真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2015年01月08日
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神宮への参拝はもう何年ぶりとなるだろう・・・今も変わらぬ「御手洗池」の佇まいに懐かしさが込み上げてきた。

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そして鹿島神宮といえば、神の使いの「鹿」が有名である。この画像は参道脇にある「鹿園」にて、陽光にまどろむ鹿たちを映したものだ。

ちなみに『古事記』によると、天照大神の命を「武甕槌神(たけみかづちのかみ)」伝えたのは「天迦久神(あめのかくのかみ)」とされ、この「カク」は「鹿児(かこ)」すなわち「鹿」に由来する神とされることに基づき、神宮では鹿を神使にしたとのこと。

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この画像は、朱塗りの華麗な楼門(水戸初代藩主 水戸頼房公の寄進)を映したもので、「日本三大楼門」の一つとされる。

この写真は参拝を終えた帰り際に社務所側から撮影したものだが、楼門の右側に数名の神官が並んでいる姿が映っているのが分かると思う。

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午前10時頃、これから何かの祭儀が始まる雰囲気だったので見守っていると、当日の祭儀を担当する神官が一列になって楼門より歩き出し、まず拝殿前の「仮殿」(画像の左手奥)にて参拝、次に摂社の「高房神社」(画像の右手前方)も同様に神官全員で参拝、そして拝殿に向かって横一列に八人の神官が並び、いよいよ前方の本殿へ歩み始めるその時を撮影したものが、この最後の画像である。

後で分かったのだが、当日の23日は「天長祭」、今上陛下の誕生日を奉祝するお祭りであった。ということはつまり、鹿島神宮の拝殿前にて、その祭儀が始まるまでの「しきたり」を拝見していたということになる。


その時の私には、祭儀の前に務める神官の「しきたり」が興味深く、特に上記の「高房神社」という小さな祠に、かくも恭しく全員の神官が参拝する姿が印象に残った。



また、この「高房神社」の祭神とは「建葉槌神(たけはづちのかみ)」であり、神宮主祭神の「武甕槌神」の葦原中国平定の際に、最後まで服従しなかった「天香香背男(あめのかかせお)」を抑えるのに大きく貢献した神であった。

なるほど・・・鹿島神宮の参拝を経て、これから参拝に向かう最後の神社に、その「建葉槌神」を祭神として祀る「大甕(おおみか)神社」(日立市大みか町)があることから、神宮境内の「高房神社」を意識させられたのは、これはやはり「お導き」と感じることができた次第である。





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最終更新日  2015年01月08日 12時13分04秒


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