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2019年12月23日
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皆様 こんにちは

今回は応用情報技術者試験について
思うところを書きたいと思います。

~テーマは「試験の採点」についてです~
結論から申し上げると
IPAの試験全般に言えることは
相対試験 ではないかと個人的に感じています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


まず、応用情報技術者試験(以下AP試験)
だけというよりも
IPA試験全体について事実と思われる
ことを確認してみたいと思います。

事実1、AP試験の合格率
    は毎回20~25%前後と安定している。

事実2、SG試験(情報セキュリティマネジメント試験)
    では今回、午後試験で合格基準が
    60% → 46%に引き下げられた

事実3、SC試験(情報処理安全確保支援士試験)
     では今回、午後2試験で自己採点と結果が
    違う(結果のほうが明らかに低い)
    と感じる人が多くいた。

事実4、AP試験の午後でみると50点~69点の
    合格ボーダー前後にいる受験者数は約8,000人です。
    →つまり1点あたり約400人がいること
    になり、もし、合格基準点が1点下がると
    合格率が約1.5%あがる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2、 事実から言えるであろうこと

 上記の事実から言えるであろうことは
 あらかじめ各試験によって
合格率の基準 が決められている
 のではないかということです。
 (傾斜採点がなされているかどうかはわかりません)
 そのように考える根拠を以下で書きます。 

(1)絶対評価試験との比較

  まず、絶対評価で合格基準が決まる
  試験の場合難易度によって合格率
  が大きく変わるからです。

  わかりやすい例として
  日商簿記2級の試験について、
    高い時の合格率は47%、
  低い時の合格率は11%と
  かなり大幅な上下幅があります。

  一方、AP試験は毎回20%~25%で
  上下幅は比較的少ないです。

  このように合格率が毎回ある範囲に
  安定しているのは不自然に感じています。

(2)合格基準の変更がなされた

   ①SG試験の場合

   今回のSG試験では実際に
合格基準の変更 がなされました。

   なぜ、この基準変更はなされたのでしょうか

   直接的にはあまりにも問題の難易度が高い
   ための調整とのことでした。
   しかし、そもそも合格率が先に決まっていた
   としたら、基準変更も納得がいきます。
   受験者の出来や不出来にかかわらず
   目標の合格率に近づけるために
   今回の基準変更がなされたと考える
   のが自然ではないでしょうか

   また、SG試験は選択式の試験です。
   よって、記述式のように部分点での
   甘辛調整や問題ごとの傾斜配点
   は難しかったのではないでしょうか。
   そこでやむをえず、合格基準の
   変更がなされたと思われます。

   わざわざ面倒な合格基準の引き下げ
   を行ってでも守りたかったものは
   何なのかと考えてしまいます。

   ②SC試験の場合
    一方、SC試験では合格基準の
    変更はなされませんでした。

    しかし、午後2試験の採点結果
    について、不透明だという感想を持った方も
    少なからずいらっしゃったようです。

    自己採点の正確性の問題
    はあるとは思いますが、
    今回は問題が想定以上に簡単で
    多くの人が得点をできたと感じたようです。
    自己採点では合格圏内であった人も多い中
    実際の結果と大きな差があったということは
    事実上、午後2試験が合格基準の調整に
    に利用されたのと同じ意味だと思います。

    形式上は合格基準は変更されませんでしたが
    事実上は合格基準の変更と同じこと
    がなされたのかもしれません。

    そして、その背景には
 合格率を大幅に変動させない
    という理由が考えられます。

(3)試験終了から結果発表まで
    比較的時間がある。

   AP試験は発表まで約2か月
   かかります。

   先ほど例に出した日商簿記2級試験は
   約3週間で結果が出ます。 

   これは間接的な要因
   とはなりますが
結果に対する調整ができる
   時間的な猶予が生まれるかもしれない
   ということです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3、今後の対策について

 今後IPA試験を受験するにあたって
 IPAの試験は
「合格率が事前に決まった
  相対試験である」
 との前提で考えることにします。
 (※あくまで午後試験のみ)

 難しくても腐らず、あきらめず
 難しい時は基準の変更がなされるかも
 しれないという最後の可能性に賭けて
 勉強していきます。

 また、実際に過去問等の試験を解く
 場合 70点(合格基準+10点)
 各試験で取れるような
 前提で勉強をしていきます。

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今回はここまでと致します。
お疲れ様でした。







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最終更新日  2019年12月23日 21時49分56秒
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