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大塚さんの記事にチャールズ・ブロンソンの写真を出してどうするんだ?とお思いでしょうが、大塚さんは私の大好きなブロンソンの声を長年にわたって担当していて、ブロンソン=大塚周夫さんのイメージが強いからです。
かつてテレビ洋画劇場でブロンソン主演・出演作品が放送されるたびに、大塚周夫さんの声に親しみました。ブロンソンさんのキャラクターに大塚さんの渋い声がピッタリ合っていて、まったく違和感がない。お見事な日本語吹替えでした。
写真は「狼の挽歌」(1970)のブロンソン。
大塚周夫さんの吹替え音声が入っている「バルジ大作戦」のDVDソフトが安価で発売されていますが、現時点では他にも「荒野の七人」(60)「大脱走」(63)「特攻大作戦」(67)「ウエスタン」(69)「狼の挽歌」(70)「夜の訪問者」(70)「レッド・サン」(71)「バラキ」(72)「狼よさらば」(74)「ブレイクアウト」(75)「軍用列車」(75)
などで大塚周夫さんの渋いお声を聞くことができます。
私の最も好きな1本である「さらば友よ」(68)のDVDには日本語音声が入ってないのがまことに残念なことで、大塚さんの声で「イエ~い」を聞いてみたいものです。
大塚周夫さんはブロンソンさんの声の他に、リチャード・ウィドマークの声も担当していて、テレビのゴールデン洋画劇場などでよく耳にしたものです。
ジョン・ウェインの小林昭二さんやランカスターの久松保夫さん、ドロンやジェンマやマッカラムの野沢那智さん、ヘストンやヘンリー少尉の納谷悟朗さん、そしてブロンソンとウィドマークの大塚周夫さん、かつての外国映画で名優たちの声を日本語に吹き替えることで、外国映画に親しませてくださった方々。そのお声を聞けなくなるのは寂しいですね。
ご冥福をお祈りいたします。
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