真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2007年11月30日
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この11月26日、万九千神社の大祭(神等去出祭)が斎行された当日の夜、福島県沖で震度4の地震があった。この27日の日記では、この件に関連して、富士山(東)と万九千神社(西)を結ぶ「東西軸」の関係を記した。(富士山は日本列島の〔要〕という観方もある。)

すると後から、この地震の意味合いめいたものが、私の心に浮かんできた。

・・・これは「富士山」に滞っていたワダカマリが、この地震によって一旦は、東方の太平洋側に散らされたかたちとなったのでは・・・と。




そして28日は、近ごろ奈良の「大和三山」に囲まれた藤原京跡に行ってきた知人の話を聞く機会を得て、その同席者には最近「三輪山」に行ってきた方々もいた。

特に、知人の「藤原京」の宮殿跡に立った時の感想は、臨場感に溢れて印象深いものがあった。

その28日の語らいにより、結果的に私の意識には、「三輪山と大和三山の関係」に今は留意すべきだという想いが残った。この四つの山の関連性が、紐解かれようとしているのであろうか・・・。



そして29日の夜、テレビのニュースで、藤原宮跡で「宮殿最古の地鎮具」を発見したとの報道を見た。これを学者は、「日本書紀」に記された藤原宮造営の地鎮祭(692年)で埋められたものとみているらしい。

このニュースを見たとき、富士山の「富士(フジ)」と同じ発音の、藤原京の「藤(フジ)」が共鳴し合う感じで、今まで封じ込められていたものが「ラセン回転」で開放されていくような、そんな感じを抱いた。

その埋められていた「地鎮具」とは「須恵器」であり、その注ぎ口のところに「富本銭」が9枚、そしてその内部には9つの「水晶」が入れてあったそうだ。



いずれにせよ、新宮殿の建築や中央政庁の祭政が滞りなく執行されるよう、陰陽師が地鎮を行った遺構が発見されたということであろう。



かの「藤原京」は、「大和三山」の中央に造営された、日本最初の本格的都城とされている。

おそらくは、ここしばらく、この「藤原京」を視座に踏まえての「三輪山」と「大和三山」の関係性を、幾何学的視点から探っていくことになる。そして、そのことは、出雲国の三輪山と見立てられる「八雲山」とも密接に関連することになるであろう。



「フジ」は晴れたり日本晴れ・・・のその季節を、いよいよ迎えようとしているのかもしれない。






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最終更新日  2007年11月30日 17時57分19秒


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