真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2016年11月20日
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そして、この九州の東西帯域を二分すると思われる南北軸を、これまで自分なりに数本見出してきた経緯があるのだが、その主軸となる南北軸こそ、これまでの日記で何度か取り上げてきた「山口と九州を貫く南北軸」だと認識している。

☆関連記事・・・ 由布岳(豊後富士)を展望しつつ・・・

その「冬の南北軸」とも称してきた「山口と九州を貫く南北軸」に沿うように存在する目星の山として、昨年の10月12日には「祖母山(標高 1,757m)」に、そして今年の10月10日には「由布岳(標高1,583m)」に登ってきた。

その南北軸に沿う上記の二つの山以外に、実は私の中で残されたもう一つの山があって、それは宮崎県都農町と木城町にまたがる「尾鈴山(標高1405m)」であった。

そして、いよいよ今月の11月13日に、日向は「尾鈴山」の登山日が訪れた。そこで冒頭の画像は、甘茶谷登山口の近くにある「甘茶滝」を映したものだ。深いエメラルドグリーンの滝壺に癒されて、当日は午前7時過ぎに登山開始となった。



山頂に向かう山道は、なかなかの急坂ではあったが、ゆっくりと休み休み登れたので、昨夜の高速を使った300km越えの走行距離となった運転の疲れも、それほど気にならなかった。

上の画像は、山道の三合目辺りにあった磐座を映したもので、その見事にカッティングされた鋭角の方向は真東を示していた。その前方(東方)の下方にも、加工された形跡のある大岩が並んでいたので、しばらくその周囲を散策でき楽しかった。



そして五合目付近で出会った、伸び伸びと成長する樹木に抱きついて、しばらくの休憩。





そして山頂に近い九合目の展望所より、東方の山々と日向灘の方面を映したものが上である。

上空には雲が降りてきて全体的に薄霞と、展望は今ひとつだったのだが、周囲の素晴らしい秋景色を堪能しつつ早めの昼食タイム。

時計を見ると午前10時を回っており、ということは普通の足で90分のところを、倍の三時間かけて登ってきたことになるが、「ひもろぎ(聖なる樹木)」と「いわさか(聖なる岩石)」と戯れる時間が取れたので、私としては大満足であった。



そして、ようやく山頂に到着。上の画像は一等三角点の石標とともに、掲げられた山頂表記の看板を撮影したものである。

かなり広い山頂部には周囲の展望がなかったが、のんびり・ゆったりと過ごせる感じが良かった。

そこで尾鈴山の山頂に立ち、思わず私は北方に向かって・・・高千穂・祖母山・竹田・由布岳・宇佐・山口・萩・・・と、想いを馳せるのであった。そして南方に向かっても同様に・・・。

そうか・・・山口と九州を貫く「冬の南北軸」と、九州の「中央構造線」に纏わる東西帯域が交差する範囲の、その中央部に「祖母山」、北部に「由布岳」、南部に「尾鈴山」と、それら三山が等間隔でほぼ南北に並ぶ配置になっている・・・。

・・・それで九州における東西南北のクロスに纏わる三山に登ることになったのか・・・などと、自分なりに妙に合点がいくのであった。


さて下の画像は、山頂近くにあった古代人による天体観測用の人為的構成が濃厚な磐座を撮影したものだ。

中央部に確認できる縦の透かしなど、実に精細なこしらえに感動したが、その後の山中でさらに凄い磐座群との出会いが待っていようとは、この時点では認識していなかった。

・・・つづく・・・






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最終更新日  2016年11月20日 02時10分11秒


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