真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2016年11月19日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




そこで冒頭の画像は、見晴らしのよい高台より、雲仙地獄を展望したものである。

先月は[別府]でも「地獄めぐり」を体験しているので、前回の日記で紹介した九州を南北に二分するかのように東西に走る千々石断層の[別府~島原]線に、自ずと意識が向かうのであった。



上の画像は、30あまりある雲仙地獄のなかでも、最も活発な噴気活動をしている「大叫喚地獄」を撮影したものだ。

硫黄の香りが立ち込めるなか、ゴーという吹き出し音とともに、勢いよく大量の噴煙を上げる風情は力強く、その生ける大地の息吹に触発されて、もりもりと元気が湧いてくるのだった。


その日の最後に訪れたのは、島原半島は西南の海岸近くにある「小浜温泉」であった。

小浜温泉の歴史は、「肥前風土記」(713年)に記されているほど古く、その源泉は105度と日本最高温(放熱量日本一)を誇るとのことである。

この温泉に入るのは二度目となるのだが、今回は味わいのある古寂びた共同浴場で湯浴み三昧、ほどよい塩湯の加減に心身ともに癒された。

じっくりと古代より湧き出る温泉を堪能した後は、近くの海岸で夕日を眺める機会があり、その際に日没後の茜色に染まる印象的な夕空を映した画像が下である。



☆関連記事・・・ 九州中部地域の歴史探訪(5)


ところで後日、最近の日記で紹介してきた「大入島~三池港の東西軸」と「足摺岬~福江島の東西軸」の、その二本の九州を横断する東西軸を地図上に引いて俯瞰したとき、その二本の東西軸に囲まれた中に「阿蘇五岳」とその外輪山を含む地域一帯が含まれることが確認でき、感慨深く思ったことがあった。

それと同時に、千々石断層の[別府~島原]線も深く関係するであろう九州域の「中央構造線」が、上記の二本の東西線が形成する帯域とも重なり観えてきて・・・どうやら近年は、この九州における「中央構造線」の東西帯域を、潜在意識に導かれるように歩いてきたのでは・・・という想いが、今更のように浮かぶのであった。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年11月19日 13時20分14秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: