おのづの介護奮戦記
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お久しぶりです おのづです清水さんの介護疲れによる自殺のニュースはまだまだ介護というものの認識の薄さ 見たくないものは見ないで済むようにするという現代の考え方の現われだと思いました私の場合もそうでした一人っ子で実の両親の同時の介護と看病誰も助けてくれませんでしたし 助けてもらおうとは思いませんでした実の両親なのですから私は大変遅くに産まれて来た子供だったので 比較的早くに介護というお世話をしなければならなくなりました 32歳のときでしたまだまだ体力があった頃でしたが それでも毎日24時間の2/3以上時間を介護や看病にあてて休みも一日もなく過ごしていったら身体がぼろぼろになりましたねえどんなに辛くてもご近所の方には明るく接しましたので若いという事 子供がいなかった事もあり 周囲の人からは「あなたは若いからまだいいわよ 老老介護だってあるんだから それに比べたら幸せよ」など 私がどんなに苦労しているかなんかは理解してもらえませんでした近所のおばあさんで その人にだけは真実を打ち明けていましたから介護疲れによって私が倒れないように 色々食べ物を作っては持ってきてくれましたっけ時には 若い娘のくせに病院に入れっぱなしにしているなんてひどい娘なんだろうという非難も何度も受けましただから なおさら 元気に振る舞い 母の前では精一杯明るく勤め母のためにあらゆる努力をしてきましたから かなりのストレスがたまっていったのは事実です今はまだ私のように母が39歳で私を産んだケースは少ないと思いますがこれから先 晩婚 高齢出産で 私のように若くして介護になることが多いと思いますそのとき 周りがどれほど理解を示してくれるか 強力してくれるかそれがどれほど本人にとって心が救われるかそういうことを考えて欲しいと思います清水さんは お父様を亡くされた後 結婚せずお母様の介護をたった一人でしてきたのでしょう1人で全部こなすということは 24時間つきっきりになるのだからもちろんのこと収入が0になります少ないお金の中で何とかやりくりをして 公的基金をふるに活用してもどんどんお金が減っていくと思いますそのとき なぜ国は動いてくれないのでしょう施設は常時満室どんなに患者の具合は最悪の状態でも 最優先されるのは 老人の1人暮らし次に老老介護 次に 介護者が末期がんであること 次に生計者が働いている場合どれをとっても いつまでたっても施設なんか入れることはありません私の場合はどんなに早く申し込みをしても 私より悪い状況下に置かれている人がどんどん優先されましたから 何年たっても100番以上待ちでしたお願いです世の中には 誰にも愚痴を言えず 常に明るく振舞い ほぼ24時間介護をし体力的にも精神的にも限界を超えている人がたくさんいますそれが例え若かろうが歳をとっていようが やっていることは同じこと一人っ子が増えた今 結婚してしまえば 夫の両親と4人の介護をしなければなりません子供なんて若くに産まなければ産んでる暇なんてないんですよ・・幸い私の県では森田健作さんが知事に納まりましたこれまで過去一回だけ知事とお話したことがあります少しだけ改善されましたので又 現状を訴えに行きたいと思ってます御願いですどんなに介護者が元気そうに見えても 普通の家庭とは違うのですから裏でどんな努力をし 心身共にくたびれきっているか想像してみてくださいほんの少しのことでもいいのです相談に乗ったり 病院へ行くとき同行したり些細なことでも この先他人事ではないのですからせめて 介護者に向かって「あなたはいいわよ まだ若いんですもの 老老介護の人をみてごらんなさい 悲惨よ それに比べたらあなたは幸せ 親の介護をするのは子供の勤め もっと頻繁に病院にいきなさい」などと口が裂けても言わないで下さい限界がきて 清水さんのようにもう生きていくことすらできない と考える人はきっとこの先後をたたないとおもいますパーキンソンレヴィ小体型痴呆身体が動かなくなるばかりか 痴呆症状もでてとてもやっかいな病気病院側も施設もできれば受け入れたくない病気それをたった一人で看るのは無理ですどんな年齢だろうと 介護の辛さは肉体的より精神的苦痛が大きいのです実の親から無理難題 罵倒されたら どんなにショックか・・これ以上 清水さんのようなケースがでないよう 周りのサポートが必要だと思いますこのプログをみて まだまだ親の介護が必要じゃないあなた自分のことだけ考えていればいいあなた10年たったら どうなるのか 少し考えてみてくださいお願いしますこれ以上 介護をしている人に 無責任な言葉を投げかけないで下さい私の心からの願いです
2009年04月23日