綴れ織り夢日記

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2022.03.28
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 自分を大切に取り扱い、また自分の足で立てなければ、他人のことを支えることは出来ない。体調の回復の合間にそんなことを強く思った夏の終わりだった。

 少しずつの回復の合間に、何度となく「私は負けない」という思いがこみ上げた。私が病気になって、いよいよ退職せざるを得なくなり、私にさんざん嫌がらせをしてきたババア共がざまぁ見ろと思っているだろうとは容易く予測がつくのである。
「私は負けない」
せめて自分の生活水準を落としてはならないと、断捨離がてら、不用品をラクマ、メルカリにて出品し続けた。体力的にはそれしか無かったのである。
日によっては働いている日よりも売上は高くなったり、またちっともという日もあるが、働いていた時の日給に近い日は、嬉しかった。
(※今はあまり出品はしていないが、ポツポツと自動的に売れていくので、助かってはいる。)

 そこから、入れ違いで倒れた母の看病を経て、つい最近就職活動を始めた。
前の記事にも書いたが、大して期待せずに、紹介会社を頼ったところ、そのどれもが、高待遇で、前向きに検討しますという返答を貰えた。
私は一社が好感触だった時点で、なんとなく運命の試しがあるような予感がして、それは的中した。

 2社から、これもまた奇跡的に熱烈なオファーを貰い、うち一社は待遇を上乗せすると、わざわざ電話を下さった。
私の気持ちは一気にこの会社に向かうが、いかんせん、やる気があっても体力にまだ自信がない。
だがこの会社を選んだとしたなら、私は偶然街で、嫌がらせしたババア共と再会しても、悔しく思うどころか、相手の心を悔しさで潰し、再起不能にできるんじゃないかと思った。「私は負けない」の正体はそれである。

 筋力も相当落ちているし、食道を患っているため、一度に多くの栄養が取れない。少しでも体調管理を誤れば、結局辞めることになってしまう。
できないものだろうか、私は一生懸命考え、覚悟を決めて根性で乗り切れないかと考え続けた。

 だが、家族と話し合っているうちに、本当の答えが見えてきた。
女にとって本当の敗北は、仕事でキャリアを積み上げられないことではなく、
愛する家族を、守り支えられないことである。
それに、私が真に戦うべきは、他ならぬ自分自身である、ということも浮き彫りになってきた。
それがわかり、私は通いやすく、業務内容が比較的楽で、待遇もまぁまぁ悪くはない、私には十分だと思った最初の一社を選択することに、決心を変えた。

ここなら、両親の様子をちょくちょく見に行ける。
人は、しっかり者の家族が側にいなければ、人生の最後までを自分らしく生きることは決して出来ない。
そろそろ、実習で忙しくなる息子のバックアップもできる。
体力と時間にゆとりがあれば、メルカリ、ラクマも継続できるので、
結局家はスッキリしつつ、金銭的にも豊かでいられる。
この豊かさを、自分のスキルアップに投入したいというのが、私の真の願いであったことに気がつく。

この選択は、魂の選択であると気づく。
息子の「資格取るのか?母ちゃんの年齢で立ち上がるなんて、それだけで
、正直びっくりするし、敵わないという気がする。」という言葉が、私の決心を後押しした。
魂に適っていると、目尻が抑えられないほど下がり、自然に顔が綻ぶ。
私はそのような状態で、夜中まで息子と色々な話をした。

そして、私は天が用意した試しの意図に気がつく。
「誰かを心ごと潰すことを選ぶなら、結局はあなたが潰れる。」
天は私に、許せない行為を働き続けた者を許すか、許さないのかを私に問うていた。
勿論心の中では許せない。だが行動、選択で、「許す」を選択したと思う。
そして、それが正解なのだと。
私は天に「あなたは、他人を負かせる人ではなく、降参させる者になるべきだ。」と言われているような気がした。








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最終更新日  2022.03.28 19:23:16


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