田中およよNo2の「なんだかなー」日記

田中およよNo2の「なんだかなー」日記

PR

プロフィール

田中およよNo2

田中およよNo2

カテゴリ

コメント新着

ミリオン@ Re:酒の四連荘(06/25) こんばんは。 勉強頑張っていますね。応援…
ミリオン@ Re:真面目に欧州選手権(06/24) こんにちは。 イタリアは素敵ですね。行く…
ミリオン@ Re:旅がしたいっ!(06/23) こんばんは。 飲み会がありましたね。応援…
ミリオン@ Re:映画の見方(06/22) こんばんは。 映画は面白いですね。見るの…
2006年11月12日
XML
カテゴリ: 硬派
僕は 岡本綾
NHKの朝ドラ「オードリー」よりも、かなり前の話だ。

意思の強そうな瞳と、清純な印象がとても好感があった。
どこかで見かけたような、でも、絶対に見たこともないような、少女の憧憬を彼女は漂わせていた。

演技も、凄いというより、職人的に外れない演技をする点も、若手女優には珍しかった。
NHKのオードリーも勿論だが、長瀬智也さんが主演した 「ビッグマネー」 でも、いい感じでしっかり、ドラマを固めていた。

でも、ちょっとスキャンダルがあった。

しかも、 竹内結子さん の前の彼女であったことも、報道された。
いささか、驚いた。

同時に、僕は岡本綾さんをかわいそうだと思う。

彼女はまっすぐすぎたのかな?

人って、どんな状況でも本気で誰かを好きになっちゃうこともある。
その人が結婚してることもあるんじゃないかって思う。
実際に純粋な女の子ほど、突っ走ったら止まらないんじゃないかって。
純粋なことって、実は怖いことでもある。

それに、好きってことはその相手だけですむけど、やがて、相手が持つ周囲の世界とも折り合っていかなくなるようになるととてもツライだろう。

妻がいる。

それに、梨園だと表沙汰になるもの、裏でもぐってしまうもような複雑な事情や家族関係がある場合だってあるんじゃないかな。

だけども、恋をすれば、しちゃうのだ。
本当に、その人に恋を。

したり顔で指摘する人もいるだろう。
「本当に中村獅童さんを好きなのであれば、結婚が決まった段階で身を引くべきた」と。


時に、美しくない。
人を思いやったりするし、自分の思いを通したかったりする。
本当に好きになるっていうのは、生半可じゃない。

相手が離婚とかの行動を起こさないと本当に憎むだろうし、それをできない自分の非力を責める場合だってあるだろう。
本当であれば、あるほど、汚くもなり、傷つきもする。

岡本綾さんのはしんどいキモチがあったのかな。

中村獅童さんが好きだけど、できちゃったから、他の人と結婚しちゃった。
でも、まだ、岡本綾さんにはキモチが残っている。
会おうって言われたら、どうなるんだろう。
僕なら、もしかしたら、もしかしたらって、彼もやり直したいって思ってるかもと、会っちゃうと思う。
一度会えばなんとかなるんじゃないかって。
客観的になれば、ものすごく馬鹿げたことだけど。

まるで、出口のない真っ暗な洞窟で、気休めに岩から漏れてくる灯りを、出口の灯りだと思ってすがり、傷を受けながらはいつくばって探すように。

一般論だけど、既婚者の男性と未婚者の女性の場合、女性はどんなにつっぱっていても、ものすごく傷を受けてるはずだ。
むしろ、つっぱってる女性ほど、その現実を見るのを拒んで、別の形でココロが辛くかったりする。
かたちが、変容してしまうほどに。

コレまで書いてきたことは、客観的にカッコつけては誰もが言えることかもしれない。
当事者だったら、そういかないのは、僕だって承知だ。

例えば僕が竹内結子さんの親だったり、あるいは、岡本綾さんの今の彼氏とかだったら?
考えるだけでもツライ。
まず、凄く混乱するだろう。
其の後、キモチを未来に整理できるか、怒りを抑えるかどうかは、器によるのだろうとしか、いいようがない。

なんだか、話が岡本綾さんからそれてしまった。

ともかくも、彼女はかなりの批判にさらされている。
CMも減っている。
また、普通にTVや映画に出演しても、「ああ、あの同乗者ね」との色眼鏡で見られるのだろう。
女優業の責任というもので、仕方ないかもしれない。

だけども、僕はこうも思う。
きっと、一番、傷を受けていて、誰にも何も相談できない孤独に陥っているのは岡本綾さんではなかろうかと。
他の人も容易に引き上げることはできないんじゃないくらいに。

責任というのがあるとすれば、それで充分じゃないかと、僕は思う。
女優業が続け難くなるのまで、叩くのはやりすぎじゃないかなって。
ダメって評価を下すのは早いのじゃないかって。

きっと、この出来事を乗り越えたら、彼女は凄い存在感のある女優になってくれると思う。
はじめからある美しさじゃなくって、芯の強さがある美しさになるんじゃないかって。
もしかすると、そういう彼女を一切の担保なく受け止めてくれる誠実な男性だって現れるかもしれない。
例えるならば高橋恵子さんのように。

前向きに頑張れなくてもいい。
岡本綾さんにはこの嵐が過ぎるまで、じっと、でも、ゆっくりと成長して欲しい。

これから、女優として、いや、むしろ、一人の女性として素敵に大きくなるために。

※もっと、「なんだかなー」なら『 目次・◎好みのタイプ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年11月13日 19時39分54秒
コメント(8) | コメントを書く
[硬派] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: