2012年08月30日
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これは、かつて「関東」において、関八州を貫く「南北軸」が見出せた際に、そのすぐ後に観えてきた『菱形構造』と、その大きさも含めて似ているところも興味深いところだ。
この西日本の「南北軸」に絡む『菱形構造』の頂点部分にある東西南北の地域を市名として挙げるとすれば、「東＝土佐清水市」・「西＝長崎市」・「南＝宮崎市」・「北＝宇佐市」となろう。
そして、その『菱形構造』の中央部は、日本神話においてニニギ命の「天孫降臨」の地とされた、宮崎県の北端部にある「高千穂」に相当する。
おそらく、この宮崎の「高千穂」あたりが、この『菱形構造』はもとより「山口と九州を貫く南北軸」の中央に当たり、人体でいえば心臓部ではないかと思われるのだ。
さらに面白いことに、この西日本の「南北軸」の両端と『菱形構造』の東西は、明治維新の時代に活躍した「薩・長・土・肥」の主要四藩にも繋がる「東西南北」の軸線となっている。
いよいよ《平成維新》の世と詠われ、風雲急を告げる時勢にあって、これから脚光を浴びるに相応しい地勢と感じた今日この頃である。
さて今日の画像は、その『菱形構造』の中央部にあって、地元でも「高千穂」における本来の「岩戸」と伝わる、「秋元神社」（宮崎県西臼杵郡高千穂町大字向山）の神殿を撮影したもので、この神殿の背後には御神体と思われる、それはそれは大きな磐座が存在する。
またこの神社は、高千穂神社の奥宮といわれており、社名の「秋元」とは、かつて「明元」あるいは「開元」と書かれていたそうで、「岩戸」の開く（明く）始まりの地とも認識できそうだ。
「九州行脚・高千穂編（１）」
☆関連記事・・・ 宮崎の「高千穂」を訪ねて（２）
次なる日記では、「天体の地上投影」という観点から、この《西日本の南北軸（山口と九州を貫く南北軸）》を基本軸として、さらに煮詰めた見解を述べてみたい。
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最終更新日
2018年05月28日 14時33分00秒
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