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2025.06.14
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閉鎖したHPより、20年前のブログ記事より、文書等を見直して再掲載
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高松駅方面に車を走らせてたら、前方にドーンと現れるのが屋島。
「あ、アレ屋島じゃん!そろそろ夕暮れかにゃ?」なんて言いながら、テンション上がりまくりでそのまま屋島ドライブウェイ突入だにゃ。
この屋島ドライブウェイ、実は途中のパーキングからあの源平合戦の古戦場が一望できるんだにゃ。
しかもその場所、あの有名な壇ノ浦の戦いの直前に繰り広げられた激戦区!歴史クラスタ歓喜案件だよね?



ちなみに、今は完全に陸地にくっついちゃってるけど、平安時代の屋島は引き潮になると浅瀬が現れて本州と屋島が繋がる仕様だったんだにゃ。いや、

どんな仕様だよ?  マリオの隠しルートか?


そう、あの牛若丸伝説で有名な源義経。
しかもこの時、夜に嵐が来たタイミングでしれっと上陸。
策士か。 水上スニーキングミッションじゃん。

義経軍は少数精鋭で、浅瀬が顔を出した瞬間に後ろからズドンと奇襲攻撃したらしい。
まさに奇跡の逆転劇。でも、平家もなかなかのしぶとさでまたまた海へ逃走。
その後のクライマックスが壇ノ浦の戦い、って流れなんだにゃ。
まさに歴史ってドラマティック。昼ドラより激しいぞ。

そうそう、屋島にはこの戦いにまつわるスポットがめちゃくちゃ多いんだにゃ。
「船隠し」とか「弓流し」とか「長刀泉」とか「射落畠」とか……名前からして厨二病感あふれててテンション上がるだろ?

でも一番アツいのは那須与一の扇の的。

「屋島沖に逃げた平家の女官が船の上から扇子を掲げて挑発

  → 与一『承知つかまつった!』
   → パーン!命中!」

これ、現代だったらYouTubeでバズり確定案件だよね?
ちなみに現地には「祈り岩」やら「駒立岩」やらがあって、今でもちゃんと残ってるのがエモいにゃ。

で、屋島の頂上に車を停めて屋島寺へ行く。ここがまた渋い。

ただ、この時点で私、源平関連の遺品があるなんて知らなかったにゃ。
「もっと下調べして来ればよかった案件」発動。

その後は麓にある四国村へ。
ここも面白いんだにゃ。江戸~明治時代の民家や蔵が実物展示されてて、まるでジブリの世界に迷い込んだ感じ。
ただし、山の斜面に作られてるから結構しんどい。
いや、もう少しバリアフリーにして?って思いながら歩いてたら観光客どんどんショートカットしていくから最終的に私一人。  寂しすぎて笑ったにゃ。

で、夕暮れギリギリで平家物語歴史館に滑り込み。
ここは1階が歴史偉人の等身大人形展示なんだけど……
「顔、全部一緒じゃね??製作者の顔モデル説あるにゃ……」ってツッコミ入れつつ2階へ。
2階では平家物語の名場面を等身大ろう人形で再現してて、もう世界観は最高。
訪れる前に原作読んでおけばもっと楽しめたかもにゃ。

次の日は栗林公園で秋のライトアップ鑑賞。
入口からして和の雰囲気ムンムンで、灯籠が和紙で包まれて柔らかい光を演出してくれてたにゃ。
「いや~これは三脚忘れたの痛恨の極み!」って思いながらも、池に映る茶屋や紅葉が蜃気楼みたいでめっちゃ幻想的だった。
フラッシュ焚くと世界観ぶち壊しだし、そのままだと手ブレブレの地獄絵図。
「疲れて三脚取りに戻る気力なし」っていう罠にハマったにゃ。



でも公園中央に行ったら、なんとギターの音色に合わせてフラメンコ!いや、ここ和風庭園だよね!?
和とスペインの異文化コラボが炸裂してるにゃ。
で、すぐ隣の売店で讃岐うどんと地ビールゲット。
「この組み合わせ、勝ち確!」って思いながら足音をBGMに、讃岐うどんすすってる私、完全に勝者の風格。
ちなみに、汁ありのうどんの方が美味かったにゃ(ここ大事)。

夜はパラパラと雨降ってきたからホテル戻って即寝。
翌朝、ホテルの朝食なしで朝7時出発→讃岐うどんの旅続行!……の予定が日曜定休。
ちょ、マジで!?って思いながら高速に乗ってパーキングエリアの讃岐うどん食べたらこれが激ウマ。
「昨日のSAより美味いやん!本命コレだった説」発動。

さてさてここからが後半戦。徳島道に入りつつ、四国山地に突入。
山にかかる雲が龍みたいに動いてて、これもうジブリの世界観MAX。
で、降りた先が大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)。
この名前だけでツッコミどころ満載だけど、由来は「歩いたら危ない」からなんだにゃ。
ネーミングセンス原始時代!?  って思いつつも納得。



遊覧船にも乗ったけど、岩肌が磨かれたみたいにツルツルで紅葉と合わさって最高にキレイ。
遊覧船から眺める断崖絶壁はほんと圧巻だにゃ。
で、隣にあったのがラピス大歩危っていう石の博物館。
入口に石でできたゴジラやアンパンマン(?)が鎮座してて、なんともカオス。
ミッキーマウスは……似てなかったにゃ。
館内はサラッと見れるけど、「ほたる石」っていう光る石があって、夜に光る様子見て「あ、これ完全にラピュタの飛行石」と妄想全開。

で、最後のハイライトが祖谷(いや)渓谷。
「秘境」って言われてたけど、道は割と整備されてる。
途中で見つけた平家屋敷民俗資料館もこれまた渋い。
安徳天皇の主治医がこの地に逃れてきた話とか、薬草が豊富だからここに住み着いたとか、医者としての使命感に敬礼だにゃ。
しかも展示品も豊富で、昔話に登場する道具みたいなものが並んでて、子どもの頃に読んだ絵本の世界そのまま。



資料館の外に出たら、紅葉したもみじと雲が山肌を這う風景がまるで水墨画。
あまりの美しさに「今ここでカゴメの歌とか歌い出したら完全に時空超えそう」って妄想が暴走したにゃ。

そして祖谷かずら橋。忍者の人形が壁を登ってる蕎麦屋とかあって「何その演出!?」ってなりつつ、観光客で賑わう橋の上でスリル満点体験してきたにゃ。
「いやもう足元グラグラで怖いって!!」って叫びながらも、最終的には「これもまた四国の思い出だにゃ」と納得して終了。



次回はもっと歴史ガッツリ調べてからリベンジ旅したいにゃ。
源平合戦と讃岐うどんと、あと忘れちゃいけないフラメンコ!


<<<つづくにゃ>>>


#四国旅 #屋島ドライブ #源平合戦 #那須与一 #讃岐うどん #栗林公園 #大歩危小歩危 #ラピュタ石 #祖谷渓谷 #かずら橋 #平家物語





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最終更新日  2025.06.14 14:05:15
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