読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2007.04.07
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カテゴリ: その他の本
新入学生、新学年、新社会人、4月っていいですね。



新学年といえば、いちばんに思い出すのは真新しい教科書。
裏表紙にある名前の欄に、精一杯のきれいな字で名前を書き込み、
ぴかぴかの表紙を開いて、ぎゅっと折り目をつける。
その新鮮な喜び・・・・って書いたけれど、
その当時はさして喜びを感じてはいなかったなあ。勉強きらいだったし。
教科書と縁のない生活になった今、
それがどんなにステキなことだったのか分かったような気がします。



当時ももちろん本好きでしたから、それが教科書であっても立派な読書です。
もちろん、もらったその日のうちに、最後まで読了。
小説あり、詩歌あり、古典あり、漢文あり、つまんない文法なんかもあり、
だけど全部ひっくるめて、「国語」っていう雰囲気の本でした。
それなりにおもしろかったんですよ。


それなのに、授業で読む教科書のつまらなかったこと。
何行目の「あれ」は何をさすか?
そんなの知らないよ。言えないよ。言えないけど、この文はおもしろかったよ。
いつもそう思ってました。


新しい教科書の表紙を開くあの感覚は、他のものじゃ絶対に味わえない。
もう2度とそれを感じることはできないのね。





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Last updated  2007.04.07 09:12:21
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