真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2015年01月06日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
IMG_9937.JPG



特に山頂部での磐座巡りは、K氏やご婦人の道案内がなければ難しかったことを考えると感謝であり、その有り難さを噛みしめた。

実はこの御岩山登拝の過程で、なぜか私の意識は、結果として5人が集った意味を探る方向に向かっていた。そして、同行の知人が中腹の「かびれ神宮」に参拝の折に・・・この「かびれ」は「カペラ」かも・・・と私に囁いたことから、私の脳裏には一等星の「カペラ」を含む「ぎょしゃ座」の主要な5つの星々が浮かぶのだった。


さて、地元のご婦人とは御岩山の麓で別れた後、私たち4人は予定していた「筑波山」(茨城県つくば市)に向かった。そこで冒頭の画像は、筑波山上の二峰(男体山・女体山)の内、イザナミ命を祀る「女体山(標高877m)」の山頂から、西方に沈みゆく「朔旦冬至(2014.12.22)」の太陽を撮影したものである。

時間の関係により、もう一方の峰のイザナギ命を祀る「男体山(標高871m)」には登れなかったが、そのことを3人に申し訳なさそうに告げると、関東に在住の知人は・・・私はイザナミ様を祀る神社しか参拝したことがないのよ・・・と、一言。

どうやら秋冬の九州周遊から一貫して、「イザナミのよみがえり」がテーマだったこともあり・・・なるほど・・・と、私なりに合点がいった次第である。

IMG_9940.JPG

次の画像は、上と同じ場所から南方を映したもので、その遠方には薄らだが「霞ヶ浦」を展望することができた。

撮影場所の筑波山(女体山)の山頂には、筑波山神社の奥宮「女体山御本殿(御祭神 伊弉冊尊・いざなみのみこと)」が鎮座しており、社殿に到着するとまずその神前にて、4人が揃っての参拝をさせていただいた。

そして、御本殿の後方には、数人の大人が乗ることのできる平たい岩盤があって、そこはK氏にとって特別な思い入れのある場所らしく、その岩盤の上に登った私たち4人は、西方より吹き荒ぶ風に煽られながらも、「あわの歌(48音)」と「カタカムナ(48音)」を皆で唱和して、もうすぐお別れとなる「朔旦冬至」の太陽を寿ぎ、共に感慨無量の一時を過ごすことができた。

IMG_9941.JPG



そして下の画像は、夕日を浴びながら最終のケーブルカーで降りてきた麓の駅で映したもので、その遠方に見える山は霊峰「富士山」である。

まさか「朔旦冬至」という記念すべき日の、最後の最後に私たちを待ち受けていたのは、黄金色に輝く夕日に照らされた日本列島の要たる「富士山」であった。

私たちは大いなる感動を胸に、「朔旦冬至」という19年に一度となる、その素晴らしい「始まりの日」を共有できた歓びを、夕暮れに映える「富士山」を遠望しつつ改めて分かち合うことができ、満足感と達成感に満ち溢れたことを覚えている。

IMG_9964.JPG

ところで、本日のブログの冒頭に記した「ぎょしゃ座」は、日本では古来より「五角星」と呼ばれており、その名が示すように「5つの星」が主体だということを物語っている。

牽強付会に思われても仕方がないが、ぎょしゃ座の「5星」と朔旦冬至に御岩山に集った「5人」の関係性に注目すると、これが不思議なことに「5星」と「5人」の、それぞれの対応関係が見事に当て嵌るのだった。

そして麓の「つくば駅」で解散後の夜分、宿泊地の日立市に向かう途中で、たまたま見つけた海辺の温泉に入ることになり、その施設の駐車場に車を停め、ドアを開けてフト夜空を見上げると、なんと!そこに「ぎょしゃ座(五角星)」が燦然と輝いていた・・・。

太平洋の大海原に面したその温泉施設は、海側に大きな露天風呂があり、そこからは『冬の星座』を代表する「ぎょしゃ座(カペラ)」・「おうし座(アルデバラン)」・「オリオン座(三ツ星)」・「おおいぬ座(シリウス)」等の星座群を太平洋上に展望、感無量の湯浴みを堪能することができたのであった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018年05月30日 19時18分35秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: