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2005年02月15日

風邪

(8)

カテゴリ：カテゴリ未分類

日記、がんばって更新してたのにね。

まぁそれもありますが、
それよりなにより風邪、というかインフルエンザでした。
もう、ユージーンの友達の中では
「１ターム、１回の恒例なのかよそれ？」
てぐらいよく風邪をひき熱を出す私なのですが、、、
よく考えたら小学校や中学校の時はそんな頻繁に
ひいてませんでした。

風邪引いたと思って親に自己申告しても申請却下されてしまう
パターンのような。。。
別に特に厳しい両親ではなかったのですが。
そんな星一徹のような親父と剛田武のかぁちゃんのような
両親ではないのですよ。やさしい時にはやさしいし。
でもね、な～ぜか風邪と学校欠席のことになると
やたら頑固？てか厳しいのよ。。。
しかも厳しいって、
「うそついてんじゃないわよ！このぼんくら息子がぁ！」
って感じではなくて
「大丈夫大丈夫！いけるいける！ファイト！」

な～にがファイトだボケナス！いけねーって言ってんだろ！
と心の中で叫びつつも
結局高校３年になってもあまり風邪ひいたといって
（インフルエンザの場合も）
休ませてもらえませんでした。

で、そのまま自分でまた車運転して帰宅。。。
（ハワイの高校だったから自分で運転して学校いってたのよん）
みたいなこともたまにありましたがね！
いや、今日はこの場を借りて今までの親に対する
恨みつらみを晴らしたいわけなんじゃなくてですね、
熱の間ぼーっと考えてた、
私の両親に対するイメージ像というか
そんなのを少しつづってみたくなりました。
まぁたいていどこの家庭でも
うちは母親怖いけど父親なんも言わないよ～
みたいなのだったり、逆に
母親おとなしいけど父親怖いよ～
みたいな、まぁそういうイメージってのが誰でもあると
思うんですよ。
で、うちの場合は、なんというか幼少期、思春期、現在、
でそういう役割がよく替わるんですよ。

幼少期
母親→鬼のように怖かった。
父親→普段は普通だけど怒ると母親より怖い。
まぁ、母親はピアノの稽古なんかでずるしたり手ぬいたりすると
踏み台投げて壁に穴あけたりなんてこともたまに、
父親はピアノのことでなんかは怒りはしないけど、
怒ると、、、あまり覚えてませんがかなりすごいことに
なってたような気がします。

で、思春期
母親→なぜかある時期を境にあまりうるさくなくなった。
　　　怖くもなくなった。
父親→前ほどの恐怖、というか怖い！ってのはなくなりましたが、
　　　口うるさい!本当に！

これはですね、決して私が思春期の代名詞ともいえる
反抗期のため家庭内暴力で両親が縮み上がったとか
そんな下克上が許されるほど甘い両親ではもちろん
なかったのですが、ハワイに行く準備などで父親が
家でのデスクワークが主な仕事となったため
家にいることが多くなった、、、てのが主な原因。
もっとわかりやすくいうとですね、
会社と学校という生活サイクルであまり目にすることのなかった
今までの息子のだらけっぷり、まぬけっぷりを、
この年になって初めて目のあたりにしたんじゃなかろうかなんて
私の憶測ですが、それでもう母親がだまるぐらい
小言、大言オンパレード。
私自身もあの時期（確か１6歳？）になって
「あれ、うちの親父はもっと寡黙だと思ってたのに。。。」
ってお互いびっくりって感じだったんじゃないでしょうか？
いや、具体的にどの程度うるさいかというとですね、
え～、学校のあとどっかをほっつき歩いて帰ってくると
（ていっても遅くても７時か８時ぐらいすよ？）
門の前で仁王立ちして待っております。
で、まぁどこでなにやってたんだ！？とお叱りをうけるのですが
別にそれはまぁ、親の心配というのもあるでしょうし、
今となれば別になんとも思わないのですが、
家入るなり後ろにぴた～ってくっついて
「手洗ったのか？靴そろえろ！玄関の鍵閉めろ！
　制服のズボンはハンガーにかけろって言っただろ！」
と、まぁエンドレスで続くわけなのですが、、、
最初はかなり衝撃的でしたが、
ハワイで高校生活をしてるうちにいつのまにか
もう自分の父親のイメージがそれで定着。。。

で、現在
母親→あ、あほ？
父親→小言グレードアップ！
え～母親は、、、なんでしょうね。この人こんな
おドジな人でしたっけ？ってたまに思います。
でもね、なんかお互い年取るたびに母親のどじっぷりが
本当にどうしようもなく自分にそっくりすぎて
なんか、、、いたく同情してしまう。。。
で、父親の方は、まぁ病気やら言語障害やらで
昔ほどしゃべれない、、、はずだよね？
そういう病気ってか障害なんだろ？担当医呼んで来いよ。。。
ってぐらい、すごいです。。。
いや、昔と違って顔合わせるのも年に１，２回だし
少しはさ、こう、まともな会話もするようになりましたよ。
会話や説教の内容も将来のことや大学や進路のことも
半分以上ですが小言も忘れてはいません。
さすがに家帰ってくるたびに「手洗え！うがいしろ！」
とかは今は、、、いや、、、未だに言われるわ。。。
まぁ、裏を返せば俺は一体いくつの頃から成長してないんだ？
だからしょっちゅう風邪ひくんだろ！？
って今思いました。。。

で、思春期から現在にかけて、結局両親とも
口うるさい親父とアホなおばさんの夫婦って感じで
（いや、いいところも沢山あるし息子想いっすよ！？（笑））
「それなら俺わがままし放題じゃ～ん？」
みたいな感じになるかもしれませんけどね、
うち、家族構成これだけじゃないんで。。。
思春期あたりからね、うちの元雷親父もおびえるぐらいの
大魔王が潜んでたことに気づいたんで。
まぁ、誰とはいわねーけど。なぁmy dearねーちゃん！？
幼少期は優しかったんだけどなぁ。。。（遠い目）
いや、結局ね、何がいいたいかって言うとね。
そんな家族でもね、
風邪ひいた時はやさしいんすよ。
普段はうるさい父親も学校無茶するなよ。とか
（な～ぜか風邪の時は父親は学校休めよって薦めてくれる。
　でも母親によって当然のごとく却下。一回、父親が
　「学校休めば？」って言った時にその後俺も調子こいて
　「まぁまぁ、お父さんもああいってることだし。」
　　なんて間抜けなフォローを入れてみたがもちろん却下。。。）

風邪でダウンしてると母親がいつもより
ちょっと甘い卵焼き
（風邪で大して味わかんねーんだけど）
作ってくれたり

姉も思い出したように「大丈夫？」と部屋にきたり

まぁ、熱で今週３日間寝込んでてそんなことを思い出したりして
久しぶりに「家族に会いたいなぁ。」なんて。
オレゴン来てから「日本かえりて～」はよくありますが、
「家族に会いて～」って思うことはあんまり、、、ていうか
ほとんどないんですがねぇ。。。
（決して会いたくないわけではない。）
まぁ。熱のせいか知らんがそんな甘ったれたことを
考えてみたところ、やっぱり自炊なもんで
寝るしかねぇ、、、なんてくたばってたら
ルームメイトが卵粥こしらえて栄養剤と風邪薬めぐんで
くれて、
「これ、１時間に一杯飲みなさい！」と
アップルシナモンティーを入れてくれました。
おかげで４日目の朝にはなんとか熱が。。。！
人のやさしさと家族との思い出（？）が印象深い
週末でございました。

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