真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2012年10月06日
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この「立体7角形」については、ブログでは何度も取り上げてきたが、特に10月に入ってからは頻繁に意識するようになっている。

この「正7角形」は、例えば「正3角形」から「正10角形」までの2次元平面上の作図において、コンパスと定規だけでは描けない形とされているのだが、もう1次元を加えた3次元の立体的な発想で取り組んだ場合に、画像の造形のように明確に表現できるというわけだ。

思い返せば、その「立体7角形」の構成法を自分なりに確立できたのは1995年であった。

その構成法とは、「正8面体」の軸線構成を単位として、これを円環状に7つ組み合わせるのだが、画像の造形では7つの正8面体で構成されていることが分かるように、7色で色分けしてある。

ちなみに、この角形表現の展開バージョンの場合、「立体8角形」が「全開」となる最終到達の形状となる。



ところで、この画像の造形が生まれた当初は、「八開(はちかい)」という名前を付けていた。

例えば日本の紋章における数解釈でこの造形を見るとすれば、7つの角の「7」に中心を「1」として加えた「8」を、この形状をあらわす数とみなすことになる。

そこで、この形状の「8」の位置を示す中央部が「開いた」かたちになっているので、名前を「八開」としたわけだ。




今、私の心に湧く想いとは、この「閉じた」状態の「正6角形」の中心を・・・いかに開くか・・・いかにして「開いた」状態にできるか・・・というのが、もしかすると平面図形としては殆ど馴染みのなかった「7角形」の立体版たる、この「立体7角形」に託されているのではないかということ。

下の画像は、この「立体7角形」を真横から映したものだが、例えば富士山頂のお鉢のような、この造形上部の7つからなる「正3角形」の《開き加減》に、「閉じた6角形」の言わば「7」の世界から「開いた7角形」の「8」の世界へと、スムーズに転換する手懸りが隠されている気がするのだ。

その「7(6角形)」の閉じた世界から「8(7角形)」の開いた『光』の世界への転換・・・これがうまくいけば「八開(はちかい)」となる末広がりの新世界の到来につながり、もしうまくいかなければ「破壊(はかい)」への元の木阿弥の世界につながるのでは・・・。

かように世界は今、次なる世界へ向けた際どい模索の最終段階にきているけれども、この「立体7角形」を上手に活用することによって、ひとりひとりの「心の扉」が開かれ、『真実』を直観できるようになり、世界をよりよい方向に転換できるのではないかと、なぜかそのように感じる今日この頃である。

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最終更新日  2012年10月07日 10時03分06秒


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