「PARTNERSHIP [after]」・・・ほとんどの曲が特に好きな曲で、他の曲はかなり好きな曲^^;3年ほど前からこのアルバムを急に良く聴くようになったのは、自分がこのアルバムのカッコ良さを理解する事にやっと追いついたって感じがした。発売当時から好きではあったけど今ほど、このアルバムを特別視してなかった。ユーミンの曲って発売当時に何度も聴いてたはずなのに10年後、20年後に本当に心底感動する事が多い。その曲を作ってた時のユーミンに追いつけたような感覚を何度もしてる。「Autumn Park」って曲なんて発売した1986年には「良い曲だなぁ〜」って程度だったのがそれから20年以上経ってからイントロ聴くだけで泣けるようになる。今、例えとして頭にパッと浮かんだ「Autumn Park」の事を書いたけど、そんな曲が山ほどある。何度も書いてるけどユーミンは2009年「そしてもう一度夢見るだろう」以降の5枚アルバムが全て天才すぎて多分、これから先、自分が死ぬまで飽きる事は絶対にないと言い切れる。1980年代すぐにユーミンのコンサートに行くようになったけど、あの頃から25年近く経って2024年、今のユーミンが一番良い!と思えるなんて想像できるわけがない。昨年の「THE JOURNEY TOUR」なんて毎回、感動と楽しさと有難さを感じてユーミンの人柄にもどんどん惚れていくツアーだった。今日Blu-ray「THE JOURNEY TOUR」も届いて観てたけど、あんなに何度も観たライブなのに新鮮に感じるしラスト曲を観終わったら、またすぐに1曲目から観たくなる麻薬のようなライブ。Blu-rayで観ても「ただわけもなく」「Now Is On」「さまよいの果て波は寄せる」の3曲は特に泣ける。2曲目「春よ,来い(Nina Kraviz Remix)」作詞・作曲 松任谷由実さん少し前にパルコの55周年のイベントで「YUMI MATSUTOYA x NINA KRAVIZ」が配信されたのを観て、今をときめく世界的テクノDJのNINA KRAVIZと意気投合してその場で次のコラボの話をしてしまうとか、ユーミンの感性は国も年代も時代も全て突き抜けてるんだと思って生配信を観てた。「ユーミン乾杯!! ~松任谷由実50周年記念コラボベストアルバム~」にすでに収録されてた曲だけど、こうやってアルバムの流れじゃなく「acacia」の次に「春よ,来い(Nina Kraviz Remix)」が流れ出すとまた全然違った感覚で聴けた。次、本当に「不思議な体験」をNina KravizがMIXしたら、どんな事になるのか楽しみでしかない。年々、日に日に・・・ユーミン熱がやばくなってきてるのを感じる。今のユーミン最高です!(2001年「acacia ツアー」パンフより)
2024年05月29日
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アメリカのブラックメタル/Ambientの「Black Funeral」の7枚目。音質も内容もコアなメタルファンじゃないと厳しいものがあるけど、何度か聴いて聞き慣れると心地よくなってくる。絶えずジャリジャリ鳴ってるノイズにさえ耐えられたらあとはこのバンドの深さにはまっていくと思う。1曲目「Intro Qemetiel And Belia’all」不気味なインスト。2曲目「Nehemoth Malkuth (NAMVTh) Earth」ブラスト炸裂でボーカルはかなり深いリバーブです。中音での咆哮系で吠えまくってます。この曲は8賦越えの大作で組曲のような作りになっています。3曲目「Gamaliel The Obscene Yesod (LYLYTh) Moon」比較的、聴きやすい曲でキャッチーな一面も感じられホッとできる1曲。邪悪度はこの曲でもかなり高め。4曲目「Sha’arimrath, The Eighth Hell HOD (Smal/Adramalech) Mercury」ジリジリノイズが絶えず鳴っていてDARKでスローなナンバー。5曲目「Harab Serapel, The Ravens Of Death Netzach (Bael/Tubal Cain)」前の曲が強烈すぎるので、この曲がキャッチーに感じられ緊張感が和らぐ。普通に聴いたら、この曲もかなり強烈なんだけど・・・。6曲目「Lord Of The Dead-Tiphereth (Belphegor/Paimon) Tagahrim」最初、一瞬「Iron man」が始まるのかと思う。HEAVYでダークスローなナンバー。7曲目「The One Adorned In Fire-Geburah (Asmodeus) Golab Mars」これは名曲!何かわくわくしてくる。ミディアムスローでジリジリ攻めてくるタイプの曲。後半に向けての盛り上がりも強烈。8曲目「Devourers Of Spirit -Chesed (Astaroth) Gamchicoth Jupiter Outer Form “Order Of Azariel AZRYAL-the Binding Ones”」長いタイトル。ノイズ、ハードコアの要素が強く感じる。MIXもおもしろいので楽しめる。9曲目「Hell Of Sathariel-Binah (Lucifuge Rofocale-Satariel)」これまた凄い世界を繰り広げています。Dark Ambien系が好きな人はかなり楽しめそう。10曲目「Loathsome Serpents (Ogiel)-Chokmah (Beelzebub=Chaigidel)」何かいきなり音がクリアになるので驚く。音のせいもあるけど、この曲が一番好き。ミディアムスローで邪悪なナンバー!キャッチーに感じる部分もあるのでしんどくはない。11曲目「Thaumiel-The Deepest Hell-Kether (Satan/Moloch=Thamiel)」ラスト曲はかなり怖めのインスト^^;
2009年03月24日
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アグネス・チャンが1976年にカナダへ留学するために芸能活動を一時停止する際に大阪と東京と名古屋で開催されたコンサートのライブアルバム。CD化されそうもないのでLPからCDに聴きながら焼いてました。2枚組で32曲と曲数が多くて面倒臭いのでずっとCD化されるのを待ってたけど、これは出ないな^^;このコンサートの大阪公演に行ったけど、このアルバムの曲順とかなり違うように思う。大阪公演のコンサートパンフに掲載されてる予定セットリストとも大幅に違うので、東京公演からセットリストを変えたのかも。そこまで好きでもなかったけど、たまたまチケットが取れたので観に行きました。夏休みだったし、昼公演だったから小学生でも問題なく行けたし。1976年と言えばアリスは「今はもうだれも」「帰らざる日々」の連続ヒット、そして大ヒットアルバム「ALICE V」を出した年だから何かとアリス関係のイベントやライブに出かけてた。1曲目「ひなげしの花」2曲目「妖精の詩」デビュー曲と2枚目シングルをオープニングに続けて。バックはホットケーキってバンドが演奏してます。それにプラスしてブラスセクションをジミー鈴木とブラスファイターズが演奏。「ひなげしの花」に関してはオリジナルに近いアレンジの方が絶対に良い。ホーンを無理矢理入れ込んでるようなハードなアレンジになってます。3曲目「山鳩」4曲目「ほほえみ」5曲目「まごころ」「山鳩」はシングル「草原の輝き」のB面曲「ほほえみ」はシングル「恋人たちの午後」のB面曲「まごころ」はシングル「愛の迷い子」のB面曲B面曲コーナー。この3曲のライブバージョンはちょっと貴重6曲目「美美」この曲はアグネス本人の作詞作曲ナンバー。「♪3分待てればボンカレー」とか・・・^^;7曲目「男の人わからない」アップテンポで軽快なナンバー。アルバム曲。8曲目「アップルパイのラブレター」この曲もアルバムに収録されてるオリジナル曲9曲目「Look What You've Done」何と!Breadの「Look What You've Done」のカバーです。あのプログレな展開ももちろん歌ってます。1970年発売のBreadの2ndアルバムに収録されてる名曲です。Breadはアメリカのロックバンドです。このタイトルを見ると違うバンドのこのタイトルの曲を頭に浮かべる人の方が今は多いのかも。10曲目「Melody Fair」Bee Geesのヒット曲のカバー。この曲は1971年発売の曲です。この曲もアグネスの声質に合ってて心地良い。11曲目「Ben」映画「Ben」の主題歌でマイケルジャクソンが歌ってる曲です。この曲は大好きな曲なのでマイケル以外のボーカルで聴ける事もうれしい。アグネスの声質によく合ってて感動的です。マイケルジャクソンと声も似てるから違和感なく聴ける。12曲目「Annie's Song」これはジョンデンバーのカバー。この曲はジョンが歌うのとはまったくイメージが変わるけど、これはこれで違った風景が広がってくるようです。13曲目「海岸通り」この曲は「風」のカバー14曲目「Circle Game」この曲は映画「いちご白書」の中でも歌われてたジョニミッチェルが作った名曲!アグネスの香港でのデビューはこの曲だったようです。15曲目「First Of May」またまた Bee Geesのカバーで、1969年の作品。邦題は「若葉の頃」として知られてる曲。「First Of May」って呼ぶ方がしっくりくる。サビは力強く歌い上げてる。ここからLPの2枚目です。16曲目「美しい朝がきます」17曲目「小さな恋の物語」18曲目「草原の輝き」19曲目「はだしの冒険」20曲目「白いくつ下は似合わない」21曲目「冬の日の帰り道」22曲目「愛の迷い子」23曲目「夢をください」24曲目「恋人たちの午後」25曲目「恋のシーソー・ゲーム」26曲目「ポケットいっぱいの秘密」ここまでの11曲はシングルヒット曲。フルコーラスで歌う曲もあるけど1ハーフとかにカットしてる曲もあります。この時点での最新シングルは23曲目「夢をください」です。このコンサートが8月7日開催で「夢をください」は8月10日発売スタジオ盤はサビのフェードアウトだけど、このライブでは最後のメロディを変えてカットアウトで終わらせています。この11曲の中なら「恋人たちの午後」と「冬の日の帰り道」が好きかな。前にも書いたけどアグネスのオリジナル曲でダントツに一番好きな曲が「心に翼を下さい」です。もちろんこの曲は活動停止後に発売された曲なので収録されていません。活動停止前のコンサートなのでアグネスもけっこう泣いてて、しっかり歌を聴きたい人には向いてないかも。他のライブアルバムでシングルヒット曲を聴く方がいいかも。でもここまでオリジナル曲を収録してるライブ盤は他にはありません^^;27曲目「Keep On Singing」Austin Robertsのカバー。この曲は後にいろんな人がカバーしてるけど、オリジナルはたしかAustin Robertsです。1972年の作品。コンサートの終わりが近い事を感じさせるナンバーです。28曲目「without You」この曲は前にもくどいほど書いたけど大好きな曲です。オリジナルのBadfingerバージョンが一番好きですが、このアグネスのは完全にNilssonバージョンのカバーです。後半の盛り上がり部分のアグネスはロバートプラントばりの超音波ハイトーンで盛り上げてます^^;でも、なぜかこのアグネスバージョンの「without You」は聴きたくなる。29曲目「さよなら」最後の挨拶を挟んでこの曲を歌っています。MCしてるのに「アグネス! アグネース!」・・・最後のコンサートだから仕方ないけど。浅田美代子さんのライブ盤の「みよっちゃんっ!!」攻撃よりはかなりましです。どの曲でも「みよっちゃんっ!!」。八分休符でも無理矢理「みよっちゃんっ!!」あれは凄い。それも一人で叫んでるのが・・・もうあのライブ盤はあの叫んでる人の一番のメモリアルになってると思う。ある意味、浅田美代子さんよりも目立ってるから。それを思えば天地真理さんのライブ盤は歌を聴く姿勢が凄い。その代わりに手拍子と拍手が異常にデカイ。オリジナルヒット曲の時は例の掛け声が入るけど、カバー曲や静かな曲に関しては誰もほとんど叫ばないのが凄いと思う。「恋する夏の日」「ひとりじゃないの」などのヒット曲の時の掛け声の団結力は見事です。歌を絶対に邪魔しない掛け声だったと思う。大ヒット曲でも少し静かな「若葉のささやき」の時はほとんどの人がイントロ、間奏、アウトロ以外では叫ばない。「想い出のセレナーデ」に関しても叫ぶ人はほとんどいなかった。この曲に関してはライブ会場で叫んでると注意されたりしてました。ファンクラブでもこの曲は天地さんが感情移入出来るように静かに聴きましょう的な話があったように思います。叫ぶ代わりにイントロと間奏で拍手が入ってます。2枚組ライブ盤「天地真理オン・ステージ」でのこの曲の歌唱は素晴らしいです。30曲目「星に願いを」ここからアンコール。この曲も大ヒット曲31曲目「ポケットいっぱいの秘密」なぜかもう一度この曲。32曲目「思い出して下さい」オリジナルアルバム「はじめまして青春」のラスト曲アグネスは洋楽の選曲がいつもシブめなので楽しめます。声質に合ってる曲は特に本当に気持ち良い。スティーブペリーに似てるからJourneyの曲もカバーしてほしかった。この頃はまだJourneyにスティーブペリーは参加してなかったけど…声質も少し近いような気もするし^^アグネスなら「Who's Crying Now」「Faithfully」「Open Arms」などのベタなバラードナンバーなら文句なしにはまりそう。でも、出来れば「Wheel In The Sky」「Edge Of The Blade」「Keep On Runnin'」などをシャウトしてほしかったような気もする^^;あの浅田美代子さんのライブ盤も急に聴きたくなってきた^^;多分、20年以上聴いてないと思う。なんか変わった構成と選曲だったような。浅田美代子さんのライブ盤は2種類持ってたと思う。そのどっちかで強烈な掛け声が聴けたと思う。「この胸にこの髪に」とか「想い出のカフェテラス」とかでも叫びまくってたと思う。浅田さんも笑いそうになってたような記憶が...確かめてみよ。
2014年02月01日
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フォークバンド「シグナル」の3枚目のシングル。A面「生きがい」作詞・作曲 あさみあきおさん 編曲 惣領泰則さん1976年11月発売の2ndアルバム「あなたのページ」のB面4曲目(実質上アルバムラスト曲、5曲目はボーナストラック的なライブ曲)に収録されてたのを、1977年2月にシングルカットして発売。ベスト盤にも収録されてるので、CDで聴くこともできる曲です。メロディ、アレンジも美しく、別れの哀しい歌詞をより悲しく盛り立てます。ストリングスアレンジは特に惹かれる。1980~81年頃のコンサートセットリストでも「生きがい」は入ってました。1st〜3rdアルバムの曲のセットリスト入りはどんどん少なくなってる中、この曲と「面影町思い出通り」「ターミナル」はよく歌われてました。「風になれたら」〜「さよなら友達」の流れも当時のライブで好きでした。「沈黙時代」や「愛に捧ぐ」はライブで聴くと、楽曲の良さがより大きく伝わってきた印象です。ライブの本編ラストは「エアポートふたたび…」が多かったように思う。6.7回しかシグナル単独のライブには行ってないけど、ジョイントやゲスト出演を合わせると、シグナルのライブはよく観てると思う。B面「古いカレンダー」作詞・作曲 住出勝則さん 編曲 シグナルこの曲はアルバムに収録されていないので、シングルでしか聴けない曲です。(カセットテープでのみ発売されたベスト盤には収録された事もあった)寂しげなんだけど、心地良いボサノバの曲でハーモニーも美しい名曲です。コンガが効いてて、微かに入るギロの音も効果的。ギターソロは住出さんが弾いてるのかな?凄い綺麗な音色とメロディです。この曲はシグナルの全曲の中でもベスト10に入るほど好きな曲です。
2017年07月04日
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京マチ子さんの映画を3本立て続けに観てました。「地獄門」「羅生門」「牝犬」の3本。作品ごとにまったく別人のように役に入り込む京さんの芝居に惹かれまくりです。健康が自慢の堀江亘(志村喬さん)は病弱の妻とバレエでロンドンに留学したいと願う娘の三人暮らし。大手保険会社で学歴もなく給仕からのし上がり経理部長にまでなった亘は仕事一筋の真面目な男。娘の由記子(久我美子さん)のバレエに関して、格好が気に食わないと反対している。会社の金を使い込んだ部下の青木が浅草のレビュー小屋に入り浸っていると知り、その男を探しに行く。裸に近い格好で舞台裏を忙しげに行き来する踊り子たちに圧倒されながらもその男が入れ込んでいると言うエミー(京マチ子さん)に会う事ができた。エミーは青木なんて男は知らないと庇う。その場で衣装を脱ぎ始めるエミーに慌てて楽屋を飛び出す。しかし、堀江は300万円入ってる鞄をエミーの楽屋に置いてきた事を思い出し急いで戻るが、鞄はそこにはなかった。エミーの兄の五郎(加東大介さん)が持ち出していた。エミーは兄に「困ってるから帰しておやりよ」と頼むが兄に言いくるめられてしまう。この兄の悪事で全てが狂っていく・・・兄が間違えて家に持ち帰ってしまったと堀江を騙す。堀江は安心して家に行こうと急かす。しかし堀江が連れて来られた場所は連れ込み部屋で色仕掛けで堀江を落す。次の年の夏。とある港町。蒸気機関車が通ると煙が入り込む部屋に踊り子たちが眠っている。この港町でキャバレーをオープンしたエミー。堀江はここのマスターとして働いていた。身も心もエミーの虜になってしまい家や家族や仕事を捨ててしまった。ある日、キャバレーの楽団員のSAX奏者が辞める事になり代わりのミュージシャンがやってきた。この男は白川圭一(根上淳さん)と言いエミーがこれまでに出逢った事のないタイプの男。色仕掛けも頑なに拒否してエミーを見下げるように睨みつける。エミーは次第に白川に惚れて行く。それにうすうす気づいた堀江は嫉妬で少しずつおかしくなっていく。踊り子たちやミュージシャンと海水浴に行った時にエミーは白川にヨットで遠くに見える島まで連れて行ってほしいと頼む。渋々、ヨットに乗り島へ着くと海がシケ始め嵐になってしまう。二人は島の小屋で一夜を過ごす事に。しかし白川は頑なにエミーに近づく事はない。堀江の嫉妬の異常さは増して行く。ある時、楽屋の片付けをしてると、そこに娘の由記子がいた。流しのストリッパーとしてこのキャバレーに働きに来ていた。堀江の病弱な妻は既に亡くなってしまったと聞かされる。SAX奏者の白川が東京の大きな楽団に雇われる事になり、このキャバレーを辞める事になる。エミーは白川に付いて行き一から生き直す決心をする。白川が旅立つ日、エミーも堀江にばれないように旅仕度をしている。しかしそこに堀江が入って来る。映像のおもしろさや、演劇風に暗転を使った場面切り替えとかストーリー以外でも楽しめる物が多い映画です。何より京マチ子さんの美しさと存在感に圧倒される映画です。志村喬さんも「羅生門」の翌年にこの映画に出演。翌年は「生きる」、3年後には『ゴジラ』の山根博士を演じてる。
2014年12月30日
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1979年7月28日(土)静岡県掛川市 つま恋多目的広場で開催された音楽イベント。出演アーティストは、「アリス」「ツイスト」「南こうせつ」「大久保一久」「大友裕子」「海援隊」「桑名正博&Tear Drops」の7組でした。このイベントはNHKがテレビ収録しましたが、かなり短縮した形で放映され、NHK-FMでも何度か特集され放送されましたが、完全ノーカットでの放送はありませんでした。<この日の事を詳しく初めて書くけど、かなり長くなりそうなので、これまで書かなかった^^; ツアーとツアーの狭間でセットリスト入れ替えギリギリのライブです。>開場10時、開演13時、終演19時の本番6時間のライブに7バンドは当時、多すぎると思ってましたが、今では普通なのかも。チケット大阪イベンター企画のバスツアーで行ったのですが、朝6時半神戸駅集合でバスが発車したのは確か7時前だったと思う。関西からはサモン・ミュージックファクトリーと音楽舎の2つのイベンターがバスツアーを企画してました。普通に考えて7時に神戸から高速乗って開場時間の10時に掛川に着くのなんて完全無理。当日、道が混んでたのかどうか覚えてないけど、会場に着くと13時過ぎてた。1バンド目の「桑名正博&Tear Drops」が最後の曲「セクシャルバイオレットNo.1」を歌い始め、それを聴きながら自分たちが観る場所をウロウロ歩きながら決めたように思う。もう、前方には絶対行けないほどにかなりギッシリと詰まっていた。チラシのイラストほどではないにしろ、かなり後ろから観てた。少しずつじわじわと前に行って、アリスが始まる前には真ん中辺りまで前進できてた^^;チラシアリスは、1979年8月1日北海道真駒内アイスアリーナを初日に新しいツアーが始まる4日前にこのイベントがあったので、セットリストは8/1からの「限りなき挑戦ツアー」の中からの短縮版になるのか、4月30日までのツアーのセットリストの短縮版でやるのか、まったく読めなかった。(5月〜7月は、アリスとしてのライブはなく、べーやん初の大規模全国ソロツアーとちんぺいさんは アダモとのジョイントコンサートツアー。あとはラジオ番組関係のイベントのみ。)新しいセットリストに期待してましたが、結局、4月30日兵庫県滝野ローンステージでの大規模野外コンサートの短縮版でした。その時すでに発売されてた「ALICE VII」のアルバム曲は1曲も聴けなかった。その4日後の北海道真駒内アイスアリーナからは「WILD WIND」「逃亡者」「12゜30'」「未青年」「ゴールは見えない」「秋止符」「美しき絆 -Hand in Hand-」と一気に7曲の新しい曲がセットリスト入りした。7/28つま恋の時点で、新しい曲は演奏できるはずだったと思うけど、あえて新しい曲を1曲も入れなかったのは不思議。「スナイパー〜つむじ風」という大人気メドレーは、この「HOT JAM '79」以降は演奏される事はなかった。メドレーは「スナイパー〜最後のアンコール」「スナイパー〜南回帰線」となり、1978年武道館ライブ「栄光への脱出」から演奏された「スナイパー〜つむじ風」のメドレーは、この日が最後でした。イントロダクション Over The Rainbow1曲目「今はもうだれも」2曲目「ジョニーの子守唄」3曲目「夢去りし街角」4曲目「誰もいない」5曲目「スナイパー〜つむじ風」6曲目「砂塵の彼方」7曲目「この空の下」8曲目「遠くで汽笛を聞きながら」9曲目「チャンピオン」イントロダクションの「Over The Rainbow」は、ティンパニー連打からアリさんのブルースハープの演奏。このイントロダクションは1979年2月10日中野サンプラザからスタートした「ALICE HAND in HAND CONCERT」のオープニングそのまま。「ALICE HAND in HAND CONCERT」は中野サンプラザ、大阪府立体育館、広島県体育館、札幌スポーツセンター、横浜市文化体育館、宮城県民会館、愛知県体育館、福岡九電記念体育館で開催された大規模ツアー。(東京、大阪、横浜、宮城は昼夜2回公演でした。)1曲目「今はもうだれも」ライブの1曲目が「今はもうだれも」になったのは、1978年12月武道館、大阪、横浜市文化体育館でのクリスマススペシャルから。ホーンセクションが入ったのは1979年2月「ALICE HAND in HAND CONCERT」から。「♪今はもうだれも〜〜(踊ってええで〜) 愛したくないの〜(もっと踊って〜)」とバリバリの関西弁でちんぺいさんが叫ぶのもかなり珍しい^^;2曲目「ジョニーの子守唄」「今はもうだれも」からこの曲の繋ぎできんちゃんのドラムのみでちんぺいさんの煽りが入る。演奏はホーンセクションをかなり多用したバージョン。3曲目「夢去りし街角」この曲を歌う前にちんぺいさんのMCは「ちょっと古い曲になりますけど、一応、今一番新しい曲なんで、新曲という事で始めたいと思います。もう聞き飽きてうんざりしてる人も多いと思いますが、一応、新曲!っていう雰囲気で聴いていただきたいと思います。夢去りし街角」テレビやFMではこの曲はほとんどカットになってる。一度だけFMで流れたけど。この時の「夢去りし街角」がほぼ封印されてる理由は・・・歌詞をかなり間違ってて、それも二人でハモる所ばかりなので、二ヶ国語放送みたいでした^^;べーやん 「♪ もう泣かないで 悲しまないで 傷ついて涙も枯れて」 (正しくは「折れるほど抱きしめてみても」)ちんぺいさん「♪ もう泣かないで 悲しまないで 折れ…・・・・・・」べーやん 「♪・・・・らない あの日あの時 かけがえのない季節だった」ちんぺいさん「♪… 戻らない 」べーやん 「♪ 街には〜〜ゆうぐ… じを急ぐ人が」(正しくは「街には家路を急ぐ人が」)ちんぺいさん「♪ 街には〜〜 家路を 急ぐ人が」2番も・・・べーやん 「♪ 愛の喜び 夢に描いて 涙も涙も」(正しくは「傷ついて 涙も枯れて)ちんぺいさん「♪ 愛の喜び 夢に描いて き… 涙も枯れて〜」8月からの新ツアーでもこの曲セットリストに入ってるけど、ここまでグダッたのは珍しかった。新ツアーのリハーサルと、このイベント用に組んだセットリストの練習で頭がゴチャゴチャになってたのかもと、友人たちと話したのを思い出す^^;4曲目「誰もいない」この曲を歌う前のちんぺいさんのMCは、凄い人数が入っている事の話と、前日の出演者全員でミーティングした話、そして初期の客席に人がほとんどいなかった頃の話から、「誰もいない」に繋げる。この日はPAがかなり不安定で急に大きくなったりと変だった。演奏は、いつも通りのアコギ2本、ボンゴでの演奏に3番頭からオルガンが入って、3番のサビ後半から派手にドラムとベースが入ってくる少し珍しいアレンジ。5曲目「スナイパー〜つむじ風」「こんな曲でフィーバーしてみようかな」と当時らしいMCで派手に始まった。イントロのきんちゃんのティンバレスのソロ演奏はかなり長め。この時の「スナイパー〜つむじ風」が、一番カッコよかったかも。会場の盛り上がりも強烈でした!アリスはこの次の月には武道館7日連続+横浜スタジアムでのチケットを完売させ、チケット買えなかった人が続出するほど、アリスのライブを求める観客の数は凄い時期でした。「つむじ風」の間奏ではきんちゃんのティンバレスのソロがかなり長い時間ありました。そして、その次にベースの富倉安生さんのスラップ奏法入れまくりのベースソロが約2分間。ベースソロにしたらかなり長い演奏だと思う。次のブラスセクションソロ前で何かブラスにアクシデントがあってベースソロを伸ばすサインが出てたのかも知れないと思ってしまうほどでした。この時の「つむじ風」のブラスセクションアレンジは8月からの「限りなき挑戦」ツアーのアレンジそのままでした。このアレンジ出来てたのなら「WILD WIND」〜「つむじ風」でも問題なく出来たと思う。6曲目「砂塵の彼方」この曲の前のちんぺいさんのMCは、凄い関西弁でした「おおきに きのう、夜おそぉから えー並んでくれやった人がずいぶんたくさんいてはって 僕らも途中で見に行ったんですけど、雑魚寝でみんな蚊に刺されたり虫に刺されたりで みんな大変やったと思いますけど、その分、頑張るし・・。次の曲、あのーこういう野外で 歌ったことがない曲なんですけど、1回やってみようかなと思います。 つま恋、こうやってこうせつとか、ツイストとか桑名とか大友さんとか大久保くんとか、海援隊 とか、一緒にやろうって言い始めた時に凄くナンセンスとか、いろんな声が上がりました。 やってから後で失敗やったら間違いやったと、そんなんもえーんちゃうんかなと思います。 えー、砂塵の彼方って曲を」うーん、「砂塵の彼方」は野外ステージの兵庫県滝野ローンステージで25000人の前で演奏してる。(1979年4月30日)この曲は人気曲なので、曲紹介でも、歌い始めでも拍手が凄く起きてた。滝野の時は「武道館ライブ」と同じ演出で演奏されました。この日は、アリさんのブルースハープをそれまで以上にフィーチャーした形でアレンジされました。7曲目「この空の下」この曲の前のちんぺいさんのMCも関西弁多め。「おおきに たまにこうやって歌うと 空があるのがびっくりするね。 今まで天井あるとこばっかりやったから… 良かったら次の歌… 1曲くらい前、見やんと聴いてもええんちゃうんかなと思うんやけど、どやろ? 上、見て聴けるかな? 雨降ってるかも分からへんけど、 よっしゃ、ほんなら、空見て聴いてください。 あのーこの空が全部、東京とか大阪とか、果てはフランスとかアメリカまで繋がっています。 そんな感じで歌います。この空の下って曲を」このMCは、これも4月30日滝野での野外コンサートの時の物とほぼ同じです。滝野の時の方が関西弁少なかった不思議^^;「前、見やんと」の「見やんと」は奈良弁だったような気がする。ちんぺいさんは、大阪の河内長野出身なので、比較的、奈良の近いから「見やんと」なのだろうか?「ほんなら」もかなりベタベタな関西弁です。「ほなら」と「ほんだら」と「ほんなら」の3種類あって、どれも同じ意味です。最近は「ほな」って短くしてるのが一番多いかも。「さよなら」とか「バイバイ」の代わりに「ほなな」とか「ほなね」とかよく聞くし、自分も自然と使ってるのかも知れない。ちんぺいさんは、これまでの言動を聞くと「ほんなら派」のような気がする。「ほんだら」と言ってるのは聞いた事ないかも。べーやんは「ほんだら」って言ってたような。きんちゃんは「ほんだらって何なのよ〜」って大笑いしそう。8曲目「遠くで汽笛を聞きながら」この日のアレンジはちょっと不思議なアレンジです。この日の4日後から始まる「限りなき挑戦ツアー」でのアレンジにかなり近いけど、微妙に違っています。イントロは「限りなき挑戦」のアレンジですが、2番と3番の間の間奏に関しては、この日しか聞いた事ないようなメロディのギターソロアレンジって感じでした。4日後からの「限りなき挑戦」では、ここはノスタルジックなメロディのブルースハープソロになっています。そのアレンジは1980年夏のツアーまでの長期間使用されました。1980年9月3日大阪から、その部分のソロはPad系キーボードのソロに変わりました。1980年12月からまたアレンジが変わり、その部分のソロはグリッサンドを多用したハモンドオルガンのソロになりました。9曲目「チャンピオン」最後のMCは、このイベントスタッフに向けての感謝の言葉。ちんぺいさんのガナリ度は、レベル10うち、MAXの10でした^^;まだ、この頃のテンポはスタジオ版の少し早いくらいでした。1979年秋のツアーの頃から、口回らないんじゃないかと思うほど、物凄いアップテンポになってました。自分はあまり速過ぎない方が好きでした。二人のギターストロークが聞こえないほど速いのは好きじゃない。「木枯らしの街」のストロークよりも、もっともっと速い事になってた。そういえば「木枯らしの街」・・・次のツアーでやってほしい。ギターもコンガもかなり大変だと思うけど・・・。まだまだ書いておきたい、アリスのコンサートはあるのですが、もの凄く長くなるのが分かるので、先延ばしにしてしまう。チラシ裏バスツアーのチラシ往復のバス代とチケット代合わせて7600円。この頃でもかなり安い設定だったような気がする。開演前にちゃんと着いてくれるのなら・・・^^;帰りは自分たちが乗るバスを探すのが大変で、バスツアーの客はパニクってた人も多かった。霧雨のような弱い雨が何度か降ったりしてたので、かんかん照りでの暑さの心配はそれほどなかったけど、帰りのバスではグッタリとすぐに熟睡したように思う。HOT JAMの前日が吉田拓郎さんの篠島でのライブで、2つのイベント抱き合わせのツアーもありました。これもかなり安い設定。バス往復、ホテルで一泊二食付きで、さらに2つのライブのチケット代込みで25000円。
2019年02月26日
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松任谷由実さんの(荒井由実時代)1976年発売のアルバム「14番目の月」をボーッと聴きながら仕事してたら、この「何もなかったように」に激ひっかかりしてしまった。前から好きな曲ではあったけど、この曲の本当の良さを今日まで気づいてなかったのかも知れない・・・。いつも「14番目の月」を流して聴いてるとと「朝陽の中で微笑んで」「晩夏 (ひとりの季節)」「さみしさのゆくえ」の3曲の時に何かしてる手が止まって聴きこんでしまうって感じでした。「何もなかったように」のイントロと同時に1984〜1985年の「Yuming Blood Tour」で初めて生で聴いた時の感動が鮮明に浮かんできた。「Yuming Blood Tour」は、10月大阪、12月神戸、1月京都の3回観ました。そのうち日替わりだったのか「何もなかったように」を歌わなかった回もありましたが、2回は生で聴くことができた。「Yuming Blood Tour」の事を簡単に。オープニングはコーラスとバックバンドが医者とナースに扮して、客席から登場して、その扮装のまま、ユーミンも白衣姿で登場して1曲目「DESTINY」を演奏。床は乳白色アクリルの電飾で、1981年「昨晩お会いしましょう ツアー」から使用。そこから進化していき電飾床の頂点とも言える演出でした。そして、後方頭上には15面の巨大ブラウン管が2段に並び、曲ごとに様々な映像を映し出す。ユーミンは白衣の下はサテン地のような鮮やかなブルーのスーツにブルーのハイヒール。その扮装のまま「ハートブレイク」、そして「結婚ルーレット」のイントロで白衣を脱ぎ捨てるとメイド姿に変身。最初に観た大阪と年明けの京都では少しメイドの衣装が変わってたように思う。メイドの扮装の飾りを外し「ランチタイムが終わる頃」をブルーのバリライトに照らされて歌った。この後は怒涛のメドレー!まず、ユーミンはブルーサテン地のアーミールック。「彼から手をひいて」「ハートはもうつぶやかない」「たぶんあなたはむかえに来ない」「ルージュの伝言」「少しだけ片想い」「CHINESE SOUP」「何もきかないで」・・・「たぶんあなたはむかえに来ない」は黄色いレインコートと黄色い雨傘を持ってミュージカル「雨に唄えば」風な演出。またまた早変わりで「ルージュの伝言」〜「少しだけ片想い」で光沢ある白のつなぎ姿で歌った。ここで、見せ場の一つ!早変わりで凄い切れ込みのバニーガール姿に!この前のツアー「REINCARNATION TOUR」を観た人は免疫できてたので、びっくりする事はなかったと思うけど・・。この時の「チャイニーズ・スープ」は最高でした!(自分も初めてあの切れ込み衣装を「REINCARNATION Tour」で観た時は度肝抜かれたけど…。)チャルストンを踊りまくりながら歌うユーミンは可愛かった。バニーガール姿のまま「何もきかないで」でメドレーを締めくくった。ユーミンが上手にはけてベースソロでのアウトロはカッコ良かった。ロングスカートのスーツ姿で登場すると、ゆっくりとMCしてくれるコーナーでした。この前のツアーでは、ゆっくり話すコーナーがなかったのだけが残念だった。舞台センターで椅子に座ったまま歌った「青いエアメール」にも凄く感動したのを覚えてるユーミン自身は、この歌の主人公とは正反対な性格かも知れないとか話してたと思う。「5年 いえ8年、経ってたずねたなら 声もかけれぬほど 輝く人でいてほしい」って歌詞の事を、「私なら5年8年経って会ったら見窄らしい姿でいてほしい」とか言って客席を笑わせていた。そして座ったまま静かに「ノーサイド」を歌った。そしてアウトロと繋がるように「何もなかったように」のイントロが。この曲が始まった途端に凄く泣けたような記憶がある。完全に「何もなかったように」を生で聴いた時の感動なんて忘れてたのに、突然、今日思い出した。シンプルなアレンジにシンプルな照明の中、ポツンとスポットに照らされて歌うユーミンがめちゃくちゃカッコ良かった。「♪人は失くしたものを 胸に美しく刻むから 失くしたものを 胸に美しく刻めるから いつも いつも 何もなかったように 明日をむかえる」この後は、総立ちの激しいナンバーの連続。「DOWNTOWN BOY」「破れた恋の繕し方教えます」「時をかける少女」「星空の誘惑」「埠頭を渡る風」「SHANGRILAをめざせ」「不思議な体験」アンコール「DANG DANG」「14番目の月」「カンナ8号線」この中で特に印象に残ってるのは「不思議な体験」の演出。立ち込めるスモークの中、「未知との遭遇」のような神秘的で穏やかな空間が広がった。今回のツアーでの「不思議な体験」の演出も強烈でしたが、「Yuming Blood」で創り上げた「不思議な体験」の世界は凄かった。「Yuming Blood Tour」の事を簡単に書くつもりが、かなり長く書いてしまった・・。結局・・・「何もなかったように」という楽曲の本当の凄さに今頃気づいたって話でした^^;あの頃だったらきっと「宇宙図書館」の凄さにも気づかずに、流して聴いてたと思う。このアルバムのB面1曲目に収録されています。この時のコンサートで聴いたと思う
2019年05月03日
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多くの歌手で共作でリリースした「Too far away」ですが、水越けいこさんが1986年に谷村新司さんがカバーして1988年にそれぞれシングル化。(元々は水越恵子さんの1979年発売のアルバム「Aquarius」のために作られた曲)それから約10年後に二人で共演してレコーディングされました。このバージョンは水越けいこさんのシングル「You are my life」のカップリング曲として収録されています。「Too far away」作詞・作曲 伊藤薫さん 編曲 徳武弘文さん谷村新司さんのバージョンは、ゆったりしたバラードになってますが、このバージョンはミディアムテンポで心地良いノリになっています。1番を水越けいこさんが歌い、2番を谷村新司さんが歌い、2番のサビから水越さんのハモりやスキャットが入ってきます。二人が歌ってるパートが最高です!水越さんのアルバム「Aquarius」はLPで持ってるので久々に聴こうと思う。ついでにCDに焼いてiTunesに入れとこう。CD化されてたようだけど、廃盤になってて凄い高価になっています。Bassを弾いてるのはアリスファンなら思い出深い「六川正彦さん」です。六川さんはアリス活動停止後のべーやんのソロツアーでも2年ほどずっと弾いていました。「You are my life」作詞・作曲 伊藤薫さん・水越恵子さん 編曲 徳武弘文さんこの曲がメイン曲です。アルバムタイトルにもなっている楽曲。「Too far away」に負けないほどの、美しいメロディーと柔らかく優しい楽曲です。この曲も「Too far away」のようにスタンダードナンバーになってもおかしくない名曲。水越さんの歌声は癖がないでいか心にすっと入って来やすい。アルバムもLPで数枚持っていますが、何年もずっと聴いてなかったのでゆっくりと聞き返してみようと思ってる。水越恵子さんといえば、やはり学校へ向かう時に「行ってらっしゃーい」って送り出してくれるテレビ番組「8時の空」のイメージが大きい。田中星児さんと水越恵子さんの「いってらっしゃい」を毎朝聞いてからドアを開けて学校への道を歩いてたのを思い出す。
2020年05月08日
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特撮テレビドラマ「怪奇大作戦」1968年10月13日に放映された「死神の子守唄」を久々に観た。子供の頃、夕方に再放送されたのをよく観ていました。とにかく怖い話が多かったので一人で観られなかった^^;Blu-rayのBOXも発売されてるようですが、DVDで全部持ってるので悩む所です。劇的に画質が良くなってるわけでもなさそうなので・・・。その中でもこの「死神の子守唄」は印象に強く残ってる。内容は特に怖いわけではないのですが、ドラマの中で何度も流れる「死神の子守唄」って楽曲のインパクトが強くて歌詞を覚えてよく歌ってました。♪10人の娘が旅に出た 10人の娘が旅に出た 滝に打たれて 一人目が死んだ♪ 9人の娘が旅をした 9人の娘が旅をした 橋から落ちて二人目が死んだ♪ 8人の娘が旅をした 8人の娘が旅をした 崖から落ちて三人目が死んだ♪ 7人の娘が旅をした 7人の娘が旅をした 熊に食われて四人目が死んだ♪ 6人の娘が旅をした 6人の娘が旅をした 鉢に刺されて五人目が死んだ♪ 残った5人が旅をした 残った5人が旅をした・・・・アコースティックギターとフルートのみの演奏です。哀しく寒いフルートのフレーズが最高です。この曲だけ聴きたかったので観たのですが、youtubeにも編集したものが出ているようです。劇中で歌っているのは深山ユリさんです。役柄は体内被曝で白血病を発症した女性、歌手・高木京子役。(深山ユリさんは園まりさんの姉)京子の兄はマッドサイエンティストで白血病を完治させられると言うスペクトルG線の研究をしている。瞬間冷凍させ殺してしまう人体実験を4人もの女性にしていた。「死神の子守唄」の歌詞の通りに殺して行く^^;歌詞の通りと言うにはかなり無理があるのですが。4人目の熊に食われては、凍らせた死体をショベルカーの下において放置してショベルに掬われる様を熊に食われてと言ってるようです。自分の妹を助けるために4人もの女性を殺すマッドマンの兄は人を殺す事に罪の意識もない…。妹のためと言う少し美談っぽくなってる所が気になるけど。兄は当然、警察に捕まり、京子は自ら人体実験用の銃で自分を凍らせて自殺する。蜂の針に突き刺されたように凍った身体が塀の上部に設置されてるシーフガードに突き刺さる。
2020年09月25日
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中島みゆきさんの1985年発売の17枚目のシングル。そして初の12インチシングルとして発売。ハーモニカでStevie Wonderが参加して話題になった。A面「つめたい別れ」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 倉田信雄さんこの12インチシングルが発売された時に放送局、マスコミに配られたデータベースに二人が共演する経緯が詳しく記されています。共演のきっかけは1983年発売のアルバム「予感」をミキシングしたGary Olazabalから始まった。彼はStevie Wonderの片腕と言われていた人。彼にミキシングを頼むきっかけになったのは、中島みゆきさんがStevie Wonderの楽曲の中である曲のアコギの音が気に入っていて、そのミキシングを担当した方にアルバム「予感」のミキシングをやってほしいとオファーした所、OKしてもらえた。もう一人のStevie Wonderの片腕と言われてたBob Harlanが1984年発売のアルバム「はじめまして」のエンジニアとして参加。その二人から「いつかスティービーと一緒にやってみるといいですよ」と言われていた。Stevie Wonderが1985年に来日する際に二人から「今度日本に行った時にStevie Wonderがあなたに会いたいって言ってるよ」伝えてきた。もちろん二人は1985年来日に同行していました。「なにか一緒にできそうな曲でも聴かせてあげたら喜ぶよ。弾くか弾かないかはわかんないけど」と更に伝えてきた。1985年10月29日国立代々木競技場第一体育館でのStevie Wonderのライブの本番前の楽屋に中島みゆきさんはStevie Wonderを訪ねた。その時Bob Harlanが紹介してくれた。1985年11月1日21時頃にStevie Wonderが中島みゆきさんがレコーディングしているエピキュラス・スタジオに訪ねてきた。ストックしてあった曲の中から「つめたい別れ」をスティービーに聴かせた。その時スティービーのバンドメンバーのギタリストBen Bridgesもスタジオ入りしていた。彼はアルバム「予感」の中で2曲弾いている。そこでスタジオに入ったスティービーは「つめたい別れ」のハーモニカソロをレコーディングしはじめ、深夜0時にスタジオを去った。スティービーのハーモニカソロも全て入れて8分弱の長い曲になった。良い音でリリースするには必然的に12インチシングルで発売する事に。この時、スティービーはノーギャラだった。中島みゆきさんからYAMAHAの新製品のキーボードをプレゼントした。この12インチシングルは超臨発扱いでリリースされた。マスコミに配られたデーターベースを掻い摘んで書くとこんな感じです。「つめたい別れ」のMVにももっと掻い摘んでテロップが出てくる。「つめたい別れ」は1985年12月21日発売。12月14日〜17日に両国国技館で開催された「歌暦page'85 春夏秋冬」でレコード発売前に歌われた。アンコールでスティービーのハーモニカをフィーチャーしたカラオケに中島さんの歌とコーラス。1986年コンサートツアー「五番目の季節」の中でも歌われた。この時のハーモニカソロ部分はアルトサックスソロにアレンジされた。スタジオバージョンよりもさらにボサノバ感が増してた印象。カナダのみで発売されたベスト盤「COLD FAREWELL」の1曲目にも収録されましたが、3分40秒にかなり短縮して収録。マスコミに配られたデータベース冊子こんな感じで5ページまでありますB面「ショウ・タイム」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 後藤次利さんこの曲はアルバム「miss.M」からシングルカット。初めて聴いた時にアレンジと演奏がカッコよくてお気に入りだった曲。12インチシングルの良い音で聴けるのでうれしかったのを思い出す。コンサートでは1986年ツアー「五番目の季節」の中で歌われた。「僕たちの将来」の最後「♪僕たちの将来は良くなっていくだろうか」と歌い終わり「ショウ・タイム」のインパクトあるイントロが間髪入れずに鳴り出す構成だった。レコードでは「僕たちの将来」のあとはカウントダウンが始まり「はじめまして」に繋がる。ライブでの「ショウ・タイム」はスタジオバージョンをほぼ再現しためちゃくちゃカッコイイ演奏だった。「五番目の季節」のセットリストの4曲目「極楽通りへいらっしゃい」5曲目「あしたバーボンハウスで」6曲目「忘れてはいけない」7曲目「僕たちの将来」8曲目「ショウタイム」9曲目「あたいの夏休み」はMCを一切入れずにフルコーラスで演奏。歴代の全ツアーの中でも一番カッコイイ流れだと言っても過言ではない。「極楽通りへいらっしゃい」の前のMCで「五番目の季節」というタイトルについて話す。MCの最後に「せめて短い間でもようこそあたしの国へいらっしゃい」で「極楽通りへいらっしゃい」のイントロに重なっていく構成は鳥肌だった。「夜会 Vol.2」の中でもほぼオリジナル通りのアレンジで演奏された。シングルCDも発売されました。歌詞カード裏ジャケ。シュリンク未開封の見本盤
2021年03月25日
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アメリカのブラスロック、ジャズロック『BS &T』の1969年発売のシングル。このシングル曲が収録されてる2ndアルバム「Blood, Sweat & Tears」は全米だけで400万枚以上売り上げ、世界的には700万枚売り上げたと言われてるモンスターアルバム。このシングルも大ヒット!A面「Spinning Wheel」(スピニング・ホイール)この曲のイントロは誰もが一度は聞いていて「あー!あの!」って思うはず。「ルックルックこんにちは」の中のコーナー「テレビ三面記事」で何度も使われるファンファーレのようなブラスのイントロ。それ以降、事件捜査番組などでよくSEとして使われる。(「ルックルックこんにちは」は1979年〜2001年まで続いたモーニングショー)この曲が発売された10年後にイントロのブラスの部分だけジングルのようにして使われるなんてバンドも思ってもなかったと思う。(多分、使われてる事も知らないと思うけど)めっちゃくちゃカッコいい曲です。「ルックルックこんにちは」しか知らなかった人も全編聴いたら、こんなジャズテイストの渋い曲な事に驚くはず。B面「More and More」(モア・アンド・モア)元々はキャッチーでヒットしやすいと思われてた、この曲がA面でしたが、難解な構成でA面向きではないと思われててB面になった「Spinning Wheel」が話題になってA,B面逆転しました。ジャズロックなカッコいい曲。2000年リマスター盤には「More and More」がボーナストラックで収録されています。これがまた最高にカッコいい!アルバムは「Variations on a Theme」から静かにドラマチックに始まります。A面4曲目に「More and More」は入っています。そしてB面1曲目に「Spinning Wheel」が入っています。1969年600万枚も売り上げた名盤を聴いてみてほしい・・・。BSTの事はこれまでも何度も書いてるけど、定期的に聴きたくなってじっくりアルバムやシングルを集中して聴いてしまう。B面を3rdシングルカット曲「And When I Die」に変えてゴールドディスクシリーズとしてもこの曲はシングル発売されました。ジャケットが金紙に印刷されててスキャナーでは反射してきれいに撮れない・・・B面「And When I Die」(アンド・ホェン・アイ・ダイ)アルバムでは「More and More」の次に収録されてる、コミカルでPOPなナンバー。この曲もアメリカとカナダでシングルカットした大ヒットしています。このアルバムからシングルカットした曲は全てゴールドディスク以上のセールスです。
2022年06月19日
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日本でレコーディングされて日本のみでシングル発売した曲です。スリー・ディグリーズの人気が日本で定着しはじめた頃に発売。73000枚売り上げた。日本レコーディングで日本の作家陣とミュージシャンで作り上げた曲です。Sheila Ferguson – vocalsValerie Holiday – vocalsFayette Pinkney – vocalsA面「ミッドナイト・トレイン」作詞 松本隆さん 作曲 細野晴臣さん 編曲 矢野誠さん 演奏 ティン・パン・アレーこのタイトルを見ると笑福亭鶴瓶さんが関西ローカルで深夜に放送してたテレビ番組を思い出す。この曲のタイトルから番組名を取ったのかも知れない。ハガキで観覧応募出すと、いい確率で当選するのでよく番組を観に行きました。新野新さんがゲストの時は友人と必死にハガキを何枚も出して観に行った。他にもいろんなフォーク歌手やアイドル歌手がゲストの時にも行ったけど、やっぱり一番観たかったのは新野新さん!鶴瓶さんと新野先生がしゃべってるのを生で観られる事なんてほとんどないから。ラジオでの二人のしゃべりは毎週聞いてたけど。演奏のティン・パン・アレーは、ユーミンのバックバンドとしても有名です。松任谷正隆さん、細野晴臣さん、鈴木茂さん、佐藤博さん、林立夫さんの5人。この5人がスリー・ディグリーズのオリジナル曲を演奏!歌詞は英語です。日本の作家陣とバンドが演奏しているとは思えない洋楽感が凄い。B面「I Didn't Know」この曲は2ndアルバムからのシングルカット。B面1曲目に収録されていました。心地良いディスコサウンドで最高です!少し前にyoutubeでこの曲をライブで歌ってる映像を見つけた。音はレコードで口パクだけど、ダンスがめちゃカッコいい!半年前ぐらいから、スリーディグリーズを再びよく聴くようになったらあの頃は気づかなかった事や3人の歌の凄さに改めて驚かされる。
2022年07月16日
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増田けい子さんのソロ2枚目のシングル。「増田啓子」「増田けい子」「増田恵子」「kéi」と、芸名はその時々で変わったりしたけど、現在は「増田恵子」で落ち着いたようです。A面「ためらい」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 馬飼野康二さんピンク・レディー解散後、2枚目のソロシングル。この曲は松任谷由実さんの9th「時のないホテル」に収録されてる曲。(15枚目シングル「白日夢・DAY DREAM」のB面にも収録)「時のないホテル」は、松任谷さんの全てのアルバムの中で一番重いアルバムかも知れない。そんな中で、アルバムを通して聴くときに、少し気持ちが和らぐような効果があって、アルバム全体をより幅広く感じさせる要素の一つのような気がする曲。初めて増田さんが歌うこの曲を聴いた時、あまりにもハマってるので感動したのを覚えてる。1980年にユーミンがこの曲を発表した時点で凄く好きな曲だったので、どんな感じになるのか楽しみと不安があったけど、想像以上に増田さんのスモーキーな声にバッチリ合ってて、当時はよく聴いてた。B面「傷心」作詞 中山ラビさん 作曲 小椋佳さん 編曲 馬飼野康二さんこの曲も、改めてじっくり聴くと、本当に良い曲です。メロディの美しさも秀逸で、そこに乗る言葉も美しく悲しい。増田さんの感情のこもった歌唱でより楽曲に深さを与えてるようにも感じる。土曜に谷村新司さんのコンサートに行った時に増田惠子さんのコンサートのチラシが入ってて凄く行きたいけど、行けなくて残念。ソロコンサートも観たいけど、解散やめ!って一応発表したので、ピンク・レディーの活動もいつなのか気になってます。派手に踊る曲は少なくてもいいし、バラード調の楽曲ばかりでもいい。踊りよりも二人の声のハーモニーが好きなので、歌さえあれば自分は満足なんですが・・・。「BY MYSELF」「Strangers When We Kiss」「ミラノ・ローズ」「希望への旋律」「WITH」「カトレアのコサージ」「DARLING」「Show Me The Way To Love」「Walk Away Renee」「Give Me Your Love」「Deeply」などの歌をじっくり聞かせるような楽曲ばかりでもうれしい。
2017年10月23日
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明日との2日間で2005年ツアーも終わってしまう・・・その1日目でした。今日は5列目で観ました!みゆきさんも声の調子も良く、この前の鳴門で少し心配していたのも吹き飛ばすくらいの声でした。2曲目の「清流」ではこのツアーを11回観た中で一番声も伸びていて感動でした。「夜を往け」の歌い方は凄かった!ここまでガナッタのはなかったなぁ・・・最高の「夜を往け」でした。「ローリング」も凄い感情の入り方で鳥肌立ちまくりでした。何と言っても今日最高だったのは、アンコール2曲目の「パラダイス・カフェ」!!かっこいい!!みゆきさんの鋭く突き刺すような目、かと思えばサビでは満面の微笑み!このカッコよさは観ないと分からないだろうなぁ・・・。とりあえず明日で終わってしまう・・・。でも来年明けには夜会があるから。今は八重洲パールホテルの1室で書いてます。帰ってからまとめて書くつもりだったけど、このホテルはパソコン貸し出ししてくれるので今、書けてます。4月にオープンしたてのホテルでまっさらです~!明日は終わったらみんなで飲みに行って自分たちだけの打ち上げです~。
2005年04月25日
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昨夜は中島みゆきさんのコンサートを観に行っていました。コンサートの内容とかネタバレあるので選曲とか知りたくない人は読まないで下さい。ここのホールはアリスで一度、ちんぺいさんのソロコンサートで一度行った事があるホールでしたが、どんなホールだったかまったく記憶に残ってなかった・・・。ホールの入り口まで来て思い出した感じ。都心から少し離れたホールは厚木市文化会館やこの前のアリスのツアーで公開ゲネプロだったハーモニーホール座間とか、どこがどんなホールだったか頭の中でごちゃまぜ^^;厚木市文化会館はたしかちんぺいさんの「半空ツアー」の初日のホールだったような・・・。「半空ツアー」はちんぺいさんのソロツアーの中でも3本の指に入るほど好きだったツアーです。昨夜、コンサートが9時過ぎに終ってから歌舞伎町に5人で行って居酒屋で4時まで呑んでました。歌舞伎町のチェーン店風の居酒屋なのでまったく期待せずに、とりあえず呑めればいいか…とそんな感じで入ったのですが、地酒も10種類以上あって価格も安かった。真澄で一合650円、越後鶴亀も一合650円だったかな。お馴染みの八海山も低価格でした。関西ではほとんど置いていない東京の地酒「澤乃井」も堪能しました^^料理もじゅうぶんに満足できるもので良かった。4時にお開きで自分はゴジラのホテルへ。今回はゴジラの部屋じゃなく普通の部屋に泊まった。ホテルオリジナルのゴジラグッズも増えてて買いたいのは山々だったけど、荷物にもなるし今回は我慢して眺めるだけにした。今朝は9時台の新幹線に乗ってそのまま仕事。さすがに眠い・・・。I幕(Sweet)1曲目「もう桟橋に灯りは点らない」2曲目「やまねこ」3曲目「ピアニシモ」4曲目「六花」5曲目「樹高千丈 落葉帰根」6曲目「旅人のうた」7曲目「あなた恋していないでしょ」8曲目「ライカM4」9曲目「MEGAMI」II幕(Bitter) DJ(ハガキを読むコーナー)10曲目「ベッドルーム」11曲目「空がある限り」12曲目「友情(途中から)」13曲目「阿檀の木の下で」14曲目「命の別名」15曲目「Why&No」(中島さんは半分歌うだけ)16曲目「流星」17曲目「麦の唄」III幕(Sincerely Yours)18曲目「浅い眠り」19曲目「夜行」20曲目「ジョークにしないか」今回は東京と大阪、二大都市のみの開催。いつもと違うコンサートって事だったのでどんな特別な事があるのだろうと期待しすぎたかも。II幕はMC少なめで曲を繋げていく構成でしたが、これまでにもあったので特に珍しいとは思わなかった。浮汰姫ツアーの「鳥になって」〜「傾斜」〜「歌姫」とか月光の宴の「生まれた時から」〜「断崖」までの5曲連続とかのうさんきゅうのツアーも歌暦page'85もそうだったし、EAST ASIA TOURの「おまえの家」からの5曲もそんな感じ。圧巻だったのはパラダイスカフェツアーの「それは愛ではない」〜「土用波」〜「かもめの歌」〜「十二月」の4曲連続が最高だった。久しぶりに高いテンションのMCが少なめでした。パラダイスカフェツアーの時と同じ感じ。でも、好きな曲の嵐だったので良かったのですが。中島さんの声は相変わらず素晴らしいの一言。音響は歌詞が聞き取り辛い所も多かったけどまあまあいい感じ。「もう桟橋に灯りは点らない」も香港公演の千秋楽以来であのツアーを凄い思い出した。「やまねこ」が聴けたのは鳥肌立った。意外に凄く感動したのは次の「ピアニシモ」。CDでは特に思い入れなかったのに生で聴くと感動でぞわぞわしまくりでした。「六花」にも驚いた。また歌うとは思ってもなかった。「樹高千丈 落葉帰根」も凄く好きな曲だけど、出来れば「心守歌」にしてほしかった。旅のテーマの歌って中島さんがMCで言ってたけど「心守歌」でもよかったのに・・・。「旅人の歌」はシングルバージョンでフルで歌ったのははじめて。ツアーラストの大阪城ホールで1コーラスだけシングルバージョンで歌った事はあったけど。「あなた恋していないでしょ」も生で聴いて俄然好きになった曲。帰りの新幹線でこの曲と「ピアニシモ」を聴きたくて「常夜灯」のアルバムを2連続で聴いてた。ニューアルバムから「ライカM4」はCDでは言葉の頭に「へ」と付くのが少し気になってたけどコンサートでは「ハ」に変えてたのでホッとした^^;そしてそして!「MEGAMI」!今回のコンサートで断トツに一番感動した曲。演奏、照明に関しては少し不満な点もあったけど、中島さんの声でまたこの曲が聴けただけで最高でした。斉藤ノブさんの偉大さを改めて感じさせられた。1989ツアーも夜会Vol1での演奏も斉藤さんのパーカションがあってこそあれほどの感動になったように思えた。今回のパーカッションも悪いわけじゃないけど斉藤ノブさんが凄すぎる。そう言えばあの頃は斉藤ノブさんのパーカッションの音色も中島さんのコンサートの楽しみの一つでした。ウドゥ・ドラムなんかを使った時はもう鳥肌立ちまくりだった。MEGAMIでは使ってませんが。MEGAMIのアウトロのパーカッションと輪っか状になったスターライトにスモークが流れる幻想的な場面はどうしても越えられないか・・・・。斉藤ノブさんがいつの日か中島さんのバンドに帰ってきてくれればうれしい。DJはオールナイトニッポンのテーマを流してからハガキを読むコーナーに。そして「ベッドルーム」この曲も生で聴くと感動まったく違った。「空がある限り」はニューアルバムからの曲。これも良い曲。「友情」は2コーラス目以降の「一番欲しいものは・・・」から。「阿檀の木の下で」は効果音も使ってた。パラダイスカフェに入ってる曲。「命の別名」はアルバムバージョンだったけど、演奏も歌唱も何かおとなしく感じた。繰り返し部分は2007ツアー同様はしょってました。「Why&No」はニューアルバムから。半分だけしか歌わなかった。宙船みたいな感じか…。あとはコーラスが歌ってた。でもツインギターの二人が楽しそうにソロを弾いてたのが凄く良かった。ギターばかり観てしまった^^;ギター二人がめちゃカッコ良かった!「流星」はかなりよくセットリストに入る。でも嫌いじゃないので聴けてうれしかった。「麦の歌」はテレビドラマの主題歌だった曲。「浅い眠り」も久しぶりに聴いた感じ。2005年ツアー以来。あの時はアンコールのメドレーの中に組み込まれてた。「夜行」は「MEGAMI」の次にうれしかった。いつ聴いても、何回聴いてもカッコいい!「ジョークにしないか」も生で聴くのとCDとでは印象がかなり違った。ライティングも舞台装置もシンプルって言うか全体的にちょっと地味に思えた。奥に3列横に10基の計30基のLED照明があった。あれはLEDズームパーライトなのかLEDのRGBタイプなのか91個搭載タイプなのか…色合いは微妙な感じも出せてたけど、これまでの中島さんのコンサートのライティングに比べると何だか少し肩すかし。地味でもめちゃくちゃカッコいいライティングや装置はこれまでにあったし。その30基のLEDライトはII幕ではほとんど使ってなかったと思う。どんな芝居でもライブでもライティングと装置はいつもかなり楽しみにしてるのでその楽しみは今回はあまり感じられなかった。感動的な色合いで楽曲と合ってるとか(前回ツアーの「泣きたい夜に」とか)ってのも自分は特になかった。装置に関してはまだ完成してないのかもとまで思ってしまった。下手上手のミュージシャンの台があるので間口がかなり広い造りになってるけど何もなかった。黒い観覧車も各楽曲に特に効果的とは思えなかった。照明のプログラミングも時間が間に合わずにまだ制作過程なような印象を持った。これからもっと練るのかも知れない。歌唱は最高だったけど、全体的にいつもの中島さんのライブのクオリティとは少し違うように感じた。2回目観たらライティングや装置にも感動するのかも知れないけど・・・。早くまた「やまねこ」「ピアニシモ」「MEGAMI」「夜行」が特に聴きたい。「樹高千丈 落葉帰根」も良かった。2回目観るのはまだまだ先。劇的に進化してたらより最高。
2015年11月13日
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