KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

2008.10.26
XML
カテゴリ: オペラ


入場料:¥3,150 D席4階(2列55番)

主催:新国立劇場


新国立劇場公演
G.ヴェルディ作曲
歌劇「リゴレット」
(全3幕 イタリア語上演/字幕付)
会場:新国立劇場・オペラパレス


指 揮:  ダニエレ・カッレガーリ
演 出:  アルベルト・ファッシーニ
美術・衣装:アレッサンドロ・チャンマルーギ
照 明:  磯野 睦
芸術監督: 若杉 弘
合 唱:  新国立劇場合唱団
管弦楽:  東京フィルハーモニー交響楽団

出演
リゴレット:  ラード・アタネッリ
ジルダ:    アニック・マッシス
マントヴァ公爵:シャルヴァ・ムケリア
スパラフチーレ:長谷川顯
マッダレーナ: 森山京子
モンテローネ伯爵:小林由樹
ジョヴァンナ: 山下牧子
マルッロ:   米谷毅彦
ボルサ:    加茂下稔
チェプラーノ伯爵:大澤健
チェプラーノ伯爵夫人:木下周子
小 姓:    鈴木愛美
牢 番:    三戸大久


感想

新国立劇場2008-2009シーズン公演で開幕の「トゥーランドット」はパスしたため
今回の「リゴレット」が初鑑賞となった。

2000年新国立初演で今回3回目の演出。演出家のアルベルト・ファッシーニは
2005年に亡くなっている。
舞台装置、衣装ともオーソドックスであり結構手が込んでいる。
1幕1場と2場の間も幕を閉めて時間を取って、舞台の入れ替えを行っていた。
1幕2場のリゴレット家の場面では回り舞台を上手く使い、部屋の中と門の外を見せ、
2幕の公爵の館では壁一面にルノアール調の裸婦の絵画が飾られ豪華さと公爵の性格を
表現していた。
3幕の殺し屋の家では床を高くし河畔の居酒屋を表し、嵐の場面では草が揺れざわつく
演出で良く出来ている。

管弦楽はトラブル無くヴェルディの音楽を表現できていたと思う。
2幕最後など歌手とのズレを感じた部分のあったが、初日とのこともあり、
後の公演ほど良くなって行くでしょう。

歌手は主役3人がいずれも素晴らしい出来。タイトルロールのリゴレット役
ラード・アタネッリは終始安定した声で抜群の存在感があり。演技の方は昨年藤原で観た
アルベルト・ガザーレの方が表現力があったが、歌声が良ければ問題ない。
ジルダ役アニック・マッシスは1幕アリア「慕わしい人の名は」でもPの歌声にも関わらず
高音部は4階席でも鼓膜が震えるリリック・コロラトゥーラの歌声で日本人には真似が出来ない。
マントヴァ公爵役シャルヴァ・ムケリアも最初は歌声が小さめで?と思ったが、
幕が進につれ良くなって行き、2幕アリア「ほおに涙が」、3幕「女心の歌」は裏歌含め
良く通る高音で良かった。ぜひアンコールを聞きたかったが。
これにマッダレーナ役の森山京子が加わった3幕の4重唱はそれぞれの歌声の個性が重なり
素晴らしい重唱となった。

久々に主役の歌声が揃ったオペラを観ることが出来た印象。
新国立劇場公演もこのまま代役無しで続いてくれれば良いのだが・・・。


End





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.10.27 21:06:24
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

KUROうさぎ

KUROうさぎ

バックナンバー

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08

コメント新着

背番号のないエースG @ 原由子 伊藤つかさ「夢見るシーズン」に、上記の…
KUROうさぎ @ Re[1]:名古屋の喫茶店で素晴らしいコンサート(05/19)  ぴょんきちさん。コメントありがとうご…
northern-b @ Re:名古屋の喫茶店で素晴らしいコンサート(05/19) それは素敵な体験でしたね。そのスペース…
KUROうさぎ @ Re[1]:ポルタメント小牧は無料でも楽しめる(06/26) northern-bさん  コメントありがとうご…
northern-b @ Re:ポルタメント小牧は無料でも楽しめる(06/26) お引越されたのですか・・・かなフィル・石田…

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: